名作ADVゲームを原作としたTVアニメ『この世の果てで恋を唄う少女 YU-NO』の放送開始日時が発表されました。最速放送はAT-Xでの4月2日(火)23時からのスタート。TOKYO MX、ABCテレビ、BSフジでも順次放送が開始されます。
また、アニメーション映像が解禁となるPV第2弾も公開。4月より放送される第1話のカットを使用したこのPVは、主人公・有馬(ありま)たくやをはじめとした主要キャラクターが登場し、アニメで動く姿を確認できると同時に、壮大な物語の始まりを予感させる映像に仕上がっています。亜咲花さんが歌うオープニングテーマ「この世の果てで恋を唄う少女」の音源も本PVで初披露されていますので、ぜひチェックしてみて下さい。
『この世の果てで恋を唄う少女YU-NO』は、1996年にエルフがリリースした同名のPC向けアドベンチャーゲームを原点とするSF作品。原作PC版は企画・脚本・ゲームデザインを「EVE burst error」などの名作を手掛けた剣乃ゆきひろ氏(故・菅野ひろゆき氏)が担当し、物理や数学、哲学に宗教などの幅広い知識を元に作られた独特の世界観と、「A.D.M.S」(アダムス、オート分岐マッピング・システム)という画期的なシステムが高い評価を受けました。2017年3月には、キャラクターデザインとキャストを一新しフルボイス化したリメイク版が、MAGES.よりPS4とPS Vita向けにリリースされています。
TVアニメ化は、2016年末にYU-NOの20周年企画の一つとして発表。「MAGES.×GENCO×feel.」の3社によるプロジェクトとなっており、2クールで放送の予定です。監督とシリーズ構成・脚本は、「ゼロから始める魔法の書」などの平川哲生氏、キャラクターデザインは「灼眼のシャナ」シリーズなどで知られる大塚舞氏、アニメーション制作を「D.C.II ~ダ・カーポII~」「ヨスガノソラ」「失われた未来を求めて」といった美少女ゲーム原作のアニメ作品を手掛けてきたfeel.が担当し、キャストはリメイク版の声優陣が続投します。
放送情報
◆TVアニメ『この世の果てで恋を唄う少女YU-NO』
AT-X
2019年4月2日より毎週(火)23:00~
TOKYO MX
2019年4月3日より毎週(水)22:00~
ABCテレビ
2019年4月3日より毎週(水)26:50~
BSフジ
2019年4月4日より毎週(木)24:00~
※放送日時は予告なく変更となる場合があります。
ストーリー
主人公である有馬たくやは幼少期に母を亡くし、
歴史学者である父も二ヵ月前に事故で亡くしてしまった。
すべてにおいて活力を失ってしまった高校生活最後の夏休み。
ある日、用途不明の丸い鏡とガラス玉のはまった妙な物体が入った小包が届けられる。
同梱されていた手紙には父親が生きていると思わせる内容が…!?
「今夜10時に、この物体を持って剣ノ岬(三角山)へ行け」
指示に従いその場へ向かうと、謎の女性が倒れていた。
そこには学園長と謎の転校生の姿も。
瞬間、地響きとともに光に包まれる…。
並列世界を駆け巡る旅が、今、始まる!
スタッフ&キャスト情報
【スタッフ】
原作:菅野ひろゆき、MAGES.
監督:平川哲生
キャラクターデザイン:大塚舞
美術背景:ととにゃん
音響監督:たなかかずや
音楽:ヨナオケイシ、高見龍、Evan Call、川村竜(BPS Studio)
アニメーション制作:feel.
プロデュース:GENCO
【キャスト】
有馬たくや(CV:林 勇)
ユーノ(CV:小澤亜李)
波多乃神奈(CV:内田真礼)
一条美月(CV:大西沙織)
島津 澪(CV:釘宮理恵)
武田絵里子(CV:小林ゆう)
朝倉香織(CV:前田玲奈)
有馬亜由美(CV:名塚佳織)
龍蔵寺幸三(CV:楠 大典)
結城正勝(CV:藤原祐規)
豊富秀夫(CV:江口拓也)
主題歌情報
オープニングテーマ
◆『この世の果てで恋を唄う少女』
歌:亜咲花(公式HP )
作詞/作曲:志倉千代丸
亜咲花 5pb. (2019-04-24) 売り上げランキング: 158,054
●CDリリース情報
【発売日】
【価格/品番】
YU-NO盤:1,500円(税別)/USSW-0169
DVD付盤:1,900円(税込)/USSW-0168
【収録曲】
<YU-NO盤>
この世の果てで恋を唄う少女
TVアニメ「この世の果てで恋を唄う少女YU-NO」オープニングテーマ
My Love
この世の果てで恋を唄う少女 -off vocal-
My Love -off vocal-
TVアニメ出演声優によるミニドラマ「境町学園の昼休み」を収録
出演:有馬たくや(cv.林勇)、波多乃神奈(cv.内田真礼)、島津澪(cv.釘宮理恵)、武田絵里子(cv.小林 ゆう)、結城正勝(cv.藤原祐規)
<DVD付盤>
この世の果てで恋を唄う少女
TVアニメ「この世の果てで恋を唄う少女YU-NO」オープニングテーマ
My Love
この世の果てで恋を唄う少女 -off vocal-
My Love -off vocal-
Open your eyes ライブ音源
【特殊内容/特典】
<YU-NO盤>
CD:TVアニメ描き下ろしジャケット
<DVD付盤>
CV:本人撮り下ろしジャケット
DVD:収録内容「この世の果てで恋を唄う少女」Music Video&メイキング
亜咲花直筆サイン入りCD(盤面に本人サイン)※初回生産分限定ランダム封入
【初回封入特典(共通)】
亜咲花オリジナル生写真(プリントサイン入り)全5種類のうち1枚をランダム封入
【発売元/販売元】
エンディングテーマ
◆『真理の鏡、剣乃ように』
歌:鈴木このみ(公式HP )
作詞/作曲:志倉千代丸
鈴木このみ MAGES. (2019-05-08) 売り上げランキング: 155,171
●CDリリース情報
【発売日】
【価格/品番】
アニメ盤:1,300円(税別)/USSW-0167
アーティスト盤:1,800円(税込)/USSW-0166
【収録曲】
<アニメ盤>
真理の鏡、剣乃ように
TVアニメ「この世の果てで恋を唄う少女YU-NO」エンディングテーマ
Curiosity
真理の鏡、剣乃ように -off vocal-
Curiosity -off vocal-
<アーティスト盤>
真理の鏡、剣乃ように
TVアニメ「この世の果てで恋を唄う少女YU-NO」エンディングテーマ
Curiosity (Live Style)
真理の鏡、剣乃ように -off vocal-
Curiosity (Live Style) -off vocal-
【特殊内容/特典】
<アニメ盤>
CD:TVアニメ描き下ろしジャケット
<アーティスト盤>
CV:本人撮り下ろしジャケット
DVD:楽曲Music Video及びメイキング映像を収録
【発売元/販売元】
ムービー
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(C)MAGES./PROJECT YU-NO
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「MAGES.×GENCO×feel.」によるTVアニメプロジェクト『この世の果てで恋を唄う少女YU-NO』が、2018年に2クールで放送されると発表されました。同時にTVアニメ化告知ムービーとティザービジュアルも公開されています。
『この世の果てで恋を唄う少女YU-NO』は、1996年にエルフがリリースした同名のPC向けアドベンチャーゲームを原点とするSF作品。原作PC版は企画・脚本・ゲームデザインを「EVE burst error」などの名作を手掛けた剣乃ゆきひろ氏(故・菅野ひろゆき氏)が担当し、物理や数学、哲学に宗教などの幅広い知識を元に作られた独特の世界観と、「A.D.M.S」(アダムス、オート分岐マッピング・システム)という画期的なシステムが高い評価を受けました。2017年3月にはキャラクターデザインとキャストを一新しフルボイス化したリメイク版が、MAGES.よりPS4とPS Vita向けにリリースされています。
TVアニメ化は2016年末にYU-NOの20周年企画の一つとして発表されたもの。制作を手掛けるfeel.は、これまでに「D.C.II ~ダ・カーポII~」「ヨスガノソラ」「失われた未来を求めて」といった美少女ゲーム原作のアニメ作品を手掛け、2017年に完全新作のオリジナルアニメ作品「月がきれい」のアニメーション制作を担当。2018年にはフロントウイングのSFアドベンチャーゲームを原作とするTVアニメ「ISLAND」の制作も担当する予定です。放送時期やスタッフなどの続報にも注目したいですね。
放送情報
◆TVアニメ『この世の果てで恋を唄う少女YU-NO』
ムービー
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1996年にエルフのSFアドベンチャーゲームとしてリリースされ、2017年3月16日にはPS4とPS Vita向けのリメイク版の発売も予定されている『この世の果てで恋を唄う少女YU-NO』が、“MAGES.×GENCO×feel.”の3社によってアニメ化される事が明らかになりました。
これは、12月26日にニコニコ生放送で配信された特別番組“「この世の果て調査団 YOU KNOW?」この世の果てで恋を唄う少女YU-NO 20周年記念 公開ニコニコ生放送”内で発表されたもの。
この発表に合わせて、科学ADV「STEINS;GATE」などの代表作を持つ“MAGES.”、「ソードアート・オンライン -オーディナル・スケール-」の“GENCO”、「だがしかし」「この美術部には問題がある!」などのアニメーション制作を手掛ける“feel.”の3社が携わる事を告知する、アニメ化プロジェクトの特報映像が公開されています。詳細は今後の続報で明らかにされるとのことです。
『この世の果てで恋を唄う少女YU-NO』は、1996年にPC版が発売されてから、1997年にセガサターン版、2000年にWindows版が展開。企画・脚本・ゲームデザインを「EVE burst error」などの名作を手掛けた剣乃ゆきひろ氏(故・菅野ひろゆき氏)が担当し、物理や数学、哲学に宗教などの幅広い知識を元に作られた独特の世界観と、「A.D.M.S」(アダムス、オート分岐マッピング・システム)という画期的なシステムが高い評価を受けました。
3月に発売予定のリメイク版は、キャストを一新してフルボイス化され、キャラクターデザインは「アルトネリコ」シリーズなどで知られるイラストレーター・凪良氏によって全て新たに描き起こされています。
なお、リメイク版公式サイトでは、新キャストによるキャラクターボイス紹介ムービーを公開。『YU-NO』20周年記念サイトでは、著名人からのコメントが新たに掲載されています。
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MAGES.(5pb.)は、PS4とPS Vitaでリリース予定の『この世の果てで恋を唄う少女YU-NO』の発売日が、11月17日に決定した事を発表しました。価格は通常版が7,800円、ダウンロード版が7,000円、限定版が11,000円(いずれも税別)です。
本作は当初、2月18日の発売が予定されていましたが、更なるクオリティアップと倫理規定審査に時間を要する事を考慮するとして、発売延期がアナウンスされていました。
今回の発売日の発表にあわせて、限定版に同梱される5枚組ハイレゾサウンドトラックDVDと完全攻略本の情報が公開された他、公式サイトでは各店舗特典のイラストとCGギャラリーが更新されています。こちらも併せてチェックしてみて下さい。
本作は、1996年にPC版が発売されてから、1997年にセガサターン版、2000年にWindows版が展開されたエルフのSFアドベンチャーゲーム『この世の果てで恋を唄う少女YU-NO』をフルリメイクしたタイトルです。原作は企画・脚本・ゲームデザインを「EVE burst error」などの名作を手掛けた剣乃ゆきひろ氏(故・菅野ひろゆき氏)が担当し、物理や数学、哲学に宗教などの幅広い知識を元に作られた独特の世界観と、「A.D.M.S」(アダムス、オート分岐マッピング・システム)という画期的なシステムが高い評価を受けました。
リメイク版はキャストを一新してフルボイス化され、キャラクターデザインは「アルトネリコ」シリーズなどで知られるイラストレーター・凪良氏によって全て新たに描き起こされています。内容はシステムやシナリオに若干の修正が加えられるものの、9割5分以上変更はないとのこと。BGMは当時のPC版音源(FM音源)とフルリメイク用にヨナオケイシ氏が手掛けたアレンジ楽曲を収録。設定にて好きな音源モードを選択できます。
◆発売日が再延期&仕様変更が発表に(※追記)
2016年11月17日から2017年3月16日へ と発売日が変更されました。
発売延期の理由について、懸念されていた倫理規定は無事通過できたものの、
プルーフターゲットのシステム等が当初のイメージと実際にプレイしていく中で
どうしても納得いく形で表現できておらず、仕様変更を行ったとのこと。
その為、さらに完成度を高める期間が必要との結論に至り、発売日を変更したとのことです。
限定版情報
◆凪良氏描き下ろし特製スリーブパッケージ
限定版パッケージは、キャラクターデザインを担当する凪良氏が描き下ろした特製スリーブが使用されます。
◆YU-NO ハイレゾサウンドトラックDVD(5枚組)
1996年に発売されたPC-9801版のゲーム音源(FM音源)と、ゲームフルリメイクにあたり、ヨナオケイシ氏による新曲を含むアレンジ楽曲を全て高音質のハイレゾ音源にて収録。ボーナスディスクとして、当時発売されていたアレンジ音源2種に加え、全楽曲のMP3形式データをも収録した、まさに完全保存版とも言えるサウンドトラックです。
<YU-NO ハイレゾサウンドトラックDVD 収録内容>
PC-9801版 サウンドトラック(96kHz/24bit)
PS4/PS Vita版 サウンドトラック(96kHz/24bit)
この世の果てで恋を唄う少女YU-NO SUPER SOUND TRACK(44.1kHz/16bit)
YU-NO オリジナル・サウンド&ボイスコレクション(44.1kHz/16bit)※BGMのみ収録
全楽曲MP3形式データ(44.1kHz/192kbps)
◆この世の果てで恋を唄う少女YU-NO 完全攻略本
ゲームの世界観・キャラクター解説および、各ヒロインルート攻略チャートを完全網羅し、BGMの作曲・アレンジを担当した高見龍氏、ヨナオケイシ氏による全楽曲ライナーノーツも掲載した全80ページの完全攻略本です。
イベント情報
◆5pb.祭りにてステージイベント開催!
7月3日(日)に東京・秋葉原のベルサール秋葉原で開催される5pb.アドベンチャーゲームの祭典「5pb.祭り2016」に、『この世の果てで恋を唄う少女YU-NO』が出展されます。
当日は柳原哲也さん(アメリカザリガニ)による司会のもと、有馬たくや役の林勇さん、豊富役の江口拓也さん、浅田誠プロデューサーらが出演するトークや、主題歌アーティストの佐々木恵梨さんによるミニライブステージが予定されています。
また、当日会場で対象のゲームソフトを予約をされた方、対象店舗にて予約された予約券をお持ちの方に、ノベルティのプレゼントも用意されていますので、ぜひお見逃しなく。
■「5pb.祭り2016」開催概要
【開催日時】
2016年7月3日(日)11:00 ~ 18:30予定
【開催場所】
ベルサール秋葉原 1F
(東京都千代田区外神田3-12-8住友不動産秋葉原ビル)
【入場料金】
無料
⇒「5pb.祭り2016」公式サイト
オープニングムービー&主題歌情報
PS4/PS Vita『この世の果てで恋を唄う少女YU-NO』のオープニングテーマ「Recalling」は、作曲を「STEINS;GATE」をはじめ、数々のアニメ・ゲーム主題歌を手掛ける志倉千代丸氏、作詞・歌唱を「STEINS;GATE 0」のエンディングテーマ「GATE OF STEINER」でも話題となった佐々木恵梨さんが担当。
編曲を佐々木さんのデビュー曲「Ring of Fortune」の作編曲を担当した千葉”naotyu-”直樹氏が担当しています。
オープニングテーマ
◆『Recalling』
歌・作詞:佐々木恵梨(公式HP )
作曲:志倉千代丸
編曲:千葉”naotyu-”直樹
ストーリー&キャスト
【ストーリー】
主人公・有馬たくやは幼少期に母を亡くし、歴史学者である父も二ヶ月前に事故で亡くしてしまった。
全てにおいて活力を失ってしまった高校生最後の夏休み。ある日、用途不明の丸い鏡とガラス玉のはまった妙な物体が入った小包が届けられる。同梱されていた手紙には父親が生きていると思わせる内容が…?!
「今夜10時に、この物体を持って剣ノ岬(三角山)へ行け」
指示に従いその場へ向かうと、謎の女性が倒れていた。そこには学園長と謎の転校生の姿も。
瞬間、地響きとともに光に包まれる…。並列世界を駆け巡る旅が、今、始まる。
【キャスト】
有馬たくや(CV:林 勇)
波多乃 神奈(CV:内田真礼)
一条美月(CV:大西沙織)
島津 澪(CV:釘宮理恵)
武田絵里子(CV:小林ゆう)
朝倉香織(CV:前田玲奈)
有馬 亜由美(CV:名塚佳織)
ユーノ(CV:小澤亜李)
アマンダ(CV:井上麻里奈)
結城正勝(CV:藤原祐規)
豊富(CV:江口拓也)
龍蔵寺幸三(CV:楠大輔)
北条(CV:上田耀司)
女守衛(CV:山本彩乃)
有馬広大(CV:藤原啓治)
タイトル
この世の果てで恋を唄う少女YU-NO
対応機種
PS4/PS Vita
発売日
2016年11月17日
価格
通常版:7,800円(税別)
限定版:11,000円(税別)
DL版:7,000円(税別)
ジャンル
SFアドベンチャー
プレイ人数
1人
メーカー
MAGES./5pb.
CERO年齢区分
審査予定
特典内容
■限定版特典
凪良氏描き下ろし特製スリーブパッケージ
YU-NO ハイレゾサウンドトラックDVD(5枚組)
この世の果てで恋を唄う少女YU-NO 完全攻略本
■店舗別特典
スタッフ
エグゼクティブプロデューサー:志倉千代丸
プロデューサー:浅田 誠
脚本:菅野ひろゆき
キャラクターデザイン:凪良
(C)MAGES./5pb.
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MAGES.のゲームブランド「5pb.」は、2014年12月28日から30日に東京ビックサイトで開催された「コミックマーケット87」にて、1996年に発売された美少女ゲーム『この世の果てで恋を唄う少女YU‐NO』をリメイクすることを発表しました。発売時期、プラットフォームは現時点で未定です。
発表と同時に公式サイトもプレオープンしており、ロゴ入りのイメージビジュアルが公開されています。
『この世の果てで恋を唄う少女YU‐NO』は、「ドラゴンナイト」シリーズや「同級生」シリーズなどの人気作品を生み出した「エルフ」が、PC-9801向けにリリースしたSFアドベンチャーゲームです。
企画・脚本・ゲームデザインを「EVE burst error」などの名作を手掛けた剣乃ゆきひろ氏(故・菅野ひろゆき氏)が担当し、物理や数学、哲学に宗教などの幅広い知識を元に作られた独特の世界観と、「A.D.M.S」(アダムス、オート分岐マッピング・システム)という画期的なシステムが高い評価を受けました。
1997年にはセガサターンに移植された他、OVA、コミック、小説などのメディアにも展開されています。
今回のリメイクでは、MAGES.の代表である志倉千代丸氏がエグゼクティブプロデューサーを務め、5pb.の浅田誠氏がプロデューサーを、「アルトネリコ」シリーズなどで知られる凪良氏がキャラクターデザインを担当。
なお、MAGES.は菅野ひろゆき氏の遺作である「ミステリートF 探偵たちのカーテンコール」も手掛けており、元ケイブのスタッフだった浅田氏曰く、『YU-NO』のリメイクは自身がMAGES.に入ってから動き出したプロジェクトで、同じ菅野氏の作品である「ミステリート」の完結編を自分が担当することになったので、せっかく菅野氏の作品の開発をするのなら、『YU-NO』もいっしょに進めたいという思いも強くなっていったとのこと。
リメイクにあたっては倫理的な面や時代背景のズレを修正する意味で変更しなければならない部分があるものの、9割5分以上シナリオに手は加えず、代表的な「A.D.M.S」も根本は変えずにプレイしやすいよう補完、簡略化する方向性で開発が進められているそうです。
一方で、グラフィックはキャラクターデザインから背景まで、すべてを描き直しており、当時プレイした方でも、かなり新鮮な感覚でプレイできるとのこと。音声はフルボイスで新しくキャスティングを行っている最中なのだとか。
『YU-NO』は既に完成しているタイトルなので大きくいじる必要が無く、開発も順調なのだそう。
題名もあえて変更せず原作そのままとしており、プロデューサーを務める浅田氏のコメントからも原作をリスペクトする姿勢が見受けられます。
ファンの望む形でのリメイクに期待できそうです。
発売時期は未定ですが、現在MAGES.から発表されている「ミステリートF 探偵たちのカーテンコール」「PSYCHO-PASS サイコパス 選択なき幸福」のリリースの後とのことで、2015年内の発売が目されています。
グラフィックや音声を一新し、フルリメイクされる『YU-NO』に今後も注目です。
参考:『この世の果てで恋を唄う少女YU-NO』“フルリメイク”の真相とは? 浅田誠プロデューサーを直撃! - ファミ通.com
(C)MAGES./5pb.
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