咲-Saki- 第23話 『本気』より感想です。
個人戦、終幕。

各校の実力者たちが鎬を削る個人戦もいよいよ終盤。部長、モモ、トモキーの完全包囲網で咲を封殺、その間にステルス能力を発動させたモモの勢いは留まる事を知らず。トモキーがステルスの餌食になって存在感が霞んでしまうのはこの面子じゃ仕方がないかなあ・・・。ちょっと残念ですけど、ここでの見せ場はやはり咲と部長、そしてモモのそれぞれの意地のぶつかり合いなんでしょうね。
『私にとって公式戦とは、いつだって団体戦のことだった』潰れかけた麻雀部を立て直して、部員を集め、全国を目指してきた部長にとっては、団体戦こそが自分の夢を叶える舞台でありその情熱にかける全てだった。でも福路美穂子というライバルに出会い、咲たち後輩が今回の試合に臨む姿勢を知ることで、竹井 久本人もまた個人戦で
『勝ちたい』という想いを燃え上がらせるのでした。

その部長から、咲が合宿で受けた指導がステルスモモを攻略する鍵になると・・・(^^;
『牌の情報が見えない相手と戦う』ってまさに今の対局そのもの。咲はネット麻雀モードに突入し、消えていた牌を感知。ステルスも反則だけど咲の能力も大概ですね(笑) 咲が調子を取り戻したことを知り、それでもなお勝負に挑む部長カッコイイ。最後は咲の嶺上開花が炸裂し逆転勝利。何だか咲と久って部長と後輩っていうより師匠と弟子みたいな関係に見えるなあ・・・。

個人戦最後の半荘。
福路キャプテン、透華、加治木、そして久部長と各校の部長対決!っと思ったら鶴賀のキャプテンはワハハだった事をすっかり忘れてました(笑)カツ丼さんも勘違いしてたけど、本当になんで蒲原が部長なんだろう・・・。
咲も本気素足で南浦数絵と直接対決。同じ卓に座るのは鶴賀のなんちゃって部長(笑)蒲原と、実は中の人がプロ雀士という吉留未春ことみはるん。団体戦では特に目立つ事はなかったけど、今回の活躍は目覚ましい。自分が総合トップに追いつくのは難しいからと、可能性のある池田を助けるために上位ランカーにこれ以上点を与えないようにと奮戦する姿はさすがプロ! 咲のカンを押さえて上がるなんて凄いと思うんですが・・・。
南場に入ったら我最強な南浦さんのターン。『暖かい風・・・?』・・・あれかな、南だから暖かい風が吹くって、そういう事?(笑) リボンがほどけて一気にラスボスモードに入った南浦さん半端ない。でも咲がバケモノな事には変わりない(^^; 南浦の場の支配を受けてなおリンシャン発動、みはるんが団体戦で見た嵐の前の静けさに感づいたところで何かできるわけもなく、ワハハの上がり牌を押し退けてトドメと言わんばかりに嶺上開花。逆転勝利の流れ。もうこれは主人公だし咲なんだから仕方がないね(苦笑)

一方各校の最強部長決定戦(一人除く)もかなり白熱した試合運びだったようですが、ごっそり咲の対局シーンに持っていかれてしまったせいで決着シーンしか見せ場が無かったのは少々勿体ない。キャプテンと久の一騎打ちは見所でしたけど・・・相変わらず上がり方がカッコイイですがマナー違反ですよねコレ(笑)
全試合が終了し、福路キャプテンが1位、2位は和、3位は咲という結果に。咲と久が1点差っていうのがまた・・・(^^; 最後の待ちを部長が変えたのことが結果に反映されたって事ですか。でも全力で試合に臨んだ結果、悔いはないのでしょう。

勝つ人がいれば負ける人もいる。透華には勝ってほしかったなあ・・・和との再戦も成らず、衣や仲間たちのために一生懸命だったのに(;;) 鶴賀はモモ以外のメンバーにも見せ場は欲しかったけれど、あのチート搭載の面子を相手によく健闘したと思います・・・。
『悪くなかった・・・個人戦、楽しかったわ』部長が個人戦を締め括る一言で今回は幕引き。さすがにこれまで目立たなかったキャラクター全員というわけにはいきませんでしたが、キャプテンと部長の対決をはじめとして各校入り乱れてのドリームマッチは楽しめました。
南浦さんは今回で退場の個人戦オンリーキャラなんでしょうか。少し残念ですが存在自体が今回の個人戦に特化したキャラクターだから仕方ないかな・・・。次回は麻雀回とはかけ離れた展開になるみたいですけど、最後はどんなオチを付けるんでしょう。やっぱり2期の存在を感じずにいられません。
次回 咲 -Saki- 第24話 『夏祭り』
(C)小林 立/スクウェアエニックス・清澄高校麻雀部
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