2本の劇場版アニメとして制作が発表されていたOVA『フリクリ』の続編が、2018年9月に連結公開されることが決定しました。それぞれのタイトルと公開日も明かされており、『フリクリ オルタナ』が9月7日(金)、『フリクリ プログレ』が9月28日(金)に公開予定となっています。また今回、「オルタナ」「プログレ」の各キャストや追加スタッフの情報などが発表された他、最新ビジュアルと共に、the pillowsによる主題歌に乗せた最新PVも公開となりました。
前作『フリクリ』は、2000年から2001年にかけて、全6巻のOVA作品としてリリース。アニメーション制作はProduction I.Gとガイナックスが手掛け、「ヱヴァンゲリヲン新劇場版」シリーズの監督である鶴巻和哉氏が初監督を務めた作品としても知られています。鋭いデザインワーク、予測のつかない演出、そしてオルタナティヴ・ロックのメロディーを乗せたダイナミックなアクションシーンの数々は、日本国内だけではなく、全世界のアニメファンに大きなインパクトを与えました。
そんな『フリクリ』の続編として制作される劇場版の第1弾「オルタナ」では、美山加恋さん演じるモヤついてる高校生・河本カナを中心とした新たなストーリーが展開。前作で多くの視聴者に作品を印象づけた「ベスパ女」こと“ハルハラ・ハル子”も再び登場します。ハル子役はOVAシリーズに引き続き、新谷真弓さんが担当するとのこと。
続く第2弾「プログレ」は、ハル子が“ハルハ・ラハル”と“ジンユ”という二人の人物に分裂する事態が発生。水瀬いのりさん演じるヘッドフォンの少女・雲雀弄ヒドミと福山潤さんが演じるクラスメイトの少年・井出交を巻き込んだ、波乱の物語が描かれます。ハル子から分かれた二人のキャストはそれぞれ、ハルハ・ラハル役が林原めぐみさん、ジンユ役に沢城みゆきさんが決定しました。
なお、4月4日(水)から15日(日)にかけて、東京・GALLERY X BY PARCOにて『フリクリ』好きなクリエイターが集う展覧会「フリクリクリ展」が開催予定。クリエイターによる作品展示の他、アニメーションの設定画や絵コンテ等の公式資料も展示され、様々な角度から「フリクリ」を楽しめるとのこと。詳しくは下記リンク先をご覧下さい。
「フリクリクリ展」 | GALLERY X BY PARCO | パルコアート.com
公開情報
◆映画『フリクリ オルタナ』
◆映画『フリクリ プログレ』
イントロダクション
◆『フリクリ オルタナ』
モヤついている高校生・河本カナ。
嵐のごとく登場するハル子。その時カナの額にお花が生えた!
煙を吐きがら街をぶっ潰すアイロン。
毎日が、毎日毎日続いていくと思っていた・・・
力を手に入れたカナはアイロンをぶっ飛ばせるのか!?
◆『フリクリ プログレ』
ハル子が分裂、ラハルとジンユに。
その中でなんてことない日常を過ごすヘッドフォンの少女ヒドミ。
彼女が轢かれた夜、クラスメイトの少年・井出の額から巨大ロボットが出現した!
ハル子から分裂したラハルとジンユと出会い、
“特別なことなんてない日常”が終わりを告げる―!!!!!
スタッフ&キャスト情報
【スタッフ】
『フリクリ オルタナ』
総監督:本広克行
スーパーバイザー:鶴巻和哉
監督:上村泰
副監督:鈴木清崇
脚本:岩井秀人
キャラクター原案:貞本義行
キャラクターデザイン:高橋裕一
メカデザイン:押山清高
衣装デザイン:谷口宏美
プロップデザイン:細越裕治、秋篠Denforword日和(Aki Production)
美術監督:藤井綾香
色彩設計:中村千穂
CGディレクター:さいとうつかさ
撮影監督:頓所信二
音楽監督・音楽:R・O・N
音響監督:なかのとおる
アニメーション制作:Production I.G × NUT × REVOROOT
配給:東宝映像事業部
製作:劇場版フリクリ製作委員会
『フリクリ プログレ』
総監督:本広克行
スーパーバイザー:鶴巻和哉
監督:荒井和人、海谷敏久、小川優樹、井端義秀、末澤慧、博史池畠
脚本:岩井秀人
キャラクター原案:貞本義行
キャラクターデザイン:久保田誓
サブキャラクターデザイン:米山舞
メカデザイン:押山清高
プロップデザイン:村山章子、久原陽子
美術監督:荒井和浩
色彩設計:有澤法子
撮影監督:田中宏侍
CGディレクター:高柳陽
編集:濱宇津妙子
音楽監督・音楽:R・O・N
音響監督:なかのとおる
アニメーション制作:Production I.G
配給:東宝映像事業部
製作:劇場版フリクリ製作委員会
【キャスト】
『フリクリ オルタナ』
ハルハラ・ハル子(CV:新谷真弓)
河本カナ(CV:美山加恋)
辺田友美〈ペッツ〉(CV:吉田有里)
矢島聖〈ヒジリ―〉(CV:飯田里穂)
本山満〈モッさん〉(CV:田村睦心)
須藤完(CV:小西克幸)
佐々木門(CV:永塚拓馬)
相田弁(CV:鈴木崚汰)
河本静香(CV:伊藤美紀)
河本文太(CV:真坂真帆)
デニス用賀(CV:森功至)
木滝真希(CV:松谷彼哉)
神田束太(CV:青山穣)
『フリクリ プログレ』
ハルハ・ラハル(CV:林原めぐみ)
ジンユ(CV:沢城みゆき)
雲雀弄ヒドミ(CV:水瀬いのり)
井出交(CV:福山潤)
森吾郎(CV:村中知)
マルコ野方(CV:中澤まさとも)
アイコ(CV:黒沢ともよ)
雲雀弄ヒナエ(CV:井上喜久子)
マスラオ(CV:大倉孝二)
アイパッチ(CV:菅生隆之)
屯吉(CV:浦山迅)
花枝タミ(CV:鈴木れい子)
主題歌情報
『フリクリ オルタナ』主題歌
『フリクリ プログレ』主題歌
ムービー
関連商品
(C) 2018 Production I.G / 東宝
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昨年3月に発表されたアニメ『フリクリ』の続編について、その最新情報が、アメリカ・ロサンゼルスにて開催されている「Anime Expo 2017」にて発表となりました。
それによると、続編は2本の劇場版アニメとして制作され、2018年に『フリクリ2』が全国で公開。さらに、その続きとなる『フリクリ3』の公開も予定されているとのこと。
今回の発表に合わせて、“超特報”としたアニメーション映像とティザービジュアルも解禁。映像の中では、前作OVAシリーズでもお馴染みの「the pillows(ザ・ピロウズ)」による主題歌「spiky seeds」の一部を聴くことができる他、公式サイトにてメンバーから届いたコメントを掲載しています。気になる方はぜひ、チェックしてみて下さい。
前作『フリクリ』は、2000年から2001年にかけて、全6巻のOVA作品としてリリースされました。アニメーション制作はProduction I.Gとガイナックスが手掛け、「ヱヴァンゲリヲン新劇場版」シリーズの監督である鶴巻和哉氏が初監督を務めた作品としても知られています。
続編は、ガイナックスから原作権を譲渡されたProduction I.Gと、Adult Swimが共同で制作。前作で監督を務めた鶴巻氏はスーパーバイザーに就任し、総監督を「PSYCHO-PASS サイコパス」を手掛けた本広克行氏が務め、脚本に劇作家や演出家として知られる岩井秀人氏が参加。新キャラクターのデザインは、前作のキャラクター原案を手掛けていた貞本義行氏が担当します。音楽も引き続きthe pillowsが手掛け、劇伴と主題歌を提供するとのこと。なお、カートゥーンネットワークでは、2018年にAdult Swim内の「Toonami」枠にて、「フリクリ2」と「フリクリ3」それぞれ全6話で放送される予定です。
公開情報
◆映画『フリクリ2』『フリクリ3』
2018年全国公開
イントロダクション
「すっごくさぁ。欲しいものがあるんだよ」
深紅の翼を追って“女”は空に消えた――。
時はめぐり、星々を盗み取るほどの力はいま、少女の夢のなかで目覚めようとしている。
「ベスパに乗った女に気をつけろ!」
アイロンの吐き出す煙たちこめる街――ヘッドフォンの少女・ヒドミが轢かれた夜、
クラスメイトの少年・井出の額から巨大ロボットが出現した!
“特別なことなんてない日常”が終わりを叫び、ついにあの女が帰ってくる!
スタッフ情報
『フリクリ2』
総監督:本広克行
スーパーバイザー:鶴巻和哉
監督:荒井和人、海谷敏久、小川優樹、井端義秀、末澤慧、博史池畠
脚本:岩井秀人
キャラクター原案:貞本義行
キャラクターデザイン:久保田誓
メカニックデザイン:押山清高
主題歌:the pillows
アニメーション制作:Production I.G
『フリクリ3』
総監督:本広克行
スーパーバイザー:鶴巻和哉
監督:上村泰、鈴木清崇
脚本:岩井秀人
キャラクター原案:貞本義行
キャラクターデザイン:高橋裕一
メカニックデザイン:押山清高
主題歌:the pillows
アニメーション制作:Production I.G × NUT × REVOROOT
主題歌情報
ムービー
関連商品
★『フリクリ』とは
『フリクリ』は、Production I.Gとガイナックスがアニメーション制作を手掛け、2000年から2001年にかけて、全6巻のOVA作品としてリリースされました。予測のつかない演出と鋭く凝ったデザインワーク、「the pillows」のメロディーの乗せたダイナミックなアクションシーンの数々は、国内のみならず全世界にインパクトを与え、今なお多くのアニメファンに支持されています。
OVAと同時に、角川スニーカー文庫(KADOKAWA)にて本編を補完した榎戸洋司先生によるノベライズが、「月刊マガジン Z」(講談社)では、ウエダハジメ先生によるコミカライズが展開され、小説が全3巻、漫画はコミックス全2巻が発売。また、海外においては2003年にアメリカのカートゥーンネットワーク「Adult Swim」にて吹き替え放送され好評を博し、同年カナダのファンタジア映画祭においてアニメーション部門銅賞を受賞しました。
(C) 2018 Production I.G / 東宝
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