
りょーちも監督によるオリジナルプロジェクト『イドも』が始動。この発表に伴い、同作の制作・プロデュースに携わるオンラインサロン「第0期アニメ“制”作委員会」の募集が行われています。
『イドも』は、アニメ「夜桜四重奏 ~ヨザクラカルテット~」シリーズの監督・キャラクターデザインなどで知られる、りょーちも監督が指揮を執るオリジナル映像作品のプロジェクト。りょーちも監督は企画とキャラクターデザインも担当しています。
可愛らしいキャラクターと不思議な世界観が描かれる『イドも』は、3D空間にアニメの舞台を設計、モーションキャプチャーを活用しながら、演劇の要素を取り入れて即時性、即興性、継続性の高い“リアルタイムライブアニメーション”に挑戦するという新たな試みがなされています。
今回のプロジェクトで立ち上げられる「第0期アニメ“制”作委員会」とは、コンテンツの受信者ではなく、発信・企画・プロデューサーとして作品に携わりたい人々が、実験や行動、ディスカッションを通じたコンテンツづくりを行うための場として設けられるオンラインサロンです。「アニメ“製”作委員会」ではなく「アニメ“制”作委員会」となっているのも、みんなで作品をつくっていこうという意味が込められています。
基幹作品となる『イドも』の制作については、アニメの様式に近いものの、少人数で、かつコンスタントに映像をリリースできることを目標にすると同時に、通常のTVアニメや劇場アニメとは違った制作やプロデュースを視点に構想したプロジェクトとなっており、オンラインサロンという取り組みも実験的な意味合いを多く含んでいます。
りょーちも監督はこうしたコミュニティでの取り組みが、今後の新しいアニメのつくり方、コンテンツ立ち上げの基本になるかもしれないという展望を持ち、それぞれの会社ではできないような、実験の場・サードプレイスとして参加メンバーにも遊び回ってもらい、最終的には参加メンバーのやりたいことにも近づける、そんな機会になれば…と今回のプロジェクトについて説明しています。
なお、『イドも』のキャラクター達の一部とPVは完成しており、今後はショートコンテンツとしてのアニメ制作とプロデュースにチャレンジしていくとのこと。オンラインサロンはアニメ業界未経験の方も参加可能です。第0期生の募集は15名で、応募の締め切りは2019年8月末となっています。第0期のキックオフは9月20日の夜に都内で予定しているそうです。詳しくは特設サイトよりご確認下さい。
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