とある魔術の禁書目録 第14話 『最強(さいじゃく)VS最弱(さいきょう)』 感想
とある魔術の禁書目録 第14話 『最強(さいじゃく)VS最弱(さいきょう)』より感想です。
一方通行(アクセラレータ)戦、決着!
ハイテンションな一方さんが見られるのはここだけ!と言わんばかりに狂人じみた笑いを飛ばしてましたが、原作再現にしてもあれはどうなんだろう^^;
今回のタイトルが最強(さいじゃく)対最弱(さいきょう)という読み方も戦いの顛末を見れば何となく理解できますが、最強が“さいじゃく”な原因はアクセラレータにあって、当麻が“さいきょう”なのは“イマジンブレイカー”のおかげ・・・というよりアクセラレータの戦い方に問題があったと思うんですよね。
あらゆる力のベクトルを操り、攻撃を受けずに今までどんな敵も一撃で倒してきたアクセラレータにとって、今回の戦闘での一番の過ちは当麻に接近戦を挑んでしまったこと。幻想殺しで体に触れるベクトル操作は無効化され、更にケンカをしたことのない(というより“ケンカ”の段階に発展しなかった)アクセラレータは丸腰の状態、今までどんな敵も鉄拳制裁で勝利してきた当麻に敵うはずもありません(笑)
プライドのせいか自分の力を過信したせいか、二度も自分から接近戦を挑んでるんですよね、アクセラレータ。プラズマ発生は妹達(シスターズ)に妨害されたから別として、近づかなければいくらでもやりようはあっただろうに・・・。
更に言えば当麻の力の効果について理解しようとしなかったことも、アクセラレータの敗北の要因の一つにあるように思います。風の流れを計算してプラズマ発生までこぎつけられるのに、自分の力の無効化について考える場面がほとんど無かった。怒りにまかせてそっちの思考を追いやってたようなシーンもありましたし。
結局は自惚れによる自分の能力の過信と、当麻を見くびりすぎたこと、そして美琴や御坂妹たちを含めた“想い”の力に勝てなかったといえば綺麗に収まりがつくかな。アクセラレータは、“最強ゆえに最弱であった”、と。
『歯を食いしばれよ最強・・・!俺の最弱は・・・ちっとばっか響くぞ!!』
アクセラレータとの戦いが終わり、いつものように入院している当麻。あれだけ電撃浴びたりふっ飛ばされたりしたらそれはまぁ大怪我だったんでしょうけど、相変わらず入院比率の高い主人公です^^;
一章終わるごとに入院してますものね・・・。
『あなたが行ったのは御坂の手を握ったところまでです。と、御坂は補足説明します。この位置まで手を持ってきたのは御坂の意思ですので、あなたに非があることではありませんが。と、御坂は答えます』
そ・・・それはとんでもなく問題なのでは!?と思ったら生体電気の流れから脳波や心拍数を計ってただけですか(´・ω・`) 麻酔のせいで触った感触がないから不幸っていうけど、その事実だけでも幸福だと思って噛み締めておくべきだと思うね!
急速に成長を促すために薬品投与された結果、妹達は短命を余議なくされていた。しかし、ホルモンバランスを整え、細胞核の分裂速度を抑えることができれば、ある程度寿命を回復させることが可能だという。そのために、一度当麻の元を離れるという御坂妹。
『大丈夫。すぐに会えます。と、御坂はここに宣言します』
最初に出会った頃より自分の命に積極的になってるというか、御坂妹が変われたのも当麻と出会ったからなんでしょうね。初めて見せる微笑みの表情が素敵です・・・(´∀`*)
御坂妹や妹達(シスターズ)が生まれてきたのは決して間違いじゃなかった。当麻から伝えられる美琴への言葉。こういう所も含めて主人公らしい。だからフラグが絶えない原因でもあるのだけど。
当麻の寝込みを襲う謎の白い影・・・!と、最後は本妻が登場(笑)。今回の件でどれだけ心配したか・・・っていう割には劇中からはかなりゆったりした所が見られたけれど、それはそれw
何のために戦ったのかというインデックスの問いに、それは自分のためだと返す当麻。誰かを助けたいと思った行動を自分がそうしたかったからと言う辺り、当麻らしい正直な答えだと思います。
う?ん、それにしても出番が少なかった割にラストはこの二人のツーショット。やっぱりこのコンビはいいものだ・・・。
一方通行編は大団円で終わり、次回からは新章に突入。何やら様子のおかしい美琴や神裂火織の再登場、新キャラも出現で、ただの水着回では終わらなそうな予感。
次回 とある魔術の禁書目録 第15話 『御使堕し(エンゼルフォール)』
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とある魔術の禁書目録 第13話 『一方通行(アクセラレータ)』 感想
とある魔術の禁書目録 第13話 『一方通行(アクセラレータ)』より感想です。
“最弱”と“最強”のご対面。
小萌先生の超能力講座その2。単に超能力の説明じゃなくって当麻の力の特殊性についても触れてるから、これは後の伏線になっているような気も。ただの無能力者じゃなくて、そもそも(イマジンブレイカー以外)何の超能力も持ち合わせないっていうこと自体が学園都市で稀有な存在だと、それを小萌先生が認知しているのは小萌先生がそれだけ聡明なのか、学園都市でも例外としてマークされてるのか、それとも小萌先生と当麻の間に以前何かがあったのか・・・。とりあえず当麻が小萌先生にもフラグを立てていた事はなんとなく把握。インデックスや姫神さんじゃないけど、これから『またか』『あの野郎』って展開増えていくんでしょうね?(どんどんヒロインにフラグ立てていくという意味で)
『神ならぬ身にて天上の意思に辿り着く者』。人間以上のステータスを持つもの、それを解明することによって『世界のシステム』を読み解く、と。科学側の根源的な目的の他に、幻想殺しの当麻、最強を目指すレベル5の一方通行の存在を示唆してると同時にインデックス側の魔術の世界にも関係あるように思うのは考え過ぎ? とにかく伏線が大事みたいなので、いろいろと覚えておかないと(;´Д`)
これ以上、妹達を殺させない、美琴を救うために、実験をやめさせるための手段。
最強であるレベル5のアクセラレータを、レベル0の無能力者である当麻が打ち倒せばいい。
実はアクセラレータって何の超能力も持ってないようなヤツに負けるくらい弱い奴だったと、前提条件を壊してしまえば━━━━。
この答えを出すために前回当麻はビリビリしながら頑張ってたわけですが(;´Д`) 真理のようでいて物語的にはこの展開をやっと待ってた・・・というところ。ボロボロになってでも他人のために命をかけてまで頑張るっていうのが『とある魔術の禁書目録』の主人公、上条当麻の基本スタイルなんだね。これだからどんどんフラグが立っていくんですねぇ(´∀`*)
最強よりも先の“無敵な存在”を目指すアクセラレータ。そのためなら何千何万もの妹達を殺そうが知ったことじゃないという感じ。正に外道と言わんばかりの振る舞いで御坂妹をいたぶる様子は“最強”と相まって当麻に比べて更に対照的にも見える。それだけ悪を倒す主人公の図式が今回は成り立っているようにも思うのですが。
自分を実験対象としての価値しか見いだせない御坂妹に当麻の一言。
『・・・うるせぇよ・・・。小せえ事情なんか知ったことじゃねぇ・・・。俺はお前を助けるためにここに立ってんだよ。お前は世界でたった一人しかいねぇだろうが!勝手に死ぬんじゃねぇぞ。お前にはまだ文句が山ほど残ってんだ。今からお前を助けてやる。お前は黙ってそこで見てろ!』
全然一言じゃなかったですね^^; アクセラレータにも言われてるけどこんな男前な台詞実際の戦闘で言えるのは当麻くらいなものかもね・・・。今回のヒロインは美琴だけじゃなくって御坂妹でもあるわけで。上条さんの漢っぷりが見せつけられるに比例して立ちあがるフラグ・・・ってもうフラグは立ってたんだっけ。
反則的な力を持つという点では当麻のイマジンブレイカーも同じだけど、さすがにこれは分が悪い。
神裂火織の時みたいに直接的な物理攻撃には普通の人間として対処するしかないわけで、あらゆるベクトルの向きを変えて電車のレールやら石礫やらを飛ばしてくるアクセラレータの攻撃に対して逃げるしか手段なし。
当麻にとどめを刺そうと触れようとしたアクセラレータの手をはじいた時、アクセラレータが意外な顔をしたのはイマジンブレイカーが働いたからか。ベクトルの反射を無効化して近づくことができればいつもの鉄拳制裁で勝機を見い出せそうだけど、とにかく近づけないことにはどうしようもない。
応用の利く能力や物理的な攻撃能力に対して圧倒的に不利なんですね、幻想殺し(イマジンブレイカー)。当麻の攻撃手段も限られてるし、これからどうやって最強の一方通行(アクセラレータ)に対抗するのか。アクセラレータの“最強であるがゆえの弱点”を当麻は見つける事ができるのか。次回も必見です。
次回 とある魔術の禁書目録 第14話 『次回 最強(さいじゃく)対最弱(さいきょう)』
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とある魔術の禁書目録 第12話 『絶対能力(レベル6)』 感想
とある魔術の禁書目録 第12話 『絶対能力(レベル6)』より感想です。
幻想殺しVS超電磁砲・・・ではなくて、上条当麻VS御坂美琴
『まともな現実から切り離され、自分だけの現実を手に入れた人を、あたしたちは超能力者と呼ぶのです』
超能力という「箱の中身」を在るものと認識した観測者=超能力者とかいろいろ考えてしまうんですが、そもそもこのお話で超能力者が自然的に生まれてくるとか、能力開発を受けてる人間がどこまで超能力者と呼ばれる存在なのか、少なくとも劇中では明言はされてないわけで、確率解釈して突き詰めれば超能力者は存在するんだよ?とかこの辺りを考えてもキリがないので思考停止・・・。
とりあえず後の話から“観測者”が伏線になってるような気はしましたが。小萌先生の授業って面白そうな気がするなぁ・・・。こういう話ばっかりで頭を悩ますのも悪くないかも(笑)
第10話で「筋ジストロフィー等の研究を行っていた施設が業務撤退」云々って飛行船に出てましたが、筋ジストロフィーって一般に「進行性の筋力低下をみる遺伝性の疾患」の事ですよね。あの時は何となく文字の羅列として見ていた風景が、今回の話に絡んでくるとはなかなか・・・
幼少時の美琴に協力を求めていた研究者が言っていた、『世の中には自分の手足を動かせずに苦しんでる人たちが大勢いる。脳の電気信号に働きかける生体電気を操れる力があれば、その人達を救うことができるかもしれない』というお話。
美琴自身は病気で苦しんでいる人達を救うために力を貸していたのに、実際には軍事目的で量産されるクローンが作られたり、更にそれを実験動物として使った『レベル6(絶対能力)開発実験』なんてものに利用されていたわけで、それが自分自身を含めて許せなかったから悩んでいたんですね。
自分のクローンに対する気持ちとか、複雑な感情はもちろんあっただろうけど、それでも一人一人を人間として美琴は扱っていた。だからツリーダイアグラムなんて衛星の演算結果で勝手に殺されていく自分の妹たちを救いたかった。あの元気はつらつとしていた中でもこんな過酷な現実で生きていたことを思うと、哀しいものがあります・・・。
前回当麻が手にした×印のついた地図はアクセラレータと御坂妹の交戦結果ではなくて、今まで潰した研究所を示したものだったという事ですか。
それにしても、第6話で偶然撃ち落とされた衛星といい、結構伏線が展開してますね。まだ気付かない所で結構ありそうな気がします。
ツリーダイアグラムの演算結果によるアクセラレータの絶対能力(レベル6)への進化。
レールガン(美琴)を128回殺すことで、アクセラレータはレベル6へと進化する。しかし128人もレールガンを用意することは困難。その代わりとして用意されたのは、能力の劣るクローンである妹達(シスターズ)の2万回の死・・・。
アクセラレータに打ち勝つことは不可能。自分の代わりに死んでいく妹達を助ける手段として美琴が考え付いた先は、レールガン、つまり大元である自分自身の価値を失わることで、研究者たちに演算結果の無意味を証明させるということだった。
185手でアクセラレータに敗北するという自分が、もし最初の一手で無様に死ねば、レベル6の進化を促すレールガンの、引いては同能力劣化クローンの妹達を2万人も死なせる事の無価値を示す事ができると・・・。
ツリーダイアグラムが撃ち落とされ、再演算や分析ができない今なら、自分一人の死で実験を中止させ妹達を救うことができる。
本当にそれで実験が中止されるのか、研究者たちに無価値を証明できるのかを考えると、傍目にはかなり無謀な事にも見えるけど、そんな分の悪い賭けに出なきゃならないほど美琴が切羽詰まっているということなのかもしれない。
『戦いたくない理由なんてわからねえよ・・・他になんかいい案があるかどうかも分んねえ・・・。けど、嫌なんだよ。お前が傷つくところなんて見たくねえんだよ。何で、お前が死ななきゃいけないんだよ!どうして誰かが殺されなくちゃならないんだよ!そんなの納得できるはずねえだろ!!』
美琴を死なせたくない当麻と自分の死でしか救いを見つけられない美琴との意地のぶつかり合い。
当麻はこれから死にに行くって人間を素通しで通せるような人間じゃない。自分が他にいい案を見つけれるわけでもない。だから無抵抗に立ちふさがる。自分の覚悟を通すために当麻を攻撃する美琴の方が痛々しく見えます・・・。美琴だって自分のために当麻が傷つくことなんて望んじゃいないんだから。
倒れる中、当麻は考える。実験を止めるには、実験が何の利益も生み出さないものだと思い込ませなければならない。
最弱の「レベル0」が、最強の「レベル5」に打ち勝つ・・・という展開を窺わせつつ、次回へ続く。
次回 とある魔術の禁書目録 第13話 『一方通行(アクセラレータ)』
いよいよ対峙する学園都市最強のレベル5。いつにも増して表情に熱のこもってるアクセラレータですが・・・^^; いよいよ禁書目録開始以来の見せ場に差し掛かってきたというところかな。
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Entry ⇒ 2008.12.21 | Category ⇒ [アニメ]とある魔術の禁書目録 | Comments (6) | Trackbacks (4)
とある魔術の禁書目録 第11話 『妹達(シスターズ)』 感想
とある魔術の禁書目録 第11話 『妹達(シスターズ)』より感想です。
“実験”という名の一方的な虐殺劇・・・
運動量・熱量・電気量といったあらゆるベクトル(向き)を操作することによって、銃弾や電撃などの攻撃を無効化する一方通行(アクセラレータ)。御坂妹は簡単に追い詰められてしまう。
“力”を持っているがゆえの高慢な気質とか、傷口から血液の流れを触ってベクトルをいじって逆流させるとか・・・。とにかく外道っぷりが目立つ一方通行。この表情とか明らかに楽しんでるし・・・。
本屋で買い物をしていた当麻が異変に気付き、辿りついた時には惨劇の後・・・。
しかし警察を呼んで御坂妹の死体現場に同行するも、そこにあったはずの遺体は消えていて。
代わりに現れたのは、袋を担いだ御坂妹の姿。
『悪い・・・今の今まで、お前が死んじまったんじゃないかと思ってたんだ。良かった・・・何ともないみたいだし』
『御坂はきちんと死亡しましたよ?と、御坂は報告します』
そして御坂妹の口から発せられる“実験”という言葉と、続々と集まる御坂妹と性質を全く同じくする大量の『妹達(シスターズ)』。彼女たちの正体は学園都市内で5人しかいない『レベル5』の超能力者の一人、御坂美琴の体細胞クローンであるという事が明らかに。
・・・もうこれまでの『魔術』などのオカルト路線を吹き飛ばす勢いでクローン化された超能力人間の量産とか、SF方面に入っていってます。
前回の御坂妹に対する美琴の様子と機械による政策を嫌う旨のセリフはこの事実に関することと見れば納得。ともかく“実験”の内容がどうであれ、自分のクローンが次々に作りだされて殺されてる?っていう状況、美琴本人にしてみればとんでもなく残酷な事実ですね・・・。
ちょっと気になったのは、当麻が接していた御坂妹は“シリアルナンバー10032”・・・ということらしいですが、これは抱えている袋に入った死体の事を言っているのか、遺体を抱える自分自身の事を指しているのか・・・。
『あなたが接してきたのはこの御坂です』がどっちを言っているのか分かりずらい。
黒猫と当麻と一緒に居た時の御坂妹が10032号なら、アクセラレータに襲われたのは彼女であることに違いはないだろうけど、
『他の御坂は10032の記憶を共有しているにすぎません』って現在進行形で言われるとこっちの生きて喋っている方が今までの御坂妹なのかなーとも希望的観測が湧いてくるわけで・・・。
脳波を使って全員が同じ記憶を共有しているなら、全を個として見て今までの御坂妹と変わりないって風にも見れるけど、やっぱりそんな考え方はしたくないですね。
自分たちの一人が死んでるのに事件性は無いって言い切るのは妹達自身、自分たちが実験材料と割り切っているからか。倫理感なんか欠片もない“実験”であることには違いない。
あとこの学園都市ってちゃんと警察はいるみたいですが、自治の方とかは大丈夫なのかと自然に不安になりますね^^; 美琴やアクセラレータみたいな超能力者は普通に歩き回ってるし、それ以外にも攻撃性のある能力を持ってる人間なんかは沢山いるだろうし。
美琴は現に当麻に対しては容赦なく電撃浴びせたりしてるし・・・(本人は当麻以外には手を出さないとは思いますが)。それだけ『レベル5』なんて人達は特別視されてるのか、それとも学園都市内では暴動が起きないよう何らかの抑止力が働いてるのか・・・。それがあるからこそ無法地帯にならないんでしょうけれど。
久々登場の小萌先生。何か心が洗われるね!(*´∀`*)
姫神の学園都市であった怖い話のくだりは原作のとおりですか。それにしても小萌先生の部屋、インデックスの暴走の件以来酷い有様・・・。
インデックスと姫神さんも今回の事件では蚊帳の外。超能力サイドでは出番なさそうだし。
小萌先生がビールを呑む様子は知らない人が見たらかなり違法な匂いがぷんぷんするのですがこれ如何に。タバコを吸ってるところなんて見たらなおさらヤバイ(;´Д`)
『妹達(シスターズ)』や実験の事を聞いて黙ってられる上条さんのはずもなく。
美琴の住む女子寮に単身突入。でもやっぱり躊躇はしますわね。
美琴の不在を確認して去ろうする当麻を引きとめるルームメイトの白井黒子。
本来毛嫌いしているはずの当麻を部屋に呼びこんだのは、美琴の支えとなっている当麻の人となりを確かめたかったからみたいですが、それにしても無防備だなぁ・・・。女子寮に男子を呼び込むだけでも十分まずいとは思いますが^^; まぁ自衛に関してはジャッジメントで辣腕を振るってる実力者だけに心得てるだろうし、その辺りは心配ないとして、やっぱり「興味ない」の意味合いの方が強いように思えます(笑)
美琴のベッドで勝手にくつろいだりね・・・。後輩のくせに同居してるのは前任の同居人に“合法的に”出て行ってもらったからだとかで、性格的にはちょっと・・・というかかなり黒いところを感じるような(;´Д`)
寮監の巡回から逃れるために、ベッドの下で発見したクマのぬいぐるみ。そのファスナーから見つけたのは『量産異能者(レディオノイズ)「妹達(シスターズ)」の運用における「一方通行(アクセラレータ)」の絶対能力(レベル6)への進化法』と題されたレポート。やはり美琴はこの実験のことを知っていた。
その内容は特定の戦場を用意し、シナリオどおりに実戦を重ねることで、一方通行(アクセラレータ)の能力の成長をさせ『絶対能力者(レベル6)』としての覚醒を促すというものだった・・・。
その計画と実験の詳細を知った当麻は美琴を探すため街へと向かう。
風もないのに回ってる風力発電のプロペラ
↓
風力発電はプロペラを回すことで電気を発生させる=逆に言えば電気を浴びせればプロペラは回る
↓
結論:常に電磁波を発してる美琴は回っているプロペラを追っていけば出会えるはず!
と持ち前の頭の回転の良さで美琴を捜し出す方法を考えつく上条さん。いろいろ突っ込み所はありますが^^;
妹達の存在と実験の間で苦悩する美琴の居場所を突き止め、迫りくる一方通行に当麻はどう立ち向かうのか。次回 とある魔術の禁書目録 第12話 『絶対能力(レベル6)』に続きます。
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とある魔術の禁書目録 #10 『お姉様(みさかみこと)』 感想
とある魔術の禁書目録 第10話 『お姉様(みさかみこと)』より感想です。
減る一方の出番に怯えて身を寄せ合う二人・・・ではありません
それにしても当麻は相変わらずの不幸体質と例の記憶喪失のせいで苦労するね・・・身に覚えのない補習授業のツケを払わせられたり変なビリビリ女に因縁をつけられたり、周りの知人に話を合わせて記憶がない事を隠したり、劇中では語られ尽くせないほど大変なんだろうなぁ・・・。
新章に入るにあたってこれでもかというくらい沢山の登場人物がお披露目ですよということで・・・
■御坂美琴
第1回から登場していたにもかかわらず今までほとんど出番のなかった学園都市有数のレベル5。
レベル5の中にも第1位?第3位などのランク付けがあるようでまたややこしい・・・。美琴は3位だそうで。第1話で当麻と一悶着起こしていたように当然上条当麻とは面識があるんですが当の当麻本人は記憶喪失・・・どこかでバレてしまいそうな気もしますが。
お金を飲み込む魔性の自動販売機を蹴りや電撃でキリキリさせたりと性格は乱暴そうですが学園都市では有名人だけに『お姉様』呼ばわり。本人は辟易している・・・らしい。
自分の妹であるはずの『御坂妹』をただ“妹”と呼称する辺り、その態度にも何やらいろいろとワケありな部分があるようですが・・・。
■白井黒子
御坂美琴の後輩でテレポーターで学園都市の風紀を取り締まる風紀委員(ジャッジメント)の一員・・・だとか。あとツインテール。多分に漏れず美琴崇拝者である一方毒舌キャラのようで、声にもどことなくまったりとした悪意が感じられるような。新井さんGJ。
■御坂妹
見た目もそっくりな自称、御坂美琴の『妹』。ごつい軍用ゴーグルは姉に劣る能力を補助するためのもので、それがなければ姉と見分けがつかないそうですが目で判断できますね。
自分の言葉を自分で補完するような抑揚のない喋り方で無表情・・・かと思ったらそうでもなく無感情でもないみたい。猫に餌をあげたり動物に優しかったり、拾った猫に『犬』とか『徳川家康』とか名付けてみたり・・・エキセントリックに見えるのは感情表現が良くも悪くもストレートに見えるからか。
姉は短パンで鉄壁なのにこちらは無防備に縞パンと何だか露出の高さに格差があるのは・・・やっぱり性格の違いからですか(´∀`*)
■土御門 舞夏
当麻のクラスメート、土御門の義理の妹。口調も兄に似て独特な感じだけど何とも掴みづらい性格のような。メイド学校に通ってるって、それどんな学校・・・?とっても興味深いですわぁ(*´Д`)
『私、あの飛行船って嫌いなのよねー・・・』
『・・・なんでだよ』
『機械が決めた政策に、人間が従ってるからよ』
美琴は有名人にも関わらずレベル0の無能力者である当麻に突っかかるのは自分の能力が通用しないって以外にも何かありそうだなーと勘ぐってしまいますね・・・。元はレベル1からレベル5に上りつめたた努力家だったり、『御坂妹』との関係にも裏がありそうだったり。それはまた『これから』語られるのでしょうけれど。
ギリギリ出番の残ってたインデックスと姫神秋沙さん。姫神の首に掛かっていた十字架については説明なし?これからどんどん出番が減っていきそうで不安な限り(;´Д`) 巫女さんとシスターさんって貴重ですよね。そうですよね。
後半ラスト。当麻と猫の飼育法の本を買いに同行した御坂妹に迫るあの白髪の少年。
『さァて問題です・・・学園都市最強のレベル5といえば、誰でしょオか』
狙ったり襲われたりとまだ背後関係も良く分からない状態ですが、登場人物がこぞって一斉に登場した今回。増えていく人物の中で旧ヒロインたちの影が薄くなるのは仕方がないことなのか・・・(特に■■)
次回からはいよいよ学園都市『最強のレベル5』との戦闘態勢に入っていくようで・・・これからの展開に期待。
次回 とある魔術の禁書目録 第11話 『妹達(シスターズ)』
それにしても一方通行、外道な顔してますねぇ(;´Д`)
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とある魔術の禁書目録 #09 『吸血殺し(ディープブラッド)』 感想
とある魔術の禁書目録 第9話 『吸血殺し(ディープブラッド)』より感想です。
アウレオルスの目的は吸血鬼の無限の生命とそれに依る記憶を保つ術(すべ)を手に入れ、インデックスを『記憶』の呪縛から解き放とうというものだった。その為に吸血鬼を呼び寄せる『ディープブラッド』の能力を持つ姫神を囲い、今まで潜伏していたということですが、その後のステイルから語られる「インデックスはすでに救われている」って言葉でうろたえるアウレオルスは本当に哀れに思えてくる・・・。
今まで自分の全てを投げ打って道を外れてまで救おうとしてきた一切合財が全部否定されて、当麻にほんの数日で救われた上インデックスも取られちゃったら暴走もしちゃいますか。
自分の血の匂いで呼び寄せた吸血鬼を全て殺しつくしてしまう吸血殺し(ディープブラッド)の能力。自らの力を呪っていた姫神秋沙は、それを救いの道として必要としてくれたアウレオルスだからこそ、信用して今までついてきた。
そんな姫神を用済みとして殺そうするアウレオルスに、当麻の怒りが爆発する。
『いいぜ・・・てめえが何でも思い通りにできるってんなら・・・まずはそのふざけた幻想をぶち殺す!』
『幻想殺し(イマジンブレイカー)』VS『黄金練成(アルス=マグナ)』
・・・なんて仰々しく言うより当麻の賭けが勝ったという感じですか^^;
窒息、感電、圧殺、言葉にすることによって世界を思うように操るアウレオルス。
ではなぜその力でインデックスを救おうとしなかったのか、わざわざ吸血鬼を頼るなんて回りくどいことをしなければならなかったのか?
ステイルの助言で黄金練成(アルス=マグナ)の能力の真実に気付く当麻。
黄金練成(アルス=マグナ)は自分の言葉のとおりに世界を歪めるのではなく、自分のイメージを現実に干渉させる能力であるから、自分が不安に思った事すら現実にしてしまう。
アルス=マグナでインデックスを救えなかったのはアウレオルス自身がイメージ(想像)できなかったから。
針で首元を刺す行動もハイになって不安を打ち消して悪いイメージを打ち消すため。あの『必然』とか『当然』と言った結果が前に来るようなおかしな物言いも、自分の意思を確固とするため・・・というよりは、弱い自分の精神面をフォローしているようにも思えますが。
とんでもなく強力な能力だけど、アウレオルスには実際不向きな力だったのかも・・・。
右手を切り落とされても平然と近づく当麻とその未知の能力に錯乱に近い不安を覚え、自身の最悪の末路を『想像してしまった』ことにより、アウレオルスは“自滅”という最期を遂げる・・・。(死んだわけではないけど)
・・・あとステイルが“爆ぜる”なんてあんなグロイ描写が出せるなら前回端折ったアレやソレはアウレオルスの人間性を保護するためなのかと深読みしてしまう・・・。っていうかショッキング映像どころじゃない(;´Д`) 何でその後のステイルが無事元通りになったのかは説明が無いし・・・。最近細かいところは気にするな!って感じがします・・・。
総じて言えばアウレオルスはインデックスを助けるために行動していたわけで、決して悪人の類では無かったはずなのですが(姫神秋沙も彼の優しさに気付いていた)、ああなった原因はインデックスを救う道を求めた末・・・というよりも当麻の存在とその『巫山戯た右手』によるインデックスの解放が彼にとっては本当に馬鹿馬鹿しい程に理不尽に思えたからなのかな?とも思えるんですよね。
最終的に記憶も何もかも失ったアウレオルスは『可哀そう』という言葉が後を引きます。
当麻、ステイル、アウレオルス。三者三様にインデックスを救おうとした結果は当麻が上手く成功したというだけで、その気持ちは変わらなかったはずなのに、ね・・・。
姫神秋沙はこの回以降どんどん影が薄くなるんですか・・・。能登さんの仕込みもあってまだ希望は捨てがたいですが、次回はいよいよ御坂妹や一方通行やらが出てきて一層影が薄くなる不安な感じは拭えまえん・・・が、今週以上を期待している私です^^;
次回 とある魔術の禁書目録 第10話 『お姉様(みさかみこと)』
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とある魔術の禁書目録 #08 『黄金練成(アルス=マグナ)』
とある魔術の禁書目録 第8話 『黄金練成(アルス=マグナ)』より感想です。
誰かを殺すぐらいなら、私は自分を殺してみせると決めたから
生徒たちがそれに気付かないのは、ステイル曰く“コインの表”の住人である生徒たちは“コインの裏”の住人である外敵に気付くことはできない・・・。要するに同じところにいるように見えて位相が違ってるってことかな・・・。
“コインの裏”の世界から“表”にいるインデックスに電話をかける当麻。敵地においてまるで緊張感なし!
いつもの当麻とインデックスのやり取りを聞いて少し哀愁漂う様子を見せるステイル。
『今君のいる位置には様々な人がいた』その中にはステイルも居たんだろうね・・・。
『かつて僕は失敗しそして君は成功した。それだけさ。僕らの違いはたったそれだけだよ』
当麻としては、ステイルの思っている位置に自分がいるとは思えない。
それは、インデックスを救ったのは記憶を失った以前の自分だから。過去を知りえない自分なんて自分じゃない・・・前回過去の自分を演じることで、『まるで自分が二人いるみたいだ』って言っていた当麻の気持ちを考えると切なくなりますね。記憶を失う前の当麻も、今他人のために体を張っている当麻も変わらないはずなのに、それを知る術もなく教えてもらうこともできず。不安に駆られる気持ちは解るけど、インデックスを救うために記憶を失くした当麻も、記憶を失くしても周りの人たちに心配をかけずに振る舞おうとする当麻も何も変わらない、同じ上条当麻なんだよって教えてあげたいです・・・。
『グレゴリオの聖歌隊』。
3,333人の修道士を聖堂に配し、その祈りを集める大魔術。
三沢塾を占拠するアウレオルス=イザードが、本来“コインの表”にいるはずの生徒たちを“コインの裏側”に立たせて魔術の媒介に利用し、グレゴリオの聖歌隊の縮小版を発動させたって事らしいのですが・・・。とりあえずあの光の球がどんな驚異なのかちょっと分かりにくかったかな。
目的の人物である姫神秋沙の登場で(?)難を逃れた当麻。この女子生徒も何で怪我をしたのかよく分からずじまい・・・。能力開発を受けた学園都市の生徒が魔術を使ったらマズイことになるってアレか、副作用か何か?
応急処置をてきぱきこなす姫神に感心する当麻。
そんな姫神秋沙は『魔法使い』だという。
魔法使いとは程遠い服装と容姿ですが(;^ω^)
魔法のステッキなんて言って警棒を取り出したり・・・(胸はだけすぎ!)
天然系であることに違いはないんだけど、アウレオルスの無為な攻撃を止めさせるために当麻の前に立って体を張って制止したり、自らの命を断つ意思を提示したりと強い意志があることは十分理解できます。当麻も今回は形無し・・・というかはっきりいって見せ場がなかったネ(´・ω・`)
姫神秋沙の目的は、吸血鬼を集め、殺し尽くしてしまう『吸血殺し(ディープブラッド)』の能力を消し去ること。
吸血鬼と呼ばれる生き物はヒトと変わらず、誰かのために笑って、行動できる、そんな人たちを死なせてしまう自分の能力を捨て去るために、学園都市に来たのだという。
アウレオルスの目的は、吸血鬼。“ある人物”を助けるために姫神が呼ぶ吸血鬼が必要な彼は、絶対に吸血鬼を傷つけないという約束で、姫神のディープブラッドの力を求めた。姫神はそれに応じ、殺すためでなく、助けるためにその力を使うことを決意した・・・。
・・・つまり、姫神秋沙は捕えられていたのでなくて、アウレオルスに協力していたということですね。
実際アウレオルスも当麻たちの三沢塾での出来事を忘れさせて追い返しただけだし、悪人・・・というわけではなさそうな気配ですが。
三沢塾の記憶を失い公園で目覚める当麻とステイル。
偶然頭に右手を置いたおかげでイマジンブレイカーの能力が発揮、記憶を取り戻す・・・実際には記憶を消されたのではなくて、魔術を掛けられたってことでしょうか。でなければ失くした記憶が戻るはずがないでしょうし、ね・・・。
自分をオトリにしたステイルには右アッパーで記憶をブッ生き返す!(笑)
舌を出させたらマズイのでは・・・(;゚Д゚) 下手したら噛み切っちゃうよ・・・。
当麻を追って三沢塾までやってきたインデックスに対するアウレオルスの口ぶりから、インデックスが記憶を失くす前に知り合った人物だと思われますが・・・吸血鬼を集めてアウレオルスが救いたい人というのはインデックスを指しているのか、その目的も今回でははっきりせず・・・。
ローマ正教の騎士団の正真正銘の『グレゴリオの聖歌隊』による聖呪爆撃で三沢塾は崩壊するも、アウレオルスの『黄金練成(アルス=マグナ)』によって瞬時に元通りに。ステイルが言っていた錬金術の究極の形を体現したものがこの『黄金練成(アルス=マグナ)』ということだそうですが、世界を思い通りに書き換える力とか、そういったもののようですね。しかし今回は説明があっても中々分かりづらい部分が多かったような・・・魔術的な事に関して。
あと全く関係ないのですがこの三人がア○ドルマ○ターの春○、千○、あ○ささんに似てると思うのは私だけ・・・?すんごい印象に残ったのですが^^;
次回 とある魔術の禁書目録 第9話 『吸血殺し(ディープブラッド)』
次回の見せ場はやっぱり当麻かな。
姫神さんの活躍が・・・短いとかそんな事がありませんように・・・。
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とある魔術の禁書目録 #07 『三沢塾(かがくすうはい)』
とある魔術の禁書目録 第7話 『三沢塾(かがくすうはい)』より感想です。
姫神秋沙≠姫神愛沙となることを望んでみる。
普通記憶を失ったら、不安なり情緒不安定なりどうにかなりそうなものだけど、先ず他の人間を優先するところ当麻らしいけど、ね・・・。とりあえず一般常識的な部分に差し当たり不便はないようですが。自分のそれまで生きてきた経過の記憶が吹き飛んだと考えていいのかな。
修業中のシスターさんは一切の嗜好品の摂取は禁じられてたりするそうですが、欲には勝てないお年頃ですか(;´Д`) ハンバーガーを食べたり捨て猫に“スフィンクス”って名前つけたり宗教上のあれこれは特に問題ないのかね。まぁ全部可愛いから許せるッ!
自分のことを“魔法使い”だと名乗る巫女さん装束の女の子、姫神秋沙。スタッフロールの愛沙は誤植?やっぱりアレですね、能登さんに巫女って異様に合うね!というか天然っぽいところがまた雰囲気掴んでいていい・・・(´∀`*)
ハンバーガーショップで食い倒れる巫女さんというのもシュールなものがあるけど当麻にも劣る青髪と土御門の甲斐性の無さはどうにかしろと言いたい(笑) 学園都市の貧乏学生は100円を捻出するのも生活に困るのですかw
再び当麻の前に現れたステイル=マグヌス。
ステイルたちとの記憶も当麻の頭からはすっかり消え失せているようで・・・。
インデックスのために今までの自分を演じたり、記憶が無い事に付け込まれないように記憶のある振りをしたりといろいろと苦労するなぁ・・・。
ステイルから話される『三沢塾』を乗っ取った錬金術師、アウレオルス=イザードと、三沢塾に捕えられている『ディープブラッド(吸血殺し)』の能力を持つ少女。
吸血鬼を滅ぼす能力を持つが故に、その幻の生物の存在を立証する鍵となる少女の名前は、
姫神秋沙。ハンバーガーショップで出会った、あの巫女姿の女の子だった・・。
ディープブラッド奪還に手を貸さなければインデックス回収に乗り出すと当麻を脅すステイルだけど、留守中のインデックスに危害が及ばないようにイノケンティウスを置いていったり、当麻にインデックスが好きなのかと聞かれて赤くなったり、意外と純情単純なところもあるようで・・・というか一応まだ14歳なのよね・・・信じられないことだけど^^;
ステイルと共に三沢塾に乗り込んだ当麻が甲冑を身にまとった人間をロボットと間違えたのは、周りにそぐわないその姿が異質に思えたからか、結界の効果からか。
何の変哲もないただの進学校とは表向き、希代の錬金術師の居城“三沢塾”。次回からは戦闘場面も再開されそうですね。
今回は姫神秋沙や三沢塾云々よりも当麻が記憶を失くしたことへの不安な面の方が印象深かったです。不幸だと思いつつも、自分の取ってる行動が自己犠牲とも気付かない人の良さというか思いやりというか・・・。
俺は・・・必死で俺自身のフリを続けていくしかないんだ。・・・なんつーか、不幸だよな。まるで自分が二人いるみたいだ
この台詞を聞くと物悲しくなります。
当麻は記憶を失ってもやっぱり当麻のままなんだねっていう思い。記憶が無くなって少し寂しいけれど、格好いい男の子ですよね。
あとはまだまだヒロインの座は渡さないよ!っていうインデックスの前面に押し出された可愛らしさとか・・・(*´∀`*) ええ、まだまだ現役ですよ(笑)姫神さんも是非負けずに頑張ってほしい・・・いや切実に;;
次回 とある魔術の禁書目録 第8話 『黄金練成(アルス・マグナ)』
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とある魔術の禁書目録 #06 『幻想殺し』(イマジンブレイカー)
とある魔術の禁書目録 第6話 『幻想殺し』(イマジンブレイカー)より感想です。
インデックスが魔術を使えないというのも、10万3000冊の魔道書を持つインデックスがその力を行使できないように、“記憶のルール”と共に仕組まれた嘘だったわけですね。
それにしてもこのインデックスはラスボスじみたデザインだ・・・(;´Д`)
『・・・曖昧な可能性なんていらない。あの子の記憶を消せば、とりあえず命を助ける事ができる。僕はそのためなら誰でも殺す。いくらでも壊す。そう決めたんだ。・・・ずっと・・・前に』
『・・・とりあえずだな・・・ふざけやがって!そんなつまんねぇ事はどうでもいい!たった一つだけ答えろ!魔術師!てめぇはインデックスを助けたくないのかよ!!』
『てめぇらずっと待ってたんだろ!インデックスの記憶を奪わなくても済む、インデックスの敵に回らなくても済む、そんな誰もが笑って、誰もが望む、最高なハッピーエンドってヤツを!!』
『今まで待ち焦がれてたんだろ!こんな展開を・・・!何のためにここまで歯を食いしばってきたんだ!てめぇのその手で・・・たった一人の女の子を助けてみせるって誓ったんじゃねぇのかよ!お前らだって主人公の方がいいだろ!脇役なんかで満足してんじゃねぇ・・・!命を賭けて、たった一人の女の子を守りてぇんじゃないのかよ!!』
『だったらそれは全然終わってねぇ・・・!始まってすらいねぇ!ちょっとくらい長いプロローグで、絶望してんじゃねぇよ!!』
『手を伸ばせば届くんだ・・・いい加減に始めようぜ、魔術師!!』
当麻の熱い台詞のオンパレード。・・・いや、これを見てこれらのセリフを拾わないのはもったいないと思いましたので^^; この当麻の熱い台詞回しが『とある魔術の禁書目録』の醍醐味じゃないかな・・・ともかく初っ端から全力全開の当麻はいいね!
当麻の言葉を受けて、ステイルと神裂も操られたインデックスを取り戻そうと当麻に協力する。
神裂の魔法名も『Salvere(サルバーレ)000』と判明しましたが、この場面では魔力を行使するだけの意味合いであって本来の呼称の意味は問われないんですよね・・・。この辺りは今後に期待。でも天草式十字凄教関連が出てくるまでにストーリーの尺は・・・(;´Д`)
『竜王の殺息』(ドラゴンブレス)。伝説の聖ジョージのドラゴンの一撃と同義を成す、イマジンブレイカーでさえ殺し切れない協力な魔法術式。それすらも押し越えてインデックスを助けようとする当麻・・・。
神様・・・この世界が、あんたの作ったシステムのとおりに動いてるってんなら・・・
『まずは・・・その幻想をぶち殺す!!!』
インデックスを繋いでいた“首輪”を破壊すると同時に、ドラゴンブレスの残滓の羽に触れてしまった当麻は、脳細胞ごと記憶が破壊されて・・・。
病院でのインデックスとのやり取りがまた、泣きそうになる・・・・゚・(つД`)・゚・
インデックスの『当麻、覚えてない?』が繰り返される度に。
『・・・当麻、覚えてない・・・?インデックスは・・・インデックスは、当麻のことが大好きだったんだよ?』
『ごめん・・・インデックスって、何?人の名前じゃないだろうから、俺、犬か猫でも飼ってんの・・・?』
ここで当麻が切り返さなかったら号泣してたかも・・・インデックスも、私も。
『なぁーんつってなー!引っ掛かったー♪ あははは・・・犬猫言われて何感極まってんだ?お前はアレですか、首輪趣味ですか?もしかして、俺にそういうプレイ要求してるわけ?』
本当に記憶を全部失くして、自分がどんな目に遭ったのかも分からない、混乱してもおかしくない状況で、インデックスのことだけを想って、彼女を傷つけないように記憶がある振りを演じる当麻は誰よりも尊い。当麻の根源ってこういうところから来ている性格なんでしょうね。
『君の思い出は脳細胞ごと死んでる。脳には情報は残っていないはずなんだけど。なら、一体どこに想いでが残っているっていうんだい?』
『そりゃ・・・決まってますよ。心に、じゃないですか』
記憶を全部失っても上条当麻は上条当麻のまま。その優しい熱血漢はこれから沢山の人物に出会い、それを救っていくことになる・・・。はぁ?こういう主人公大好きです(*´∀`*) 男だね!
・・・どうでもいいことですがこの時点で『冥土帰し』はただの医者扱いなのね・・・キャストでもそのまま『カエル医者』って扱い酷いようにも思えてしまいますw
ステイルが訪れた学園都市の最深部、そこで出会う人物アレイスター・クロウリー。
希代の魔術師と同姓同名の、世界最高の科学者にして学園都市統括理事長。
ステイルとの会話で浮き上がる“とある生き物”と、それを殺す能力を持った少女。『吸血殺し(ディープブラッド)』。
当麻の『幻想殺し(イマジンブレイカー)』の能力を把握、管理しているような物言い、現状の科学と魔術の両勢力のバランスを取っているような言動をとったり、いかにも黒幕的なイメージ。敵なのか、味方なのかも分りかねない存在・・・。
『・・・さて、ディープブラッドが吸血鬼の存在を証明したというならば、イマジンブレイカーは一体何を証明してくれるのだかね・・・。』
【雑感】
今回はもう当麻につきます・゚・(つД`)・゚・
ひた走る正義感と健気すぎる献身的なその行動はまさにヒーロー。
どこかの赤髪の主人公とは大違いだ!(笑)
ステイルと神裂火織とは今後も共同戦線を張ることになりそうですね。
ステイルからはインデックス救出と同時に別方面から挑戦状?を叩きつけられたわけで・・・インデックスに好意を持ってるのは明白なんですが、これで14歳だというんだから恐ろしい・・・。一概に“ロリコン”なんて言えないよねw 次回からはクロウリーの指示から当麻とタッグを組むようですが、今のところのライバル関係と言っていいのかな。
錬金術師“アウレオルス・イザード”や“三沢塾”なんて単語も出てきて、次回はいよいよ姫神秋沙の出番?漫画版ではなく小説準拠に動いていくのかな。能登さんの演じる姫神には期待したいですね?(´∀`*)
次回 とある魔術の禁書目録 第7話 科学崇拝
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とある魔術の禁書目録 #05 十二時(リミット)
とある魔術の禁書目録 第5話 十二時(リミット)より感想です。
『“ヒーロー気取り”じゃねぇ・・・』
【前回までのあらすじ・・・のようなもの】
イギリス清教『必要悪の教会』(ネセサリウス)からやってきたステイル・マグヌスと神裂火織は、かつてはインデックスの同僚で、同じネセサリウスの仲間。完全記憶能力と10万3000冊の魔道書を脳に詰め込まれた弊害で、インデックスの記憶は1年に1度リセットしなければ、生死に関わってしまう。
そのため、インデックスを保護し、記憶をリセットするために、二人はやってきた・・・。
当初のインデックスへのステイルの態度とか神裂火織がインデックスを傷つけたこととか、ちょっと引っ掛かる部分もありますが。自分たちはインデックスの記憶を消してしまう“悪者”なんだから、偽善ぶって仕方なく、というよりは徹底的に嫌われてしまえ、と。そういうことなんでしょうね。
━━━記憶を消すことで、命が助かるなら
━━━記憶を消さずに、彼女の笑顔を守る方法を
当麻の目から見たら、ステイルたちのやろうとしていることは諦観にしか見えない。記憶を消さずに、命を救う方法だって必ずあるはず。“魔術”にその方法がなければ、“科学”に頼れば・・・。
あの笑顔を失くさないために。当麻のインデックスを助けるための奮闘が始まる。期限は12時。残された時間はあと僅か。
『残り時間は本当に僅かですが・・・最後に、素敵な悪あがきを』
当麻がステイルと神裂に怒ったのは、その諦観した態度と何もしないで彼女の記憶を消そうっていうことが理不尽に感じたせい。でも、それしかインデックスを助ける方法がないから、記憶を消すことで命が助かるなら・・・実際はステイル達だって涙を流して、その決断を下していたんですね・・・。
“最善を尽くすこと”が“最良の結果を生む”とは限らない。
今回の当麻のインデックスを救おうとする行動が、この言葉に当てはまっている気がしました・・・。
『もう少し待ってくれ!俺が、必ず誰もが笑って、誰もが幸福な結末を捜し出してみせるから・・・!』
『・・・言いたいことはそれだけか?見ろ!!君はこの子の前で同じ台詞が言えるのか?
ずっと耐え続けてきた人間に、激痛で目を開けることもできない病人に、「試したいことがあるから待ってろ」なんて言えるのか?顔も名前も分からない医者共この子の体を好き勝手いじらせ薬漬けにすることを善しとするだなんて、そんなものは人間の考えじゃない。
答えろ!!君はまだ人間か?それとも人間を捨てたバケモノなのか?』
当麻の行動はインデックスの事を考えない“独り善がり”だというステイルの痛烈な言葉。
助けたいのはステイルたちも同じ。記憶を消すことが罪であっても、それでも命が助かるなら・・・。
今まで幾度となく経験したであろうインデックスが自分たちを忘れる寂しさ、苦しみ、罪の意識、苦しむインデックスをこんな方法でしか助けられない不甲斐なさ。
それらを十分に噛み締めてきたステイルだからこそ、当麻の無責任な言葉は許せなかったのかも。
『なんで・・・なんで俺にはたった一人苦しんでる女の子を助けることもできねぇのかな・・・』
どうしても助けたい、あの笑顔を失わせないために。そんな願いさえ叶えられない自分の無力さを感じて涙を流す当麻。今までもそうだったけれど、熱血漢ってだけじゃなくて、本当に他人のために全てを賭けられる人間なんだろうなぁ・・・。あの熱い台詞はその心根ってことで納得。
『ごめん・・・俺強くなるから。もう二度と負けねぇから。お前をこんな風に扱う連中、全部残らず、一つ残らずぶっとばせるぐらい強くなるから。・・・待ってろよ。今度は、今度は絶対、完璧に助けだしてみせるから・・・』
もう・・・このシーンだけで号泣ですよ・゚・(つД`)・゚・
当麻の辛くて悔しくて、それでもインデックスを安心させようとする思いが滲み出る言葉。
インデックスが初めて頼った男の子との約束。
もういっぱいいっぱいです・・・。
で、こんな感動的で絶望的な場面でふと冴えわたる主人公の脳ミソ(;´Д`)
インデックスの脳の85%を使って10万3000冊もの膨大な知識量を保存しているのに、残りの15%がたった1年しか記憶できないってのはおかしくないか?それ以前にいったいどうやって85%だの15%だのって数字を導き出した?
インデックスの記憶の“ルール”に関する疑問。まずは最初に気づこうよとかは言わないお約束。
小萌先生の話では、完全記憶能力は確かにどんなゴミ記憶でも記憶しちゃうけど、それで脳がパンクしちゃうようなことはありえない。人間の脳の構造を考えれば当然っていえば当然・・・ですね^^;
魔術やら何やらの話が前提にあって、「記憶を消さないと死んじゃうんだよ」なんて聞かされてたから灯台下暗しって感じですが・・・
え?早い話が最初から小萌ちゃんに相談しとけばよかったと。(そういえば銭湯に入ってたんだっけw)
・・・あれだけ悩んで苦しんで慌てふためいた当麻の苦労は一体・・・(´Д`)
インデックスの記憶を一周年周期で消さなければ死んでしまうという細工を、教会が施した理由。
10万3000冊の魔道書を持つインデックスが絶対に裏切ることのないように、ステイルや神裂たちがインデックスのために従わなければならないように、教会が仕組んだ裏切りを防ぐための楔だったというわけですか・・・。
その細工も幻想殺しで壊そうと試みる当麻・・・。魔術的なものが施されているっていう理屈ならそれも分かるし問題はないけど、問題なのは・・・どこを見てどこを触ろうとしているかっていうことですよ!
何赤くなってるの・・・(;^ω^)
当麻の右手から先が直に触れないと効力が消えない?とか、当麻が居るだけで魔術に影響が出るおそれがあるとか、幻想殺しの範囲等はまだ曖昧な感じ・・・かな?
教会の仕掛けた“首輪”に侵入してきた当麻に対する防衛機能として、『自動筆記』(ヨハネのペン)が起動。いつもの無感情モードと様子が違っておっかない感じになってますが・・・。
当麻の『幻想殺し』に対抗する魔術を10万3000冊の魔道書から組み合わせて『聖ジョージの聖域』なる魔術を構成させるインデックス。でもちょっとまって・・・
そもそもインデックスって魔術を練れないんじゃなかったの?
『聖ジョージの聖域』がどんなものか現時点ではまだよく分かりませんが・・・。
とにかく急展開の『インデックス』編、次回へ続きます。
【おまけ】
今回一番の立役者、おいしいところは全部持っていく感が強い小萌先生のごゆるりとしたリラックスシーン。
・・・この人の声とお姿を見ているとほんとに実年齢が疑わしく思えてきます(*´Д`)一体何歳なんですか・・・。
次回 とある魔術の禁書目録 第6話 幻想殺し(イマジンブレイカー)
ラスボス(?)化したインデックスの『聖ジョージの聖域』と当麻の『幻想殺し』の対決?
オープニングの逆さ吊りの人も出てくるようで・・・次回も注目です。
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Entry ⇒ 2008.11.03 | Category ⇒ [アニメ]とある魔術の禁書目録 | Comments (2) | Trackbacks (6)