うみねこのな く頃に 第12話『Episode III-I castling』 より感想です。
3度目のゲーム の開始。
オープニングカットが一部刷新、ロノウェやワルギリアたち新キャラクターも顔見せの
『うみねこのな く頃に 第12話』 。3度目の孤島の惨劇の幕開けです。
冒頭はベアトリーチェと絵羽の過去話。二人の髪型が似通ってるから同一人物に見えてしまうのは私だけでしょうか(^^; 敢えてそう見えるようにしているのかもしれませんが・・・。かつての
“無限の魔女” に弟子入りする幼少時代のベアトリーチェと、
「過去の自分」 に魔法を信じると約束する絵羽。これまで全く繋がらなかった二人の関係に変化を予感させるエピソードでした。
さすがに3度目な事もあってシナリオもスイスイ進行。夕食後のベアトリーチェの手紙を読み上げるまでは「エピソード I 」をほぼなぞるような展開ですね。メタ世界ではベアトの執事
“ロノウェ” が登場。それにしてもロノウェの声優、杉田さんと戦人の小野Dって凄い組み合わせだなあ・・・自分の中ではお二人の役柄が定着してしまっているせいかとても新鮮に思えます(笑)
メタ世界での論戦は序盤やや戦人に有利な展開に。
「この島には、18人しかいない」 を赤字で復唱要求する戦人に対し、ベアトリーチェは理由を明かさずこれを拒否。さらに
「この島には、19人以上が存在する」 と赤字で復唱要求するも、ベアトリーチェはこれも拒否。前者を赤字で肯定されれば、戦人は18人の中の誰かを疑わざるを得ないが、同時に犯人が18人の中にいる事を認めることになる。後者をベアトが認めなければ、戦人は犯人を20人以上の架空人物の誰かと想定する事も可能になる・・・。大体理屈は分かるんですが、魔法や魔女の仕業じゃないって断定するのはこの問いに答えられたとしても不可能なんじゃ・・・。密室トリック云々はまた別問題という事なんでしょうか。取り合えずベアトは赤字発言を使用しない理由に含みを持たせつつ一時後退。今回の戦人は活き活きとしてますね(笑)
ベアトからの手紙によって狼狽する親族たちの様子もこれまでとほぼ同様・・・けれど若干ベアトリーチェの正体や意図についての考察が目立つように感じる。それだけの尺を取ってるせいもあるんですが。
霧江によれば、金蔵の愛人と思われるベアトリーチェは、自分だけが在り処を知る黄金と家督との取引を持ちかける気なのではないかと考察。さらに、碑文の謎を解いて見せろという挑発はベアトリーチェに対して何のメリットもないと踏んだうえで、親族に対する驕りの表れだと語る。
実際の人間ベアトリーチェの思考を想定した霧江のチェス盤考察。大人たちの議論も白熱してきたところで急に楼座の様子がおかしくなり、
“ベアトリーチェは自分が殺した” と発言・・・そして今回の幕引き。一体どうゆう事?ってところで終わられてしまいましたが・・・導入編としては中々引き込まれるものがあったかなと。エピソードIIで散々打ちのめされた戦人には頑張ってほしいところですが、明らかに現実離れした新キャラクターの登場にも期待してしまいます(笑)
次回 うみねこのな く頃に 第13話『Episode III-II gambit』 <関連サイト>
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