『黒神 The Animation』 第12話 『激闘』より感想です。
黎真との闘いの末に。
クロと黎真の戦いは後のシュタイナー戦の前試合といった感じですね。シンクロシーンに戦闘最中のクロと慶太の思いやり会話はやっぱりテンポを悪くしているような気がします・・・黎真が空気を読める人で助かった(^^;
BパートのシュタイナーVS黎真のバトルシーンはなかなか見せつけてくれました。クロが敵と戦うと、ただの殴り合いになってしまいがちなんだけど、こっちはちゃんと“バトル”してましたし。女の子が殴られるリアルファイトよりよっぽど清々しい。黎真のフルボッコタイムも斬新でした(笑)
戦いの果てにシュタイナーはエクセルを慶太達の許へ送り届けて死亡・・・。武人として最期まで貫いた感があったのは良かったけれど、譲治さんここで退場はもったいない;;
さらに急展開、蔵木の契約者“雷呀”によって不意を突かれ、黎真は霊石破壊により発生したテラの膨大な質量で出来たブラックホールに飲み込まれ・・・。カクマは同じ緋馬一族の雷呀に復讐を託して敢えて殺されたという事ですか。用済みとなった黎真を消し去って、蔵木が敵のボスに成り上がるという流れ。・・・多分黎真は生きてるんでしょうけれど(^^;
1クール終了という事で展開に勢いを付けてきましたね。オリジナルキャラの攻勢を見せつつ、原作の流れに沿っているように見えますが、アニメの展開としては成功しているのではないでしょうか?
最終ボスと思われた黎真が消え去り、蔵木大地が台頭、2クール目からの物語も気になりますが・・・
取り合えず『黒神』の感想は今回で打ち切らせて頂こうかと思います。もともと1クールアニメとして見ていたので、4月からの予定には組み込んでいなかったというのが理由です・・・勝手で申し訳ありません(^^; アニメはこれからどんどん面白くなっていく事を期待したいですね。時間があれば視聴も続けたいと思いますし、1クールから見続けてきた身としては後期のストーリーもやはり気になるものです。
前述のとおり『黒神』の感想はこれにて終了致します。
今までTB、コメント、感想を頂いた皆様、勝手な都合で申し訳ありません・・・。
これまでお付き合い頂き、ありがとうございましたm(_ _)m
次回
黒神 The Animation 第13話 『インターミッション』
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『黒神 The Animation』 第11話 『再会』より感想です。
蔵木大地の過去と目的。
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蔵木大地の過去かつて蔵木は沢村という名前で、慶太の親友として学生生活を過ごしていました。
形は違うけれど、周りの人間と距離を置いている者同士、本質的に二人は似通っていた。だからお互い惹かれるものがあったんでしょう。
慶太から母親が亡くなった時の話を聞き、ドッペルライナーシステムの存在を知った後、黎真と出会い部下になった。そしてより良い世界を目指して計画を手伝っていたはずが、黎真がドッペルライナーシステムを利用して自分達の都合のいい世の中を作ろうとしている事に気づき、今、反旗を翻そうと画策している・・・。
まず疑問に思うのが、慶太の母親が同じ顔をした人間と出会って死んだという情報だけで、何をどういろいろ調べてドッペルライナーシステムに辿りついたのかという事なんですが・・・他に核心に迫る情報があったりしたんでしょうか。流石にそれだけで疑問に思い至るのは無理があるような気が。
サブとしての慶太のテラ対策を講じようとしたり、慶太のもう一人のサブと、ルートを見つけて居場所を把握し、出会わないようにするなど、偽りなく慶太を助けたいという気持ちが感じられる反面、自分の元神霊にカクマを殺させたり、茜さんを利用しようとしている点からは、明らかに野心が感じられる一面も。
『伊吹、今度は僕が君を助ける番だ』おそらくその言葉は本当なんだろうけど、ドッペルライナーシステムや他の人物を利用して世界を操ろうとしている点では黎真と同じ。慶太とクロの仲間として立つ側の人間にはなりそうもありません。
■
茜さんの慶太への告白慶太を見続けてきたこれまでの気持ちを明かす茜さん。大人の女性とは思えないほど可愛いですね(^^: ずっと傍にいて欲しいという想いが、鈍感な慶太にもやっと届いて・・・。
でもここまで来ると不安なのが、幸福の後に転じる不幸。朴念仁の主人公に気付かせるにはちょっと時期が早すぎです;; 蔵木が茜さんの所在を魁音寺雪に伝えた時点で危険なフラグが立ってしまいました・・・。
そして気になるのは、蔵木が
魁音寺雪と茜さんに伝えたルートとサブの二つの可能性。茜さん本人には自身がサブであると伝え、雪に対してはサブではなく、ルートが見つかったと報告する蔵木。蔵木が茜さんと雪を利用しようとしているのは明白ですが、どちらが本当なのかが気になります。前回のマイナスルートの件もあるし・・・どちらにせよ茜さんが危険な状況下にあることに変わりありません・・・。
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開かれた聖域カクマは聖域を開く鍵として利用され、蔵木の元神霊によって殺されてしまう・・・。攫われて殺されて終わりってなかなか無いと思うんですが。嫌にシビアにあっさりしてるなあ・・・。何のフォローもないまま次へ進んでしまうのか・・・。慶太はさも重要でなさそうに『また犠牲者が』で終わらせてしまうし。残されたマカナが可哀そうすぎます・・・。
次回はクロと黎真の兄妹対決。今回戦闘シーンが無かった分、演出には期待したい所です。
次回
黒神 The Animation 第12話 『激闘』
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『黒神 The Animation』 第10話 『末路』より感想です。
咎人達の終焉。
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黎真と蔵木大地黎真は集めたマスタールートを元神霊と契約させることが目的のようですが、何を目論んでいるにせよ、マスタールートはいいように扱われているだけという気がしますね・・・。
蔵木に対しては自分と契約するかと持ちかけるほど信頼を置いているように見せて、それを断る理由も見通しているように思えます。今は黎真に隠れて一人暗躍する蔵木ですけど、黎真の手の上で踊らされていた・・・なんてことにならなければ良いのですが。
■
比VSクロ比のクロに対する執着とSとMが混じったような性癖は・・・やっぱり見てると嫌悪感が湧きますね(^^;
最初に出てきた頃は冷酷非道なイメージだけだったのに、クロが絡んでからはどんどん倒錯してねじ曲がったキャラになってしまったなあ・・・。
戦闘は散々クロがいたぶられて、最後はイクシードで一発逆転。相手が比だけに殊更痛めつけられる描写が・・・もうこういう風に見せたいっていうのもあるんでしょうね(^^;
今回戦闘の流れで“シンクロ”していたように、あのシンクロシーンって必ずしも必要でない、逆に戦いの合間に挟んでしまうことで、テンポが崩れるような気がするんですよね。今回を見て尚のことそう思えました。シンクロ演出は限られた場面だけで良い。今回に限ってはそういった見せ方があったので良かったと思います。
■
慶太の母の死の真相。マイナスルートの存在。比の契約者、七瀬忍は、慶太の母親のルートではなく、サブだった事が明かされました。
そして、慶太の母親を殺したのは忍だったということも。
ルートを殺したサブは、“マイナスルート”と呼ばれる存在になり、他人からテラを吸って生きるようになる・・・。自分が生きるために、他のサブや慶太の母を殺したことは許されることではありませんが、サブとして生まれた忍の人生が悲惨だったこと、更に、恵まれた人生を歩むルートに自分の命を捧げなければならない絶望感・・・。自分の運命を変えたいと願って、比の甘言に乗ってしまった忍を、慶太は最後まで恨むことはできませんでした。
『どうして・・・どうしてドッペルライナーシステムなんてあるんだ!』同じサブである慶太は、誰かが幸せになる代わりに、誰かが不幸になるというドッペルライナーシステムの存在に、ついに否定の考えを提示しました。黒神のストーリーの主軸になる問題ですよね。
クロたち元神霊が共存均衡を保つために見守ってきたこのシステムを、根本から変えることが最終的な慶太の目的になっていく・・・そんな予感がします。
■
蔵木大地と慶太の接触茜さんと慶太を自分の元に招き寄せる蔵木。・・・このアニメ、2クールなんですね(^^;
正直、蔵木が動き始めたのは最終回をアニメオリジナルで終わらせるための伏線だと思っていたのですが・・・今のタイミングを考えると、中盤でお役御免・・・なんてことになりそうな気も・・・。
黎真から離反するのは目に見えていますし。それとも、慶太と共同戦線を張ることに・・・はならないかな(^^;
茜さんは魁音寺雪のドッペルライナーだから、いろいろと利用価値はあるんでしょうけれど、慶太に関わるのは何故でしょう。昔の親友だから、というだけなのか・・・。それも次回明かされそうですね。
ちなみに比の最期は、これまで自分が行っていた“テラ絞り”を、蔵木によって自分が体験するという因果応報ともいえる“末路”でした。
『気高き元神霊である君のテラは・・・“下劣な人猿”のために使わせてもらうよ』『絞るなっていってんだろぉがああ』なんてセリフが滑稽で・・・クロに倒されるより相応しい最期かもしれませんね(^^;
次回
黒神 The Animation 第11話 『再会』
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『黒神 The Animation』 第9話 『母の影』より感想です。
陰謀渦巻く沖縄編。
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獅子神黎真魁音寺雪は佐野茜のルートである事は以前から言われていましたが、今回それを怪しむべき点がいくつか。雪の父親である魁音寺グループ総裁が、雪を閉じ込めるように扱っており、雪本人もそれが原因で自分が実はルートでないのではないかと疑問を感じ始めているというのがまず一つ。
もう一つは、いつも傍にいる黎真が雪の契約者ではないということ。黎真自身は雪を必要とする素振りを見せていますが、利用するためのポーズを取っているようにも見えるんですよね。雪が黎真に依存している点もフラグめいているかと。
『理由と目的を教えてもらおう。魁音寺グループに入り込み、マスタールートを生産している。我々に人間向けの理想論を語る必要はない。』『君たちは自分たちが正しく、私が間違っているという前提のもとで話をしている。そういう連中にする説明はない。』シュタイナーと黎真の邂逅。下界(人間界)を浄化するために、自らの一族を殲滅し、各地で霊石を破壊し、マスタールートを量産する黎真の真意は、今まで以上の事は何も語られず。ただ、今の世界を壊したいという事と、
『真の神は私ではない』と言った事が気になりますね。その“真の神”が彼の契約者ということでしょうか。
エクセルとシンクロしたシュタイナーを、シンクロなしで難なく退ける姿は正に最強の風格といったところ。クロと慶太が渡り合えるようになるのはまだ当分先になりそうです・・・。
■
蔵木大地少しずつ見えてきた大地の人物像。独自にドッペルライナーシステムを解き明かし、黎真の元に辿りついた大地。それを知ろうとしたきっかけは、慶太の母親の死が起因しているようですが・・・。
『僕はルートですか、サブですか』『お前は怖くないのか?』『自分の運命を知ることより、ただ待っている方が怖いです』自分がサブであったなら、ルートを殺してでも生き延びてみせる。その強い意志と才能を買われ、黎真に取り入る形で部下となった大地。しかし黎真の目的は世界を破壊することである事を知り、黎真に一族を滅ぼされた元神霊の雷呀を手駒に、謀反を企んでいる様子。
単純に黎真が世界をどうこうするからという理由ではないようにも思えますが、慶太に関する執着が少なからず見られる事からも、一筋縄ではいかない性格が窺えます。黎真に隠れて上手く暗躍してくれると良いのですが・・・。
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慶太の成長慶太が捜していた母親にそっくりな写真の人物、七瀬忍は、慶太の母、麻季のドッペルライナーであり、比の契約者。慶太に同情を装って近づいてテラを吸い尽くそうとする辺り、やっぱりまともな人物ではなかったようですね。比のパートナーという時点で何となく予想はつきますが(^^;
テラを吸い取られ、立つこともままならない状態で、クロの危険を感知して立ちあがり、サウザンドを放つ慶太。戦いの面でもパートナーを助ける主人公の面でも成長の様子が見られました。今までクロのブースター的な役割だった慶太が、攻撃手段を持った意味は大きいですね。前回のサウザンド発動時より明らかに“攻撃”の度合いが強くなっていましたし。
後は“サブ”であるネックがどうなるかですが・・・これは物語の進行に応じて解消する問題になりそう。・・・ちなみにこれって2クールでしたよね?(^^;
比に囚われたクロ、雷呀によって攫われ、おそらくは大地の手に落ちたと思われるカクマ。沖縄にやってきた黎真・・・と事態がどんどん展開してきました。沖縄編を契機に、戦闘シーンもストーリーも張りがあって面白くなってきたように思います。慶太自身の成長も見込めますし、次回も期待できそうです。
次回
黒神 The Animation 第10話 『末路』
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『黒神 The Animation』 第8話 『緋馬一族』より感想です。
クロと慶太、沖縄へ。
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沖縄編開幕クロの兄黎真と慶太の母親の写真の手がかり探すために一路沖縄へ。
茜さんは前回のエクセルと慶太のキスが気になったり、見た目は大人の女性でも中身はやきもち焼きでドジって所にギャップがあって良いですね。ただ、あんまり最初の方でフラグが立つと後で鬱展開になりそうで怖いんですが・・・。
慶太のクラスメートだった山田理沙のドッペルライナーは美優紀という名前が付いて再登場。名前があるって事は出番もあるということで素直に嬉しいんですが、理沙の方は1話から早々に退場させられてしまった不運なキャラクターだったので、今度はどんな扱いになるのかと少し不安な気も。
また使い捨てみたいなことにはならないでほしいです・・・。
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沖縄での一時沖縄の土地での休息。サーターアンダギーや泡盛など沖縄の名産や綺麗な海の風景など、のんびりした風景が細かく丁寧に。海水浴のシーンはもっと長くてもいいかもと思いましたが、このアニメにサービス回を求めても仕方ないですね^^; クロと茜さんの水着姿を見れただけで良しとしましょう(笑)
慶太の祖父の永嶺隆人。空手をしている所から見ると、今後戦闘に出る可能性あり?慶太に闘い方を教えたりするんでしょうか。優しそうで好印象な人柄も、沖縄の土地の気質を表しているようで良いですね。
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“動き”のある戦闘シーン沖縄に住む元神霊の一族、緋馬一族のカクマとマカナの急襲。クロたちを黎真の仲間と勘違いして攻撃をしかけてきた様子。それにしても今回は以前のまったりした戦闘が嘘のように動く動く・・・1話以来かな、スピード感のある戦闘シーンが見られたのは。普通の殴り合いよりよほど戦ってるように見えます。
慶太もエクセルから受け取ったサウザンドで戦闘での足手まといを払拭できそうで何より。いつもこれくらいの戦闘なら見ていて飽きないのですが・・・。
■
“霊石”を巡る事象霊石はその土地の共存均衡を保つのに必要なもので、7年前やってきた獅子神一族はカクマとマカナの緋馬一族を殺して、霊石を破壊しようとした。その時の光景を写したものが慶太が持っていた写真で、沖縄に来た理由のひとつが、そこに写っているのが慶太の母親かどうかを確かめるためだったのですが・・・。比のパートナーが七瀬忍という慶太の母、麻季とそっくりな別人であることから、写真の女性も忍と考えてよさそう。
黎真の部下の蔵木大地は、魁音寺グループの命令に忠実に動いているようで、やはり独自の思惑を持っている様子。
慶太とは親友同士だったようだけど、今の時点で過去のやり取りなどが全くないので目的は不明。
アニメオリジナルのキャラクターとのことですが、1話から自然に馴染んでいて違和感無いのは良いかと。これからの動向に注目です。
次回
黒神 The Animation 第9話 『母の影』次回は黎真vsシュタイナー? ストーリーに気を使ってもらうのはもちろん、今回以上の戦闘のクオリティを期待したいですね。
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『黒神 The Animation』第7話 『クロの過去』より感想です。
慶太の心変わり・・・?
『茜さんは胸の脂肪が多すぎなので、泳いで少しぜい肉を落とした方がいいかもしれませんね』とても失礼なことを言ってるんだけど、全然そんな風に聞こえないクロのセリフ。言われた方も対処に困るような^^; 沖縄を前に意気揚揚なクロに比べて、前回
“サブの契約者”の末路を知った慶太はまたいつもの煮え切らない態度に。“煮え切らない”のレッテルがこんなに似合ってしまう主人公も珍しい。
偶然、車で移動中に元神霊が戦っている所に遭遇したら、その元神霊は獅子神一族のクロの知り合いで、クロが実は獅子神一族のお姫様・・・と突発的すぎな展開に思えるのは気のせい?マスタールートの説明付けで、運を引き寄せたっていうのは結構便利な設定かもしれないけど。
クロが自分の過去を何も話さない事に、急に声を荒げる慶太君・・・。クロに対しては上から目線で、肝心の戦闘の時は協力を出し惜しむ上、自分の気に入らない事があるとすぐ怒りだすのは正に近代っ子なイメージ。当初の精神年齢高そうなイメージは、クロとのやり取りの内にどんどん劣化していったような気もします^^;
クロが語る自身と兄の過去。クロの兄の黎真は、突然人が変わったように一族と母親を殺したうえ、新世界を作るために下界に降りた・・・っていきなりすぎて理由も何も良く分からない・・・。
『世界の運命を破壊する』っていうのはサブやルートで定められた共存均衡のことが絡んでるんだろうけど、黎真自身はマスタールートを増やしているようだし、
“ルートのためにサブが死ぬ世界を壊す”・・・とかそんな理由には繋がらないようですね。クロまで当然のように信奉してる世界の在り方を、アンチの立場で変えようとしているとかならまだ分かるんですが・・・。
元神霊同士の戦い。比VSクロ、揶雲の戦闘。最近の戦闘シーンは冗長な上にシンクロのシーンでテンポが悪くなってるような気がしてきた・・・。エフェクトがついてもただの殴り合いという感じで迫力も無く。現実的なスピード感のままっていうのもどうにも。殴られてる方は殊更痛そうに見えますが・・・。
慶太の心境の変化。慶太は母親を亡くしたクロにシンパシーを感じて、急に優しくなったりするのはどうなんだろう。
今までの冷たい接し方が嘘のように『借りを返すまで一緒に戦う』って、もっと始めからだんだんと打ち解ける描写にしてほしかったような。沖縄に行く前にうまくまとめておこうっていう感じがするんですよね。
ラストで現れたエクセルが慶太に与えたサウザンドは、これから慶太自身が強くなるフラグ?
今まで戦闘は見てるだけだった慶太にも活躍の機会が与えられるのは良いかもしれない。最後に交わした慶太への頬へのキスはタイミング的にどうかと思うけど、慌てる茜さんが可愛らしいのでまあ良いか(笑) 契約者としての慶太の師匠的な立場でしょうか、エクセルは。
経緯はどうあれやっと主人公らしくなってきた感じはあるけど、物語的には首を捻るところが多いかな。特にクロとの関係の変化は劇的すぎる気も・・・。全てのわだかまりを吹き飛ばすような戦闘にも期待はできないし、ちょっと行き先不安です・・・。
次回
黒神 The Animation 第8話 『緋馬一族』
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『黒神 The Animation』第6話 『サブの契約者』より感想です。
明かされる“契約”の真実。
獅子神一族から依頼を受けたクロを狙う刺客、
北条水華魅に捕らわれてしまった慶太。
水華魅は事件の黒幕と思われる獅子神一族ではなく、銀虎一族の元神霊であるとのこと。シュタイナーが属してる連合体系の元神霊一族のように、同じ元神霊でも派閥があるようですね。
そして捕えられた先で水華魅から明かされる慶太がサブであるという真実。前回エクセルからもそれらしき事を言われてましたが、今回はっきりとサブと告げられてしまいました。慶太がサブということは、そのルートも存在しているという事ですが、それらしき人物はまだ出てきていない様子。物語中の鍵となる人物でしょうか。
『俺がサブって本当か!?お前分かってんだろ答えろよ!!』慶太を助けるために駆け付けたクロに対して怒りを露わにする慶太・・・気持ちは分かるけど、いつも肝心な時に自己中心的になるのはどうかと・・・。
水華魅が慶太を連れ去った理由は、クロをおびき出すというより、サブと元神霊が契約していることに興味を持ったから。水華魅自身、北条慎吾というサブの存在である男性とパートナーを組んでいました。
自分たちと似た関係であるクロと慶太に、サブと元神霊の契約がタブーである意味を話す水華魅。
ただでさえテラが薄いサブから力を吸い続けることは、肉体の老化を進ませ、契約者の死を早めることになってしまう。水華魅がクロを殺そうとするのは、信頼関係のないサブとの契約を行ったクロが、慶太を道具のように扱っていると思ったからなのでしょう。もっとも獅子神一族のやり方を見てきたせいもあるんでしょうけれど・・・。その契約がどういう事を意味しているかを誰よりも理解しているからこそ、契約者を軽んじるような行動が許せなかった。
『君は、彼女の力になってあげないのか?彼女が死んでも構わないのか』クロが苦戦する最中、北条の言葉から身近な人間の死を思い起こす慶太。これは慶太にとってのタブーですね。自分の近しいの人の死を誰よりも恐れている慶太にとって、自らの命を犠牲にしてでも目の前でクロが死ぬことだけは許容できなかった。
シンクロするクロ&慶太に触発される形で、北条&水華魅ペアもシンクロし、
イクシード「煉攻武神」を発動して戦うも、自らの死期を悟った戦いの果てに力を使い果たし、北条慎吾は死亡。
水華魅とパートナーの北条慎吾は、未来のクロと慶太の姿を暗示する存在としてその役割を果たしました。契約はお互いどちらかが死なない限り解消されない。クロが戦い続ける限り、慶太の命は削られていく。
強い絆を結べるかどうかはクロ次第だと語る水華魅。個人的には慶太の心中の変化が一番重要だと思うのですが・・・傲慢な態度と煮え切らない態度が目立つ中、今後変わっていく主人公像には期待したいところです。
次回
黒神 The Animation 第7話 『クロの過去』
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『黒神 The Animation』 第5話 『イクシード』より感想です。
イクシード=必殺技?
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シュタイナーとクロの戦い。どうにもターン制な戦闘展開なのは否めないですね・・・慶太もやられてるクロをゆっくり見過ぎ(ーー;)
ようやく“シンクロ”してイクシード
『滅牙得救世(メガエグゼ)』を放つものの、一撃ではシュタイナーを倒し切れず、逆にシンクロしたシュタイナーとエクセルのイクシード
『スタンピード』の前に敗退。
慶太は契約者としてはクロに不相応みたいだけど、テラが足りてない=慶太はルートじゃなくてサブって事なのかな。
戦闘中のスピード感を削ぐ会話と慶太の煮え切れらない態度にちょっともっさりした感じがした今回のバトルシーン。1話の動きの良い戦闘からどんどん遠ざかっていくような・・・。
■
エクセルから語られる『共存均衡』の異常戦闘の後、エクセルが語る事件の背景。エクセルは欧州の元神霊一族を束ねる連合体系
『ザ・ノーブル・ワン』に属していて、日本で最近観測されている
『共存均衡』(テラのバランス?)の異常な乱れの原因を探すためにやってきたらしい。
異変の原因は7年前に沖縄で起こったある事件が発端だって言うけれど、何でそこで撮った写真を見せて
『この女に見覚えがないか?』なんてシュタイナーは言ったんだろう・・・。偶然クロと関わりのあった茜さんを見つけて、追ってきてたまたま出会ったクロと慶太にこの写真の女に見覚えがないかなんて聞くのはどう考えても不自然。前もって調査して情報を持っていたというなら別ですが・・・。
そこに写っていた女性は、慶太の母親と瓜二つで、写真が撮られた時期からまだ母親が生きていた頃ということが明らかに。しかも母親の出身地は沖縄という事からも考えて、写真の人物が慶太の母親本人という線もあると・・・。もう一つの可能性は慶太が見た母にそっくりの人物ってことだけど、当時の母親の行動を考えたりはしないの? 沖縄から東京まで行き来していたのなら、茜さんもいたことだし何か気付いてもいいと思うんですが・・・。
写真に写っていた手に紋章のある男の方は、クロが追っている兄の黎真かもしれなくて、もし写真の女性が慶太の母親だったとしたら、クロの兄と契約を結んでいる可能性が高いってことだけど、やっぱり写真の女性は慶太が見た母親のドッペルライナーか、もう一人のルートと思われる人物なんじゃないかな。・・・何だか書いていて複雑になってきましたが^^;
自分の兄が慶太の母親と関わっているかもしれないと知って、急にしおらしくなったクロも何だけど、そんなクロを見て
写真の真実を確かめに行くんだ、お前のためじゃないとか言う慶太・・・ツンデレですか(ーー;) 散々迷惑だのなんだの言っておいて、クロがやられそうになると助けに入ったり、それでもヘタレだったり(笑) いまいちこの主人公には共感を持てそうにないです・・・。
次回
黒神 The Animation 第6話 『サブの契約者』
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『黒神 The Animation』 第4話 『追跡者』より感想です。
新たな“契約者”たち。
初対面の茜さんを口説くシュタイナーのパパっぷりとエクセルのブリっ子お嬢様変化に(・∀・)ニヤニヤ茜さんとクロ(元神霊)の関係を調べるためだったようですが、どんどん非日常の方へ引っ張られていくような・・・。後に出てくる茜さんのドッペルライナー、魁音寺雪がルートだっていうなら茜さんはやっぱりサブってことになってしまうわけで、薄ら漂う危険な雰囲気。
日常で起きた一連の事件を警察に相談してみたらどうかと相談する茜さん。
『警察は危険です!』ってクロが言うから裏では警察までグルになってるのかと思ったら、
道に落ちてたバナナ(普通に八百屋さんに陳列してある商品)を食べたらいきなり警察が追ってきて捕まってしまい、壁を叩いたら崩れたから脱出(脱獄)してきたという・・・立派な犯罪者じゃないですか(;´Д`)
そんな事は置いておいて(笑)、慶太も自分が置かれている非日常的な状況はようやく把握できた様子ですが・・・。
クロが言うには、一連のこの街で起こった事件は自分の兄の仕業だから、契約した者同士、一緒に戦おうと言うけれど、慶太はそんな都合に巻き込むなとバッサリ。
確かに元神霊の習わしや契約者なんて自分の預かり知らない事情に巻き込まれてるのは確かだし、自分の日常を必死に守ろうとしてるのは分かるけど、それを理由にいきなりキレだしたりどうにも煮え切らない主人公だなぁ・・・。そんなことだから周りの誰かが傷つかなきゃ前に進めないっていう展開になってしまうんでしょうに。
クロの兄、黎真に仕えている蔵木大地。黎真と茜のルートと思われる魁音寺雪はビジネスパートナーのような関係のようですね。
蔵木大地は茜さんを探し当てているから、知らないはずはないんだけど、自分のサブを探している魁音寺雪に茜さんの身元を明かさないのは、やっぱり裏で何かを画策しているからか。アニメオリジナルのキャラクターらしいけど、慶太とは中学生の同級生ということもあって、アニメ版のストーリーの中心になりそうな気がします。
クロを攫いにきたトライバルエンドとの戦い。結局クロが痛い目に遭うのはいつもと変わらない・・・。
茜さんの後を付けていたシュタイナーとエクセルの介入で助かったはいいけど、今度は慶太が茜さんを利用されたことを怒って吹っ掛けたせいでクロとシュタイナーの決闘に発展・・・。大切な人まで巻き込まれたからからっていうのは分かるんだけど、クロにキレたり突発的な行動で相手を挑発してしまったりと、いまいちプラスな方に動かない主人公ですね。
成り行き上で発展してしまった元神霊同士のバトルは次回へ。
戦闘自体は動きがあって良いですが、クロの冒頭苦戦⇒後半の逆転劇は正直いって食傷気味。他の展開を許さないストーリーのせいっていうのもあるとは思いますが、何かこう、吹っ切れたものが欲しいですね。
次回
黒神 The Animation 第5話 『イクシード』
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『黒神 The Animation』 第3話 『シンクロ』より感想です。
“契約者”同士の“シンクロ”

トライバルエンドの攻撃で瀕死だった慶太を助けるために、クロは心臓を取り替えることで
『契約』を交わした。原作だと左腕を交換したみたいですが、クロの言うとおり体の一部分であれば契約できるということだから、結びつきとしては心臓を交換したという方がしっくりくるかも。

無防備属性の上、心臓が融合するまで、互いにうまく
『シンクロ』できるまでは一緒にいないとダメだっていうクロの甲斐甲斐しい心遣いを無視して冷たくあしらう慶太。気難しい所があるんだろうけど、クロの言うとおり冷たいところもあれば優しいところもある性格のようで・・・ようするに不器用な性格?
そんな慶太を分かってあげられる茜さんは理解者であると同時に慶太の事が好きなんだろうけど、クロが慶太に近づくたびに焦るところが年上らしくなくて可愛らしい(´∀`*) でも巻き込まれたわけでもないのに事情を知ってしまうって展開的に身の危険が及ぶ不安があるんだよね・・・。

トライバルエンドとクロの戦闘。毎回最初はクロが痛めつけられるところが目に見えてアレなんですが(拳で殴り合ってる分)、見ていて気分のいいものじゃないのは確かですね・・・。戦闘自体は動きを見せる感じで良いと思うんだけど、ピンチにならないと本気になれないクロの主人公属性は如何ともしがたい・・・。慶太もシンクロするの遅すぎるよ!(笑) 戦いに関してはクロのパワーを増幅させる役割な慶太だけど、自身が戦う力を持ってない分、逆に弱点になりうるような気もしますね。
慶太の担任教師のようなルートを増産して何かを企む蔵木大地。力を借りている元神霊の獅子神一族とは別に、彼自身野望を持っているようだけど、比が
『俺達獅子神一族の力がなければお前は只の運のいい奴だ』って言っているように、大地自身だれかのサブだったりするんでしょうか。
『運は力・・・その力はどう使うかで価値が決まる・・・。僕はドッペルライナーシステムを利用して、世界を作り変えるんだ・・・』大地が持ってる写真の人物は茜さんのルート?それともサブ?
ルートを作ることはすなわちサブを死なせること。そのために慶太のクラスメートの山田理佐とまゆちゃんを事故に見せかけて死なせたのは大地の仕業だとしたら、茜さんか写真の人物のどちらかに身の危険が及ぶことになるのだけど・・・いきなり鬱な展開にならないことを望みます・・・。
次回
黒神 The Animation 第4話 『追跡者』
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