同人ゲームサークル「黄昏フロンティア」は、新作ADV『なつのかげろう』を公式サイトで発表しました。
『なつのかげろう』は、『ひぐらしのなく頃に』シリーズなどで知られる同人サークル「07th Expansion」の“竜騎士07”氏と「黄昏フロンティア」が共同で企画するアドベンチャーゲーム。シナリオ原案には、『ひまわり』などの名作ADVを生み出した同人サークル「ぶらんくのーと」のクリエイター“ごぉ”氏が参加しています。
物語の舞台は、四方を深い山々に囲まれ、独自の風習や信仰が色濃く残る寒村“三和田村”。主人公の孝助は、3年ぶりに帰省した生まれ故郷であるこの三和田村で、幼馴染の少女たちと夏休みの4日間を過ごすことになります。キャラクターや建物は3Dで立体的に表現され、自由に動き回ることが可能。ゲーム中の時間は常に流れており、好きに遊びまわることも、目的に沿ってイベントを進めるのもプレイヤーの自由です。
一見、寒村で夏休みの数日間を自由に過ごすだけという、のんびりとした作品のようですが、本作は“ホラー作品”であることがシナリオ原案の“ごぉ”氏により明かされています。外界から隔絶され、独自の風習や信仰の残る村という設定は『ひぐらしのなく頃に』を彷彿とさせますが、本作品でどのような物語が描かれるのか、『ひぐらしデイブレイク』から再びタッグを組むことになった、“黄昏フロンティア”と“竜騎士07”氏が生み出す新たな世界観に注目です。
「なつのかげろう」は、寒村を舞台にしたホラー作品です。ジャパニーズホラー的な静と止の美学が、アクションゲームというワクの中で動いう形で浮かび上がってくるか。それは、あなたのとる行動によって大きく変わってくるでしょう。是非ともあなたらしい答えを見つけ出してください。
作品はとても平和で牧歌的。主人公の少年が、寒村で夏休みの数日間を自由に過ごすだけという、本当にのんびりとした作品です。魅力的に成長した幼馴染たちと交流しながら、村での短い数日間を、どうか思い出いっぱいに満喫して下さい。何しろほんの数日ですから、どんなにあなたが駆け回っても、出来ることには限界があります。
……例えば、陽子と昔の通学路を散歩してみたり、冴と一緒に本の議論をしたり、若菜と昔のようにじゃれあってみたり。それらの全てをすることは難しいでしょう。全ての時間において、一番死体なにかのために、二番目に死体ことを諦める必要が出て来ます。
つまり、楽しい思い出をひとつ得る度に、未練もひとつ得る。そんな、甘くも酸っぱい、夏休みの1ページを満喫していただけるゲームに、なると思います。
07th Expansion?竜騎士07氏(
製作日誌より)
ストーリー
夏休みの終わり。
主人公の孝助は、3年ぶりに生まれ故郷の三和田村に帰省していた。
抜けるような青い空。
沸き立つ入道雲。
騒がしいセミの声。
変わらない村の景色の中で、孝助は懐かしい幼馴染の少女達と再会する。
真夏の山村を舞台に、幼馴染の少女達とのふれあいの中で、孝助は何を見つけるのか。
登場キャラクター
■孝助
●元悪ガキの都会っ子
「へっ!肩慣らしにゃ丁度いいぜ!」
元々三和田村で生まれ育ったが、3年前に都会へ引っ越した少年。夏休みを利用し、久しぶりに村へと帰ってきた。すっかり平凡な都会暮らしが身についてしまっているが、懐かしい村の風景や幼馴染達との再会で、やんちゃな悪ガキだった昔を思い出しつつある。この物語の主人公。
■陽子
●みんなのぽやぽやお姉さん
「ふふっ、昔みたいに一緒のおふとんで寝よっか?」
村の病院、草薙クリニックの一人娘。幼馴染達のグループの中では最年長。どこか抜けたところがあるが、優しく面倒見の良い性格で、皆から姉のように慕われている。特に孝助に対しては昔からやたららと世話を焼きたがり、孝助もついそれに甘えてしまっていたので、今でも孝助は彼女には頭が上がらない。
■冴
●神出鬼没でクールな従兄妹
「起きないと……靴下で窒息死……」
孝助の従兄妹にあたる、物静かな少女。勉強熱心な優等生で、いつも学校の図書室に入り浸り、本を読んでいる。孝助が村にいた頃は、毎朝屈辱的な方法で孝助を叩き起こすのが日課だった。今は孝助の祖父母と3人で暮らしている。
■若葉
●猪突猛進 暴走娘
「孝兄は今夜はボクん家で飯食うんだよっ!拒否権は無し!」
村の雑貨屋の娘。いつも明るく、元気一杯なムードメーカー。グループでは一番の年下で、昔から妹のように可愛がられている。昔は孝助と毎日のようにチャンバラの腕を競い合っていた。人前では強がっているが、実はかなり臆病。
<関連サイト>
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なつのかげろう 公式サイト■
黄昏フロンティア 公式サイト
