
角川スニーカー文庫(KADOKAWA)の同名ライトノベルを原作としたTVアニメ『この素晴らしい世界に祝福を!(このすば)』の第3期が制作決定。また、スピンオフ作品である『この素晴らしい世界に爆焔を!』のTVアニメ化も決定しました。
『この素晴らしい世界に祝福を!』は、暁なつめ先生が執筆し、イラストを三嶋くろね先生が担当するライトノベルシリーズ。引きこもりの少年・カズマが、自分を馬鹿にした腹いせに異世界への道連れにした駄女神のアクアや、爆裂魔法をこよなく愛する中二病の魔法少女・めぐみん、パーティの盾役に特化したドMの女騎士・ダクネスといった残念な美少女達と共に、ハチャメチャな冒険を繰り広げる異世界ファンタジーです。
原作小説は2013年から2020年にかけて、本編全17巻が刊行。TVアニメは2016年に第1期、2017年に第2期が放送された他、2019年には劇場版が公開されています。
TVアニメ第3期のタイトルは『この素晴らしい世界に祝福を!3』となり、発表にあわせて制作決定ビジュアルとスタッフ&キャストの情報が公開されました。
メインスタッフには、総監督を金崎貴臣氏、シリーズ構成を上江洲誠氏、キャラクターデザインを菊田幸一氏と、これまでのTVシリーズや劇場版を手掛けたクリエイターが集結。監督を「かぐや様は告らせたい~天才たちの恋愛頭脳戦~」の演出などを手掛けた安部祐二郎氏が務め、アニメーション制作をドライブが新たに担当するとのこと。キャストは、カズマ役の福島潤さん、アクア役の雨宮天さん、めぐみん役の高橋李依さん、ダクネス役の茅野愛衣さんら、お馴染みの声優陣が名を連ねています。
- 【スタッフ】
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- 原作:暁なつめ(KADOKAWA 角川スニーカー文庫刊)
- 原作イラスト:三嶋くろね
- 総監督:金崎貴臣
- 監督:安部祐二郎
- シリーズ構成:上江洲誠
- キャラクターデザイン:菊田幸一
- アニメーション制作:ドライブ
- 【キャスト】
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- カズマ(CV:福島 潤)
- アクア(CV:雨宮 天)
- めぐみん(CV:高橋李依)
- ダクネス(CV:茅野愛衣)
新たにTVアニメ化が決定した『この素晴らしい世界に爆焔を!』は、“このすば”のヒロインの一人・めぐみんを主人公にしたスピンオフ作品で、原作小説が角川スニーカー文庫から刊行されています。
本編と同様、原作を暁なつめ先生、イラストを三嶋くろね先生が担当しており、2014年に第1巻「めぐみんのターン」と第2巻「ゆんゆんのターン」が、2015年に第3巻「ふたりは最強!のターン」が発売。2016年からは続編となる「続・この素晴らしい世界に爆焔を!」がシリーズ刊行中です。「月刊コミックアライブ」では森野カスミ先生の作画によるコミカライズも連載されていました。
アニメのスタッフは、監督を安部祐二郎氏、総監修を金崎貴臣氏、シリーズ構成を上江洲誠氏、キャラクターデザインを菊田幸一氏、アニメーション制作をドライブが担当。キャストはこれまでの作品と同じく、主人公のめぐみん役を高橋李依さん、めぐみんの自称ライバルで親友のゆんゆん役を豊崎愛生さんが担当します。
アニメ化の発表に伴い、「これは、最強の魔法にあこがれた、一人の少女の物語。」というキャッチコピーと共に、主人公・めぐみんを描いたティザービジュアルが解禁。カズマたちと出逢う前、爆裂魔法にあこがれためぐみんの物語が、TVアニメで紡がれます。
- 【スタッフ】
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- 原作:暁なつめ(KADOKAWA 角川スニーカー文庫刊)
- 原作イラスト:三嶋くろね
- 監督:安部祐二郎
- 総監修:金崎貴臣
- シリーズ構成:上江洲誠
- キャラクターデザイン:菊田幸一
- アニメーション制作:ドライブ
- 【キャスト】
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- めぐみん(CV:高橋李依)
- ゆんゆん(CV:豊崎愛生)
『このすば』第3期の制作と『この素晴らしい世界に爆焔を!』のTVアニメ化決定にあたり、公式Twitterにスタッフ陣からのお祝いコメント&イラストが公開。放送時期などの続報は今後公式サイトなどで発表される予定です。
また、アニメ以外のメディア展開として、『このすば』の朗読劇の上演が決定。映画「この素晴らしい世界に祝福を!紅伝説」第1週目の入場者特典として配られた、暁なつめ先生書きおろし小冊子「この素晴らしい世界に祝福を!紅魔の里編」を原作としたストーリーで、朗読劇の後にはキャストによるボリュームたっぷりのアフタートークも予定されています。
公演は埼玉県所沢市にある「ところざわサクラタウンジャパンパビリオンホールA」にて、7月3日(日)に昼と夜の2回にかけて開催されるとのこと。チケットの情報等、詳しくは特設サイトよりご確認ください。
⇒READPIA朗読劇『この素晴らしい世界に祝福を! ~紅魔族の矜持の下に!~』特設サイト
(C)暁なつめ・三嶋くろね/KADOKAWA/このすば爆焔製作委員会
(C)暁なつめ・三嶋くろね/KADOKAWA/このすば3製作委員会
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伊藤潤二先生によるホラー漫画作品『うずまき』が、海外でアニメ化されることが明らかになりました。
『うずまき』は、呪われた土地「黒渦町」に住む女子高生・五島桐絵が直面する、“うずまき”が巻き起こす怪異や惨劇を描いた物語。原作は小学館の「週刊ビッグコミックスピリッツ」にて、1998年7号から1999年39号まで不定期に連載され、コミックス全3巻の他、ワイド版、新装版が発売されています。伊藤先生の生み出す独特の世界観と、読者をも渦に巻き込むような惹き付けるストーリー構成で高い評価を集め、2000年には実写映画も公開されました。
今回のアニメ化は、アメリカのアニメ専門チャンネル「カートゥーン ネットワーク」の放送枠である「Adult Swim(アダルトスイム)」が発表したもので、米国法人「Production I.G.,LLC」とカートゥーン ネットワークの共同プロデュースにより製作されるとのこと。
スタッフは、監督を「蟲師」「惡の華」などの長濱博史氏が務める他、音楽をゲーム「レッド・デッド・リデンプション2」などの作品に参加したコリン・ステットソン氏が担当。アニメーション制作は東京に本拠を構えるクリエーター集団「ドライブ」が担当します。アニメは全4話となり、2020年にカートゥーン ネットワークのアニメ放映枠「TOONAMI(トゥナミ)」で放送される予定です。
また、今回の発表に伴い、アダルトスイムの公式YouTubeチャンネルにてティザー映像が公開されています。
伊藤 潤二
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数々のアニメや映画作品を手掛けてきた押井守監督による新作アニメーション『ぶらどらぶ(VLADLOVE)』の制作が発表されました。作品概要やメインスタッフが明らかになった他、公式サイトと公式Twitterもスタートしています。
本作は、「機動警察パトレイバー」「GHOST IN THE SHELL / 攻殻機動隊」などの作品を手掛け、海外でも高い評価を得ている押井監督の最新作となるオリジナルアニメーション。10年もの構想を重ねた意欲作であるという『ぶらどらぶ』は、押井監督自身が原作・脚本・総監督を務め、全12話のアニメーション作品として制作。2020年春から初夏頃に国内での放送・配信が予定されています。
気になる内容は、「マイ」という名前の吸血鬼の少女と、彼女を匿うことになった献血マニアの女子高生・貢をはじめとする“献血部”のメンバーが巻き起こすドタバタコメディとなっており、ガール・ミーツ・ガールな女の子の物語になるとのこと。なお、押井監督がアニメシリーズを手掛けるのは「うる星やつら」以来30数年ぶりのことで、脚本は既に上がっているのだそう。本作は今年4月に東京・秋葉原の商業施設「AKIBA カルチャーズ ZONE」などを保有する不動産企業・いちごが設立した「いちごアニメーション」の独占出資により制作されることが発表されています。