咲-Saki- 第17話 『悪夢』より感想です。
絶望の窮地を救うのは・・・

天江衣の圧倒的な実力を前に、他校の誰もが脅威を感じたであろう大将戦前半。幕間の休憩では当然、各校の定番カップルによる激励シーンがハイライトされるわけであります。咲は和に、加治木は桃子に。そして池田は福路キャプテンに・・・。しかし咲と加治木が愛の力(笑)で奮い立つ一方、池田の悲愴感漂う状況ときたら・・・(泣) ただただキャプテンの優しさが心に沁みます。この後池田にはさらに残酷な仕打ちが待ち受けているかと思うとまた泣けてくる(;;)

大将戦後半開始。和と交わした
『全国に行く』という約束を思い出した咲。ここからが主人公の力の見せどころ・・・なんだけど結局トイレに行けてないのは大丈夫なの(^^; ここにきてトイレがどうのなんてやってる余裕は無いでしょうけれど(笑)
一人称が消えた咲の只ならない気配を察知する解説の藤田プロ。未だ圧倒的優位な衣の心配をするくらい贔屓目に見てるんろうけど、衣が麻雀に
“打たされている”と言ったのは実力云々ではなくて、心から麻雀を楽しめていない衣に対する親心なんでしょうか。衣自身の背景に繋がりそうな意味深なセリフでした。

さて、今回のサブタイトル
『悪夢』ですが、誰にとっての悪夢なのかはまさに一目瞭然。池田にとっての悪夢こそが第17話の“悪夢”とはっきり断言できましょう(笑) 他の3校から大きく突き放されて38,600点という持ち点、これ以下は無いだろうなんて思っていた私は本当に甘かった・・・。衣の親番から直撃を立て続けにくらって心の折れていく様子はとてもとっても痛々しい・・・。極めつけは池田の持ち点を“0”にした上での衣の威圧。
池田が飛んだ時点で勝負は決するのに、あえて0点という首の皮一枚で生かしておくのは、他校のツモ上がりを封じた上で成す術のない絶望感を煽り、心から屈服させるための衣の非情な策。衣にとって池田は他を圧倒し、見せしめにするための
“生贄”といっても過言ではないでしょう。見た目とは裏腹な、衣の残酷な一面が垣間見えるシーンでした。

その絶望的な状況の最中、光明をもたらしたのは咲の一手。今度は咲が“わざ”と池田に振り込んで衣の仕掛けた策を打ち破るという展開に。池田にとってはまさに九死に一生を得たといったところなんだけど・・・何だかんだでこの『人外』二人に振り回されてますよね(^^; だんだん愛着が湧いてくるなあ・・・世間で池田は好かれてるのかウザがらているのかよく分からない扱いを受けてるみたいですけど(笑)
咲は衣の“場の支配”から抜け出していたって事でしょうか。やっと主人公らしい活躍を見ることができそうです。そして窮地を辛くも脱した池田はこの先這い上がる事ができるのか・・・実はそっちの方が気になって仕方がなかったりします(笑)
次回 咲 -Saki- 第18話 『繋がり』
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