フル3DCGでのアニメ化が発表された『ULTRAMAN(ウルトラマン)』が、2019年4月1日よりNetflixにて全世界独占配信されることが明らかになりました。なお、当日より全13話が一挙配信となり、配信日に全話を視聴することも可能です。この他、メインキャストの発表と共に、キービジュアル&新PVも解禁となっています。
注目のキャストは、かねてより「ULTRAMAN」のモーションコミックに出演されていた木村良平さんが、今回も主人公・早田進次郎(はやた しんじろう)役を担当。科学特捜隊に所属する青年・諸星弾(もろぼし だん)役には、数々のクールなキャラクターを演じてこられた江口拓也さんが決定しました。
続いて、進次郎と同じ高校に通う高校1年生・北斗星司(ほくと せいじ)役に、ウルトラマン好き声優として知られる潘めぐみさんが決定。潘さんは木村さんと同じくモーションコミック版から引き続いての起用となります。そして進次郎の父にしてウルトラマンこと早田進(はやた しん)役を、特撮「ウルトラマンメビウス」などでゾフィーの声を演じた田中秀幸さんが担当するとのことです。
『ULTRAMAN』は、円谷プロダクションの特撮番組「ウルトラマン」をモチーフにした、“等身大”のウルトラマンの物語。初代ウルトラマンから数十年後、「ウルトラセブン」以降のシリーズ本編とは異なる世界を舞台に、初代ウルトラマンに変身していたハヤタ隊員の息子・早田進次郎が、元科特隊の井手(いで)から託された“ウルトラマンスーツ”を着用し、科特隊の一員として異星人が引き起こす犯罪に立ち向かう…というストーリーが展開します。巨大ヒーローに変身するのではなく、生身の人間がメタリックなウルトラマンスーツを着て戦うという点が大きな特徴です。
原作は2011年の「月刊ヒーローズ」創刊号(ヒーローズ、小学館クリエイティブ)より連載されている漫画作品で、原作・清水栄一先生、作画・下口智裕先生という「鉄のラインバレル」でお馴染みのタッグが手掛けています。コミックスは既刊12巻、累計発行部数260万部を突破する人気作品であり、円谷プロ公式YouTubeチャンネル「ウルトラチャンネル」などでモーションコミックも配信され話題になりました。
放送情報
◆アニメ『ULTRAMAN』
Netflix
2019年4月1日(月)より世界独占配信(全13話一挙配信)
ストーリー
かつてこの世界には〈光の巨人〉と呼ばれる存在がいた。
やがて〈光の巨人〉はその役目を終え、遠い宇宙にある自らの故郷へと帰還し、
同化していた地球人はそれまでの記憶を失うことで自らの在るべき場所へと戻っていった。
ウルトラマンの存在は過去のモノとなり、科学特捜隊日本支部もその役割を終えて、
光の巨人記念館へとその姿を変えていた。
早田進次郎は多感な思春期を過ごす高校生。
だが彼は、自分が驚異的な跳躍力や頑丈な肉体といった人間離れした
“普通”ではない力を持っていることを自覚していた。
そんなある日、進次郎は父・早田進が、かつてウルトラマンであったことを知る。
そしてウルトラマン無き地球に暗躍する宇宙人たちの存在も。
進次郎は、秘匿組織として健在する科学特捜隊の井手によって開発された
ウルトラマンスーツを着用できる数少ない適合者だった。
「単刀直入に言おう――キミにウルトラマンになってもらいたい」
スタッフ&キャスト情報
【スタッフ】
原作:円谷プロダクション、清水栄一、下口智裕(「月刊ヒーローズ」連載)
監督:神山健治、荒牧伸志
音楽:戸田信子、陣内一真
制作:Production I.G×SOLA DIGITAL ARTS
【キャスト】
早田進次郎(CV:木村良平)
諸星 弾(CV:江口拓也)
北斗星司(CV:潘めぐみ)
早田 進(CV:田中秀幸)
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12月1日に幕張メッセで開催された、世界最大級のポップカルチャーイベント「東京コミコン」。そのステージ上で、「月刊ヒーローズ」(ヒーローズ、小学館クリエイティブ)に連載されているSF漫画作品『ULTRAMAN(ウルトラマン)』のアニメ化が発表されました。公開は2019年の予定です。発表に伴い、公式サイトがリニューアルされると同時に、アニメ版専用ページもオープン。スタッフ情報やPVが公開されています。
『ULTRAMAN』は、円谷プロダクションの特撮番組「ウルトラマン」をモチーフに、原作を清水栄一先生、作画を下口智裕先生という「鉄のラインバレル」でお馴染みのタッグが新たに生み出す“等身大”のウルトラマンの物語。初代ウルトラマンに変身していたハヤタ隊員の息子、早田進次郎(はやた しんじろう)が、元科特隊の井手(いで)から託された“ウルトラマンスーツ”を着用し、科特隊の一員として異星人が引き起こす犯罪に立ち向かう…というストーリーが描かれています。
物語は初代ウルトラマンから数十年後、「ウルトラセブン」以降のシリーズ本編とは異なる世界で展開し、巨大ヒーローに変身するのではなく、生身の人間がメタリックなウルトラマンスーツを着て戦うという点が大きな特徴です。連載は2011年の月刊ヒーローズ創刊号より開始され、現在コミックス10巻が刊行中。累計発行部数は260万部を突破しています。
アニメはフル3DCGで制作!監督は“神山健治×荒牧伸志”の2人体制!
ビジュアル面でも「誰も見たことのないウルトラマン」を目指す本作は、世界で活躍する豪華スタッフの手で、フル3DCGアニメーションとして制作されます。監督は、「攻殻機動隊 STAND ALONE COMPLEX」シリーズや「ひるね姫 ~知らないワタシの物語~」などを手掛ける神山健治氏と、「APPLESEED」「スターシップ・トゥルーパーズ レッドプラネット」の荒牧伸志氏による2人体制。制作はProduction I.G×SOLA DIGITAL ARTSが務めます。
また、今作ではモーションキャプチャーを採用し、役者が演じたデータを3Dのウルトラマンの映像として流し込むという、デジタル時代の特撮とも言える映像表現に挑戦。日本で作る3DCGアニメの作品として、CGアニメの新形態を見せていくとのこと。漫画の『ULTRAMAN』のファンの期待を裏切ることなく、さらにいろんな世代を取り込めるように、スタッフ一丸となって制作しているそうです。最近はクオリティの高いCGアニメが続々と発表されていますし、本作は『ULTRAMAN』という題材から考えてもCGと親和性が高いように思えます。フル3DCGによるアニメーション作品の展望も踏まえて、今後に注目していきたいですね。
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