コードギアス反逆のルルーシュR2 最終話 TURN 25 『Re;』

コードギアス反逆のルルーシュR2 最終回 TURN25 『Re;』・・・
以下、感想です。
・ルルーシュとナナリー、スザクとカレン。二つの対立と交錯。
ルルーシュが敵となった今でも、カレンのゼロの作った「黒の騎士団」への想いと、それまで戦ってきた自分の決意は変わらない。

『その組織に、システムに入れない人はどうするの!それは違うって、どう言えばいいのよ!高いところから偉そうに言うなぁッ!!』
ルルーシュの騎士となったスザク。でもユフィの命を奪ったゼロと、自分の“ルール”に背く「黒の騎士団」を認めるわけではなく。
『組織に入るしかない人はどうなるッ!!正義とは!』
スザクとカレン、二人の心が触れ合ったのは神根島での一時だけ。それから今までもお互いの心は対立を続けてきました。どういう形であれ、最後の戦いは避けられなかったのでしょうね。
ギアスを使う兄ルルーシュを否定するナナリー。かつての弱々しさはどこかに消え去り、断固としてルルーシュを批判する。人々を恐怖に陥れるダモクレスを憎しみの象徴として、自らもその一部になろうと・・・。

『憎しみは、ここに集めるんです。みんなで明日を迎えるためにも・・・』
(そうか・・・ナナリー、お前も・・・。なら・・・)
ナナリーの覚悟はルルーシュの覚悟と同じもの。例え自らが憎しみにまみれても、兄ルルーシュの暴挙を自分の手で止めるために。人殺しと呼ばれてでも・・・。
そして、ルルーシュはナナリーにギアスを掛ける。それが折れない心だと知ったから。ルルーシュ自身が最も忌み嫌った、ナナリーの尊厳を曲げる行為が、どれだけ卑劣な事か一番よくわかっているから。それが、後の贖罪への更なる重罪になることを理解しつつ。

『ルルーシュ・ヴィ・ブリタニアが命じる。ダモクレスの鍵を渡せ!!』

『ナナリー・・・。お前はもう立派に自分の考えで生きている。だからこそ俺も、俺の道を進むことができる。ありがとう。愛してる。ナナリー』
ギアスを使い最愛の妹に罵倒されても、後ろで追いすがる姿を見ても、世界制覇に突き進むルルーシュ。今考えれば、この言葉がナナリーへの遺言だったんですね・・・。
・?ゼロ・レクイエム″ルルーシュとスザクの約束。そして終焉へ
ダモクレスの鍵を手に入れ世界を掌中に収めたルルーシュ。
その後もダモクレスを盾にした独裁政治を行い、世界中の人々の憎悪の象徴として君臨しました。
ロイドとセシル、咲世子さんまでも反抗して投獄されたようですが・・・『ミッション・アヴァテアレティア』で『ゼロレクイエム』の内容は知らされてはいなかったんでしょうか。または、この一連の行動も、ゼロレクイエムのための更なる悪の象徴化として予定されたことだったのか。ゼロレクイエムの後に何のお咎めもなしに解放されるための、ルルーシュの配慮だったのか・・・後者だと思いたいですね。

ルルーシュの目の前に現れた、死んだはずのゼロ。

祈りを捧げるC.C.

『撃っていいのは、撃たれる覚悟のあるやつだけだ』
そして、それは予定調和・・・。
“世界の憎しみを一点に集めた悪逆の皇帝、ルルーシュは、死んだと思われていた『黒の騎士団』の仮面の英雄、『ゼロ』によって倒され、世界は平和を迎える・・・。”
それがゼロ・レクイエムの真実。
シュナイゼルにあえて『ゼロに仕えよ』と命じたのは、後に平和な世界を作る象徴、ゼロに対してルルーシュの死後も忠誠を誓わせるため。
人々にギアスを掛けた代償。これまでの罪に対する贖罪。明日を求める人々への平和な未来のために。

『これは・・・お前にとっても罰だ』
『お前は・・・正義の味方として仮面を被り続ける。柩木スザクとして生きることは、もう、ない』

『人並みの幸せも、全て世界の為に捧げてもらう。永遠に』

『・・・そのギアス・・・確かに受け取った・・・!』
?世界を壊し━━━━
世界を、創る━━━━″

誰にも振り返られない、ただ“悪”だったと。
それでも、ルルーシュは誓った約束のために、自分の死が平和な明日を呼ぶことを信じて、悪に染まり、世界の権威を奪い、望まぬ日々を繰り返して・・・
『ゼロ』がもたらした約束の鎮魂歌。仮面の英雄ゼロに未来を託し、ルルーシュの瞳は、安らかに閉じられる。

『ギアスという名の王の力は人を孤独にする・・・。ふふっ少しだけ違っていたか・・・。なぁ、ルルーシュ・・・』
・最終話の各キャラクターたちの動向、そして“その後”
カレンとスザクの決着は・・・相討ち、ととっていいでしょうか。
ギアスの呪い、『生きろ』というギアスを逆利用して絶対に勝利すべく相手の動きを読むスザク。それに追随してほぼ互角の戦闘を展開するカレン。
紅蓮聖天八極式とランスロットアルビオンの性能は、カレン曰く『スペックならこっちの方が上』らしいですが・・・。ランスロットアルビオンも十分化け物じみた性能ですよね。パイロットの技能はスザクの方が上と見て、互角ととればいいのかな・・・。

『そんな・・・届かなかったの・・・?』
『いや・・・届いているよ・・・カレン』
なぜか余所で盛り上がったオレンジジェレミアとアーニャの決闘。

『爆☆散!!』
だめだ、この人が言うと何故か面白く聞こえてしまう・・・_| ̄|○ il||li
サザーランドジークが爆発した時とこのセリフでオレンジがパーンって弾けるところを想像してしまいましたよ・・・(;><)

サザーランドジークが破壊されてもサイボーグばりにモルドレッドに飛びついて
『記録せよ!ジェレミア・ゴットバルトを!!』
『お前に敗北をもたらした、記念すべき男の名前だ』
・・・アーニャを口説いているようにしか見えないのですが是如何に。
あとで一緒にオレンジ畑耕してるし・・・。ギアスキャンセラーでシャルルのギアスは解けて記憶も戻ったみたいですね。
その後ジェレミアがオレンジを作り始めたのは主君であるルルーシュへの忠誠ですよね^^; ネタかとも思いましたけれど。それにしても、この二人の扱いも勿体なかったです・・・アーニャはもっとキャラクター掘り下げられたと思うし、ルルーシュとの思い出も語ってほしかった。ジェレミアのギアスキャンセラーがほとんど活かされなかったのは今さらですが・・・。もう後半“ギアス”の力がほとんど意味を成していませんでしたしね。

サムライとしての生き様を貫こうとする藤堂と、それを押し留めようとする千葉さん。
最期まで生き残れるか不安だった二人ですが、無事に生き残ってくれました・・・。あれだけフラグが立ってたのに大したものですね^^; 扇の結婚式にも参加していたし、とにかくよかったの一言ですw
なんか最後に日本国首相になってる扇。
ヴィレッタとは無事に結婚したんですね。参加してる人たちがやたら豪華なメンバーですが^^;

黒の騎士団メンバーはもちろん、ジノ、アーニャ、コーネリア様にギルフォード、リヴァルとミレイ、あとゲストキャラのミーヤまで参列。中華連邦組まで参加しています(シンクー除く・・・(´;ω;`)

玉城は二期になってから好感度が上昇したキャラクターでもありました。あと双葉綾芽さんが心配そうに『センパイ』って呼んでたのは何かのフラグなのかー。玉城のくせにぃ!(;´皿`)
エンディングでは自分の店を出したようで・・・。お祝いの寄せ書きが何とも^^;

『男前の玉城さんへ』=田中一成
ちょっと!玉城役の田中一成さん自らお祝いの言葉(;^ω^) これ自筆なのかな??
さりげに日本国首相になってる扇 要、晴れて扇姓を名乗るヴィレッタ・・・扇Villettaって日本人になったんですね。♡マークなんて使っちゃってw
カレンからは『お金の管理は自分でやらないように!』とか南は『金返せよ』とかちゃんと注意されてます^^;
水無瀬むつき、日向いちじく、双葉綾芽のオペレーター三人娘やミレイに千葉さん、神楽耶様からも祝辞が来てるし。なんか羨ましい。楽斜阿陀ってラクシャータ・・・?日本に帰化したの!?
藤堂からは『友ヨ、成功ヲ祈ル』っていつの間にそんな認められたんですかw
まぁ黒の騎士団古参メンバーでしたし・・・とにかく人から愛されるキャラクターだったんですね?(´∀`*) 玉城真一郎の新たな門出に乾杯・・・。

シンクーと天子様。中華連邦編以降めっきり目立たなくなった二人・・・。エンディングでは扇とヴィレッタの結婚式で天子様はいるのにシンクーの姿は見られず。神虎(シェンフー)の機体のみ扇とナナリーの会合で見られましたが、結局どうなってしまったんでしょう・・・。
ちなみに天子様の本名は“蒋 麗華”(チェン・リーファ)というそうです。
コーネリア様はその後無事復帰。

グラストンナイツの最後の生き残りクラウディオ・S・ダールトンはラストの戦線に出ることはなかったようで・・・。全滅にはならなかったけど家族を一度に亡くしてしまったんですよね・・・。これからもコーネリア様に仕えていくのでしょう。
ギルフォードがフレイヤに巻き込まれてなぜ生存できたのかは結局あやふやのまま。常時サングラスをかけているのはフレイヤの後遺症か。身体的な影響がどうだったのかは分かりませんが・・・。ギリギリのところで助かったんでしょうか・・・。

『でも戦争は発明の母って言うよねぇ』
『認めないよ。プリン伯爵はその先にある“人間”を見ていないからさ』
似たもの同士だと思っていたラクシャータとロイド。医療サイバネティクス出身であるラクシャータと、ナイトメアの搭乗者を“パーツ”呼ばわりしていたロイド。馬が合わなかったのと、過去に起こったいざこざが原因で仲違いしていたみたい。でもやっぱりイメージ的には同じなんですよね^^ どちらも負けず嫌いで探究心が強いという面も。セシルさんの言うとおり、これから分かり合えればいいですね。

『神楽耶・・・お前は最近までルルーシュの素顔を知らなかった。・・・なのに本質の一部を理解していた。お前は、優しいな・・・』
ゼロを慕ってついてきた神楽耶に対するルルーシュの仕打ちはそれはもう酷いものでした(´Д⊂ヽ
C.C.の言うとおり、本来なら素で彼を許せる唯一の人間だったんじゃないでしょうか。ギアス容認がどういう経緯だったのかはわかりませんが。報われるべきヒロインでしたよね。
あとは・・・咲世子さんってどうなったんでしょうね・・・。ロイドたちと一緒に拘留されている場面から以降は出番なし。ジェレミアも咲世子さんも、最期は主の命令に従ったということですよね。よく納得したなぁ・・・。絶対止める!みたいな描写があっても良かったかも・・・しれません。
咲世子さん、案外アーニャと一緒にジェレミアのオレンジ畑を耕しているのかも^^; そうだとしたらホントに羨ましい、オレンジ!
・コードギアス 反逆のルルーシュR2、最終話 『Re;』を見終わって
綺麗に終わってしまいました・・・綺麗すぎるほどに。
ゼロレクイエム=ルルーシュの贖罪なんだろうとは思ってましたが、そのまま死んでしまうとは・・・。
生存説も考えてみましたが、あの時点で「ルルーシュ死亡」は間違いないようですね・・・。
“コード”という不死のキーワードがありましたが、ナナリーにギアスを掛けていたことからシャルルからコードを受け取っていた可能性はないですし(コードを引き継ぐと不死になる代わりにギアス能力は使えなくなる)、あの後の心境からC.C.がルルーシュにコードを譲ることも、ルルーシュがコードを譲り受ける可能性も低いですよね。
C.C.が笑って最後を迎えるその時までに、ルルーシュが傍から離れてしまったのは悲しいです。
約束した本人は今までの罪の清算と明日を作るために居なくなってしまいましたが、晴れやかなC.C.の顔をラストに、一応の幕を見ることができた事を感謝したいと思います・・・。
このあとは今までの総評・・・みたいなもの。
一期から見続けてきました『反逆のルルーシュ』。
ギアスという超常的な力と、ルルーシュの冴えわたる知略が魅力だった今作品。
仮面を被って正体を隠しつつ、ブリタニアに対抗する手段を講じていくルルーシュ。本来の主人公の立ち位置にスザクを置き、悪と戦うヒーローを演じさせつつ、ゼロという仮面を被り、ギアスを使ってピンチを切り抜け策を企てるルルーシュの悪徳めいた部分を、視聴側から垣間見ることでカタルシスを感じられる・・・他の作品と一線を画した設定が魅力でした。
学生として正体を隠しつつ、ゼロとして黒の騎士団を率いていく様子は、一期前半から後半にかけて見るたびにわくわくしながら視聴してました^^
対して、第二期『反逆のルルーシュR2』のインパクトはやはり一期に比べて薄れてしまいますね。
開始当初は一期の流れをなぞるような展開でしたが、ルルーシュの基本的な考え“ナナリー一番”は変わらず、見ている時分やきもきしたものです。主人公の成長が見られたのは中盤以降からでしょうか。ナナリーの奪還に失敗し、黒の騎士団も放棄しようとしていたルルーシュに訪れた転機。しかしそれも“既に望めない”希望に縋るものでしかなく。
壊れた日常、自分が壊した世界は元にはもどりませんでした。
更なる転機はナナリーが死亡したと思われた時。自分の戦う一番の理由を完全に失い、黒の騎士団からも見捨てられたルルーシュは最期の本懐を遂げるべく父親(母親)との決戦に臨む。全てが決着した後、残った罪を贖うべく、スザクと「ゼロレクイエム」を成就させるべく、行動を始めていく・・・。
シャルルと決着した時、本来のルルーシュの目的は達成させられていたんですよね。ナナリーは死んだと思いつつも、ブリタニア(父親)への復讐という意味ではルルーシュの反逆は“Cの世界”で終わっていました。その後、ユフィも思い描いた『みんなが優しくなれる世界』を作るために、それまでの罪を購い立場を一変させて世界へと立ち向かっていく・・・。
ストーリーの構成は悪くなかったと思います。
ただ、一番に言えることは「容量に見合う尺がなかった」ということ。
本来描かれるべき人物の心境や行動まで省いてしまっている感が所々見られました。
それが、物語の急展開を呼び、ストーリーの描写不足を招いたような気がします。
(シャーリー死亡→ギアス嚮団殲滅への流れや、黒の騎士団のシュナイゼルによる安直すぎる懐柔など・・・)
登場人物に関しては、まず活躍の出番がほとんどなく消えていったキャラクターたちの多いこと・・・。V.V.は実質登場回数がほとんどないまま、呆気なく死亡。前期で黒幕かと思われただけに早い退場でした。ストーリーの流れで仕方ないと言われればそれまでですが。
後半ナイトオブラウンズの敗退劇はかなり悲惨・・・。ドロテアに至ってはものの3コマで消滅、わざわざキャラクター紹介に出すべきではないという程の早い死亡っぷり。ルキアーノはかなりキャラが立っていて良かったのですが^^; 最強であるはずのビスマルクもギアスを最後にちょっと使ってハイ、おしまい・・・。ノネットさんはただ存在するという意味でキャラクター紹介に置いたんでしょうか?結局劇中に登場することはなく、ブリタニア崩壊後もその後の様子を見せることもなく。何だったんでしょう。
ジノのトリスタン・ディバイダーもほとんど活躍の機会はありませんでしたね。
とにかく後半は時間と尺がないのがありありと見てとれました。それと先に言った描写の不足、展開の早さからくる人物たちの手の平を返したかのような一転ぶり(ルルーシュを殺す気満々だったジェレミアの豹変、シュナイゼルの急な人格変化、黒の騎士団の以下ry)。例え正しい展開だったとしても見ていてアレッ!?と思う部分が後半更に増えていったような気がしました・・・。
せめてあと1クールあったら、もっと納得いく作品になっていたかもしれません。シュナイゼルとの決着までに余裕があったら・・・。
総じて批判的な意見ばかりになってしまいましたが、キャラクターが魅力的だっただけに少ない話数で切られてしまう人物が多かったことと、説明不足な所が悔しかったですね。残念ながら一期のワクワク感があまり感じられなかったというのが正直な感想です。
そしてついに語られなかった世界の謎。

コード、ギアスに連なる一族は何だったのか。遺跡はそもそも誰が何のために作ったのか。
C.C.、V.V.の本名などなど・・・。
コードギアスってドラマCDなんかでもお話の説明不足を補完している感じがするんですがどうなんでしょう。これらの残された謎も今後他の媒体で説明されるんでしょうか・・・。
何はともあれ、ルルーシュの世界への反逆は終わり、彼の贖罪を持ってルルーシュの物語は完結・・・。今後の展開がどうなるかは分かりませんが、他のキャラクターのエピソードを中心に掘り下げられていくのかな・・・。劇中で見せ場の少なかった人物たちにも光が当たるといいですね。
C.C.も残っていることですし、その後のお話なども見てみたい気もします。
失われた数々の命が無駄ではなく、ルルーシュの成したことが平和に繋がったと信じて・・・。
今までありがとうございました。

<関連サイト>
コードギアス 反逆のルルーシュR2 公式サイト


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Entry ⇒ 2008.09.29 | Category ⇒ [アニメ]コードギアス 反逆のルルーシュ | Comments (2) | Trackbacks (19)
コードギアス反逆のルルーシュR2 第24話 TURN 24 『ダモクレス の 空』 感想

以下続きには本編のネタバレを含みますのでご注意下さい。

他人の命も自分の死すらも興味がない。欲も持たない感情のない執政者みたいなイメージ・・・。
黒くてももっと感情ある人物を期待していたんですが・・・何だかどこかで見たキャラクターをしてるんですよね・・・ガンダムSE○D DES○INYのデュラ○ンダル議長とか。いきなりの豹変ぶりとか。
でもそのおかげでコーネリア様は助かったわけですが^^

生きていて良かったです・゚・(ノ∀`)・゚・。
コーネリア様は生きてると信じてました!
でもね・・・まさかギルバートさんまでもが生きているとは思いませんでしたよ!公式のウソツキィッ!ヽ(`Д´)ノ ギアスの影響とかその後どうなったんだろう・・・ジェレミアがいれば『ギアス・キャンセラー』でどうとでもなるかもですが・・・
で、朝比奈さんやローマイヤさんはどこに?(゚Д゚≡゚Д゚)
ナナリーはフレイヤの発射スイッチを押しすぎッ!(#゚Д゚)コラッ

『こんなにあっさりと・・・私が・・・』って実際武器兵器ってそういうものですよ・・・カチッカチッてお手軽に人の命を奪いますよ。それでも撃つのをやめないのはルルーシュを自分の手で止めるため・・・お兄さんの真意も分からずに、シュナイゼルの手駒にされて・・・どこで食い違ってしまったんでしょうね。

ダモクレスは巨大なブレイズルミナス(ランスロットやアヴァロンに装備されていたエネルギーシールド) を展開させて完全無欠の機動要塞ぶりを発揮。ラストには持ってこいな舞台。
ピンクのランスロットはやっぱりC.C.用の機体だったようで。わざわざ着色するなんて・・・識別のためもあるんでしょうけど目立つね!ピンク!好きだけど!( ゚∀゚)o彡°

黒の騎士団の乾坤一擲。富士のサクラダイト爆発で大打撃を受けましたが、ゼロのいた時からの団結力と諦めの悪さは残っていたようです。『次弾発射までの時間10分を高く貸し付けたものですね』って結局撃つつもりですか・・・(;´Д`) さすがは黒いシュナイゼルお兄さん。『集合体としての軍事力に何の意味が?』(゚Д゚)ハァ?って感じで答えてますが。 元々切り捨てるつもりだったと・・・orz

『シンクー・・・!止める!』
『道理なき者などにッ!』
シンクーVSスザク。ありそうでなかった戦い。途中で吐血してるし、シンクーも実際残りの命少ないんでしょうね・・・(´;ω;`) ちなみにこの辺りからスザクの『生きろ』ギアスがずっと発動状態です。
ヾ(・д・` )ネェネェニゲナイトって全身が警告してるよスザクくん・・・。
続けて藤堂との一騎打ち。
『国を捨て、位にのみ固執する醜い存在となったな!』
『自分はただ、明日を望んでいるだけだ!』
・・・いや・・・ちょっと前までは確かにそうだったような・・・(;´Д`)
藤堂さんマズいかな?と思いましたが無事脱出。千葉さんに脱出ポッド抱えられてどちらも死亡フラグ完全回避!・・・ですよね!?

神虎(シェンフー)の攻撃を受けてアヴァロンは着水を余議なくされ、艦に残るロイド、セシル、咲世子さんには皇帝ルルーシュから『ミッション・アヴァテアレティア』が下される・・・。
『これまでよく仕えてくれた・・・君たちの覚悟に感謝する』
『『イエス・ユア・マジェスティ』』
よく見るとアーサーが真ん中にいる件。君もルルーシュ側だったんだね?(´∀`*)
アヴァロン陥落もルルーシュにとっては想定の出来事だったみたいです・・・。その後乗り込んできたシンクーたちに、人質を助けあと『自分たちはルルーシュに脅されていた』何て咲世子さんが本心で言う訳がないですし、ロイドやセシルさんも聞かされていた「ルルーシュやスザクの考え」に賛同した行動なんでしょうね。【ゼロ・レクイエム】の一環と捉えた方がいいでしょうか。結構、この名前の通りな計画の気がしてきました・・・。
ルルーシュとニーナのタイマン・・・(|||゚Д゚)!って別に怖いことにはならなかったのですが。

『私はゼロを赦しはしない。多分、一生・・・。でも、それとは別に私自身の答えを出さなきゃいけないと思ったから・・・。ただ、それだけなの』
『あなた』とか『ルルーシュ』とかって言葉を使わないのがいいですね!
ニーナ・・・綺麗になって(ノД`)(いろんな意味で)
でもこれ、フレイヤの件がなかったらどうなってたか分からないですよ・・・あのニーナの顔芸も見ることはなくキレイに収まりました。罪を一生背負っていく者同士、ニーナにも心境の変化があったのでしょうか。正直少し綺麗に収まりすぎた感はありますが・・・。
C.C.とルルーシュのラブシーン・・・。

『ルルーシュ。恨んでいないのか私のことを』

『C.C.・・・。お前がくれたギアスが・・・お前がいてくれたから、俺は歩き出すことができたんだ。そこから先のことは、全て俺の・・・』

『・・・初めてだよ。お前みたいな男は』
いけッそのままの勢いでいけッ(゚∀゚)と思ったら
近づく二人に現れるジャマ者は・・・カレン!

すごい意趣返しだーわざわざこんな場面で出てくるなんて。カレンもホントにそれで良かったの?っていう別れ方しましたからね・・・。今のルルーシュはただ世界に脅威を振り撒く存在ってことですか?遠慮なく殺そうとするのはどうかと思うよ・・・。
このあと展開するヒロイン対決(まさに)ではやっぱり紅蓮聖天八極式の性能と戦闘能力でカレンに分がありました。ピンクのランスロットの出番少なかったなー・・・。
『ふ・・・勝つとか負けるとか・・・そんな心がまだ私に残っていたとはな・・・』
死んじゃうかと思ったじゃないか━━━━ッ・゚・(つД`)・゚・
リアルにこの時一瞬見逃してたのでボー然としてしまいましたw しっかり脱出してて良かった・・・。
それにしてもヒロインの使い方どうなんですかコードギアス。一番しっかり者の良妻賢母が一番冷遇されている事実・・・。カレンは敵にしちゃってC.C.本妻復活だけど出番は・・・ラストに持ってくるのかな・・・。シャーリー・・・・゚・(つД\)・゚・ ウェ―ン
シュナイゼルが蜃気楼に乗るルルーシュにフレイヤの照準を合わせ、ナナリーが発射ボタンを押す。
ニーナが完成させた『フレイヤ起爆防止プログラム』の出番ですが・・・

『スザク!!』
『イエス!ユアマジェスティ!!』
組成を刻々と変化させるフレイヤに対して現場環境データをプログラムに入力。手動でというか・・・ベタ打ち(!)で入力するルルーシュ・・・。しかもプログラムを完成させても0.4秒しか実行時間がないってどれだけ・・・でも今のルルーシュとスザクなら、二人が力を合わせれば出来ないことなんてないっ!゚・*:.。..。.:*・゜ヽ( ´∀`)人(´∀` )ノ・゜゚・*:.。..。.:*という感じでフレイヤ無効化に成功。こんなシーンを見ることができるとはコードギアスR2が始まって以来思いませんでした^^;
一瞬できたダモクレスのブレイズルミナスの隙間に蜃気楼が入り込み、ドルイドシステムを展開させてランスロット・アルビオンともども侵入。ダモクレスはランスロットによってフルボッコな状態に。
初めてシュナイゼルの悔しそうな顔が見れてちょっと安心w やっぱり悔しいんだ・・・。

ダモクレス侵入の最中現れたジノのトリスタン・ディバイダーによって蜃気楼はお釈迦に。
ルルーシュ、ちょっとドンくさいよ!って思ったのは私だけですか(;´Д`) ズテーって感じで転んでましたね・・・。やっぱりナイトメア戦は最後までスザクのランスロットが持っていくんですかー。中華連邦での蜃気楼の華々しい活躍が懐かしい。
シュナイゼルはルルーシュとナナリーもろとも、ダモクレスをフレイヤで爆発させ脱出する魂胆。ディートハルトが完全にシュナイゼルと同調しているところにストーリーの悲哀を感じました・・・(TДT)
カノンはナナリーを見捨てることまでは同意しきれなかったというのに、ディートハルトさんてば・・・もうツーとカーですよ。そんなにシュナイゼルが好きかぁぁああああ!_| ̄|○ il||li

『待っていたよ?シュナイゼル』
そうは問屋が卸さないとばかりに、逃亡前のシュナイゼルの前にルルーシュが裏を読んで参上。
なぜ自分の策を読めたのかを問うシュナイゼルに、策ではなく、シュナイゼル自身の本質を読んだと答えるルルーシュ。
『貴方には勝つ気がない。朱禁城での対局。黒の騎士団のクーデター。貴方は常に負けないところでゲームをしている』
『貴方は今日という日で世界を固定しようと考えた・・・。だが、変化なき日常を「生きている」とは言わない。それはただの経験だ。』
『しかしその連なりを「知識」というが?』
『・・・やはり貴方は優秀だよ。優秀すぎるが故に見えていない。そう、皇帝シャルルは昨日を求めた・・・。貴方は今日。だが俺は明日が欲しい。』
幸せを求め続け、よりよい明日を求め足掻きつづける未来を選ぶルルーシュと、変化のない恒久的な平和の今日を求めるシュナイゼル。でもシュナイゼルがルルーシュの言葉を「矛盾」というのも分かる気がします。あれだけ酷いことしてたらね・・・。
シュナイゼル自身は『人の欲望』という性を根本的に嫌っていたようです。だから何の感情ももたず、仮面を被りながら人としてあるべき自分を演じ続けていた・・・というところでしょうか。
もちろん今までのシュナイゼルが全て仮面だったとは思えませんけど。ストーリーに乗りすぎちゃいましたね・・・。

自分を殺せというシュナイゼルに対して、ルルーシュがとった行動はかなり悲惨なもの。シュナイゼルにとっては「死」よりも苦痛な・・・
『だからこそ貴方に俺は、「ゼロに仕えよ」という言葉を・・・プレゼントしよう』
いつの間にシュナイゼルの後ろに!?ってマオの時にも使った録画作戦でしたかw いや、でもここまでタイミングよく・・・しかもシュナイゼル相手に?かなり無茶な・・・
『ゼロ!あなたの物語はすでに完結している!あなたは生きていてはいけない!』
突然ヤンデレっぽく暴走したディートハルトさんはルルーシュの奴隷になったシュナイゼルによって撃たれ、死亡・・・。
せめて最期は自分にもギアスをかけてほしいと言っても相手にされず、『お前にはギアスを使う価値もない』って突き放されるディートハルト・・・。いくらなんでも酷すぎですよ。
「卓越している。冠絶した人在だ!」
「あ・・・ありがとうございます!」
この流れが好きだった私にとってはディートハルトは惜しい方でした。その死に顔が安らかだったのがせめてもの救いか・・・。途中でゼロからシュナイゼルに鞍替えしなければ_| ̄|○ il||li
ジノはカレンに好意を抱いていたようですが、カレンはどうなんでしょうね。ルルーシュは振っちゃったし言い寄られれば弱いイメージがありますが・・・。(´Д`)ハァ…

ナイトメアの最終決戦はランスロット・アルビオンVS紅蓮聖天八極式。コードギアス作品中最強のスペックを持つナイトメア同士の戦い。結局この二人が共闘することはありませんでしたね。たしかにカレンの言うとおり『すれ違い』でした・・・。
そしてルルーシュはフレイヤの起爆装置を持つナナリーの元へ。
『もう、目を背けてはいられないから・・・』

シャルルのギアスを破り、自分の意思で目を開いたナナリー。
『お兄様・・・私にもギアスを、使いますか』
しかしラスボスがナナリーとは・・・。まさにルルーシュにとっては難攻不落、最大最強の敵w
ルルーシュがゼロ・レクイエムを達成するにはナナリーの意思を折るしかないんでしょうか。例えギアスを使っても今のナナリーには効かなそうな予感^^;
カノンの『ご自身の命にさえ執着がなかった方が・・・これがギアスの力・・・』ってシュナイゼルがギアスにあっさりかかったことに対して、ラストのナナリーがシャルルのギアスを自分の意思で破ったことへのアンチテーゼでしょうか・・・。
シュナイゼルが残した、今まで人の意思を否定し続けてきたルルーシュが語る希望などはまやかし、矛盾にすぎないという発言。ゼロ・レクイエムでぜひとも払拭してほしいです。
【その他】

ミレイはリヴァルに惚れるべき時がきましたね(´∀`*) ついに恵まれない子に幸福の手が!
あれだけ良心的なキャラクターはコードギアスでは珍しい。もっと評価されるべきですよね♪
玉城の意地・・・

『待て待て待てぃ!さぁ俺達の因縁に決着を・・・!』
って出てきた玉城さんランスロット・アルビオンに0.5秒で瞬殺!意地のあるところはしっかり見届けたよ!・゚・(つД`)・゚・ 死んでませんけどネ(´・ω・`) 漢・玉城さんは死亡フラグなどものの見事にへし折ってくれたよーです。

扇とヴィレッタさんのラブラブっぷりはもうどーでもいいや(爆) 扇死亡も完全に折れたことですし。
関係ないけどグラストンナイツはことごとく死亡したかと思っていたら最後に一人残ってたんですね。クラウディオ・S・ダールトン・・・。養父であるダールトンともども、余計な戦禍に巻き込まれてしまったという感が強いです。ここまできて最後に死ぬなんてことはないですよね・・・。

オレンジジェレミアとアーニャはラストで一騎打ちですか・・・(´Д`)ハァァ…
どっちにも死んでほしくないんですが相打ちなんかになりそうですっっっっごく不安です。
アーニャの存在意義途中からどうでもよくなってませんでした?マリアンヌが消えてから・・・。
ジェレミアはかっこよくなりすぎ。いえ個人的には大変嬉しかったのですが(∀`*ゞ)
次回 最終話 コードギアス反逆のルルーシュR2 TURN 25 『Re;』

さて残すところあと1話になったコードギアス反逆のルルーシュ。
ルルーシュとスザクの【ゼロ・レクイエム】とは・・・
Re;・・・に続くものが何のかが気になりますね。
ブリタニア皇帝になった後も数多の犠牲を払ってきたルルーシュ。全ての罪を被ったあと、ルルーシュたちは消えてしまうんでしょうか? 本当の【ゼロ・レクイエム】が二人の主人公たちにとって未来あるべきものでありますように・・・。
最期に・・・ノネットさん出さないつもり?(#^ω^)

<関連サイト>
コードギアス 反逆のルルーシュR2 公式サイト


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Entry ⇒ 2008.09.21 | Category ⇒ [アニメ]コードギアス 反逆のルルーシュ | Comments (2) | Trackbacks (18)
コードギアス 反逆のルルーシュR2 第23話 TURN23 『シュナイゼル の 仮面』 感想

以下続きには本編のネタバレを含みますのでご注意下さい。

シュナイゼル殿下黒ッ(lll ゚д゚)
ホント題名のとおり『シュナイゼルの仮面』が浮き彫りになりましたね・・・
なんというか、『笑いながら人を殺せる』っていうイメージが((lll´д`))

今回許せないのは、シュナイゼルの恐怖政治に異を唱え、剣を向けたコーネリア様に対して銃を撃ったこと・・・!この○○○皇子、コーネリア様になんてことを(# ゚皿゚) 一気にシュナイゼルが嫌な人になってしまいました・・・orz あのおっとり感が好きだったのに(´Д`)ハァ…
でもこれで死亡はないんじゃないかな・・・あまりにもあっさりすぎますし。絶対生きてる!はず・・・!
前回ブリタニア帝国首都ペンドラゴンに撃たれた『フレイヤ』。

神聖ブリタニア帝国首都どころか本土まで消し飛んでしまいました・・・ニーナの話だとシュナイゼルは『フレイヤ』のリミッターを解除して使ったそうで。リミッターて・・・
ナナリー生存の理由は避難用のシャトルをおとりに用意していたからで、トウキョウ租界消滅時に巻き込まれたのはおとりの方。つまり最初からナナリーと咲世子さんはフレイヤには巻き込まれていなかった・・・と。ミス・ローマイヤはおとりの方に乗ってたのかな・・・
ということはローマイヤさんはそのまま死亡?・・・何だか哀れ。彼女には『アリシア』っていう素敵な名前が用意されていたことを声を大にして言いたいです!・・・あまり好印象の人ではなかったけど;;
これで朝比奈、ギルフォードの死も確定。それにしても公式のウソツキッ!って叫びたくなりますよ・・・ナナリーと咲世子さん。生きていたのは嬉しかったけれど・・・。

『お兄様がゼロだったのですね。どうして・・・それは、私のためですか?もしそうなら、私は・・・!』
『・・・ふははは、お前のため?我が妹ながら図々しいことだ。人からお恵みを頂くことが当たり前だと考えているのか。自らは手を汚さず、他人の行動だけを責める・・・お前は俺が否定した古い貴族そのものだな。誰のためでもない。俺は、俺自身のために世界を手に入れる。お前がシュナイゼルと手を組み、我が覇道の前に立ち塞がるというのなら容赦はしない。・・・叩き潰すだけだ』
手を震わせながら、それでもルルーシュは悲壮な顔のナナリーの前で発言しました。
シュナイゼルはナナリーをルルーシュに引き合わせて(利用して)戦意を削ぐことが目的だったようですが、平静を保ってナナリーを突き放すルルーシュ。でも実は内心動揺しまくってます。
そんなルルーシュを一喝するスザク。
『戦略目的は変わらない。ナナリーが生きていたからといって立ち止まることはできない。何のためのゼロレクイエムだ!・・・約束を思い出せ』
ここでも出てきた『ゼロレクイエム』という言葉。二人が交わした約束と、この計画が最後の鍵になるんでしょうか。
ルルーシュがゼロであったことも、ギアスのこともシュナイゼルから聞かされていたナナリー。
最初にルルーシュをいきなり否定した時はどうしちゃったのって思いました。ゼロもギアスも信じるのに、慕っていたお兄様は信じないの?って・・・まぁ容認できるものではないっていうことも分かりますが。
首都ペンドラゴンにフレイヤを撃たれた事に関しては、シュナイゼルから「人々は事前に避難している」と聞かされたから。(実はそのまま人残ってたんですね・・・(;´Д`)

そして次にルルーシュに向けて撃たれるフレイヤの発射スイッチをシュナイゼルから預かり、そのスイッチを引くことで、兄の罪を背負おうと・・・でもフレイヤは容認しちゃっていいの?ナナリー。
言ってしまえばギアス同様『力』で人を従わせる道具そのものじゃないですか。しかも大量の人命を奪ってしまう。そんなもの以前のナナリーだったら絶対認めなかったのでは。ユフィだって一番嫌うであろう手段をナナリーが認めるなんて・・・。シュナイゼルに言いくるめられたのかな・・・。
ルルーシュを説得しようと強い部分を見せるナナリーでしたが、なんとも歯がゆい対面でした・・・。
コーネリアがペンドラゴンの住民たちのことをシュナイゼルに問いただすと、本性を現したましたよ、この第二皇子さま・・・

『それが何か?消えてもらったよ。その方が幸せじゃないのかな。ルルーシュに忠誠を誓う人生よりは』
『ギアスで無理やり従わせられるよりは』っていう意味もあるんでしょうけれど、いくらなんでも・・・
ナナリーに対して住民は避難したと言ったことについては『嘘も方便だよ』ですって。今までの優しいけれど厳しいシュナイゼルさんはどこにいっちゃったの・・・
そしてシュナイゼルの言う『システムと力による平和』とは・・・
「ダモクレスから戦争を行う国全てにフレイヤを撃ち込む」
圧倒的な「力」による恐怖政治ですかー。しかも終始笑顔でいるから、怖さに拍車がかかります。
これまで出番がなかった分後半でどんどん露出が増えて、今回で<仮面を被っていた>感が更に強まるような暗示も見られましたが。
一期でこの性格を予期できた方がどれほどいらっしゃったのか・・・。

ディートハルトはゼロのカオスも凌駕すると大喜びのキモチワルイ笑顔。爽やかダッシュの方が絶対良かった・・・絶対良かったッ!・゚・(つД`)・゚・ ていうかこのままだと確実にシュナイゼルと一緒に天に召されちゃいますよね。流れ的に。確実に。
ルルーシュのブリタニア帝国とシュナイゼルと黒の騎士団の最終決戦。

シュナイゼル率いる黒の騎士団との混合軍はシンクーの神虎(シェンフー)、カレンの紅蓮聖天八極式、藤堂の残月、ジノのトリスタン改にアーニャのモルドレッドと戦力は揃い踏み。
対するルルーシュ陣営はスザクのランスロット・アルビオン、ジェレミアのサザーランドジークが主戦力。
・・・ロロがここにいたらっていう気がしてきて、ちょっと複雑。ある一部を除けば兄想いの弟だったね・・・。

盤上で読み合うように一進一退の駆け引きが行われる中、攻勢に出たルルーシュの一瞬の隙を突いてシュナイゼルが一点突破を仕掛け、ルルーシュはピンチに・・・。そこで『秘策』が発動。
富士のサクラダイトを爆発させて黒の騎士団は大打撃を受ける。(また地形攻撃ですか)
ルルーシュの味方兵力も巻き込み、斑鳩は撃沈・・・。ルルーシュも目的のために迷ってはいられないんでしょうけど、使い捨ての駒扱いされてる兵たちは可哀そうですね・・・。
そして扇・・・いつの間にヴィレッタさんと・・・!?(;゚Д゚)
これこそ死亡フラグだったけれどとりあえず生き延びて良かったね!(#^ω^)

ナナリーは『お兄様の罪は・・・私が討ちます!』ってフレイヤ発射してますし。シュナイゼルの操り人形みたいになってるよー・・・。
・・・ふぅ。やっぱり急ぎ足だなぁって思わざるを得ない猛スピードと展開でしたが・・・。

密かに吐血しているシンクー。子供たちに熱心に何かを教える玉城。藤堂に何かを告げられて、赤くなる(!)千葉さん。お腹を押さえて見つめ合うヴィレッタと扇。次々に流れるこのシーンを見ると、ああ、最終回目前なんだ・・・ほんとに時間ないんだね・・・と思わざるを得ません・・・。
ピンクのランスロットは何に使うんでしょう?C.C.が乗るような気配を見せていたけれど・・・。
あとニーナはセシルさんの激マズホットドッグ食べましたね。紫色のソースってヤバイ(;´Д`)

やっぱりジノとカレンは協力関係になりました。二人ともルルーシュの敵になるか、味方になるかは『敵』で決着がついてしまいましたか・・・。二人にとっては良い展開ですね。でもラクシャータの改造を受けるとトリスタンも悪役顔になっちゃうのね・・・(´;ω;`)

アーニャはルルーシュもスザクも記録にしてあげるなんて言ってますけど・・・なんか一気に存在感が薄くなっちゃったっていう気がします。ていうかあんまりじゃないかーマリアンヌに乗っ取られてからの出番に対する不憫さとかいろいろ納得いきませんよ!ヽ(`Д´)ノオモシロクナーイ

咲世子さんは無事だったのは嬉しいけど、オレンジさん、そこで騎士道ってどうなんですかw
もっとこう・・・色鮮やかなものを期待した私はどうすれば(;´Д`)
咲世子さんもそうかもしれませんねって思わせぶりなコト言っちゃってくれてますし━━━━!
でもホントに生きていてくれて良かった・゚・(ノД`)・゚・・・・ところでヘッドドレスは外さないのがデフォルト・・・?
それにしてもシャルルやマリアンヌの敵がこの世界を動かす嘘や欺瞞だったのなら、今回のシュナイゼルがまさにそれそのものじゃありませんか・・・身内にいるそんな存在を放っておくなんて。
ルルーシュはシャルルとその世界(嘘のない世界)を否定したわけだから、シュナイゼルのことは何にも責められないんですね。今までの行いから見ても当然ですが。

けれど、そのシュナイゼルと対照的だったのは<ルルーシュの仮面>。ナナリーに対して被った「非道な王」としての仮面・・・。ほんと、シュナイゼルとは逆でしたね・・・。ナナリーのためだけに行動してきたルルーシュが、C.C.との会話で言った『もう特別扱いはできない・・・。消えていった数多の命のためにも俺たちは止まるわけにはいかないんだ』というセリフ。今だからあそこからよく成長したねって言えると思います。過程はどうあれ。納得できないこともありますけれど。
C.C.がコードギアスのヒロインだと再認識させられるシーンでもありました・・・。
スザクは今回ナナリーが生きていたことで、咎のひとつの枷を外されているんですよね。
でも多くの日本人を死なせてしまったことに変わりはない。彼の変わらぬ思いと、ルルーシュの為の剣となる決意。その全てが、ルルーシュとの約束である『ゼロレクイエム』に賭けられているんだと思います。最終回で明らかになるんでしょうか。この計画の全ては・・・。

『フレイヤ』の攻略がシュナイゼルの一手を断つ手段なわけですが、それに協力しているニーナ。
なんとルルーシュの正体=ゼロということをすでに知っていました。
あのニーナが、ユフィの仇であるルルーシュに協力するのは、やっぱりフレイヤでの犠牲を目の当たりにしたからでしょうか。あれだけ人々を恐怖させるお顔をされて戦々恐々としていたニーナが・・・。
ここでも“成長”という言葉を使っていいのかな?それぞれのキャラクターがラストに向かって与えられた役割をこなしていく・・・そんな動きを感じます・・・。

あと・・・神楽耶様を泣かすなぁああア!
目真っ赤にしてかわいそうでしょうがっ(#゚Д゚)

最後に玉城さんかっこよすぎ!何ラストでカッコつけてるの!?
そんなことしたら死んじゃう・゚・(つД`)・゚・ 最後までおバカさんでいて!

『ルルーシュ。もし私を倒そうと考えているなら君はそこまでだよ?仮面を使いこなせない人間に、勝利はない。』
最後は真っ黒な笑顔を残して終わりを告げた『シュナイゼルの仮面』。余裕のアブないお兄さんシュナイゼルを相手に、ルルーシュがどう切り返すのか・・・。
次回 コードギアス反逆のルルーシュR2 TURN 24 『ダモクレス の 空』

次回予告のシュナイゼルの顔なんですかあれは・・・(;´Д`)
実はよっぽど仮面とやらを剥がしたくてうずうずしていたかのような暴走一直線っぷりに涙。
残すところあと2回。できるなら犠牲者が増えませんように・・・増えませんように・・・><
・・・あれ?ところでノネットさんは?(´・ω・`)

<関連サイト>
コードギアス 反逆のルルーシュR2 公式サイト


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コードギアス 反逆のルルーシュR2 第22話 TURN22 『皇帝 ルルーシュ』 感想

以下続きには本編のネタバレを含みますのでご注意下さい。

『これから俺は、多くの血を流す。虐殺皇女の名前が霞み、人々の記憶から消え去るほどに』
ユフィやナナリー、死んでいった人々の想いを無駄にしないという決意の表れ。
ルルーシュが言う『ゼロレクイエムのために』とは、黒の騎士団のゼロとして行動した結果落とされた命に対して、これから起こす行動と弔いの意味が込められている・・・またはその計画でしょうか。できれば前者であってほしいですね。それにしてもスザクがルルーシュに協力する結果となったシーンはやっぱり描写なしですか・・・。
ユフィやナナリーのことも含めて、その辺りははっきりしたシーンが見たかったです・・・。
そしてちょっと鬱が入りますここから・・・
ランスロット・アルビオンの初出撃。

『この、ランスロットアルビオンなら!』
『ランスロットアルビオンなら』なにしても許されると思ったら大間違いだよ!ヽ(`Д´)ノ
ナイトオブラウンズ終了のお知らせ

ビスマルクが発動させた『未来を読む』ギアス。外伝「ナイトメア・オブ・ナナリー」のナナリーのギアス『未来線を読むギアス』と似通った能力でしたね。過去にマリアンヌと一戦交えた時以外は使用しなかった旨の発言をしていますが、それもランスロット・アルビオンの前には・・・

スザクは自身にかけられた『生きろ』ギアスを逆に利用して、未来の動きを読むビスマルクの攻撃を躱し、ギャラハッドは一刀両断・・・。
最後のセリフが皇帝陛下ではなく『マリアンヌ様・・・』だったのは少し意外・・・というか「ナイトオブラウンズ」の補完エピソードなんかもどこかに収録されるんでしょうか。でなければちょっと悲惨すぎますこの流れの連続退場・・・。
結局は「紅蓮聖天八極式」初登場回をなぞる結果に。ワンさん・・・あっさり・・・逝きはるなんて・・・orz
そして蘇るテンさん・・・じゃなくてヴァルキュリエ隊の悪夢。

残念無念うらめしや・・・

うらめしや????・゚・(つД`)・゚・
モニカさんになんて事してくれるんですかスザクくん・・・。トウキョウ租界引き回し獄門磔コース確定ですよ・・・。あれだけ思わせぶりに数回だけ登場させておいてランスロットアルビオンのお披露目の為に殺すんですか。ある意味ヴァルキュリエ隊より悲惨です・・・

こんなかわいらしい人を簡単に死なすなんてどうかしてる_| ̄|○ il||li
あとこのパイロットスーツ姿は結局意味ありませんでしたね。

アーニャとはえらく扱いが違う無駄に露出の高いパイロットスーツの3人・・・;; 今回モニカさん死亡が一番ショックだったりします。

え?初登場で即座に死亡した『ナイトオブフォー』のドロテア・エルンストさんは悲惨じゃないのかって?もちろん悲惨ですとも・・・。
なんたって登場からわずか3カットほど、数秒の出番しかなかったんですよ・・・。ランスロットアルビオンの引き立て役だけの為に殺されたようなもの。これ以上はないほどの無駄死にっぷりでした。
声優は井上喜久子さんでしたか。声優さんが被ると新キャラ死亡フラグが立つって何だかすっごい厭なんですけど・・・(´Д`)ハア・・・
でもナイトオブワンのビスマルクまでもが死亡して、ノネットさんが未だ登場もなく生き残るとは思わなかった・・・ゲームではいち早く登場したそうですが、彼女の出番はどうなるんでしょう。
こう考えるとルキアーノって新参ナイトオブラウンズの中でかなり恵まれたキャラクターだったんですねぇ・・キャラも立ってたし・・・(´Д`)ハアア・・・
超合衆国へ参加を表明するルルーシュ。


アシュフォード学園でカレンとの対面。今まで付いてきたルルーシュに振り回されてきたカレン。ブリタニアと戦い、合衆国ニッポンを建国し、黒の騎士団のトップエースとしての役割を任せられ、全ては自分たちの夢と共に歩んできたと思っていた。それがなぜ今こんなことになっているのか・・・。

正直何の感慨も湧きませんでした・・・。これ以上ないってくらいの別れを意味してる気がします。
ルルーシュにしてみればもう巻き込まないつもりという事なのかもしれないけど、あんまりじゃないかな・・・。
『さよなら、ルルーシュ・・・』
『さよなら、カレン・・・』

超合衆国の決議は多数決によって決まる。そしてその投票権は各国の人口に比例している・・・。つまり、現在世界最大の人口を誇るブリタニアが超合衆国に加盟すれば、過半数の票を皇帝ルルーシュが持つことになる。つまり、超合衆国がルルーシュに乗っ取られることに・・・。
しかし事前に勘付いていた黒の騎士団メンバーに指摘されるルルーシュ。世界を統べる資格を、『世界や自分自身すらも壊す覚悟』と説き、会場にランスロット・アルビオンを呼び出す・・・。

汚い。さすがルルーシュ汚い。
もうランスロット・アルビオンとスザクがいればなんでもできるって感じですね・・・。
そして今回一番許せないシーン。

『さあ、民主主義を始めようか・・・』とかそんな顔で迫るなあああ!

こんないいコ泣かせるなんて何様だああああああ!
良妻賢母の見本ですよ?神楽耶様は・・・きっとルルーシュにはまたブーメランくるね。絶対くる!うん。
帝都ペンドラゴン、フレイヤ弾頭により消滅!?

やっぱりラストにはびっくり展開が・・・っていうか、ペンドラゴン消滅しちゃったら・・・

この元皇室メンバーはお亡くなりに!?
はりきって走ってたオデュッセウス不幸すぎる・・・(´;ω;`)
そして『天空要塞ダモクレス』ってまたとんでもないものが出てきました。

フレイヤ弾頭を製造していたカンボジアのトロモ機関が作り上げた空中要塞。
以前シュナイゼルが口にしていた『ダモクレス』とはこれのことを指していたんですね。
その地上から見た形状もフレイヤ弾頭を搭載している意味も、まさに『ダモクレスの剣』。
シュナイゼルがルルーシュを皇帝として認めていないと言った事に対し、ならば自分の方が皇帝にふさわしいのかと返すルルーシュに、

『違うな、間違っているよ。ルルーシュ』
ルルーシュの口癖を真似たのか、あるいはルルーシュがシュナイゼルから真似ていたのか・・・それは置いておいて。
『ブリタニアの皇帝にふさわしいのは、彼女だ』
ナナリー・・・生きてた!?公式でもしっかり死亡だったからもう諦めかけてたのに・・・

『お兄様、スザクさん・・・私は、お二人の・・・敵です』
え?・・・っとこれはどういうことなんだろう・・・。あの状況で生きてることの説明が・・・皇帝関与は消えたし、どうやってフレイヤの圏内から逃れたんでしょう?あるいはフレイヤ弾頭に他の作用があるとか?そもそもこのナナリーは影武者?それとも本物?偽物・・・? でも次回予告を見ると咲世子さんも生きてるんですよね。(゚・*:.。..。.:*・゜ヽ( ´∀`)人(´∀` )ノ・゜゚・*:.。..。.:*)
これは次回にならないとはっきりした答えは見つかりそうにありません・・・。しかもナナリーどうしちゃったんでしょう・・・。シュナイゼルに操られてるのかな。そうでもなければフレイヤ弾頭を使うなんてナナリーが同意するわけないし・・・。う?んわかりません・・・。
その他のキャラクターの動向など
神聖ブリタニア帝国(ルルーシュ)陣営

ロイドとセシルさんのキャメロット組はシュナイゼルに置いてけぼりをくらったのか・・・あるいは『ランスロット・アルビオンをスザクに使わせるための都合』か・・・
いずれにせよロイドがルルーシュに気軽に声をかけているのは新鮮でした^^ ラクシャータに近いところありますよね、彼は。ところでミレイを呼び捨てで呼んでいる件・・・婚約は解消したはずなのに、割とまだあきらめてなかったりして?

いつの間にかルルーシュと合流していた『オレンジ』ことジェレミア・ゴットバルト。もう彼にはカッコ悪さは存在しない・・・嬉しいような悲しいような。ちなみに彼が討伐した「ローゼンクロイツ」(薔薇十字)って主人公に敵対する組織の代名詞的な意味合いもあるんですね。どこかで聞いた名前です。
ミレイとニーナの友情関係

ミレイとニーナは仲直りしたみたいですね。ニーナは自分の犯した罪を認めることで、少しは前進できたんでしょうか。あのフレイヤ爆心地で佇んでいたニーナに、ミレイがどんな言葉をかけたのか・・・あるいは二人が再開した時の流れを見てみたかった気もしますが、尺を考えるとそんな余裕はないのでしょうね。
ニーナはシュナイゼルからユフィを殺したのがルルーシュ=ゼロだと知らされていないようです・・・。
ルルーシュがゼロだと知ったら、ニーナはどんな反応するんでしょう。また顔面崩壊にならなければいいのですが・・・。いや成長した彼女なら、きっと・・・多分、大丈夫?
コードギアス最後の良心、友達の為に本気になれる少年、リヴァル・カルデモンド

リヴァルはどこまでもリヴァル。一期第1話初登場からまったくかわらない『ルルーシュたちの友人』。状況に巻き込まれて変わっていく周りの中で、唯一自分を保ってるえらい人なんです。
ニーナを助けて逃げるリヴァル。
普通にすっごくかっこいいんですが・・・ほんと周囲の人は見習ってほしいですね^^
シュナイゼル陣営

コーネリア様の左手が復活してましたね。腕慣らしをしている動作も見受けられましたし、今後ナイトメアに乗る機会があるのかも・・・。
ディートハルトは完全にシュナイゼル陣営に。一期でカオスの権化だ!とかいってホップステップしてた頃のディーさんが懐かしい・・・(´;ω;`)

そしてさりげなくいつの間にかシュナイゼルの所にいるアーニャ。他のラウンズがやられたのに興味なしですか?また携帯いじってるし・・・。
ジノ・ヴァインベルグの苦悩

ジノはこれからどうするんでしょう・・・。スザク以上に真面目で自分の正義を信じていた感がありましたから・・・。混沌とする状況に巻き込まれた被害者ですよね。彼は。シュナイゼルに付いても、スザクたちルルーシュの側に付いても、ジノから見ればどちらも正しいとは言えませんし。彼が自分の立場についてどんな決断を下すのか気になります。
おまけ
今週の玉城
ルルーシュがブリタニア皇帝として民主主義的な活動を行う。

『やっぱりあいつは、俺達の味方だったんだよ!』

『ほら見ろ!やっぱりあいつは俺達の味方だ!』
ルルーシュの超合衆国乗っ取りが発覚。

『そうか、やっぱりあいつは悪人か!』
『あなたって、本当におバカさんだったのねぇ?』
ナイス突っ込みですラクシャータさん。
【最後にちょっと雑感】
いや・・・このアニメは超展開と最後の驚きで締めくくるのが常みたいになっていて毎回(?)面白いとは思うのです。
でもね・・・登場人物を「背景扱い」しちゃうのは如何かと。公式では他の立ち絵や表情なんかも用意されているキャラクターが、数場面、悪い時はたった1カットでさよならという扱い。公式のキャラクター紹介は設定資料か何かですか?
なんでかな・・・ナナリーが生きているって分かった時もあんまり感動できませんでした。(元々そういう場面ではないかもですが・・・)
いえほんとは嬉しいんですよ^^; なぜ生き残ったのかとか生還理由は別として、咲世子さんも生きてたみたいだし・・・。
ただ、もうこのスピードがそろそろ限界・・・視聴者を置いてけぼりにしすぎなんじゃないかと。(残すところ3話で置いてけぼりも何もないのかもしれませんが)
そしてあきらかに描写が欠けていると思われる部分もちらほら。ルルーシュとスザクが手を組んだ理由は鮮明にしてほしいところ。今後語られるんでしょうか?あるいはドラマCDや何かで補完するつもりなのかもしれませんが・・・ここまできてなんですが、尺が足りなくて急いでいる感じが丸見えになってしまって、残念です。
この一連の『超展開』の驚きもストーリーの進行の早さがもたらしているような気もしますし。何だろう、「急ぐならゆっくりやって」っていう気持ちでいっぱいでした。でないとほんともったいないです。いろいろと。
次回 コードギアスR2 TURN23 シュナイゼル の 仮面

咲世子さんも生きてたー!゚・*:.。..。.:*・゜ヽ( ´∀`)人(´∀` )ノ・゜゚・*:.。..。.:*
でもこのケガはどうして出来たんでしょう?シュナイゼルのところから逃げ出した・・・?彼女の口からなぜフレイヤの爆発から生還できたのかが明かされるのかも。
天井から吊るされた「ダモクレスの剣」にどう立ち向かうのか。そしてナナリーはどうしてしまったのか?
ナナリーが生きていたことによってルルーシュの決意はどうなってしまうのか・・・次回も注目です。

<関連サイト>
コードギアス 反逆のルルーシュR2 公式サイト


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コードギアス 反逆のルルーシュR2 TURN 21 『ラグナレク の 接続』 補足・疑問

モニカさんは私のジャスティス!

壮大な親子喧嘩だったんだよ!
この表現もあながち間違いではないというのが・・・(´Д`)ハァ…
マリアンヌ・ヴィ・ブリタニアの正体

命に代えても子供を守る理想の母親。ジェレミアが忠誠を誓い、コーネリアが憧れた人。
でも実は・・・
・
・ \
\ ・
\● \ ドドドド
| ノ \
 ̄ ̄| << \ *-=y○ 僕だけ取り残されちゃう
 ̄ ̄|__ V) のは嫌なんでね
| <<
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
||| ワタシのギアスは人の心をわたるのよー
|||● ● 三 | _ _|
|||( ? ) \_● \ アーニャは
|||>> V~~ 三 | / )... ̄| みていた
/ \ム....... \
| |
V.V.に殺されていた。ナナリーはV.V.の偽装で、その場に居合わせたわけではない。
近くにいたアーニャに意識だけ乗り移らせた(死んでから発現したギアスで)

マリアンヌ様、いい年してクルクル踊るのはお控下さい。

どう見てもヘブン状態です本当にありがとうございました_| ̄|○ il||li

オレンジ『私はどうすれば・・・』

登場から2話で消滅、お疲れ様です・・・
(でも遺体は運んである、体があれば元に戻れるかもしれない・・・なんて説明をわざわざしているのが引っ掛かる・・・本当にこれで退場?)
コードギアスの世界の謎って?
V.V.、皇帝、マリアンヌという“謎の語り部”が消え去り、残ったのはC.C.のみ。

次回以降の展開でこの“世界の謎”に戻ってこられるのか不安・・・。根本の説明がまるでないのはどうかと。
ナナリーと咲世子さんは本当に死亡?
他の重要キャラクターに比べてなんの情緒も台詞もなく死亡してしまったナナリー(と咲世子さん)

結局、第二期でルルーシュと顔を合わせることもなく・・・゚・(つД`)・゚・ ウェ―ン

皇帝が消えたことにより、遺跡へのジャンプ云々などの説も搔き消え、公式でも『死亡』の表記・・・
今後の出番は本当にないんでしょうか。

「超昂閃忍」サヨコさんなんてたった一回きりの登場ですよ!OPでわくわくした気持ちをどうしてくれる!ヽ(`Д´)ノウワァァァン!!
次回以降の黒の騎士団、ナイトオブラウンズの動き
・黒の騎士団

冒頭の扇のセリフから、シンクー、神楽耶についてはゼロ裏切り、ギアスについての説明はあったものと思われます。今後シンクーたち中華連邦と、神楽耶自身の動きはどうなるんでしょう。
神楽耶はどんなことがあってもゼロ(ルルーシュ)についていきそうな気がしますが・・・。

次回予告でカレンと歩く仰々しい格好の人物はルルーシュ?カレンは味方に?
さりげなくシュナイゼルの隣にいるディートハルト。

ゼロから鞍替えしたのは残念無念。

ちなみにこのケガについては触れずじまい?
オレンジ(ジェレミア)の存在感が希薄な件。

オレンジはどんなことがあってもルルーシュに付いて行くと思いますが、マリアンヌの事はどう説明するんだろう・・・。

敵になったらなったで“ギアスキャンセラー”と“ギアス”の駆け引きなんてあっても面白そうだけれど、そんな余裕はない上にギアスキャンセラーの存在すら最早あるのかないのか分からないような状態(;´Д`) この展開の速さもうどうにかして・・・_| ̄|○ il||li
・ナイトオブラウンズ
仕えるべき主、皇帝を失い、なし崩し的にシュナイゼル陣営に付いたと思われるビスマルク。

次回予告からわかるとおり、やはり左目にはギアスが隠されていた模様。
スザクの「ランスロット・アルビオン」にどこまで渡り合える・・・?

今回一番割に合わない被害者のアーニャ・アールストレイム。
これからルルーシュとシュナイゼルどちらに付くのかが気になる重要人物・・・のはず。
関係ないけど彼女はガードが緩すぎると思うのです(いろんな意味で)
シュナイゼルのクーデターでは反抗の意を示したものの、皇帝崩御で元の鞘に収まったという感じのジノ。

その性格や力を求めすぎるスザクに怒りを示したことからも分かるように、今後ルルーシュに付く可能性は低いか・・・。カレンとの関係も気になります。
また見てギアスのジンクスを乗り越えて今回も地味に登場モニカ・クルシェフスキーさん。

「ナイトオブナイン」のノネット・エニアグラムも初登場だったけどあんまり触れてないね!



でもあれが最後の活躍ってことはないよね!あのパイロットスーツ姿はみんなが望んでいるはず!!

この画像はちょっとやりすぎました。ごめーんね☆(∀`*ゞ)テヘッ ぼこぼこにしてやんよ>(・ω・ )っ≡つシャッ!
・学園生徒会メンバー
もう接点がなくなったかと思われたミレイとニーナ。

フレイヤ爆心地に佇むニーナに、ミレイはどんな言葉をかける・・・?
リヴァルの存在感をあえて薄くしようとしているような・・・

背後がイケメンばかりとはどういう魂胆だ(#^ω^)ピキピキ
・他どーでもいいこと
鋼の槍をも砕く超人スザクの蹴り
\
あの痴れ者を
|● 排除しなさい!
|( へ ● ● /
 ̄|\ . /ヽ /ヽ 三
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄| 〆 <\ 〆 <\ 三
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
i|
|i
て 、´
_○/ そ . ?
)/ ・ ;
|● < 〆. 、
|( へ \● \●
 ̄|\ . へノヽ へノヽ
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄| / /


スザク『フフン』
これも超展開に含まれますか・・・『第99代ブリタニア皇帝ルルーシュ』の誕生とその騎士、『ナイトオブゼロ』となったスザク。見た目は仲よさそうだけど・・・
こんな魂胆が見えてきそうで怖い怖いああ怖い・・・( ;゚Д゚)y─┛~~
本編の感想はこちらから飛んで行ってくれたら嬉しいことこの上ありません。

コードギアス 反逆のルルーシュR2 第21話 TURN 21 『ラグナレク の 接続』 感想

勝手にまた見てギアスを改名したジノに拍手。
<関連サイト>
コードギアス 反逆のルルーシュR2 公式サイト


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コードギアス 反逆のルルーシュR2 第21話 TURN 21 『ラグナレク の 接続』 感想

以下続きには本編のネタバレを含みますのでご注意下さい。
録画途中で帰ってきて途中から見た結果がこれだよ!

Bパート後半の展開に思わず(笑) いきなり人の意識の集合とか話されたらそれはびっくりします・・・。
最近のコードギアスの展開はホントに読めないですね。
しかし某アニメを彷彿とさせるオマージュ的な展開は・・・“Cの世界”や不思議空間が出てきた時からある程度予想できていたとはいえ・・・。
でもその世界は結局主人公・ルルーシュによって完全否定されたわけですが^^;
・“Cの世界”とは? 皇帝の目的が明かされてもなお残る疑問と謎。
今まで抽象的にしか描かれなかった『謎』の部分に説明が入りました。
C.C.いわく、『Cの世界』とは

『既存の言葉でいうなら集合無意識。人の心と記憶の集合体。輪廻の海。大いなる意思。神と呼ぶものもいる』
シャルルの言う神=“Cの世界”そのものだったということですか。
これを壊し、新たな“世界”を作り上げることが皇帝の目的であり、その方法が“ラグナレクの接続”であると・・・。
『ラグナレク』にしてみれば、ラグナロク、北欧神話の神々の最終戦争、神々の黄昏・・・。
“Cの世界”の攻略=神に挑むことと考えれば相応の名称ととってもいいかもしれません。

しかし、皇帝の目的や手段は明かされたものの、コードや遺跡に関する詳細は謎のまま。
ギアス嚮団による研究の末に得た知識や施設などはあっても、具体的な根源の説明はなされていません。

そもそも“ギアス”とは何?“コード”が神を殺すのに必要な条件であった理由は?
キーワードのみが先走っている感はまだまだ否めません・・・。
・アーニャ=マリアンヌ

冗談の発端ともいえる人。今回で清楚なマリアンヌ像を完全にブチ壊し・・・もとい払拭してくれました。気絶しているスザクの顔にマジックで落書きしようとしたり・・・悲劇の母親完全崩壊w
やっぱり皇帝側の人間でしたね。
そしてマリアンヌ殺害の犯人はV.V.・・・。


『君に会ってからシャルルは変わってしまったよ。互いに理解し合っていくのが楽しくなってきたみたいだ。このままだと、僕たちの計画はなかったものになってしまう。僕だけ残されちゃう。・・・神話の時代から男を惑わすのは女だってお話。』
シャルルとマリアンヌが愛し合うことで、シャルルの決意が揺らぎ、計画に差し支えが出ることを恐れた・・・というよりは、V.V.の『シャルルを取られてしまう』、『不老不死になった自分一人だけが意味もなくこの世界に取り残される』という理由の方が尤もらしいような気もしますが、どうにも描写が少ないので不確かな気も・・・。
ピクチャードラマなんかでV.V.、マリアンヌたちの過去のお話が補完されてたりするんでしょうか?
V.V.が弟シャルルのために行動していたのは確かのようですが、逆にマリアンヌに対する態度はV.V.対ルルーシュ戦から見ても、好意があるようには見えなかった。
これを補完するとすれば、過去、C.C.が今の際のV.V.に言ったセリフ。

『シャルル・・・今になって何故、V.V.のコードを奪った?何故、あれだけ慕っていた兄を殺した?・・・ V.V.。お前さ。マリアンヌのこと、好きだっただろう?』
それまでシャルル、マリアンヌ、V.V.を見てきたC.C.の、かつてのシャルル達の人間関係と、愛する者同士で互いを殺し合うまでに歪んでしまった関係。
このC.C.のセリフこそがマリアンヌとシャルル、V.V.の兄弟たちの過去と現在を表し皮肉ったセリフだったのではないでしょうか。
マリアンヌを殺害後、全ての裏工作を仕組むV.V.

テロリストの仕業に見せかけ、ナナリーを目撃者に仕立て上げ・・・
過去のこの事件の様子を見るに、マリアンヌはナナリーを庇って死亡したようにしか思えなかったのですが。ちょっと無理やり感があるような・・・。

そしてマリアンヌのギアス。肉体が死を迎えた時に初めて発動したって・・・ここでもストーリーに合わせたようなイメージが拭えません・・・。
そのギアスの能力は『人の心を渡る』こと。
偶然その場を見ていた『アーニャ・アールストレイム』の中に潜むことでV.V.をやり過ごした、と・・・。
“自分の心をアーニャの表層に上げた時、C.C.と繋がり会話することができた”
これってCの世界を通じて繋がっていたとかそういうわけではないんですね。そう考えると中々都合のいい・・・まぁギアスって全て都合のいい能力ではあるのですが^^;
アーニャとマリアンヌの容姿が似ていると感じたのは製作者のミスリード。あるいはマリアンヌ=アーニャを意識させるため?・・・言われなかったら分からないかもですが・・・血縁的には何の関係もなかったのですね。
C.C.が過去にマリアンヌと話をしている様子は伏線として納得できるものの、マリアンヌの悪女(笑)化、ギアスの発現と事件の真実などはいささか強引な部分が多いというのが本音ですが、それでもよくまとめ上げられていると思います^^;

それにしてもアーニャ自身は全く蚊帳の外だったわけですが。
不憫にもほどがある・・・。出番があるのにアーニャ自身の描写が少ないってどうにかしてください!(そこかw
・シャルルの心の真実と世界の『価値観』
総じて言えば最初のイメージよりよほど『人間臭い』人物であったな、と。
嘘偽りのない“優しい世界”を作り上げるために皇帝というペルソナを被り続けてきたシャルル。

暗殺が日常の地獄の世界の中で、自らの母親も殺され、世界に絶望していたシャルルとV.V.は、今の世界を壊すことを誓いあった・・・。
ブリタニアの皇帝になったのもあくまで“手段”でしかなく、ホントに彼から見た世界の出来事なんてまやかしの、『劇場の舞台上の出来事』だったわけですね。


一見して雲の上の人間、掴み所のない人物だと思っていたのですが、今回で彼の本心も曝け出されました。マリアンヌを殺されたことに怒りを覚えたり、ナナリー、ルルーシュをV.V.から遠ざけるために深慮したり・・・。

『本当に大切なものは遠ざけておくものだ。』
一期でシャーリーの記憶を封じる時のC.C.の言葉。今回でこんな使われ方をされると尚更、皇帝の人間性が良いものと思えてきます。

『全てを守るため、目撃者であるアーニャとナナリーの記憶を書き換えねばならなかった』
アーニャの記憶を書き換えたのは辻褄も合うし理由も分かりますが・・・
ナナリーの目は心の病のせいではなく、記憶が書き換えられたから・・・?
『真実に近づけさせない証』=『ナナリーの目を封じること』
V.V.によって目撃者に仕立て上げられたというナナリー。普通に考えれば殺害直後にマリアンヌの死体を見せることで『テロリストの仕業』と周りに思い込ませるためですよね。
この後、ナナリーがマリアンヌの死の真相を疑問に思って悟られないように、V.V.から狙われる可能性を無くしたいという理由で、シャルルが記憶を書き換えたというのなら納得はいきますが・・・
『マリアンヌがすぐ目の前で死んだ』という事を強調、心因性のものとして目を患ったと周囲に思い込ませる、あるいはナナリー本人にもそうであったと思わせることで、彼女を事件そのものから遠ざけた、と・・・。そしてルルーシュと共に日本に送り、V.V.と事件との関連から一切関わらないようにした。
以上のようなことでいいのでしょうか。
それに対してマリアンヌとの子以外の他の子供たち(クロヴィス、ユーフェミア)の死にあまり悼む様子が見られなかったのは、ルルーシュとナナリー以外は計画の上での盤上の出来事にすぎなかったからかと思われましたが・・・。
全ては“Cの世界”を攻略した後、解決できることと思っていたからだったんですね。
この事がルルーシュの価値観と袂を分かつことに繋がったわけですが・・・。

それにしても、この“Cの世界”。
シャルルとマリアンヌの計画の末に全てに人の意識(死んだ者たちも含めて)が統一されるような事を言っていましたが、それも抽象的すぎて理解に欠ける・・・。
某アニメの人類補完計画みたいなものでしょうか(笑)
シャルルとマリアンヌ達の価値観と、ルルーシュから見た(一般的な?)価値観の違いはルルーシュの発言からも分かるとおりのこと。

『ひとつだけはっきりしている事がある・・・。お前たちは俺とナナリーに善意を施したつもりなのかもしれない。しかし・・・お前たちは、俺とナナリーを捨てたんだよ!』

『計画を優先したお前たちは、もう俺たちが生きていようと死んでいようと関係がなかったんだ。だから捨てた!自己満足の言い訳だけ残して!』
ルルーシュから見れば人の意識を集合させた嘘偽りのない世界など『自分たちに優しい世界』でしかない。ナナリーやユフィが望んだ『他人に優しくなれる世界』とはかけ離れたものだった。

『お前たちの言っているのは自分に優しい世界だ!・・・でも、ナナリーが望んだのはきっと・・・!
他人に優しくなれる世界なんだ・・・!』
自己満足などという言葉は言ってしまえばルルーシュの今までの行動からも分かるとおり、この物語のキャラクターすべてが自己満足で行動しているのだから、はっきりいえばそんな事に意味はないと思います。
ルルーシュ、そしてスザクから見た皇帝たちの世界が、今までの自分たちの行動や結果を無に帰すようなもの、受け入れられない結果だったから、否定したまでのこと。そしてナナリーとユフィのために。

『だとしてもそれがなんだ・・・!既にラグナレクの接続は始まっている・・・』

『どうかな・・・俺はゼロ』

『奇跡を起こす男だ!』

『そうだ・・・!Cの世界は人類の意思!そして、人は平等ではない!・・・ともにお前の言葉だ。
平等ではないゆえの俺の力を知っているな』

『愚かなりルルーシュ!王の力では神に勝てぬ!』
『勝ち負けじゃない!これは願いだ!そう、俺は今こそ自分を知った!』


『神よ!集合無意識よ!!時の流れを止めないでくれ!!』

『できるはずがない・・・!神に、人類そのものに!』
遂に両目にギアスが覚醒し、“神”をもその『王の力』で従わせたルルーシュ。

『現実を見ることもなく、楽しげに俺たちを観察して・・・!ふざけるな!
事実は一つだけだ。お前たち親は、俺とナナリーを捨てたんだよ!!』

『わしを拒めば、その先にあるのはあ奴の・・・シュナイゼルの世界だぞ!善意と悪意は所詮一枚のカードの裏表・・・!それでも貴様はぁ!!』


『だとしても、お前の世界は俺が否定する・・・。
消え失せろ!!!』
思考エレベーターは崩壊し、シャルルとマリアンヌは“Cの世界”に飲み込まれる・・・。
皇帝から見たルルーシュ。その行動はC.C.を舞台の上に上げるため以外の何物でもなく、そしてその存在は自分の息子という事に変わりはなく。しかしその価値観は当のルルーシュには受け入れ難いものであった・・・。
最後にマリアンヌと共に消えゆく様は哀れでもありましたね・・・。
・ルルーシュとスザクの結託
シャルルの求める世界と、ルルーシュとスザク、二人の近しき者が望んだ世界の価値観の違い。
ここにきて最後まで相容れないと思われた二人が結託・・・。
でもこれはありかな?とは思います。ルルーシュがナナリーを失った時に、こうなる予想もついていた方はいらっしゃるのではないでしょうか?
“ナナリーの死”がもたらした二つの意味と今回の結果が、そうさせるに至ったのではないかと思います。
・ルルーシュの立場とスザクの立場の同一化。
・スザクの力と結果を求める主義への強行。
これまでの自らの戦う理由、戦ってきた理由を全て終わらせたルルーシュの“未来の創造”。

『例え愚かだと言われても、立ち止まることはできない』というスザクの考え。
共に現実を歩み、時の流れを進めることを選んだ両者の辿る道は、一つに・・・。

もっともスザクはユフィを殺したルルーシュを許さないと言っていましたし、あの決着の直後、どんな約束が二人の間に取り交わされたかは不明ですが・・・。
・シュナイゼルのラスボス台頭。二分化、対極化する勢力
シュナイゼルと黒の騎士団 VS ルルーシュが乗っ取ったブリタニア
シャルルがいなくなり、ゼロが黒の騎士団から消え、新たに書き換わる勢力図。
ブリタニア皇帝、シャルルが消え去った今、全ての世の理はシュナイゼルの手の内に。

『構わないさ・・・ルルーシュに全て差し上げるとしよう。ブリタニアという国すらね。
問題はその先にある。世界を握るのはルルーシュのギアスか、それとも・・・』
世界を手に入れるため動き出す白のキング。
一期であれだけ影が薄かった分、ここにきて盛り上げてきたなーというイメージです。二期に入ってからシュナイゼルの手腕とその知略を強調する部分は多かったのですが、それまでの彼のペルソナも剥がれかかってきている・・・。本当の『彼』が見られるのはこれからなのかも。


そしてブリタニア帝国第99代皇帝を名乗るルルーシュと、その騎士、ラウンズを超えるラウンズの称号として、『ナイトオブゼロ』を戴くスザク。
今後はこの二つの勢力の争いになりそうですね。
次回 コードギアス 反逆のルルーシュR2 TURN22 皇帝 ルルーシュ


ギアス能力を開放するビスマルクと、それを圧倒するランスロット・アルビオンの姿。
キャメロットはシュナイゼルの側にいるはず・・・どうやってスザクが乗り換えるんでしょう。その性能はやっぱり紅蓮聖天八極式のように鬼の性能なのか・・・。
黒の騎士団に今だ在籍するカレンと、ルルーシュたちがぶつかり合う時は来るのか?
シュナイゼルの思惑とルルーシュの策略、どちらがどう勝つのかが今後の見どころですね。
<関連サイト>
コードギアス 反逆のルルーシュR2 公式サイト


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Entry ⇒ 2008.08.31 | Category ⇒ [アニメ]コードギアス 反逆のルルーシュ | Comments (2) | Trackbacks (17)
コードギアス 反逆のルルーシュR2 第20話 TURN 20 『皇帝 失格』 感想

以下続きには本編のネタバレを含みますのでご注意下さい。
でも、前回に引き続いて納得いかない部分(黒の騎士団のゼロ裏切り云々)はありましたが、今回の展開は以前より面白かったと思います。・・・とっても早いストーリーの展開劇は相変わらずですが^^;
逆に言えば、これだけいろいろと詰め込んで魅せる展開を作るのも『さすが』と言うべきなのかも。
それだけに前話の少し強引なところが・・・残り話数も少ないですですが、キレイに収めて欲しいとは思います。
・フレイヤにより、多くの人命を奪ってしまったスザクの決意と、全てを失くした今だからこそ鈍らない決意を手に入れたルルーシュ。

ルルーシュはここにきてやっと安定したイメージ。ナナリーを失い、黒の騎士団を失って、残すべき目的は皇帝シャルル・ジ・ブリタニアとの決着のみ。
対して、フレイヤによる虐殺を自分の責として認め、引き返せざる道を選ぶスザク。
でも、これって最後まで見ると焦りや暴走なんかが見え隠れして・・・しかも本人はそれに気付いていないというのが質が悪い。

ギルフォードがフレイヤにより行方不明になったことを知るコーネリア。そんなコーネリアに、シュナイゼルがギルフォードの功績を褒め称えようとしたところに、スザクの一言。
『待って下さい。フレイヤ弾頭を撃ったのは自分です』
アレは自分の功績だと主張するスザク。ナイトオブワンになるためなら、形振り構わないという態度。
『これまでの自分は甘かった。結果より手段と言いながら、自分が大事にしていたのは理想や美学だったのではないかと』
フ━━━( ´_ゝ`)━━━ン!!
ロイドが『あっそ』って言うのも分かりますよ・・・今頃何を言っているんですか?そんな遠い日からの決まりごとのようなものを、フレイヤでより多くのものを失って悟ったと?
ユフィを亡くした時に起こした行動とダブって見えてしまうのですが・・・。
皇帝の時はナイトオブラウンズの位を、そしてシュナイゼルからはナイトオブワンの地位を求めるスザク。 足りなかったのかな?自分が求めるものが、足りなかったと思ったのでしょうか?
父親を死なせてブリタニア軍に入ったのも、ナイトオブラウンズの位を求めたことも、更にナイトオブワンの地位を求めることも、全ては同じ“手段”でしかない。
そこに全く異なる理由があったとしても、変わらなければならないという決意があったにしても、彼のとっている行動は結果的に変わってはいない。

『人を殺めるということが自分の業ならば、ジノ、僕はこれを認めよう。必要なものは、結果だ!』
皇帝暗殺を買って出るスザク。・・・言動が過激になって逸っているところは伝わります。
が・・・何度も言うように、彼は変ってはいない。
皇帝を追い詰めたスザクの発言。

『あなたには二つの罪がある。一つは王たる責務を放棄したこと。そしてもう一つはギアスに手を染めたこと』
『ギアスは人の悪なるものを引き出します。そう、全てを知る貴方ならユフィのことだって救えたはず・・・なのに見捨てた』
ユフィを死なせたルルーシュを陥れるために、ギアスを使うシャルルに加担したのはどなた?
ルルーシュではなく、ギアスでもなく、今更皇帝にその憤りをぶつけて、しかもその報酬が自らのナイトオブラウンズ最高位の地位。今回本当に赦せなかったのは自分自身だったはず・・・。
ここで代弁者となったのが現ナイトオブワン、ビスマルク・ヴァルトシュタイン。

『お前のような裏切り続けの男を誰が信じるというのか!』
弱さを捨てたというスザクに対して、
『愚かな!お前の弱さこそが!優しさという強さの裏付けであったものを!・・・そう、規範なき強さなど只の暴力!』
はっきり今回のスザクの暴走を指摘してくれましたね。

人間的にも大きな威厳を見せるナイトオブワン、ビスマルク・・・。
しかし、やはり彼の左目には秘密があるようです・・・。閉じられた目から薄く光る赤い光は・・・?
・黒の騎士団の動き
ゼロの裏切りと同時に、ギアスのことも公表するのかというラクシャータの問いに対するディートハルトの答え。

『私たちがおかしくなったと思われ放逐されるだけです。ありえない。』
うん、前回のギアスバレを容認する態度と同じくらいありえないと思います(笑)
というか、ラクシャータは会談の場にも居なかったのに、ディートハルトや扇の話だけでギアスの事やゼロの裏切りを納得したんでしょうか・・・? む?ん、このあたりはやっぱり引っ掛かるし、引っ張りますね?・・・。
扇が“ゼロ”ではなく、ルルーシュと呼んでいたこと。ディートハルトの『仮面の英雄など所詮は希望。認めるものが居なければ成り立ちません』というセリフ。なおも強調されるゼロ=象徴という等号符。
ルルーシュが剥ぎ取られたゼロの仮面にまとわりつく、もとい、まとわりつかざるを得ない黒の騎士団たち。
もう、ルルーシュはそこにはいないというのに・・・。
既に全てを棄てて歩いているルルーシュと、残された現実の差を感じます・・・。
シュナイゼルによる黒の騎士団とブリタニアとの停戦。CEO、ゼロの死亡の発表。

「ギアスによる卑劣な力で皆を騙していたゼロが悪いんだ。」
もうギアスを信じる云々は別として、彼らがギアスに拘る理由は別にないのでは?
井上さんはブラックリベリオンでゼロが勝手な行動に出た末の、指揮系統の乱れによる混乱で亡くなったことには同意できますが・・・。
扇の場合はヴィレッタが操られて利用された部分が一番大きいかと。
杉山、南は裏切りという言葉に同調して、過去のメンバーが死亡したことを全部ゼロの責任と取っているような気がしますし・・・。ブラックリベリオンの時も扇を使い捨てにしようとしたことは知っていたはず。 それでもついてきて、カレンを助ける行動をゼロがとった時は同調して、ちょっと勝手なところは自分たちも同じなのでは・・・?と考えてしまいます。

玉城は・・・別にいいや(ぉぃw ゼロが好きだったから裏切られてショックだったんですね!わかります!(爆)

あ・・・最後に忘れていたディーさんがぼこぼこにされていたのって結局はヴィレッタの件で・・・?
ちょっとこの辺り見逃していたのかよくわからなかったのですが・・・。
今更ゼロの事をどうこう言われたからって扇が暴力に訴えるとは思えませんし・・・。
・マリアンヌとアーニャの接点。

アーニャの突然の異変。やっぱりアーニャの意識にはマリアンヌが存在していました。

意外とフランクで若々しいのは意外でしたw お淑やかなイメージより、活発な女性というイメージの方がピッタリかも^^
『Cの世界』からC.C.を引っ張り出して、昔馴染みの友人のように語らうアーニャとC.C.。そしてマリアンヌがC.C.に聞いたこと・・・。
『貴方が今でも私たちの味方なのか知りたくって』
この私たちというのはシャルルとマリアンヌ自身のことでしょうか。
だとすると、ブリタニア皇帝、シャルルのしようとしている“世界の破壊と創造”、ラグナレクとやらには、マリアンヌも協力しているということになりますが・・・。
更に、『C.C.が自分のコードを自分で封印したのはなぜか』と言及するマリアンヌ。あの時は皇帝に“コード”を奪われてはいなかったのですね。
奪われないために、コードを封印し、記憶を失ったと・・・。マリアンヌが『確かめたい』理由、シャルルにコードを譲らなかった訳・・・。やはり皇帝側の人間、ということでしょうか。
C.C.はコードを渡さなかった理由を、自分でもよくわからないなんて言ってますが、ルルーシュに引き留められたせいです(´∀`*)
途中で願いが変わるなんてよくあること・・・。死ぬよりもっと選びたい未来があった、そういうことでしょう。
記憶が戻ったのは・・・なんというか、ちょっともったいない?気もしますが^^;

おかえりなさい♪ C.C.・・・。

それにしても、マリアンヌ。ナイトオブワンのビスマルクを躱した機転といい、“閃光のマリアンヌ”の異名をとったのは伊達じゃないですね^^

最後に言った、『ねぇどうしよう?助けるべきかな、彼を』・・・
さりげなくC.C.の顔を窺いながら言ったこのセリフ、やっぱりルルーシュのことを指している?でも自分の息子を彼と呼ぶのは・・・Cの世界でもやたら若作り(笑)してましたし、死亡当時のマリアンヌとは少し違うのかもしれません。
・ブリタニアの動き。シュナイゼルのクーデター勃発。
コーネリアからヴィレッタに言葉があったのは意外でした。

『私が言うのも何だが、世の中は爵位だけではないぞ』って・・・扇との仲を察したことだと思いますが、あのコーネリア様からそんな言葉が出るとは!
一期を通して見ると考えられません^^; コーネリア自身、ブリタニアを離れて見るものがあったのでしょうか。
しかし結局はシュナイゼルの側についてしまいましたね。コーネリア・・・。
ルルーシュと合流するような展開もあるかとは思ったのですが。
帰投後、ロイドらにランスロット・アルビオンを要求するスザク。

大人なロイドやセシルさんには彼の暴走的な行動などお見通しだったようで・・・。
セシルさんの引きつった笑顔がちょっと怖かったです^^;
ランスロット・アルビオンってランスロット本体の改修型ではなく、新規に設計されていた機体だったんですね。柩木スザク専用に開発したナイトメアとのことですが・・・。紅蓮聖天八極式なみに強力な機体だと思われます。

そして遂に発生したシュナイゼルによるクーデター。成るべくしてなったという感じですね。
『偽りの劇場を演じられますか、父上!』という発言からこうなる展開は予想していましたが・・・。
戦争を、政治をゲームとして扱い、俗事のこととして見向く気配もない皇帝についにシュナイゼルが決断を・・・。
ここでちょっと、ゼロに対して扇が言った『人間は駒じゃない』という発言が思い出されました。
ブリタニア皇帝は、信心を求める民のために権威を演じなければならない。
シャルル皇帝はそれを放棄して自分勝手な行動をとっている・・・。

ならば、その権威を演じられるのかと聞いたジノに、シュナイゼルは『それが求められているなら、多分』と曖昧な返事を返しました。
彼が言う、権威のもう一つの意味とは・・・ここがシュナイゼルの次回の行動に関わってくると思うのですが、ちょっと私でははっきりした答えに辿り着けないんですよね・・・。
戦争に関することならば、先のフレイヤ弾頭発射のように非情な決断をもって手段を取らなければならない事は、シュナイゼルならやってのけることだと思いますし・・・。
ちょっと調べてみました。権威とは・・・
1.他を支配し服従させる力。
2.ある方面でぬきんでてすぐれていると一般に認められていること。また、そのような人。
先に答えた権威のひとつが後者なら、シュナイゼルが言ったもう一つの権威とは“他を屈伏させる力”のことでしょうか?つまりは戦争の最終決着、黒の騎士団との戦争を継続させることに繋がる・・・?
・・・何か違う気がする・・・。シュナイゼル兄さんの思惑も最初から皇位略奪かと思っていたら、実はそうでもなかったようですし・・・(´ε`;)ウーン…

『我が名はルルーシュ・ヴィ・ブリタニア・・・。マリアンヌ皇妃が長子にして帝国により棄てられし皇子・・・!』

『止められるものなら止めてみよ!我が絶望に敵う者がいるのなら』
そして最後に現れたルルーシュとシャルルの再びの直接対決。
神根島の遺跡の出口を封じ、自らとともにシャルルを封じこめるルルーシュ。

『貴様が作ったこのシステムは、今貴様自身を閉じ込め、魂の牢獄となった!さあ・・・俺とともに、永遠の懺悔に苦しむがいい!』
今話で印象的だったのは、スザクの行動の暴走、そして、皇帝⇔ルルーシュの対比・・・この20話で関わる大きな部分。
ただルルーシュは、ゲーム・・・戦争に勝とうと必死に足掻いていたことに対して、皇帝はその“ゲーム”すら意に介してもいませんでしたが。
それどころかシュナイゼルが行動を起こすだろうと予期していたようですしね。
目的があっちこっちにいくルルーシュより、世界の創造と破壊なんていう大事を一番に決めているシャルルの方がよっぽど堂々としてますね・・・。『来るなら来てみるがいい』という感じで。
しかしそのルルーシュも全部を棄てて最後の目的である皇帝を倒すことに一心したわけですが。
迷いのない主人公の方がかっこいいものですね。やっぱり・・・。
・その他いろいろ・・・

リヴァル地味に毎回出番ありますね^^; でも学園はホントにギリッギリで助かったのね・・・。
どんどんリヴァルが遠いところへ追いやられていく・・・(;´Д`) ちょっと悲しいです;;

神楽耶はほんとに健気ですね・・・。ルルーシュのために涙を流した彼女に、ちょっとは報いるべきですよ・・・。神楽耶なら何があってもルルーシュを受け止められるのでは?

涙を見せても気丈に振る舞うゼロの婚約者。
コードギアスのヒロインって何でこうも報われないんでしょう・・・。
ジノは見かけと違って根底が優等生だとはっきり感じました。私の中でかなり好感度高いです・・・(´∀`*) シュナイゼルのクーデターに加担するか、否か・・・これからの彼の身の振り方次第で、また印象が変わるかもしれませんが・・・。
そして、アーニャ。マリアンヌとの関連性が分かったとはいえ、その生い立ちは謎のまま。
マリアンヌがこのまま出張ってしまったらアーニャ自身の出番が無くなっちゃうじゃないですか!( ゚д゚)ハッ! そーれはイクナイ。早々に復帰することを望みます!
次回 コードギアス反逆のルルーシュR2 TURN21 ラグナレク の 接続

シャルルと正面から立ち向かうルルーシュ。
皇帝が真に望む“ラグナレクの接続”。そしてコードギアスの謎。
次回は更にその秘密に切り込んでいくようです。

Lasciate ogne speranza, voi ch’intrate’
“汝等こゝに入るもの一切の望みを棄てよ”・・・ダンテの叙事詩、『神曲』地獄篇の、“地獄の門”に記された碑銘からの一節。
これからのルルーシュの道行きを表しているのでしょうか。

今週のまた見てギアス。ここで選出されたキャラクターは次回で活躍するか死亡の憂き目に遭う人たちばかりという法則が・・・

モニカさんは死なないですよね?そうだといってぇ?・゚・(つД`)・゚・
<関連サイト>
コードギアス 反逆のルルーシュR2 公式サイト


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Entry ⇒ 2008.08.24 | Category ⇒ [アニメ]コードギアス 反逆のルルーシュ | Comments (2) | Trackbacks (20)
コードギアス 反逆のルルーシュR2 TURN 19 『裏切り』を中心に、疑問点などを考察してみました。
納得いかない方も多いと思いますので、私見ではありますがその疑問点などを取り上げてみることにしました。

外見の格好よさと内面の脆さと矛盾を内包する主人公、ルルーシュ。
彼の行く着く先は・・・。
これは19話でほとんどの方が納得いかなかった部分でしょうか。
それまで頼り切っていたゼロへのあっけない裏切りと、シュナイゼルの言葉を鵜呑みにする団員たち。
ギアスという超常的な表現をそのまま使わず、『強力な催眠術のようなもの』とソフトに表現したのは、シュナイゼルなりにゼロが特殊な力を持っていると団員たちに伝えようとした事とは思いますが・・・。
・・・うん、改めて見直すと無理がありますね^^;
でも私は視聴当時、この部分をさして疑問には思わなかったんです。
制作側が狙った、奇跡のネタばらしによる団員の背信。これにまんまと引っ掛かってしまった・・・。
私が鈍感なところが大部分なのですが(笑)
というのは、私の中で“ギアス”なんて力が“コードギアス”で当たり前になってたからですね。他サイト様の識者の方々は、ちゃんと分かっておられました・・・お恥ずかしいかぎりですorz
ただ、制作側がコードギアスの“ギアス”という力の存在を、それまでのストーリーで馴染ませる事を意識していたんだとしたら、このギアスバレによる団員たちに過剰な驚きがなかった事に関しては、制作者にとって『既にギアスが世界観に織り込まれたものとして認識されているだろう』と視聴者を見た・・・或いは侮った結果からという気がします。
・・・だとすれば、私はまんまとそれに乗せられてしまったということになりますが^^;
団員達が見ていない所で、ルルーシュはバンバンギアスを使っていましたし、それまで視聴側から見たルルーシュ(ゼロ)なんて、いい所はギアスに頼る力任せな部分が多かったんじゃないでしょうか?
またギアスかよ・・・というような(笑)
それまで当り前のように使われていた秘密の力、“ギアス”が、ストーリーでバラされること。
これを意識した視聴者なら、尚のこと今回の展開に対して違和感を持つ抵抗力に薄かったのではないかと・・・。
私見ですが、以上のようなイメージを持ちました。のめり込んでも、ちゃんと客観的に意識しないと、ダメですね・・・今回私が反省した点です。
さて、シュナイゼルが用意した“証拠”についてですが・・・。
まずはその流れ。
『ゼロは不可能を可能にする奇跡の人』、という黒の騎士団メンバーのゼロに対する認識。シュナイゼルからのギアスのタネ明かし直前の、ディートハルトからもあるように、『我々はゼロを系譜ではなく、起こした奇跡によって認めている』というセリフ・・・。
これも奇跡のタネばらしへの布石ですよね。
ゼロの行動が理解しがたい部分があっても、最後は“結果”を出していた人物であるということ。その結果が普通ではありえない奇跡がかった成功であったから、ゼロへの信頼は(一部を除いて)損なわれなかったし、カリスマを得られていた。
団員たちの、不審を抱く前のイメージをここで表現し、後の背信行為へ備える・・・準備描写ですね。
そして、用意された裏切りの駒(証拠)をどんどん置いていくことによって、ゼロへの裏切りを決定付ける、と。
この駒もよく考えると曖昧な所が多いのですが。
・柩木神社でのスザクとルルーシュの会話で盗聴された、『ユフィをギアスによって操り、日本人を虐殺しろと命じた』という記録。
・・・これはいくらでもねつ造できそうですね?^^; シュナイゼルも証拠ならありますって自信を持って突きつけるだけに、うっかり見落としがちですが・・・。
ただこれらの曖昧な証拠を団員たちが認識する条件として忘れてはならないのが、それまで積み重ねてきた藤堂側メンバーによるゼロへの不信感。ラクシャータが指摘していたギルフォードやジェレミアの離反への疑問。朝比奈が遺した証言もその一環ですね。
だからといってこんな曖昧な証拠を容認するというのはどうかと思いますが。
・ギアスをかけられた疑いのある人物のリスト
草壁、片瀬少将や、仮面を作らせたマスターまで・・・どうやって調べたんでしょう?
それはさて置き、これで『説明がつく』かどうかは・・・「催眠術にかけられた人物がこの方々ですよ」って写真を見せられて説明されても、納得できるものでしょうか?
上記のとおり、シュナイゼルが用意した証拠は、どれも決定的とは言い難いものです。
それまでの状況と疑惑を一気に畳み掛けて、『これで納得できるだろう』と思わせるところが
再度視聴してみて感じられました。
用意周到、一手二手を先に行くシュナイゼルの手腕・・・。でもその本分は巧みな話術と人を引き寄せる力にある・・・と、キレイな言い方で終わりにします^^;
裏切りを助長させる演出
玉城という直情的、ゼロへの信頼度の高い(玉城自身が)キャラクターをその場に持ってくることで、シュナイゼルの用意した証拠への反応、“これだけ証拠を見せつけられて我々はゼロを信じられなくなりました”という視聴側への思い込ませ方。
わざわざ思考能力の弱い(笑)人物をここで発言させるのは効果的だったとは思います。
玉城に合った役割だったと言えるかも・・・(失礼?w)
・扇の転身。
もともと駒のような扱いをされていたことは自覚していたのでは?・・・なんて言うと怒られそうですが・・・。一期ラストと二期のはじまりでも、他の団員から指摘されてるんですよね。
それでもゼロについていこうとしたあなたはどこに行っちゃったの?という気が。
う?ん・・・見直してみると結構矛盾している部分やアレ?と思うところがありますね?・・・。
今回何度か視聴してみても、話に流されている自分に気がついたり。
しっかりこれらの疑問を捉えられている方を見習わなくては・・・(;´Д`)
【成長しない主人公】
19話冒頭は一期ラストを彷彿とさせる展開でしたね。ナナリーの窮地に周りが見えなくなり、大勢など放っておいて妹ナナリーのためにひた走る主人公ルルーシュ。
もともと彼の行動原理がナナリーを守ることと、父親への復讐であるとはいえ、TURN7で見せた『自分だけの戦いじゃない』という考えも一気に払拭。(悪い意味で)
更に何かを失うことによってやっと行動を起こすという主人公原理。
もうとっくに後には引けないという事を分かっていないの?と思わざるをえない部分が二期になってからもちょくちょく見られました。
【フレイヤによる被害のニーナの認識】
撃て撃てとあれだけノリ気だったニーナの、フレイヤ発射後の心変わり。
これはどう考えてもおかしいですよね。
開発者ではるはずのニーナが、その威力と予測される範囲について知らなかったとはいえません。
スザクにフレイヤ弾頭を託す時でさえ、『ユフィの騎士であるあなたに、仇を討つためこれを撃ってほしい』という意思をビシビシ感じましたし・・・。まぁ、それ以前のロイドのセリフが伏線になっている部分もあるんですが。
『感情が先走って、後にもたらす結果など考えてもみなかった』
結論としてはこんなものでしょうか。彼女にまともな思考を求める方が間違いなのかも。
【シャーリーの死によるギアス嚮団壊滅→V.V.死亡への流れ】
個人的にどうしても納得のいかないシャーリーの死の原因。
ギアスによって?ギアスの為に命を落とした?彼女がギアスによって翻弄されたのは確かですが、
元々ルルーシュが巻き込んだのが全てのはじまり。過程でギアスが絡むとはいえ、そんな抽象的な力を仇として見るのはどうなんでしょう?
はっきり言ってしまえば、殺害したのはロロの突発的な行為からです。
正直、ロロがシャーリーを殺害したと知った時点で、ルルーシュがロロに対して何の直接的な報復を行わなかった時点で唖然としました・・・。
『え?なんでそこでギアス嚮団をぶっ壊すってなるの?』
こう思われた方もいらっしゃるんじゃないでしょうか?
そしてギアスという存在を消し去るために嚮団へ突入→黒幕のV.V.死亡・・・。
こうしてみると、シャーリーの死ってV.V.を退場させるため、ルルーシュを物語の『謎』に導くための・・・
演出だったの?と考えてしまいます・・・。そう思うと、残念でなりません。
【全てにわたって影響するストーリーの展開の早さ】
コードギアス第一期でおさまりのつかなかったストーリーの尺度と謎と伏線の詰め込み具合。
第二期でしっかり順を追って消化されるのかなー・・・と思いきや、ストーリー後半を過ぎても半分程度(それ以上?)がまだ謎のまま。
新たに追加されたアーニャの正体についての謎、マリアンヌの存在と死亡した理由、皇帝の真意と『ラグナレク』の意味、アーカーシャの剣の存在意義、C.C.の本名と過去の映像に出てきた少女の正体、『Cの世界』の謎、“コード”の意味とギアスの関係・・・
パッと思い付くだけでも結構残ってますよね。
でも、この展開の早さなら三話ぐらいで全部消化してしまいそうな気もします^^;
ストーリーの展開が早いということは、登場人物の描写も少なくなるということ。
これからナイトオブラウンズの新メンバーも登場するというのに、またヴァルキュリエ隊のようにあっさり死亡・・・なんて事になったら目も当てられません・・・。
その点、ルキアーノは頑張った方でしょうか。
一番問題なのがこの急展開のスピードなんですよね。このせいで今回のような強引なストーリー展開が生みだされたり、肝心の登場キャラクターが光を見ないまま消えて行ったり・・・。
後残すところ6話となったコードギアスR2。
視聴者に納得する終わり方をさせられるのか・・・最後まで見守りたいと思います。
※こちらは視聴直後の感想となります。今回の本文と考察が違うような部分が見受けられると思いますが、御容赦くださいますようお願い致します・・・m(_ _)m
コードギアス 反逆のルルーシュR2 第19話 TURN 19 『裏切り』 感想
<関連サイト>
コードギアス 反逆のルルーシュR2 公式サイト


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Entry ⇒ 2008.08.20 | Category ⇒ [アニメ]コードギアス 反逆のルルーシュ | Comments (5) | Trackbacks (0)
最近お話が暗い 『コードギアス反逆のルルーシュR2』 を明るく楽しく改編してみました。
○ \● ヘヘ話が分かるじゃねーか
┃(_v へノ┃
┣┓>| ̄ ̄ ̄| ┏┫ドサッ
ゼロは弟・・・ ● ゼロは俺の大親友なんだぞ
○ V)
┃(_v ┌┤ )) ┃
┣┓>| ̄ ̄ ̄| \ ┏┫ガタッ
三 ガラッ
(( クルッ ___三__
ギアスウンヌン・・・ ● | |
○ V) | | ● ゼロは
┃(_v ┌┤ | ゚| ̄|\ ペテン師だ
┣┓>| ̄ ̄ ̄| \ | | /\
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
俺たちを騙してたのか
ゼロの奴ゆるさねー
○ へ●
┃(_v 三 (vy=-
┣┓>| ̄ ̄ ̄| 三 / >
ちょっと趣向を変えてみました。

マクロスFと勝手にコラボってたりします。
※趣味の世界にひた走った結果がこれだよ!
本編を著しく害する内容があるかもしれませんのでご注意下さい・・・_| ̄|○
変な手の動きが特徴的な美形で優柔不断な好青年だ。
天然ジゴロとは言い難い甲斐性のなさと優柔不断さで女性関係のトラブルが絶えないルルーシュ。
そんな中、ルルーシュは記憶を失った謎の女性・シーツーと出会う。
触れ合いの中で序々に惹かれていく二人。
そんな時、出張から帰ってきた恋人、カレンと、シーツーの中がバレてしまう。
果たして、三人の関係はどうなるのか・・・?
コードギアス反逆のルルーシュR2劇場
『トライアングラーとはもういえない』
『ルルーシュ!あなたまた私がいない間に知らない女を連れ込んで・・・!』
『呆れた人ね・・・でも今日はこれについて聞きたいのよ・・・!』
『これが何なのか説明してもらいましょうか!!』
(知らない女の人たちと・・・ご主人さまの写真・・・?)
(バカな・・・何でこれをカレンが!?そもそも何で写真なんか・・・!!?)
『ねえ・・・もう終わらせましょう・・・』(ギラリ)
『すまない・・・助かったよ、ロロ・・・』
『うん・・・でもあの女のいないところに早く逃げないと・・・!』
『へえ・・・逃げるんだ・・・いいわよ・・・どこまでも追い詰めてあげるんだから・・・』
次回予告

義理の弟、ロロに助けられたルルーシュ。だが、カレンは紅蓮聖天八極式を起動させ、ルルーシュたちを追い詰める・・・!
追い詰められ、極限状態の精神・・・ルルーシュは身の回りの大切な人間にも手を挙げてしまう。

かつて大切な女性をルルーシュに奪われた男のとる行動は!?


次回 コードギアス反逆のルルーシュR2劇場
『血の結末と愛と憎しみと禁断のBLそして伝説へ・・・』
ヒィッΣ(゚д゚lll)・・・と、とりあえず今回出演頂いた「マクロスF」メンバーの皆様からコメントを・・・



ちなみに「マクロスF」で使用した元画像

クランは当然ミシェルとデート。

さすがにランカとルルーシュをキスさせるわけにはいかないので寸止めです。(単にめんどうry

シェリルの和服・・・着物姿は艶やかですね(´∀`*)ウフフ
もうやりませんゴメンナサイ・・・_| ̄|○ il||li

それでもまた見てギアス!!
本編の感想はこちら
コードギアス 反逆のルルーシュR2 第19話 TURN 19 『裏切り』 感想


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Entry ⇒ 2008.08.18 | Category ⇒ [アニメ]コードギアス 反逆のルルーシュ | Comments (0) | Trackbacks (0)
コードギアス 反逆のルルーシュR2 第19話 TURN 19 『裏切り』 感想

以下続きには本編のネタバレを含みますのでご注意下さい。

ナナリーを失ったのは確かにルルーシュにとって耐え難いことだと思いますが・・・。正直、こんなルルーシュはもう見たくないなぁ・・・というのが一番の印象でした。
ホントに、大事なものを失ってからやっと行動を起こすんですよね・・・。
まさに今までのしっぺ返しをくらったという今回。

フレイヤによる被害は想像以上に甚大・・・。前回ではそんな広い範囲ではない?と思ったりしましたが、死者だけで1000万人、二次被害による死傷者は2500万人と恐ろしい程の被害者を生み出してしまうことに。


救いだったのはミレイ会長、リヴァルが無事だったこと・・・。茫然自失といった状態のミレイが、リヴァルと再開して喜ぶ様子を見て何だかホッとしました^^ 不幸中の幸いでも嬉しいものは嬉しいんです。良かったね、リヴァル。


スザクは・・・ルルーシュの『生きろ』ギアスのせいとはいえ、やっぱり自分自身を許せない様子。
最後に壊れたように笑っていたのは、その責任に押し潰されたから・・・?
エンディングの黒い色調の服を着たイメージ・・・“白から反転した黒いスザク”に近づいている気がします。



ニーナはやっとここで自分の犯した大罪について認識したようです。“フレイヤを使ってゼロを殺す。”
それしか頭になかったのか・・・。伝統の顔芸も久々に見れましたが^^;
彼女については、正直同情の余地はありません。『結局分かっていなかったんです、私』って今更気づくってどうなんでしょう。その有効範囲も被害も開発者であるニーナなら分かっていたはずでは?
ある意味ゼロと同じことをした結果。その報いを受けるだけ。ロイドがニーナに対して伝えた『科学を捨てて心を守るか、心を壊して科学に殉じるか』という問いに対して、彼女はどんな答えを出すんでしょう。

斑鳩に訪れた特使はシュナイゼル。彼によってゼロの、ルルーシュの秘密が全てバラされてしまいました。

彼自身が敵地のど真ん中に赴いたことには驚きましたが、その証言内容の事細かさ(ギアス関連も含めて)、古参メンバーの玉城を会談に呼び込んで(ただし、扇の代理でしたが^^;)決定的証拠を見せつけ、ゼロの信頼を失墜させる手腕は見事としか言いようがありません・・・。

やっぱりルルーシュより一手、二手先を上回っている人物だなぁ・・・と実感。
彼によって、ルルーシュがブリタニアの第11皇子であることも、ギアスで外部の人間や黒の騎士団内部の人間までも操っていたことまで明るみに。

当然、そんな人物を信じられるわけはありませんよね。元々秘密主義の人間で、ルルーシュの人間性はほとんどの人間が知らない上、シュナイゼルによって事細かに調べ挙げられたギアスの証拠、コーネリアからの証言や、スザクとルルーシュの会話で録音された『ギアスでユフィに命令し、日本人を虐殺した』こと。朝比奈の残した『女子供を含めてゼロが殺すよう指示した』という虐殺命令の証言。

片瀬少将をゼロが利用して殺害したことはずっと引っ掛かっていましたが、これも藤堂たちに対しては決定的でしたね・・・。いつか藤堂にバレるんだろうか・・・と気になってましたが・・・。

更にヴィレッタによる扇への証言もあって、玉城たち古参メンバーからの信頼も失って・・・。
藤堂やディートハルトからも見捨てられることに。
ただ、ディートハルトに関して言えばギアスまでは耐えられた。ゼロの実績が歴史に残るならば、それでも別に構わない。彼はゼロという奇跡の人物の符号と、その歴史を自分の手で残すことに執着していましたから。

しかし状況がどうにもならない事を悟って、英雄として死ぬところまでをゼロの歴史としてカメラに収めることで妥協した・・・。以前出てきた団員メンバーのパラメータで、忠義の値があまり高くなかったのも、この性格に由来していたのかも。

扇は・・・実のところヴィレッタに依るところが大きいのではないかと^^; あれだけ頼っておいていきなり“ペテン師”扱いにはちょっと面食らいました。

でも、『信じていた仲間を裏切る代わりに、日本を返せ』と言うあたり、まだ扇らしいのかな・・・。
このままの流れだと、中華連邦側、シンクーたちの離反もありそうですね。神楽耶はどんなことがあってもゼロに付いて行くのでしょうけれど、実際には離れてどうしようもない状態・・・。
オレンジ(ジェレミア)は何があってもルルーシュにつく事は確実。唯一頼れる心強い味方ですね。
黒の騎士団を離れて、ロロと同じくルルーシュのために忠義を尽くすべく戦い続けるのでしょう。
ラクシャータはゼロに興味があっただけで、忠誠を誓っていたわけではないし・・・。これからのカレンの動きについていくような展開もありうるかも、ですが。

余談ですが、玉城、やっぱり内務掃拭賛助官の役職をもらって喜んでいたようですねw
その内容までは詳しく知らなかったようですが^^;

そうえいば、シュナイゼルはルルーシュを引き渡すように要求したのに、一斉射撃されてましたね。
これは『ゼロを引き渡す代わりに、日本を返す』という交渉が決裂したから・・・?

自分の置かれた状況に気づいて冷静になり、カレンを嘘をついて自分から遠ざけるところは潔いというか、やっとルルーシュらしい優しさを見せてくれたと思いました。いっつも冷静でいてくれれば、ね・・・今回はナナリーの件があって仕方がないとしても・・・。


カレンはルルーシュについて行く道を選ぶ気がします。
ロロについては・・・。私は、ロロを今でも許せないと思っています。シャーリーが死んだのは、ギアスのせいなんかじゃない。明らかにルルーシュを独り占めしたい、ロロの独占欲が引き起こした結果でしょう。


ただ、今回、ルルーシュを自分の命を賭けて救ったロロ。本当に、ルルーシュが好きだったということは伝わりました。騙されていたと知っても、利用されていたと分かっても、あの時だけは、自分は人間でいられた。だから、『兄』ルルーシュのために尽くせたんですよね。そのロロの心は汲んであげたいです。

もし天国に行けたなら、シャーリーにちゃんと謝って・・・。安らかに。ロロ・ランペルージ・・・。

皇帝はフレイヤによるトウキョウ租界崩壊も戦争の動きも全く関知しないという感じでしたね。
皇帝が固執する『ラグナレクの接続』と『今の世界を壊し、新たな世界を創造する』というのは、具体的にどんなものなんでしょう・・・?
神根島に赴いたのは、“アーカーシャの剣”をルルーシュに破壊されたから・・・?

それと、一緒に出てきた初登場のナイトオブトゥエルブ、モニカ・クルシェフスキーさん。
以外としっかりした口調でお嬢様なイメージが・・・(´∀`*)
これから活躍の機会があるといいなぁ・・・。
C.C.はどうなるのか・・・。カレンのとる行動は?
皇帝が神根島に訪れ、為そうとしている『ラグナレクの接続』とは・・・?
『我が父・・・シャルル・ジ・ブリタニアよ。俺の地獄への道行きに、お前も一緒に来てもらう・・・』
反逆のルルーシュR2 TURN20 『皇帝 失格』
世情に一切関わろうとせず、自らの目的のために行動する皇帝、シャルル・ジ・ブリタニア。
そんな皇帝に、シュナイゼルが反逆を企てる・・・!?
ジノが捕らえられ、槍を向けられていたのも気になります・・・。
※こちらはこの感想の後、気付いた点や疑問点の考察です。
コードギアス 反逆のルルーシュR2 TURN 19 『裏切り』を中心に、疑問点などを考察してみました。
ついやっちゃったんだよ!でも見てほしい気もあるよ!
最近お話が暗い 『コードギアス反逆のルルーシュR2』 を明るく楽しく改編してみました。
<関連サイト>
コードギアス 反逆のルルーシュR2 公式サイト


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Entry ⇒ 2008.08.17 | Category ⇒ [アニメ]コードギアス 反逆のルルーシュ | Comments (0) | Trackbacks (16)