【パチンコ】サンライズとのコラボで『宇宙をかける少女』がパチンコ化!
奥村遊機株式会社は、1月17日に上野シュールーム・奥村遊館にて開催された発表会にて、新機種『PACHINKO CR宇宙をかける少女』を発表しました。
本機は2009年1月から6月まで放送されたサンライズ制作によるSFアニメ『宇宙をかける少女』とのコラボ機。「ハイクオリティーなアニメの完全移植」「分かりやすく奥深い演出」「コンテンツに見合ったスペックの構築」の3つをコンセプトに開発し、アニメの奥深い世界観を表現しているとのこと。ホール導入開始は2月20日の予定です。
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【DSi】あのSFアニメがSTGに!『宇宙をかける少女シューティング』11月25日配信決定!
2009年1月から6月にかけて、テレビ東京系にて放送されたTVアニメ『宇宙をかける少女』がシューティングゲームになって登場。『宇宙をかける少女シューティング』としてDSiウェアで配信されることが決定しました。
本作は、主人公の“獅子堂秋葉”となって戦闘機“QTアームズ”を操り、全4ステージのクリアに挑む横スクロールシューティング。QTアームズは二つの形態に変更でき、飛行形態では直線的な攻撃が行え、人型形態では広範囲に攻撃できるといったシステムが導入される模様。また、ゲームを進めることで、ギャラリーモードで見られるイラストやキャラクター設定などの各種資料が増えていくとのこと。
『宇宙をかける少女シューティング』は、11月25日、500DSiポイントで配信される予定です。
宇宙をかける少女シューティング
【対応ハード】DSiウェア
【発売日】2009年11月25日
【価格】500DSiポイント
【ジャンル】シューティング
【プレイ人数】1人
【メーカー】アイ・ティー・エル
【CDRO年齢区分】B:12歳以上対象
※情報元:VideogamerX.net 画像:(http://www.imagebam.com/image/733cf855586612)
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■TVアニメ『宇宙をかける少女』公式サイト
■I.T.L(アイ・ティー・エル)公式サイト

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宇宙をかける少女 第26話(最終回) 『あしもとに宇宙』 感想
第26話(最終回) 『あしもとに宇宙』より感想です。

宇宙で少女は大団円で・・・?

さぁ皆で悪いレオパルドをやっつけるために力を合わせるぞ!という展開になってますが元々誰かさん達が手間を省いて付けた妖刀とやらのせいである事は忘れてはいけません。
『か・・・枯葉がなぜイグジステンズを・・・ま、まさかこいつもろとも僕を殺す気かっ!?』
なんかギャグってるようにも見えますが(^^; よく分からないまま意識を乗っ取られたと思ったら周りの全員が自分を寄ってたかって殺しに来てるんですからね・・・レオパルドは完全に被害者です。

そしてそれ以上に扱いが酷いと思ったナミ、悲惨さここに極まれり。
アレイダに引き込まれてネルヴァルに役割と力を与えられて、好き勝手やった結果はお払い箱。これ、本当の意味で“お払い箱”です役割的に。
この道に引っ張り込んどいて勝手すぎるというナミに対する神楽の答えは『その事だったら、まあ・・・ゴメンネ☆』って私も操られたんだから知らないわよ?みたいな軽いノリであっさりナミの存在意義否定しちゃってます。しかもその後は実力行使で黙らせた後、『後は自分で考えて行動しなさい』ですから。もうこの時点で救いようがないんですね。誰かが叱るわけでも家族が気にかけることすらなく、これまで好きにやってきたんだからこれからは自分でどうするのか決めろって・・・結局ナミを寝返らせて何がやりたかったのかな?家族との対話とか秋葉との姉妹の葛藤とか置いてけぼりですか?
『純白のキャンパスがどうとか、人々の悲鳴がどうとか、全部出まかせだったって言うの!?』
『ええ、だからゴメン☆』
・・・ナミのこれまでの行動を擁護するつもりはないですが、この扱い自体が哀れでなりません。もう乾いた笑いさえでなくなる・・・当初のテーマを放っぽりだして辻褄が合わなくなった“しわ寄せ”を明らかに被ってるんですもの。最終回の強引な流れに押し流されたというか何というか・・・同情しちゃいますね本当。

最後まで軸をぶらさず唯我独尊を貫いたつつじはキャラ的にも出番的にも勝ち組で成功していたと言えるでしょうこの作品の中に在っては。ベンケイとは良い夫婦だったなあ・・・。
つつじと生徒会の再会ってこれが初めてでしたっけ。つつじは生徒会長が好きだとかそんな設定があったような、なかったような。それにしても初登場からどんどんレギュラーの座に昇りつめたつつじに比べて、生徒会ときたら・・・不憫なキャラは他にもっといるんだけどね(涙

ネルヴァルやクサンチッペ、ベンケイ&つつじも加わって共闘とお約束の展開に。利害関係一致でとりあえずレオパルドをどうにかしなきゃねってこの流れではまあこうなるんだろうけど・・・一体どうしてこんな事になっちゃったんだろう?(´;ω;`) 盛り上がるところなんでしょうけど残念ながら私は気分が乗れませんでした・・・。
秋葉とイモちゃんの再会も・・・うん、良かったなぁ・・・くらいにしか感じられない;; 何故だろう本来感動すべきところなのに(涙
秋葉の機体がカスタマイズされてた事が何気に明かされてましたが、今更何の意味があるのか・・・。作品自体は戦闘に求めるものが無かったし、自機のパワーアップも取って付けたって気が。・・・ああ、否定的な意見ばっかりになってくる(;><)

レオパルドを追い詰めた秋葉たちはイグジステンズ達を使って本気で殺しにかかりますが・・・
『ぬあああ!?問答無用で攻撃してきやがって!こんなところでくたばって・・・たまるか――――!!』
・・・と精一杯存在をアピールする本物のレオパルドに気付いて攻撃中止。秋葉の愛情(?)がこもったライダーキックでレオパルドは本来の意識を取り戻したのでした・・・。何かこの力技どこかで見たような気が。

はじき出されたプリンス・オブ・ダークネスはネルヴァルによって人型ボディに転送され、自分もろともソウルシャウツで破壊するようにレオパルドに言い放つ。
『撃つのだ!お前自身の負の姿を!この父の犯した罪と共に!!息子よ!!』
『よろこんで!!!』
はっはっは躊躇なしだ(笑) 最後までレオパルドっぽくギャグで締め括るとは潔いのではないでしょーかもう笑いしか出ませんw

最後は衝撃で飛ばされた秋葉を皆で救出して大団円。クサンチッペの中のモニターに初音ミクとか・・・そういえばコラボ企画で最終回にミクが登場とかありましたがここですか(笑) ナミはつつじに拾われたようだけど本当に救われなかったなぁ・・・とか思ってたらいつの間にか終了していたのでポカーンとなってしまいました。えーと伏線の回収とかはどうなったんですか?
えにぐまに残された神楽のメモは?ハコちゃんどうなったの?月に残された司令官は?いつきの両親は?箱人間の不審な死は? もう疑問符だらけでどうしたらいいのか;; 迷走を重ねた上でうまく纏めたように見えるんだけど、肝心な部分は一切消化できてないという・・・。
ネルヴァルは「人間の究極的な理想を実現する」 とか「新たな循環を始められる」 とか前回言ってましたけど、これまでやってきた事を罪だと認めてしまいましたし。過ちに気付くにしても理由が欠けすぎていてどうにもならない・・・自分の理念を放棄したり捻じ曲げたり、日和ったネルヴァルなんてネルヴァルぢゃない(´Д⊂ヽ
そもそもネルヴァルの作り出す閉鎖的な安寧・循環する社会と、秋葉達が夢や未来に向かって生きる事を対立させていた根本的なテーマを投げ出してしまったのが痛い・・・そのために登場人物の切り離しもやむを得ないものと思っていただけに尚更。フリオとネネコ、結局最終回にもほとんど出番なし。生徒会は学園がストーリーの舞台から離れたことで終始チョイ役で終わり。そして伏線と同じように投げ出されたナミの扱いに思わず涙せざるをえません。
中盤辺りまでは根底のテーマもしっかりしていて、謎や伏線が世界観を広げるようで見応えがあったのですが、こうなってしまった原因はやりたい事に手を伸ばしすぎたのかなと。SFネタとかやりたい事はやってしまえ!的なものも途中から随分感じられたような(^^; 結局尺が足りずに伏線すら拾いきれない有様ですから・・・。
ただ総じて言えば楽しい作品ではありました。途中ネルヴァルの思想や秋葉の悩みにいろいろ考えさせられたり、次々に生まれる謎を追及する楽しみもありましたしね。だからこそもったいない。消化不良とストーリーの方向転換が残念でなりません。次回作があるならば、揺るぎない一貫したテーマを持って最後まで取り組んで欲しいです・・・キャラクターの扱いもそれで大分違ってくると思います。
最後になりますが感想にお付き合い頂いた皆様、コメント、トラックバックを頂いた皆様、これまで本当にありがとうございました。これにて『宇宙をかける少女』の感想は終了致します。
そしてスタッフ、関係者の皆様、今までお疲れ様でした。
他作品、次回作でのご活躍をお祈り致します・・・。
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Entry ⇒ 2009.06.30 | Category ⇒ [アニメ]宇宙をかける少女 | Comments (4) | Trackbacks (7)
宇宙をかける少女 第25話 『黄昏れる神々』 感想

カオスに次ぐカオス・・・

何というか・・・序盤から積み上げてきたものを完全に無視して妙な方向に物語が進んでしまったなあというのが一番の本音です・・・。宇宙最大の親子喧嘩は暴走してやたら強くなった息子に太刀打ちできないネルヴァルの敗北に終わり、それがまたネルヴァルを“良い人”に見せているっていうのはどうも。『一体、どっちがいい人でどっちが悪い人なんだか分かんなくなってきたですう・・・』ってイモちゃんが視聴者の言葉を代弁してますが(^^;
秋葉は秋葉で元のKYな性格に戻って『イモちゃん助けなきゃ』の一辺倒。後半主人公属性は回復しますが、他の何かに触発されて『私やる!』って前もやってませんでしたっけ?そしてそれまでの経緯が何とも言えないほど・・・ヒドイ;;

ナミは大暴走を開始(笑) だからアフターケアはしっかりとあれほど(ry
世界の全てを破壊しようとする妹ナミに立ちふさがる主人公、秋葉!・・・なんて構図ではなく、自分勝手な姉秋葉と暴走妹ナミの姉妹対決です。『アンタ何かに構ってる暇ないの!』とナミのことなんてどーでもいい発言をする秋葉にOPで涙する姉の面影は全く見えません。
『宇宙全体が戦ってるって時に何なのよアンタは・・・イモちゃんイモちゃんって自分勝手な事ばっか言って・・・!』

ナミの言う言葉その通りだから困ります・・・。で、ここからがまた超展開。何もかも壊れてしまえとプリマヴェーラを掲げるナミに、ダメーッと秋葉は黄金銃を発射。そして高嶺の時のようにナミの“アンチQT”が発動・・・。この光でアレイダは神楽の人格を取り戻すという流れ。ほのかもネルヴァルの刻印が消えてましたがこれで寿命問題が解決してたりしたら面白いんですけれど。

『自分の妹を本当に撃つなんて・・・一体どこまでアタシを見捨ててんの・・・!?』
『ゴ・・・ゴメン・・・』
ゴメンて・・・この姉にしてこの妹ありというか何というかどっちもどっち(笑)
結局自分の放ったアンチQTでアレイダとイグジステンズは解放されて、味方が誰もいなくなったナミの暴走に拍車が掛かります。自業自得なんだけど、いろんな意味で同情してしまうなあ・・・本当に(涙
神楽は元に戻って味方入りしたのはいいけど、やっぱり操られてたんですか。高嶺の件もあるからそれはそれでいいんですが・・・あれだけ含みを持たせて実は自分から寝返ったんじゃ?とか思わせておいて、こうあっさり解放されるのはもう余裕がないからなんですねきっと;; ところで“えにぐま”はナミが燃やしちゃったんですが例のメモってどうなったんだろう・・・。神楽を取り戻すにしても順番が逆になってない? というかメモの伏線はちゃんと回収されるのか不安です・・・。

最後の良心はやっぱりつつじとベンケイです(笑) このコンビはどこかの不安定な人達と違って安心して見てられます・・・。ベンケイが戦いは憎しみの連鎖を生むだけとか哲学的なこと言ってるのに対して、今度はつつじがこの事態を引き起こしたのは神でも大宇宙の意思でもなくレオパルドのせいでしょうが!って半分キレながら正意見を述べてますが何かデジャブを感じるね(笑)

『イグシステンズのクイーンにして黄金銃を持つ乙女。ブレインコロニーの戦いに終止符を打つ・・・。それが宇宙をかける少女。』
随分具体的にラストキーワードの正体を明かしてくれました。謎めいたものでも何でもないんですけど・・・これが正解でいいんでしょうか。それにしても本当に最後まで振りまわされて流されていく主体性のない秋葉お嬢様。この最終決戦ムードに乗れなかったらダメじゃない?みたいなノリを感じます(笑)
そして今倒すべき敵はネルヴァルではなく、レオパルドだと告げる風音さん。そりゃあそうですけれどレオパルドが暴走した原因って“妖刀”のせいじゃありませんでしたっけ・・・。何だかもういろいろと勝手すぎる。

一方すっかり蚊帳の外のネルヴァル。自分の自己実現は人間の正しい循環社会を求め達成することであり、それは快適な空間とやるべきことを与えられる事で実現される・・・ネルヴァルにとってナミの存在がその確証であったと。まあ結果はあの通りでしたが活き活きしてましたものね(笑) ネルヴァルは揺らぎなく自分のやるべき事を実行していたのに、相手側のレオパルド陣営はあっちに行ったりこっちに行ったりで本当に残念。
何だか扉のようなものが出てきましたがあれは一体何なんでしょうね・・・。実は全てをリセットする魔法のドアで、それを開く事で一から全てやり直すなんて超展開を妄想してしまったんですが、このアニメじゃ考えられなくもないかな(笑)

暴走ナミと暴走レオパルドが出会って結託、破壊の権化に。レオパルドを『黒い神様』と信仰していたナミのキーワードがここに繋がったのはいいですけれど、元からこの流れを考えていたのかどうなのか。秋葉は自分や皆を守ろうとしていたイモちゃんを思い出し、これまでを省みて、自分にしかできないことをするために決意を固める・・・。ホント、コードギアスの主人公みたいに上がり下がりや振れ幅が大きい主人公です;;
今回の感想は本文中に全部書いてしまったので敢えて最後で語ることはないのですが、ちょっと・・・というかかなり強引すぎる展開は本当に残念です・・・。王道でいいから二つの考えを戦わせる流れに沿ってほしかったな?と。何時からこんなストーリーになってしまったんでしょう・・・。次回は最終回でまたいろいろ言いたい事が出てきそうなので(笑)今回はここまで。・・・って本当に最終回なのがちょっと信じられませんね(^^;
次回 宇宙をかける少女 第26話 『あしもとに宇宙』

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Entry ⇒ 2009.06.23 | Category ⇒ [アニメ]宇宙をかける少女 | Comments (2) | Trackbacks (5)
宇宙をかける少女 第24話 『終末の呼び声』 感想

わだかまる人々

イモちゃん生存の件は、ポッドで体当たりする寸前にネルヴァルがミサイルを撃墜して、後で何事もなく無事救助されてましたよというオチ。・・・いろいろ突っ込みどころはありますが、理由なんて付けようと思えばいくらでも出てくるものですのでこの辺りはもう割愛(^^;
それにしてもイモちゃんを失った事への秋葉の絶望から、生存判明してから復帰、成長へ至るスパンが短く感じてしまうなぁ・・・。
実際“生きていて良かった”で感動なんかを求める状況ではないですし。いつきとほのかの秋葉への叱咤、激励は親友として秋葉を立ち直らせる当然の行動ですけれど、死亡撤回が早かった分、意義が薄れたように感じてしまう・・・。良く分からない第3勢力の介入も取って付けたような感じでしたし。余裕があるように見せかけて実は展開急いでるんですかね・・・だからこそ今回が意外なんですよね。

イモちゃんを助けに行こうとする秋葉を監禁する風音お姉さん。元々の性格に沿った実に風音さんらしい行動であります。ネルヴァルと戦うための態勢を取り戻して、その鍵となる秋葉に勝手に居なくなられてしまってはどうしようもないと。大局で見たら合理的、身近で思うところは冷酷と、まさに指揮官らしい行動ではありますが・・・。
ナミへの対応の結果や今回の秋葉の件を見ると、どうも風音の行動の一端は裏目に出てるようにも見えるんですよね。大局的見地では正しくても、身内への接し方で正解とは決して言えません。第1話で秋葉にいきなり政略結婚押し付けたのは事の始まりでもあって、一番風音さんらしさを感じる場面でもありました(笑)
姉妹関係の軋轢も『宇宙をかける少女』のテーマの一つだと思うのですが、秋葉とナミの対立は描かれる一方で原因の近くにある風音はほぼ絡んでこない状態。ある意味大人と子供の価値観の違いを明確にしてるようにも見えますが・・・。桜は仕方ないにしても、一番お姉さんしてる高嶺の出番が少ないのが個人的には残念です;;

風音やウルたち大人の意見より、秋葉との友情を優先するいつきとほのか。何が正しいかの判断なんてよりも、やっぱりこの場面ではこれが一番正しい展開なんでしょう。ヒロイン3人組の友情が目立つようになってきたのは嬉しいところ。
・・・それにしてもブーミンとエリカ&リリーのコンビが対立してるのはキャラが被ってるせいなんだろうか(笑)

最近はネルヴァルが全く悪役に見えない件。クサンチッペを使って人間を資源として扱う一面を見せたり、死後も無駄のないリサイクルな人間の有効活用をして循環と言わしめたりと、機械的な人間社会の支配を一貫するのかと思ったらそうではなく・・・。
ネルヴァルが人間を知るために取った行動の数々や、利欲に走る第三勢力を一掃する有様は、親近感を抱かせるには十分すぎるほど効果があったように思います。
元々プレインコロニーの役割として住民を管理するのが目的であって、その方法に正しいか否かの是非が掛かっていたわけですが。今の状態を見るとどうなんでしょうね・・・ネルヴァルが閉塞と安息の世界を築こうとする、それに対して秋葉たちが自分達で未来を掴み取るという対立のようなもの、根底のテーマが保たれてるのかと考えるとどうも違ってきたような・・・。 まあ今回の展開だけで見るのは早計かもですが(^^; 物語も終盤だけに・・・。

ナミやつつじが考えていた人類の支配者としてのネルヴァルの人物像の差異。
それが今回はっきりとした訣別という形で表れていました。もっともつつじはそんな事関係なく独走状態だったように思いますが(^^;
『はっきり申しましょう。今のあなたは、昔話に出てくる人間になりたいブリキ男そのものです。本来組み敷くべき人類に妥協し、媚びへつらっているようにしか見えませんね』
・・・何だかネルヴァルが可哀想に見えきますねこれは(笑) 『私たち人間は、あなたが思っているよりずっと狡猾で悪意に満ちた存在』とか、いちいち的を射た発言をする辺りがつつじらしくてもうね・・・。一族がネルヴァリストだったとかちょっと意外でしたけど、そんな血統吹き飛ばすくらいつつじはどてらい性格してます(笑)

『私の計画は世界の破滅のためにあるのではない。コロニーと人間の合理的な関係を究めるためのものだ』
人を理解することはできないと言ってなお、その信念は変わる事はなく。ナミの提唱するような破壊の権化になるわけでもなく。ネルヴァルってやっぱり敵として認識されても悪では描かれない人物なんですね。ナミは互いの意見が異なる事を言い渡され、また自分の居場所が無くなる事を恐れてますが・・・アフターケアをきちんとしないとまた以前の二の舞になるような気がしてなりません(^^;
しかし『宇宙をかける少女』としてネルヴァルがナミに求めていたものって結局なんだったんだろう・・・アンチQTとは別物のように思いますが、ラストワードは依然不明のまま。最終回間際に明かされるんでしょうか。

次回への展開を更に読み辛くした今回一番のメインイベント、レオパルドの大暴走。
完全武装で自己実現を達成したかのように思われたレオパルドの心に現れる『プリンスオブダークネス』=本当の自分・・・って引きこもりから今度は中二病ですか?なんて思わず突っ込んでしまいます
(^^; しかし“剣”が妖刀でその突貫工事が原因で暴走とか・・・自分たちが推し進めた自己実現の早期達成が今回のレオパルド暴走に繋がったと解釈すればいいんだろうか・・・。クサンチッペが50年前の悪夢の再来なんて言ってますし、何か曰くあり気ですけれど。
ベンケイがネルヴァルに反旗を翻す前に、けじめとして譲り受けたミラーを返上しようと現れたところへ問答無用の一撃。毎回割に合わない目に遭うのはいつもの事だけど、今度はつつじがピンチに。けれどすぐに元気な姿を見せてくれるはず・・・きっと、いや絶対;;

調子に乗るレオパルドを窘めるべくネルヴァルが出現。
『その様子ではまだまだこの世界は譲れんな・・・息子よ!』
はっきり息子宣言・・・。ブレインコロニーがフォン博士に開発されたなら関係上は兄弟のはずですが・・・。製造なんかは別に関わってたりするんでしょうか。 突飛な所はあるにせよ、展開的には面白いんですけど、これどうやって終結させるのかちょっと予想がつきません(^^;
前回でも挙げましたが本当に残ってる問題の数々を1話で完結させそうな勢い。というか何よりここで新展開を持ってきた事が意外です。全26話なら残すところあと2話なんですが・・・綺麗に終幕を迎えられるんでしょうか。放送枠以降で後日談とかはあまり望みたくないです・・・。とりあえず次回は宇宙規模の壮大な親子喧嘩に期待(笑)
次回 宇宙をかける少女 第25話 『黄昏れる神々』

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宇宙をかける少女 第23話 『秘剣、輝く』 感想

覚醒する主人公

ネルヴァルは最終回までブレインコロニー形態のままでいるのかと思ったら、人間の姿に戻っていました。最近はネルヴァルといったらこっちの姿でしたし、表情や動作で感情が分かりやすいのも良いですね。互いの意思疎通のために人間の姿を取っているという様にも考えられます。
今回に至っては、ネルヴァルに余裕のある態度が見られなかったのが印象的。それだけレオパルドを危険視しているという事なんでしょうけれど。ベンケイや他のブレインコロニーの口ぶりから、レオパルドはネルヴァルから特別寵愛を受けていたような言い方されてましたが、結局レオパルドが人間側についた理由って明かされないんでしょうか・・・。その辺りも神楽の存在が鍵になっている気もしますね。

ネルヴァルと風音が語るナミの本来の能力。
ナミの能力は「アンチQT」という、“QTを反転させる力”だそうで、その能力に目覚めた時に居合わせたおかげで、高嶺は解放に至ったと・・・。覚醒の経緯や理屈はちょっと曖昧な感じがするのは置いておいて、結局それが『宇宙をかける少女』という符合に繋がるのかどうなのか。
獅子堂の5人姉妹はそれぞれ風音が「全てを見通す目」、高嶺は「戦う力」、桜は「天才的頭脳」、ナミは「アンチQT」、そして秋葉は「願い」と、先祖である神楽から資質を受け継いでいるそうですが、これら特殊な素養や能力があるから『宇宙をかける少女』と呼ばれるわけではないように思えます。
もっとも秋葉の場合は「願い」なんて意思のようなものを継いでいるようなので、全く関係ないとは言い切れませんが・・・。何というか、形而上的なもののように考えていたので、能力がどうこう説明されてもパッとしないというか。ネルヴァルが秋葉を“光”、ナミを“闇”と表現した事も意味がかかっているような気も・・・。最終回が近づいている現在、始まりと終わりを繋ぐ最も重要なキーワード、『宇宙をかける少女』の答えが明かされるのはもうすぐなのかもしれません。

ネルヴァルや風音、皆から注目される『宇宙をかける少女』の秋葉は本格的にダウナーな状態に・・・。
周りから聞かされただけで、その瞬間を見たわけではないし、イモちゃんの死を受け入れられないのは当然で然るべき。その混迷から立ち直るのが今回の見所なわけですが。・・・こんな言い方をすると身もふたもないですね(^^;
秋葉がそんな状態にあるとは露とも知らず、自分の所に招き入れる素直じゃないレオパルド。やっぱりトラウマから解放された時点で秋葉は特別な人間として認識してるんでしょう。秋葉からイモちゃんが死んだと聞いてせいせいしたなんて言っちゃうのは、心ないようでいて大切な存在の喪失を経験しているからなのか。
『死んだヤツを死んだと言って何が悪い!』
途中で遮られてしまいましたが、このシーンはもうちょっと掘り下げてほしかったかな。レオパルドの死生観がハッキリ伝えられなかったのは次回に伏線を残したのか分かりませんが・・・。残り話数が気になりますけど、秋葉とのコンタクトや神楽との関係なんかはもっとしっかり伝えてほしい部分ではあります。

秋葉を狙ってクサンチッペ、アレイダが来襲。秋葉を懸命に守ろうとする仲間たち・・けれど、秋葉自身はまだ大切な親友の死から抜け出せずにいて・・・。
『しっかりして下さい!秋葉さんと妹子さんは本当に、本当に優しくし合ってたじゃないですか!そんなあなたが、妹子さんを忘れてしまったら・・・そんな酷い事するなんて、私が好きになった秋葉さんじゃありません!!』
イモちゃんを失った事実から目を背け、あまつさえ箱に入って全てを忘れて逃げようとする秋葉を叱咤するのは、親友であるいつきの役目。いつの間にか“獅子堂さん”から“秋葉さん”に呼び方が変わってましたね。

そしてフォンを連れ帰ってきたほのかも、文字通り命を懸けて秋葉を守ろうとする・・・。
『ネルヴァルを倒さないかぎり、また大切な人が傷ついて死ぬ・・・。ネルヴァルを止めて、秋葉!!それまで私が秋葉を守る。・・・イモの分まで・・・』
ヒロインの秋葉、いつき、ほのかの3人がそれぞれの役目をしっかり果たしてました、今回は。周りから支えられて成長する秋葉、頼りない主人公を支えるいつきとほのかの二人。王道ではありますが、マイナスからプラスに転じて一点に加速する展開はどの作品でも良いものだと思います。ブーミンも珍しく活躍してたしね(笑)

フォンが持ってきた“QTローズ”の効力でイグシステンズのブレイン攻撃はクリアされ、長老達により掘り起こされた“剣”によって遂に全てのパーツが集まったレオパルド。そして、自分にしかできない剣の封印を解く秋葉。
『これが・・・あたしにしかできないこと・・・!イモちゃん、あたし頑張ってみる・・・。皆と一緒に!!』
ほんの最近までネルヴァルと戦うことにすら意味を見出せなかった秋葉にとって、イモちゃんの喪失はやはり大きな転機になったようです・・・。何の目的も持たずに流され続けていたこれまでから、大切なものを守る為に決意を持って自分の意思で立ち向かう、それは秋葉の自己が確立できた事と同意義なのでしょう。

レオパルドの“剣”はそのままの意味で剣だったんですね(^^; 力の比喩みたいなものかと思ってました・・・。
どうでもいいけど封印を解く時に『キャストオフ!』っていうのはどうなんだろう(笑)
一発限りで消耗してしまう“ソウルシャウツ”よりも使い勝手は良さそうだし強力な武器なんですが、ブンブン振り回してる時にいちいちコロニー内の住民の心配をしてしまう(笑) 内部は平衡性が保たれてるんだろうけどね・・・。

クサンチッペはレオパルドの回転斬りで一刀両断。これで田中理恵さんも退場か?と思ったらピンピンしてました(笑) 『弁護士を呼んで!黙秘権を使うから』とか憎めませんこのキャラ(笑) 何だかイモちゃんの仇呼ばわりされてるけど、要因ではあるにしても、直接手を下したわけでもないし、それどころか実行犯に対してはネルヴァルが報復行動取っているんだから、クサンチッペが言うように『言いがかり』というのはもっともだ・・・と思ったら、
『生きてるわよ!あの煮っ転がし!ネルヴァル様のところで』
実は生きてたんです・・・。う?ん、直接的でない別れ方ではあったから、何らかのアプローチはあるかなとは思いましたが、そのまま生存していたとは・・・。ポッドもクサンチッペの所から持ち出したものだったから、ミサイルにぶつかる直前にイモちゃんだけワープさせたとか、そんなところでしょうか。
冒頭でアレイダが言っていたナミの隣に寝ている『あの子』ってイモちゃんだったんですね。しかしまあ、これで“誰も死なない”アニメ認定されてしまったわけですか。イモちゃんが生きていたことは嬉しいんですけどね(^^; 今回に関してはいろいろ意見がありそうな気がするなあ・・・。
そういえば何気なくいつきとほのかの機体がリニューアルされてましたが、秋葉も新機体が用意されるんでしょうか。・・・されるんでしょうね(笑)終盤で機体乗り換えっていうのも珍しい気はします。
やたら情報量の多かった伏線だらけの回に比べれば、今回は分かりやすいお話だったと言えるかもしれません。残すところは、神楽=アレイダの件と“えにぐま”のメモ、『宇宙をかける少女』の意味、後はイモちゃん救出に、ナミの因縁とネルヴァルとの決着・・・あ、いつきの両親とほのかの寿命も・・・。
・・・何だか1話くらいで一気に消化してしまいそうな予感もしますね(^^; 逸りすぎて最後に消化不良な結末にならない事を祈るばかりです・・・。
次回 宇宙をかける少女 第24話 『終末の呼び声』

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Entry ⇒ 2009.06.09 | Category ⇒ [アニメ]宇宙をかける少女 | Comments (9) | Trackbacks (12)
宇宙をかける少女 第22話 『冥い旅路』 感想

心に残る傷痕・・・。

イモちゃんを亡くして茫然自失の秋葉ですが、そんな事はおかまいなしとばかりに事態はどんどん進行します。第22話。
ネルヴァル側の陣営がイモちゃんの死をしっかり認識していたのは意外でした。クサンチッペは市民に死傷者は出ていないと聞いて「あのナビ人の事は!?」なんて(ツッコミ気味ですが)言ってますし、ネルヴァルは「小さな勇気に報いるべき」とか語ってますからね・・・報復行動に出るネルヴァルに味方せざるを得ない展開です。
最終形態と思われるコロニーにその身を移したネルヴァルは、カークウッドを攻撃した月の勢力を基地ごと氷漬けにして一網打尽。ポッと出の第三勢力なんて今更およびじゃないといわんばかりの一掃劇ですが・・・人間の愚かさや利欲の象徴として登場させたという理由よりも、イモちゃんを犠牲にする為の口実という見方をしてしまいます、どうしても・・・。これで「ウーレ人民共栄圏」とやらも退場なのでしょうか。いまいち存在意義がよく分からない勢力でした・・・。そう言えば拘束されたヤマギワ司令ってどうなったんでしょう(^^;

イモちゃんを失ったことをいつきから告げられ泣き崩れる秋葉・・・。
でもイモちゃんからは最期に何かを遺されたわけではなくて、お別れの言葉すら秋葉は聞いていないんですよね。次回以降、その“遺されたもの”が出てくるか否かによってイモちゃんの死がどうアプローチしてくるのか分かると思うのですが・・・。
或いは生存の可能性。特別何かが作用したようには思えませんが、唯一無二の親友との別離があんな形でというのはどうにも・・・。「もう一度生まれ変わったら」という言葉に予感させるものはありますが、やっぱり個人的には生きていてほしいなあ・・・。

地球に着いたほのかは、難癖をつけて宇宙へ行こうとしないフォン博士を強制連行。どう見ても悠々自適に過ごしていたようにしか見えないものね(笑)
レオパルドが自己実現に必要な「花」というのはやはり“QTローズ”だったようですけれど、フォンにも何らかの形で協力してもらうことになるんでしょう。それにしても、ほのかの寿命に関わる問題はスルーですか・・・ラストでお別れな展開はやめてほしいです;;

最近めっきり活躍の機会を削がれてるレオパルド。トラウマから立ち直ってクサンチッペを撃退したり、ベンケイに完勝したりそれなりの成果は見せていたけれど、今回を見てるとどうも立場がないという感じがね・・・。
というか風音の前ではアイデンティティ完全否定されてますね、レオパルドは(笑)
“褒められて伸びるタイプ”にはかーなり相性の悪いお方だと思うんですが。レオパルドの性格が根本的に変えられるとは思えないですし。パートナーの秋葉も落ち込んだまま、主人公組の本格的な復帰はラスト直前までおあづけかな・・・。

今回のサプライズ、長老たち生存の件。他はともかく賀統はアレイダとの戦いで結構な死亡フラグが立っていたように見えましたけれど、まあ無事で何よりと言ったところ。これまで姿を出せなかった所から見ても落ちぶれた印象は否めませんが・・・。
ネルヴァルの“箱”、フルカウルについても新事実が明らかにされました。
フルカウルに入った人間は、死んだ後、あの“赤い箱”の材料にされてしまうという事。脳や神経細胞の再利用・・・ちょっとゾッとしますけれど、ネルヴァルが言っていた循環という意味には当てはまりますね。
気になるのは、箱は人間が健康に生きるための機能を揃えているから、本来「箱人間」は普通の人間より長生きできるはずなのに、最近死亡者が後を絶たないということ・・・。現れたクサンチッペの言いぶりでは何か知っているようですが、冒頭で感じられたネルヴァルへの親近感も薄れてしまいます(^^; ネルヴァル側でも予期できない何かが起こっているという線もあり得ますが。

ハコちゃんを脱出させたのはネルヴァルの中にスパイとして潜んでいた、賀統たち元老院の仲間の行動だったそうですが、その仲間たちは既に死亡し、ダンボールにされてしまっていたと・・・。後で捕まって箱の中に入れられてしまったんでしょうか。で、結局ハコちゃんはアレイダに引き戻されて、クサンチッペの中で捕まったまま・・・。秋葉が助け出すと思ったらそのままだし、このまま顔を見せずじまいで終わってしまいそうな気が・・・。
フリオとネネコはナミに捕まって箱入りさせられてたんですか・・・何だかどこまでも巻き込まれ損だなぁ。スール家の次男で、秋葉のクラスメイトで、親友って肩書きのフリオはここまで扱いヒドくなるとは思わなかった・・・。生徒会よりも悲惨ですね。いつの間にかみっちゃん&さっちゃんも捕まっていたようで、学園の皆は総じてただの被害者っていうのはちょっと・・・かなり残念。前々から指摘されてる部分ではありますが。

クサンチッペから逃ようとした矢先にベンケイ登場・・・ってタイミングいい現れ方ですね(笑)
つつじも(やっぱり)無事に生存していたようで何よりですが、怖いお姉さんのクサンチッペと、主従関係が板についてるつつじに振り回されるベンケイの様子が哀れなようで面白い(笑) つつじの方は死地から生還した事でますますアブない思想に磨きがかかっているような気もしますが、頼もしいといえば心強い人に変わりありません(^^;

高嶺さんも復帰してその健在ぶりを見せてくれました。やや洗脳解除のプロセスに疑問が残るところはありますが・・・。確実に反攻勢力として準備は整いつつあるんだけど、主人公の秋葉とレオパルドの調子が芳しくないのが一番の問題。秋葉はイモちゃんの喪失を乗り越えて、レオパルドは真の自己実現を迎えることが鍵になるのでしょう。レオパルドが戻ってきた秋葉をどう迎えるのかも気になります。残す話数もあと僅か。これまでの物語に納得のいく結末に期待したいですね。
次回 宇宙をかける少女 第23話 『秘剣、輝く』

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Entry ⇒ 2009.06.02 | Category ⇒ [アニメ]宇宙をかける少女 | Comments (2) | Trackbacks (12)
宇宙をかける少女 第21話 『小さな勇気』 感想

不穏な動向・・・悲しい別れ・・・。

まずは徐々にその姿を現してきた“ウーレ”。月基地から風音が飛び立った際に姿を見せていた中国系の人物は、この“ウーレ”の情報局員だったようで。それにしても、「未知の脅威」にさらされているカークウッドそのものを殲滅するなんて危険な行政府の思想は、保身主義の表れなのか、ウーレがネルヴァル勢を一掃するために仕組んだものか、あるいは互いの利害関係が一致した結果なのか・・・。
月基地のヤマギワ司令官は正義漢なんだけど、盗聴器でしっかり職権濫用の現場を押さえられちゃったのはイタイなあ(笑)いろんな意味で損な役回りですね(^^;
いずれにしても、ここにきて政治絡みのキナ臭いお話が出てくるのはどうにも・・・。これまで描かれてきた秋葉とネルヴァルの異なる主義の主張、そのぶつかり合いの最中に水を差されたような気もしますが、これからの展開にどう影響するんでしょうね・・・。

レオパルドを『本物の漢』にするために四苦八苦する皆さんですが、その中でどう考えても巻き込まれたようにしか思えない“つつじ&ベンケイペア”(笑) 見事にスイッチの入っちゃったつつじさんよりベンケイが一番の被害者に思えるんですけれどw まさか“太陽”に突っ込むことになるとはね・・・。
『私たちがどうしてこんな状況に置かれているかわかる?ベンケイ』
『お前のせいだろう!獅子堂総帥にまんまと乗せられ、為す術もなかった!』
いや全くおっしゃる通りですベンケイさん・・・。でも当のつつじ本人は『大いなる宇宙の意思』かナニかに挑戦する気まんまんのようで・・・一体何と戦っているんでしょうこの方は・・・。
『私は・・・!今、最高に生きているゥゥゥ?!!』
ああ、つまるところ生の実感が欲しかったわけですか。自己主張も極まったらこうなるのかと(^^;
でも当初の目的はおおよそ達成されているわけで、これ以上を求めるのが間違っていたのか・・・。
プロキシマの冠は手に入れたものの、つつじ本人は大宇宙に放り出されてしまったもよう・・・。
いや、きっと元気に復活するでしょう彼女のことですから!・・・ホント死ぬとかあり得ない人種だと思う(汗

いつきと生徒会は秋葉の捜索へ。
その道中にいつきと生徒会長の時雨が同じ『地球孤児』である事が判明。
意外な共通点ですが、しかし遠い昔に立てた時雨といつきのフラグが、ここに来て目覚めの予兆を見せているのはどうなんでしょうねぇ・・・。はっきり賛成派と反対派に分かれそうな気がします。いつきの保護者のウルの目が黒いうちは簡単にはくっつかないでしょうけれど。
『そらかけ』で主要人物の浮いた話なんて正直違和感あるから、反対派が多そうな気はしますが・・・。『いつきを庇って時雨倒れる』みたいな展開には・・・ならないといいですね。ちなみにつつじが時雨に憧れていた設定って活かされることはないんでしょうか・・・。

一方囚われの秋葉はというと、箱の中の快適空間を満喫しておりました・・・。
中から飲食物を取り出し放題な上、嫌なものに関わらずに済み、閉鎖的な空間で自己を主張できる快適空間に取り込まれつつある秋葉。・・・いわゆる“引きこもり”を演出してるんでしょうけれど、ネルヴァルの過保護を解りやすく表現していて面白いですね(^^;
『イモは・・・イモは、お嬢様と離れ離れなんて、絶対イヤですから━━━!!』
その箱の中は確かに快適だけれど、秋葉が“大好きなもの”は存在しない、触れ合えない・・・。
ダメ人間と化していく秋葉に、その事を気付かせてくれたのは、やっぱり大切な親友のイモちゃんでした。今回はこの小さな『親友』のありがたみを一心に感じるべきお話です・・・(涙

ネルヴァル側の人員の動きも気にするべきですね、特に今回は。
前回ウーレの暗殺ドロイドから刺されたナミは、『重傷』で済んだようで・・・。あれだけラストに思わせぶりだった割には呆気なく復帰。まあそれは良いとして、ネルヴァルの“お父さん化”はどうなの・・・。当初のネルヴァルってもっと支配者然としていたような気がするんだけど、最近は人間を知ろうとする理解者って位置付けなんですよね。秋葉たちと対立させるには都合が良い転換なのかもしれないけれど・・・。
ネルヴァルが作った『不味いナポリタン』。ここに引っ掛かるキーワードと言えば“軌道喫茶エニグマ”ですが、ネルヴァルが既に確保済みで、しかもアレイダがここを『思い出の場所』と認識しているというのは驚きでした。つまり、神楽としてネルヴァルと戦っていた時の拠点であったという事を覚えている・・・そう考えるべきでしょうか。マインドコントールで操られている可能性は消えませんが、神楽自身の意思でネルヴァルに付いたという線もあり得なくはないような気もしてきました・・・。

ネルヴァルがナミと顔を突き合わせて食事をするという行為も人間の文化を知る一環だったようですね。人の姿を取る意味はこういう事を行うためでもあるのでしょう。
ナミにとっては寂しい獅子堂家の食卓を思い出すという食事風景の話に興味を示すネルヴァル。
『折好く3人目の獅子堂の娘がやってくる』
この言葉に強烈に反応するナミ・・・。秋葉はナミの存在価値を薄らげてしまう、居場所を奪われる怖れを抱かせる人物であるから当然でしょうけれど、気分を害して出ていくナミにいまいち反応しきれないネルヴァルはちょっとリサーチ不足だったのかな? 皆から必要とされる人間とそうでない人間、獅子堂家の二人の姉妹にも当てはまるものですが、そこまで把握しきれていなかったというのは・・・ネルヴァルがまだ人間を掴み切れていない証拠でもあるという事なのかも。

地球に向かったほのかは追手の高嶺と交戦に。本格的なQTアームズ戦って久しぶりだなあ・・・。最近戦闘シーンって呼べるものが無かったので新鮮に感じます。戦いの最中に既に限界が来ているほのかに危険を感じるのですが・・・地球に辿りつくことで問題解決の糸口が見つかったりしないのかな;;
ナミの乱入でQTアームズは破壊されるものの、頭部の脱出ポッドでほのかは地球へ降下。
しかし・・・ナミ、高嶺へ八つ当たりして鬱憤を晴らす→反撃する高嶺→攻撃を受けてナミ覚醒?その影響を受けて高嶺の洗脳解除(?)・・・この流れはちょっと強引さを感じてしまう。もっとこう、秋葉や風音を含めた姉妹同士の戦いの中でカタルシスを感じさせるような・・・そんな展開を予想していたのですが・・・。そこまで手が回らない時期ですものね。その辺りは秋葉とナミの決着に期待したいと思います。

『箱』の依存から脱却し、そのままクサンチッペから脱出した秋葉とイモちゃん。
でもやっと帰還したカークウッドは、政府によるネルヴァル一掃作戦が開始されていて・・・。クサンチッペを通したネルヴァル・エクスクルーシブ・コントロールによりミサイル攻撃は無効化できたものの、今度はカークウッド全域を巻き込むほどの威力を持つ“反物質ミサイル”なんてものが撃ちこまれてきました。
カークウッドへの被害を防ぐには、着弾の前に起爆を促すしかない・・・。

(ごめんなさい、お嬢様。一緒にまん丸焼き、食べられなくなっちゃって・・・。お嬢様と一緒に居られて、イモは、とっても幸せでした・・・)
この展開は・・・予告で感じていた不吉な気配は感じてましたけど、そんなのすっかり忘れてたのに・・・
(もし・・・もしもう一度生まれ変われたら、また、お嬢様のお傍にいたいな・・・)
『お嬢様・・・大好きです・・・』
そんな笑顔のままで居なくなったりしないで・・・(涙
しかも秋葉へのお別れの言葉は届いてないっていうのに・・・イモちゃんを失ったことすら知らない秋葉があんまりすぎます;; この終わり方とエンディングが今までにないくらいマッチしていて・・・泣けました。今回のラストは・・・。
でも何だか急ぎ足な展開・・・第3勢力の登場に巻き込まれる形で物語が動いているような気もしますし。一番の親友だったイモちゃんを退場させることに秋葉の成長を見るなんて事になるのは、正直イヤだなぁ・・・。
ウーレの登場が安易に共闘フラグと呼べるものとは思えませんが、秋葉たちにとってもネルヴァルと共通の敵であることには違いなさそうですね。人間味を感じさせるようになったネルヴァル、ウーレの暗躍。ナミの覚醒(?)に・・・そういえばつつじも一応生死不明でした。(と思ったらまた次回予告で生存確認・・・)いろいろと急展開ですが、各方面で事態が拡散していく中でどんな形で収拾をつけるんでしょう・・・。
次回 宇宙をかける少女 第22話 『冥い旅路』

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Tag ⇒ | 宇宙をかける少女 | そらかけ | 第21話『小さな勇気』
Entry ⇒ 2009.05.26 | Category ⇒ [アニメ]宇宙をかける少女 | Comments (4) | Trackbacks (10)
まさに“はいてない”。『宇宙をかける少女』から主人公・獅子堂秋葉がフィギュアで立体化!
現在放送中のサンライズのTVアニメ『宇宙をかける少女』から、主人公・獅子堂秋葉がフィギュアで立体化。
公式サイトなどで見られるキービジュアルのイメージをそのままに、躍動感溢れる元気なキャラクター性が再現されています。6月24日に発売される「ねんどろいど 獅子堂妹子 メイドロイドVer.」に付属するイモちゃんと組み合わせて展示することも可能です。ちなみに後ろから見た姿が「はいてない」状態なのがとっても気になるのですが・・・実際はどうなっているのでしょう(^^;
PVCフィギュア『宇宙をかける少女 獅子堂秋葉』はグッドスマイルカンパニーより2009年7月発売予定です。
■宇宙をかける少女 獅子堂秋葉 PVC完成品フィギュア
【発売日】2009年7月発売予定
【標準価格】6,800円(税込)
【販売価格】5,221円(税込)23%オフ!
【メーカー】グッドスマイルカンパニー
【原作名】宇宙をかける少女
【造型師】横田健
【製品仕様】
・PVC製塗装済み完成品
・スケール:1/8(全高 約200mm)
・専用台座付属
サンライズがお贈りするSFアニメ『宇宙をかける少女』より、メインヒロイン「獅子堂秋葉」を立体化!明るく前向きな性格のごくごく普通の女の子。アニメのキービジュアルをそのままに、躍動感溢れる元気なキャラクター性を強く表現。
6月発売の「ねんどろいど 獅子堂妹子 メイドロイドVer.」に付属するイモちゃんと組み合わせての展示ができます。
※あみあみ商品紹介より
■Amazonでも予約受付中!
![]() | 宇宙をかける少女 獅子堂秋葉 (1/8スケールPVC塗装済み完成品) (2009/07/25) 不明 商品詳細を見る |
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Entry ⇒ 2009.05.24 | Category ⇒ [グッズ]フィギュアなど | Comments (0) | Trackbacks (0)
宇宙をかける少女 第20話 『白銀の追跡』 感想

反攻の兆しと一抹の不安・・・

前回の秋葉の箱詰めといい、最終話が近づくにつれて鬱展開も多くなっているようですが・・・目に見えていたほのかの死亡フラグがここにきてはっきりと“寿命”という言葉で言い表されてしまったのは個人的にかなりショック・・・。昔の事を思い出したりしたらダメだ(泣
関係ないけどフォン博士、どこで路線が変わってしまったのか(汗 イケメンとか置いておいて服装なんかがね・・・。レオパルドを人間化したらあんな感じになるんでしょうか(^^;
ほのかといつきは、今まで仲間としての交流が秋葉に比べて少なかったように思いましたが、ほのかを助けようとするいつきの会話は、既に二人が大切な友達である事を認識させてくれました。直情的ないつきの言葉を優しさと受け止めるほのかの笑顔が切ない;;
『いつきの病院に行くまでは死なない』
『いつきの病院』・・・この言葉だけでもう二人の信頼関係が伝わってきます・・・。ほのか、最後まで生きていてほしいですね・・・。

秋葉、ナミ、高嶺は敵の手に落ち、元老院は全滅、カークウッドは制圧されて・・・と絶望的な現状で次々と打開策を講じていく風音。エルも怪我から復帰早々頑張っていたと思いますが、やっぱり風音は指導者の器が違うという印象を受けます。
状況が最悪でも頼れるカリスマがいると“希望”は生まれてくるもの。
その手腕と成果に裏付けされた獅子堂財閥総帥の名は伊達ではありません。
懲りずにレオパルドの前に現れたベンケイ&つつじに、反攻の鍵となるレオパルドの自己実現に
必要な“プロキシマの冠”の探索と入手を依頼する風音。それにしても前回といい、つつじはお風呂好きなんでしょうか(^^;
つつじが言うにはネルヴァルからは独立勢力として離反したそうですが、ベンケイはそれで納得してるのかどうなのか・・・。納得しなくてもつつじに引っ張られていくんだろうけどw
交渉はつつじもやり手な印象がありましたが、やっぱり風音には遠く及ばず・・・要求を遥かに上回る報酬の提示に開いた口が塞がらないつつじさん(笑)こういう駆け引きは場数がモノを言うとは言いますが、やっぱり格が違い過ぎました(汗
依頼の“プロキシマの冠”はとんでもなく危険な場所にあるようですが・・・
『ああいう娘は逃げられないの。自分の意地から。
まだまだ利用できるわね』
そのうえオトリに利用するっていうんですから風音さん黒すぎます・・・(;´Д`)

人生最後の入浴を楽しむように豪華なバスタイムなつつじさんですが、結局ベンケイって巻き込まれてるだけなんじゃ(笑) 2人(?)とも無事に生きて帰ってこれますように・・・。

秋葉の捜索には、カークウッドの生徒を助けようと息巻いている時雨を道案内として、いつきとパーティを組ませる形で捜索隊を結成と抜け目ない・・・。時雨といつきにまたフラグが立っちゃうような気がしないでもないんですが(^^;
風音から地球に降りる話が出て再び名前の挙がったフォン博士。
彼を連れてくる適任者はやっぱりほのかなんですが・・・気になるのはやっぱり寿命の心配。フォン博士が何か解決策を立てるとか、そう言う事には・・・ならないかなぁ(涙
『冠』は“プロキシマの冠”、『花』はフォン博士と地球というワードから察するに“QTローズ”の事でしょうか。
残る『剣』は風音たちとレオパルドでこれから探しに行くようですが・・・ソウルシャウツ以外に武器と呼べるものがレオパルドに備わると考えてよさそうですね。・・・にしても風音とレオパルドのやり取りは我儘な子供と叱りつける母親みたいなものを想像してしまう(笑) 案外押しに弱いよねレオパルドw
桜の描いた意味不明な落書きは実は設計図って・・・図面化するのってやっぱり風音なんですよね?(^^;
レオパルドを言い包めたり桜言語を理解したり、タイプは全然違うんだけど秋葉に通じるところがありますね、風音さんは。もっとも真っ黒な部分は秋葉が持ちえないものですけれどw

レオパルドの自己達成の最終実現と、秋葉の奪還に向けてそれぞれが行動開始。
『ボロ船に乗ったつもりで安心して!』
『それを言うならドロ船でしょ』
・・・すっかり忘れてたけど、ブーミンにも活躍してほしいですね?あとミンタオは本気でボケていた事が今回でハッキリ分かりました(笑)とりあえず死なない程度に頑張ってほしいです(^^;

捕まって箱詰めにされてしまった秋葉というと、思ったより深刻な事態になっていなかったのが意外というか・・・マズイ状態にあることには違いないんですが。てっきり精神世界で自分の目的に葛藤するとか、そんな展開を予想していたので・・・。
中にいる人間は眠りについているわけではなくて、コンソールのようなもので日常会話も可能?
秋葉にタイピングで次々と話し掛けてくる箱人間たち。これって引き籠りであったり、ネットの閉塞的な会話を演出させているように思えるんですが・・・クサンチッペの言っていた“病みつき”っていうのはこういう事を指していたんですか(笑)
あまり危機感が感じられませんが、ハコちゃんのように長い事いると自我を奪われてしまうみたいですし、楽観はできない現状。でもふと思ったのは、秋葉が箱人間達にネット会話で語り合うという展開になったら、全ネットワークに繋がっている箱詰め人間を諭すような事もできるんじゃないかと・・・。捕まって箱詰めにされた意味がそこにあるんだとしたら、秋葉自身の成長も見えてくるような気がするんですが・・・と予想はここまでにしておきます(^^;

ナミとネルヴァリストの幹部の対立は相変わらず。ネルヴァルの意思の元に“崇高な”使命を果たそうとしている幹部たちにとって、人間の箱詰め作業を楽しんで行うようなナミは異分子でしかないわけで・・・。増長するナミをネルヴァルが放置しているのは、やはり他に利用目的があるからなんでしょうか。
そんなナミをアレイダが窘める最中、箱の中から突然現れた暗殺ドロイドがネルヴァルを襲撃。
ナミがひっ捕らえた人間の中に混ざっていたらしいですが、自分の失敗を責められることを恐れるナミに“らしさ”を感じてしまいますね・・・。今のナミにとって自分の居場所を奪われることは一番あってはならないことでしょうから。
以前にも少し名前が出てきたように思いますが、このドロイドを始めとして今回から暗躍しはじめた“ウーレ人民共栄圏”というのは、ネルヴァルと対立する第3勢力でしょうか。直接指導者の暗殺を狙うなんて穏やかではないですが・・・ここにきて秋葉とネルヴァルの対立にどう食い込んでくるんでしょう。

侵入したドロイドを殲滅したアレイダ、高嶺、ナミ。ネルヴァルはドロイドと同じような構造なのか、スペアの身体に取り替えて元通りですが・・・遠隔操作みたいなもので別の場所にある本体から操っているんでしょうか。
ナミは討伐した敵の首を高らかに掲げて、何だかどこかの狩猟民族みたいに見えてしまいましたけど(^^;
成果をネルヴァルに褒めてほしかったんでしょうね。それがラストの事態を招く事になってしまうのですが・・・。

不用意に触れたドロイドの首から伸びる鋭い針が、ナミの左胸を直撃。
さすがにこの展開は驚きました。因果応報というにはあまりにもキツイ報復ですが、一体どうなるんだろうと思ったら・・・次回予告で元気に暴れてましたね(^^; ここはもう少し展開を引っ張ってほしかったように思います。それにしてもどうやって復活するんでしょう?左胸を刺されて致命傷を受けたようにも見えますし・・・。
それと刺されたナミを悲しげに見つめる高嶺が印象的でした。操られていても妹を想う姉の気持ちは残っているということでしょう。早く秋葉たちの許に復帰してほしいです。
前回の秋葉・BADENDに続いて、今回はナミの鬱END。
いろんな面で対象的なこの姉妹、次回以降どんな形で復活を遂げるんでしょうか・・・。
次回 宇宙をかける少女 第21話 『小さな勇気』

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Entry ⇒ 2009.05.19 | Category ⇒ [アニメ]宇宙をかける少女 | Comments (7) | Trackbacks (12)