とある魔術の禁書目録 第24話(最終話) 『虚数学区・五行機関』 感想
第24話(最終話) 『虚数学区・五行機関』より感想です。
科学と魔術が交差する時・・・。
シェリーの戦争を起こしたい理由が語られましたが、理由というより行動原理みたいなものかなこれは・・・。
友達のエリスを失ったのは科学と魔術がお互いの領域に踏み入ったせいだから、二つの世界の境界が緩やかになっている今、二度と交わらないために戦争を起こそうと思った。その中で、科学者と魔術師の両方に殺意を抱きつつ、本当は争いなんて起こしたくない気持ちも併せ持っていて・・・本人曰く信念がいくつもあって頭の中がめちゃくちゃなんだそうだけれど、自分を守ろうとして親友が死んでしまったせいもあって、誰に怒りをぶつけたらいいか分からなくて自棄になっていたと。いずれにせよ性格に難があることには違いないんだろうけど(^^;
『ああそうか・・・星の数ほど信念があるってことは・・・お前はお前の中にある自分を止めて欲しいって気持ちも!理解できてるってわけか!!』
その『友達を失いたくなかった』という心を当麻に指摘され、また本当は誰かに自分を止めてほしい気持ちも持っていたシェリーは、その心を汲んだ当麻のパンチでKO。それにしても毎回気持ちよく殴り抜く人ですね(^^;
『言ったろ・・・!お前の住んでる世界には、まだまだ救いがあるってことを!見せてやるってなぁ!!』
インデックスを身を挺して庇う氷華のピンチにカッコよく駆けつける当麻・・・どこまでも主人公すぎて涙が出てくる(´Д⊂ヽ もちろんなんでジャンプ中に長セリフを喋れるのとか野暮ったいことは言わないよ!(笑)
自分が人間じゃないと知られたから、インデックスとの友情も終わったと思い込む氷華。
『確かにお前は人とは体のつくりが違うかもしれないし、他の人にはできないことができるのかもしれねぇけどさ。それでもお前が、インデックスの友達だってのに、変わりはないだろ』
他人のために平気で身を投げ出す当麻が見かけなんかで誰かを判断するわけがないし、インデックスも人であるかどうかを気にするような性格じゃない。当たり前で当然の結果なんだけど、だからこそ感動できるこの結末。シェリーのような、科学と魔術の交わった結果が悲劇だけじゃないことを証明してくれました。二人の友情は永遠に・・・。
土御門とアレイスターの伏線を窺わせる会話。シェリーを学園都市に侵入させて、当麻に撃退させたのも、氷華に自我を与えて実体化の手助けをしたのもアレイスター。
その目的は虚数学区・五行機関を天界に見立てて人工的に天使を作り上げること・・・らしい。
おまけにその正体が魔術師のアレイスター・クロウリーだったり? クロウリーって名前だから魔術と繋がりはあるくらいには思ってましたけど・・・事件の裏を操ってるあたり最終ボスなのかなやっぱり。
ステイルと一緒に出てきた変な口調の新キャラ、ローラ・スチュアートとか・・・もう二期をやる気まんまんですね(^^;
最後までヒロインに囲まれる上条さん・・・ある意味ハーレムアニメかなこれは(笑) このまま続いたらヒロインがどんどん増えていきそう(^^;
美琴は今回出番が少なかったけれど、黒子と一緒にシャワーシーンがあったからまあいいか(´∀`*)
ニ期があるなら美琴の登場回も増えればいいな?とか思っていたら・・・最後のサプライズ。
とある科学の超電磁砲アニメ化決定!
最終回で『とある科学の超電磁砲』アニメ化告知!? これってスピンオフ作品ですよね・・・美琴が主人公っていう。これが二期になるってことなんでしょうか?続報に期待。
【最終回を終えての雑感】
『とある魔術の禁書目録』。原作はほとんど知りませんが、個人的に大いに楽しめました。
科学と魔術が存在する世界観、魅力的なキャラクター、どれも惹きつけられる要素があります。
当麻の主人公属性は見ていて気持ちがいいし、どの話も最後は清々しく終わるのも良かったかと。原作を切り詰めたせいからくる(と思われる)描写不足は感じられましたが、よくまとめられていたと思います。
後は二期を前提にした終わり方だったので、この後に続く展開には注目ですね。『とある科学の超電磁砲』はスピンオフ作品ということですが・・・当麻やインデックスたちの本編第二期にももちろん期待したいです。
最後に視聴を途絶えることなく終えられたことに感謝。スタッフの皆様、お疲れ様でした(^^)
次回作を楽しみに待ちたいと思います・・・。
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とある魔術の禁書目録 第23話 『風斬氷華(トモダチ)』 感想
第23話 『風斬氷華(トモダチ)』より感想です。
例え人間でなくても・・・
友達を助けるのに理由なんていらない、その存在が人でなかったところで、風斬氷華が大切な存在であることに変わりはない。気持ちいいくらい真っ直ぐで、だからこそ伝わる主人公の気概。
これで助けられる相手が皆女の子だからフラグも立つわけですね(^^;
『今からお前に見せてやる。お前が住んでたこの世界には、まだまだ救いがあるって事を!
そして教えてやる!お前の幻想は・・・これくらいじゃ簡単に、壊れはしないってことを!』
『その幻想をぶち殺す』から全く違う守る意味での対になってるのがまた面白い。これから“そげぶ”のセリフ、変わったりするんでしょうか。
それでもやっぱりキメはやっぱり『拳で語る』。女だろうが容赦なくぶん殴る、さすがは上条さんだ(笑) でも逃げられたところを見るとやっぱり本気で殴れなかったということなのかな(^^;
シェリー・クロムウェルの目的は、科学の世界と魔術の世界の戦争を引き起こすこと。
重要度は別として、当麻や氷華を襲ったのは科学側だからというのは分かるんだけど、インデックスが標的に入ってるのは戦争を起こすことにどう繋がるんだろう。同じイギリス清教で、ステイルや神裂がやってきた時とは理由も異なるはずだし・・・。そもそも単に火種が必要なら、自分が魔術師である事を名乗って、もっと重要な人物を襲うとか、大々的に暴れまくった方が単純に効果的に思えるんだけど・・・。当麻とインデックスにつながりがある事に何か関係があるのかな?
外で当麻の帰りを待つインデックスと美琴。
美琴が自分の知らないインデックスと当麻の関係を気にするのはそのツンデレ属性の性ゆえってところですか(´∀`*) インデックスが天然気に『当麻は何があっても絶対帰ってきてくれる』なんていっちゃうせいもあるんだろうけどね(ΦωΦ)
しかしインデックスの服を止めてる安全ピン、改めて見ると巨大だ・・・。市販されてるのかな(笑)
これからこの二人と当麻の三角関係が始まるのかと思ったらもう終わっちゃうんですねこれが。
やっぱり2期ありきの展開ですよねぇ・・・。
インデックスが次のターゲットにされると知って、自分が襲われている隙にインデックスに逃げてもらうことを提案する氷華。
自分はあんな石像にいくら殴られても平気な“化け物”だからと・・・。
当麻は当然そんなことには反対。しかし、氷華は自分が化け物だったから、大切な友人を守る事ができて幸せだったと告げて、当麻を振り切って敵の元へ走り去っていく・・・。
氷華の腕を掴むはずだった当麻の右手は、氷華自身をも消してしまうかもしれないおそれから、引っ込められてしまい・・・結果、氷華を一人で行かせることになってしまいました。
全ての異能を消し去る右手は、その特質のせいで、時に人を助ける邪魔になってしまうこともある・・・。
インデックスが負った怪我の治療の際に、自分がいることで治癒に悪影響を与えてしまうと知った時の当麻の表情が思い起こされます。目の前で苦しんでいる人を助けられないこと、当麻にとっては一番の苦痛なんだよね、きっと・・・。
『重さも空気もない、能力者たちが放つAIM拡散力場で作られた、陽炎の町・・・学園都市と同じ位置に存在する、見えない場所』
氷華はその空間の中で、人々や世界を動かす“ゼンマイ”の役割を果たしていた・・・。
想像すると、学園都市の次元とは異なる場所に位置するもう一つのセカイって事になるんでしょうか。
位相が違っていて、見えているけれど触れられないっていうのは、いつかの三沢塾の結界を思い出しますが、根本は違っていてもそれと似た状況に今まで氷華はいたと考えていいのかも。
始めて触れることのできた人間、インデックスをきっかけに、“当麻たちの世界”に繋がって、初めて人としての生活をほんの僅かでも感じることができたと・・・。
虚数学区・五行機関っていうのはどこにあるのか分らない研究機関、でもその実態は氷華のいた世界自体を指していた、そう解釈していいのかな。
能力者たちが放つAIM拡散力場が何故学園都市と同じ形を象っているのかとか、まだ謎がありそうですが・・・話は魔術と科学の対立になっているわけだし、どこに落ち着くんだろう。というかどこでまとまるんだろう(;^ω^) 少しごちゃごちゃ考えてしまいました(笑)
ゴーレムとインデックスの魔法戦。戦うインデックスが見られるとは思いませんでした。
10万3000冊の魔道書の知識から、相手の魔術を読みとって、弱点を見つけたり魔術の行使を阻害したりできる・・・スペルインターセプト?でしたっけ。魔術に疎い当麻に知識を与える役割だけと思っていただけに・・・挿入歌も雰囲気があってなお良かったかと。
でもインデックスがゴーレムに殴られそうになって終わりって・・・。ここでまたカッコよく当麻が登場するのを期待してたのに(;´Д`)
次回予告を見るとその辺りは次に期待できそうだから(ヒーロー登場の意味でw)いいんですけどね(;^ω^)
それにしてもやっぱり2期普通にありそうですよねこの展開。シェリーには悪いけど、敵としては一方さんの方がよっぽどインパクトがあったし、この流れのまま続いてほしい気がするんですが・・・。
とりあえずそちらの心配は置いておいて、次回の上条さんの活躍で大団円を期待するとしましょう(^^)
次回 とある魔術の禁書目録 第24話 『虚数学区・五行機関』
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とある魔術の禁書目録 第22話 『石像(ゴーレム)』 感想
第22話 『石像(ゴーレム)』より感想です。
風斬氷華の正体。
『フゥン、上条さんは保健室の轍は踏みませんのことよ』
本人は同じ轍を踏まなくても勝手に不幸が展開する不運な主人公の図・・・っていうか役得もいい加減多いような気もするんだよね(^^; 子供の頃その不幸体質のせいで苦労した話が以前出ていたけれど、自分から事件に首を突っ込む主人公気質のせいもあって、常に不幸である特徴が目立たなくなってるっていうのが現状でしょうか。
その不幸を呼び込む当麻のせいかはさておき、地下街で発生するテロ。駆け付けたジャッジメントのテレパシーが当麻にだけ通じないのは、右手の幻想殺しが原因なんだろうけど、超常的な攻撃は右手でしか弾けないのに、テレパシーやら幸運やら、目に見えない力を片っ端から遮断してるのは、右手が体に作用する力を防いでるって事?
体と右手が繋がってるって理由だけなら、電撃や他の力に関しても防げるように考えてしまうんだけど・・・直接自身に働く力なんかは例外なんでしょうか。今さらながら不思議に思いました。・・・ところでこのジャッジメントは無名なエキストラなのか・・・ちょっともったいない(´・ω・`)
科学側のヒロインと魔術側のヒロインの邂逅。今まで当麻中心に話が回っていたから気付かなかったけど、初対面なんですね、インデックスと美琴。よく考えたら当麻がやっかい事に首を突っ込んでる時は、インデックスはお留守番に徹していたので、戦闘の場にインデックスが居合わせてるっていうのも珍しいですね。
この非常事態に見事に見たまま三角関係になっちゃってますが(笑) まあ、当麻の主人公属性に巻き込まれた被害者っていうことで・・・これからどんどん増えていくんだろうな?って予感は沢山あるわけです^^;
『さあ、パーティを始めましょう。土の被った泥臭え墓穴の中で、存分に鳴きやがれ』
シェリー・クロムウェルが仕掛けた地下街での戦闘。イギリス清教に所属しているということは、インデックスと同じ勢力下にある人物ってことですが、騙りな可能性もありそう。
戦争を引き起こそうとしているというのも、自分がイギリス清教を名乗って、他勢力と争いを引き起こそうとしているように思えます。展開を考えると科学側と魔術側での抗争を目論んでいるように見えるんですが・・・まだ不明瞭ですね。
当麻を追ってきた氷華はゴーレムの攻撃に巻き込まれて負傷してしまった・・・と思ったら、何とその体は空洞であった事が判明。
本人も自分の身体がそんな事になっていたとは思わなかったらしく、錯乱して逃げ出してしまう。
小萌先生の話では、風斬氷華は学園都市で様々な能力者が放出している力が、人として形を持った存在であるとのこと。
前回のAIM拡散力場という単語も伏線だったわけですか・・・。う?ん理屈は分からないでもないんだけど、単に力の集まりだったものがどうやって自我を持ったのかとか、勝手に形成されるものなのかとか疑問は湧いてくるんですが、やっぱり何らかの理由があるんでしょうか。虚数学区の鍵なんて言われている事もあるし・・・次回以降の展開待ちかな。
『そもそも人でないといけない理由は何ですか?上条ちゃんから見て、彼女はどうでしたか?風斬氷華さんは、そこにただ佇んでいるだけの、命も心もない、幻想にすぎませんでしたか?簡単に失われていいほど、軽い存在でしたか?』
今まで人間だと思っていた人が人間じゃなかったからって、あなたはそれを見捨てるんですか?・・・そんな風に置き換えられるこの言葉。
氷華が現象として存在していた事を知った当麻が、その存在を憐れむというのは、彼女の存在を認めないと同じこと。小萌先生は真実を受け止めさせた上で、それでも変わりなく、友人として受け入れられる当麻を信じていたんですね。見た目も中身も素晴らしい先生だ・・・(´ー`*)
氷華を化け物扱いするシェリーの前に立ちはだかる上条さん。『待たせちまったみてえだな・・・』とかベタだけどヒロインの危機に登場の主人公って感じが好感を持てますね(^^)
残り話数も少ないし、シェリー・クロムウェルとの戦いで一期終了って流れになるのかな?
他のシリーズに突入しても尺が中途半端になりそうな気もするし・・・1話限りのショートストーリーで2期に続く流れを作るっていうのも面白そうですが。とりあえずは次回に期待です。
次回 とある魔術の禁書目録 第23話 『風斬氷華(トモダチ)』
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とある魔術の禁書目録 第21話 『正体不明(カウンターストップ)』 感想
第21話 『正体不明(カウンターストップ)』より感想です。
“科学”と“魔術”、混在中
・・・それと当麻の声が通りづらく聞こえるっていうか鼻が詰まったように聞こえるのも気のせい?
まあそんなどうでもいいことはともかく、当麻への依存率がますます高くなってるインデックスに、デレ度が異様に高くなったビリビリに、そこに居るだけでもー癒し系の小萌先生・・・ああやっぱりこっちがいつもの“禁書目録”だ(笑) それにしても小萌先生、足が届くか届かないかは別として、車に乗ってると普通に補導されそうな気がするんですけど・・・(;^ω^)
久々登場の学園最高責任者、アレイスター・クロウリーと土御門。学園に侵入したネセサリウスの魔術師を当麻を使って何とかしようとしてるんだけど・・・既視感を感じると思ったら、ステイルの代わりを土御門がやってるのか・・・。ステイルってそういえばアウレオルスの一件からほとんど出番がないような。魔術師がそもそも学園都市にいるのはマズイから、ステイルの代わりをスパイである土御門が担っているってことかな。同じネセサリウスの人間なのに、アレイスター対する態度がずいぶん違うなぁ・・・上下関係とかどうなってるんだろう。
当麻の学校にやって来た転校生は、インデックスだったんだよ!・・・とみせかけて、実は姫神さんだったよというオチ。それにしても自己紹介もほどほどな影の薄さとがっかり感・・・転校生って言ったら普通、新キャラクターじゃないの!?ってフリを無視したと思ったら、ちゃんと出てきたので安心。・・・姫神さんの出番を期待してなかったわけじゃないです念のため。
新キャラクターの風斬氷華さんはインデックスと一緒にいきなり着替え姿を披露してますが、何でこんなことになったんだっけ?? まあGJ。
『人が転校してきたというのに、その淡泊な反応は?』
おっしゃるとおりですスミマセンでしたorz 転校という一大イベントで登場したのにクラスの反応はカットされるわ新キャラクターの解説役へとこき使われるわ・・・期限の過ぎたヒロインの役目ってこんなもの?(;´Д`) これからの活躍信じてます姫神さん。ところで巫女服は?
・・・で、風斬氷華さんですが(笑) 姫神さんの話だと以前通っていた霧ヶ丘女学院に在籍は確認できていたものの、誰も姿を見た事がなくて、虚数学区・五行機関を知るための鍵である存在で・・・?
まず『虚数学区・五行機関』とやらが何なのか解説がほしいところですが。とりあえず忽然と姿を消したり現れたり、アレイスターも虚数学区の話をしていたことからも、今回のストーリーの中心人物であることは間違いないと。『正体不明(カウンターストップ)』って呼ばれるくらいだから正体は分からないくらいの認識で留めておいてよさそうですね。なんとなく。
OPに登場していたキャラクターが続々と出てきますねそれにしても・・・。
小萌先生の同僚でジャージで巨乳の黄泉川先生。アンチスキルっていうのは黒子たちが所属してるジャッジメントとは違うのかな?危険に駆り出されるのは先生や生徒、今更ながら能力主義なシステムですね。
土御門が話していたネセサリウスの魔術師と思われるシェリー・クロムウェル。今回って学園都市で発生した超能力関係の事件かと思ったら、魔術師が絡んでるからそうでもなくて・・・超能力側と魔術側で同時に新キャラクターが登場して、どちらかに傾かずに事件が進行しているっていうのは初めてかも。黒子とシェリーの超能力者と魔術師の戦闘はその分新鮮に見えました。当麻以外の戦闘シーンで超能力vs魔術っていうのも珍しい。
シェリーの目的は次回明かされるとして、今の時点では分からないことだらけ。
科学側と魔術側の同時展開ということで、これからのストーリーにとりあえず期待って・・・気づいたらもう22話になるんですね・・・どう締めくくるんだろう。
次回 とある魔術の禁書目録 第22話 『石像(ゴーレム)』
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Entry ⇒ 2009.02.27 | Category ⇒ [アニメ]とある魔術の禁書目録 | Comments (11) | Trackbacks (3)
とある魔術の禁書目録 第20話 『最終信号(ウィルス・コード)』 感想
第20話 『最終信号(ウィルス・コード)』より感想です。
今度は誰かを助けるために
冒頭のアクセラレータの過去の光景は、最強の能力を持つが故に妬まれ、疎まれ、狙われてきた過去を表しているんでしょうか。そんな経緯があって、もう自分に近づいて傷つく者が出ないように、戦う気さえ起こさせないほどの最強になろうと思った、と・・・。シスターズを残酷に殺していたのも怖がらせて自分に敵対する意思を失くすため・・・なんて考えるのは虫のいい話かもしれませんが。
そんなアクセラレータは、前回、芳川桔梗が提示した、事件の首謀者の天井亜雄を捕えてウィルスの仕組みを吐かせ、事件を終わらせるか、起動前のウィルスを抱えたラストオーダーを保護するかの二拓を迫られたわけですが、彼としては似合わない“助ける”方の選択肢を選んだんですね。
もっと具体的なアクセラレータの過去が明かされても良いかなとは思いましたが、行動で心内を明かすっていうのも悪くないかと。それにしても、あれだけ暴虐を働いたアクセラレータが・・・。後付けって言われればそれまでだけど、やはりこういう展開は面白いです。
天井亜雄が既に外へ逃げたのではというアクセラレータの懸念に、芳川は『何者かが学園都市に侵入して、セキュリティレベルが上がったからそれはありえない』と答えていたのは、次回への伏線かな。
まだ街にいるという天井亜雄を指して、『人間ってのは、余裕を失う度にどんどん行動が単純になっていくもンなんだぜ・・・?』というアクセラレータのセリフ、後の自分の行動にも直結しているようにも思えます。
ラストオーダーを誘拐した天井亜雄を追い詰めたものの、ウィルスコードは既に起動段階にまで進行。事前のタイムリミットはダミー情報だった事を知る。状況が切迫する中、芳川から伝えられたアクセラレータができることはただ一つ、シスターズへの無差別攻撃命令が下る前に、命令元のラストオーダーの命を断つこと・・・。
けれどアクセラレータはあくまでラストオーダーを救う方に賭けた。
今まで他人を傷つけるしかなかった自分の力を、他人を救う方法にベクトルを変えて。
『ウィルスと一緒に何を排除してンだろうなァ俺は・・・だから何だってンだ。忘れちまった方がこのガキのためじゃねェか』
ウィルスの消去と共に、自分と出会った時のラストオーダーの記憶も消えていく。自問しているアクセラレータの様子は、紛うことなくラストオーダーと会ったほんの数時間の触れ合いが消えるのを惜しむ様子でしたが、今まで誰とも接触を拒んでいた彼にとっては、あの少しの時間はとても大切なものだったのでしょう。
ウィルスの完全除去まであと少しというところで、天井亜雄から放たれる銃弾。ラストオーダーへの演算を中止して、ベクトル反射に力を向ければ避けられるはずのただの鉛玉。しかし、アクセアラレータは最後まで手を離そうとはしなかった。
(・・・まったく・・・考えが甘すぎンだよ・・・誰かを救う・・・もう一度やり直すことができるかもしンねェだなんて・・・)
今回のアクセラレータにシンパシーを感じるのは、悪党としての自分を皮肉りながら、それでも行動で本音を示す所にあるんですよね。ラストオーダーを純粋に助けたい気持ちの上で、最強になるために傷つけた者たちへの贖罪とも取れる切実な願いを感じました。当麻に倒された時点では悪役で終わっていたアクセラレータを、こういう形で表現してくれるとは思わなかったです・・・。
『ああ・・・綺麗事だってのは分かってる・・・でも違うンだよ・・・例えオレたちがどれほどのクズでも・・・どんな理由を並べても・・・!それでこいつが殺されていい事にはならねェだろォが!!』
銃弾を頭に受けても最後までラストオーダーを守ろうとするアクセラレータ。しかし力尽きて倒れたところで、芳川が駆けつける。
芳川が語る、優しいのではなく、甘い性格だった故に、夢であった教師を断念したこと、科学者になっても甘さが捨てきれず、かといって優しくもなれなかったためにこれまでの状況を生みだしてしまったこと。今回は“実験”に携わった側の贖罪的な行動面が印象強い。欲を言えば、絶対能力進化の実験がどれほど必要なものであったのか、その理由も明かされて欲しかったですが・・・。アクセラレータからの要求で計画が進められたのではないようですし。
『終わりよ。天井亜雄。一人で死ぬのが怖いのでしょ。ならば道連れには私を選びなさい。子供たちに手を出すことは私が絶対に許さない。この身に宿る、ただ一度の優しさにかけて』
天井亜雄に関しては、アクセラレータや芳川と知り合いの研究員という以外にはあまり深く触れられていませんが、この騒動を起こしてアクセラレータが行動を起こすためのファクターだったとしたら、少し可哀そうな役回りかもしれません。
アクセラレータが、医者に運ばれるまで、意識が無いままでも芳川の命を能力を使って繋ぎとめていたのも、彼の本質によるところでしょうか。それとカエル顔の医者の通り名がヘブンキャンセラーなんて大層な名前と発覚したにも関わらず、スタッフロールではカエル医者のままなんですね^^; 本名は何なんでしょう。
『あそこは僕の戦場だよ。そして僕は必ず戦場から帰還してみせるね。今までずっと一人で戦ってきた患者を連れてさ』
やたらカッコイイ台詞を言うこのカエル顔の医者、当麻サイドとアクセラレータを繋ぐ役割だったりするんでしょうか。
アクセラレータの主観から語られた今回のお話でしたが、実はあの実験の裏ではこんな一面もあった
っていうサイドストーリーを語る上で、アクセラレータの裏の素顔や実験研究者の側面まで窺えたのは良かったです。彼なりの苦悩があって、最強を目指そうとしたという理由もはっきりとではないですが描写されていましたね。細かい点は抜きにして、当麻以外の主人公が正義感とは違う理由で誰かのために戦うっていうのも新鮮でした。アクセラレータには今後も活躍を期待したいですね。
今回からエンディングが『誓い言?スコシだけもう一度?』に変更。OPと合わせて新キャラクターの姿が見られます。今回のアクセラレータ編終了に合わせての変更でしょうか。もう少し早くても良かった気もしますが・・・やっぱり最後は当麻とインデックスで締められるんですね(^^)
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とある魔術の禁書目録 第19話 『打ち止め(ラストオーダー)』 感想
第19話 『打ち止め(ラストオーダー)』より感想です。
ある意味歪な主人公とヒロイン。
今回は新章突入で学園都市最強のレベル5、一方通行(アクセラレータ)さん再登場回であります。しかも彼がこのお話の主役だとか。“実験”では容赦なく妹達(シスターズ)を殺して廻っていたアクセラレータの意外な面が見られたことが印象的でした。もちろん例のょぅι゙ょもね・・・(;^ω^)
上条当麻に敗北してからというもの、後を絶たない不良や悪漢達のアクセラレータへの襲撃。
それまで強いと思われていた敵キャラが主人公にやられて、『あれ、あいつって実は大したことないんじゃね?』的な思考を持っちゃったザコの皆様のよくある行動心理を思わせますね?。
それだけ“レベル0”の当麻に倒された事は周りにとって軽んじられる結果になってしまったわけですが、それ以前に相当な嫉妬を受けていた面もあるようで。最強だった故の孤独というか、そんなものも感じられたり。
実は当麻のマンションの前を頻繁に通ってたんですねアクセラレータは(^^; 当麻とばったり遭遇したりはしないんだろうか・・・。
さて、無気力気味なアクセラレータの前にひょっこり現れる今作中一番のロリっ子と思われる打ち止め(ラストオーダー)。アホ毛つきで毛布一枚の出で立ちは小萌先生を上回る破壊力(笑) それにしても、禁書目録ってロリ比率が高いような(ーー;) 一方通行もいきなり毛布を剥ぎ取るんじゃないよ(笑)
“実験”が途中で中止になって培養機から出されたために体が未発達なんだそうで、感情表現は他のシスターズよりも豊かで口も達者。語尾に『ミサカはミサカは?』ってつける辺りはそれっぽいね。
アクセラレータは何だかんだ言って泊めてあげたりご飯を食べさせてあげたりしてあげてるけど、とりあえずは服を着させてあげなさいと(笑) 色々変な目で見られたりしないんでしょうかね(汗
ラストオーダーは“実験”の研究者と面識があるアクセラレータを頼ってきたらしいですが、御坂妹全員がネットワークで繋がっている以上、アクセラレータが何をしたのかは理解しているはず。それを知っていてなお近づいてきたのは、アクセラレータが“悪人”でない事を信じる理由があったから。
アクセラレータがこれまで行ってきたシスターズに対する仕打ちや、自分を実験対象として認識している御坂妹に繰り返し語られた罵倒の言葉は、快楽的な趣向ではなく、これ以上実験を続けさせたくないアクセラレータがシスターズの戦意を喪失させるための手段だったと語るラストオーダー。
アクセラレータが『俺はどう見ても残虐な悪人だろォが』って言うのに対して冷静にアクセラレータの人格分析を行うラストオーダーの構図。
もちろんこれだけじゃアクセラレータが実験なんてしたくなかったっていう答えには結びつかない。そもそも最強になるために実験に参加したのはアクセラレータ自身だし、本人が実験中止の意思を伝えることの方が手っ取り早い上、むざむざいらない犠牲を払うことも無かったはず。
ラストオーダーの論弁に反応する様子や、あくまで悪人を通すアクセラレータの姿を見せることで、彼の良心面を見せようとしてるって演出は良く分かるんですが・・・。まずはアクセラレータが最強にならなければならなかった理由がはっきりしないと、どうにもね・・・。
そんなやり取りの後、調整不良のせいか倒れてしまったラストオーダーを助けるために、研究施設に足を運ぶアクセラレータ。口や態度と行動がかみ合わないのはまさにツンデレ属性ってやつですか(笑)
研究所の芳川桔梗の話では、ラストオーダーは20001番目の個体で、アクセラレータがレベル6に到達するために必要なシスターズの殺害数は20000ジャスト。つまりラストオーダーは絶対能力進化の実験とは外れた存在で、実はシスターズ全員を繋ぐミサカネットワークを統制する司令塔としての役割を与えられた特別な個体であることが判明。
そしてその存在を利用しようとする組織から、不正なウィルスがラストオーダーに上書きされ、期限内にそれを処置できなかった場合、ミサカネットワークを通して感染が広まり、プログラムされた“人間に対する無差別な攻撃”が開始されてしまう。そうなる前に手を打てなければ、ラストオーダーを“処分”してしまうしかない・・・。
アクセラレータがとれる行動は二つ。一つは事件の首謀者の研究員、 天井亜雄を捕えてウィルスの仕組みを吐かせ、事件を終わらせること。もう一つは起動前のウィルスを抱えたラストオーダーを保護して培養機の中へ戻すこと。
芳川桔梗が差し出した二つの資料、天井を捕えるのかラストオーダーを保護するのか、アクセラレータがとった答えは・・・
【雑感】
うむ、可愛いは正義を通すとするならラストオーダーの意見は多いに賛成で取り入れようじゃないかね!と心の中で語ってみたものの、斜めからの見方によってはやっぱりアクセラレータの良心を語る描写っていう印象が強いような気がしますね。結構グロくやっちゃってましたしねぇ・・・(;´Д`)
ただ、芳川が言うように『私たちがシスターズを使わなくても、レベル6に進化できる方法を見つけだせていれば・・・』っていう言葉から見ると、アクセラレータの意思だけでなくて、強制的な実験への参加理由があったようにも思える。そしてそれ以前にアクセラレータが拘っていた最強になる理由っていうのもまだはっきりと明かされてはいなかったり。この辺りを通してまた違ってくるのかもしれませんね。
まあ当麻に倒された時点で終わっていればただの残忍な敵役で終わっていたアクセラレータが、今回ラストオーダーっていう自身の内面を明かす代弁者が現れたことで、実は裏ではこんな一面もある人だったっていう見せ方と復帰のさせ方は面白い。定番ではあるけど、あれだけ悪役だったキャラクターが小さい女の子を助けるために奮闘する展開はギャップを感じつつ素直に良いなと思います(^^) 最悪の敵からヒロインを救う主人公に。次回のアクセラレータの活躍に期待です。
次回 とある魔術の禁書目録 第20話 『最終信号(ウィルスコード)』
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とある魔術の禁書目録 第18話 『偽者(レプリカ)』 感想
第18話 『偽者(レプリカ)』より感想です。
考えるんじゃない、感じるんだ・・・
とある魔術の禁書目録は、インデックスさんのサービスシーンから!
何でいきなり当麻はHANAJIを流しちゃってるの?とかいつもお風呂場で眠ってるの?とかインデックスが当麻のスペースを空けてベッドで眠ってるのは誘ってるの?とか、とにかく疑問がつきない今回。
・・・そんなのどうでもいい?(´・ω・`)
土御門の妹の舞夏さんの好みの漫画は、18禁ではないものの、妙になまめかしく、『兄と妹でドロドロになるやつ』・・・ってマズイでしょいろいろと(;´Д`) あの可愛らしい笑顔が逆に怖い・・・。
美琴の目下の悩みは通ってる中学の理事長の息子、海原光貴に最近しつこく付きまとわれてることで、無碍に追い払うこともできないから当麻に恋人のフリをしてもらって諦めてもらおう、と・・・。
もっとも鈍感な上条さんにはその裏の美琴の恋心なんて気付くはずもなく、海原と仲良く意気投合してしまう始末ですが。
にしても何ですか今回は赤くなった美琴さんを拝もうな回ですか?(*´∀`*)
マスタードが鼻に効いたり間接キスやらバリエーション多彩な赤面の数々に流石に展開がどうの言う気もなくなってしまうね!(笑)
中盤から後半からは、いきなり豹変した海原光貴が当麻を襲うという展開に。
えーと、何でもこの海原は本物の海原光貴を魔術で装った偽物で、ネセサリウスやレペル5の超能力者等いろんな勢力の力を集めつつある上条勢力(なんて名前がついてるらしい)に脅威を覚えた組織から命じられて、内側から当麻たちを崩壊させようとしていた、と・・・。
う?んそれとなく言いたいことは分かるんだけどやっぱりお話が急すぎるような。そもそも内側から崩すような組織として機能してるのか疑問・・・。っていうか上条勢力って(笑)
何の前触れもなくそんな事を言われても見てるこっちはついていけないし、偽海原が本当はこんな事したくなかった!とか御坂さんのことが本当に好きだったとか言われても突飛すぎるような。前もったエピソードが少なすぎ・・・。あとインデックスは緊張感無さ過ぎ(;´Д`)
それと上条さん付き飛ばしておいて『よけろ!』って・・・(;´Д`) 鉄骨が落ちてるのは分かってたんだから危険の無い方に追いやるくらいできなかったの?
『あなたや御坂さんはこれからも狙われ続ける・・・守ってもらえますか。御坂さんを・・・いつでもどこでもかけつけて、彼女を守ってくれると・・・約束してくれますか』
『・・・・』
『まったく・・・最低の返事だ・・・』
当麻が何を口走ったのかは隠れて聞いていた美琴の表情とセリフから察するにとても上条さん“らしい”お言葉を放ったと思われますが(笑) ああそうか、今回は展開なんか気にしちゃダメなんだ・・・美琴の多彩極まる照れた表情にニヤニヤするためのサービス回だったんですね!
もうそれで納得してしまおう(*´∀`*)
次回 とある魔術の禁書目録 第19話 『打ち止め(ラストオーダー)』
・・・で、次はちっさい美琴とあのアクセラレータがヒロイン・・・じゃなくて主役、と。
いろんな意味で期待しておこうか・・・。
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Tag ⇒ | とある魔術の禁書目録 | アニメ
Entry ⇒ 2009.02.05 | Category ⇒ [アニメ]とある魔術の禁書目録 | Comments (9) | Trackbacks (7)
とある魔術の禁書目録 第17話 『大天使(かみのちから)』 感想
第17話 『大天使(かみのちから)』より感想です。
今回一番の功労者はこの人。
新OPは前半OPと同じく川田まみさんが歌う『masterpiece』。アップテンポになって曲調は掴みづらくなったような気もするけど、前半“魔術”で後半“科学”みたいな曲の合わせ方なんでしょうか。
『PSI-missing』と『masterpiece』って曲名も対比されているようで面白いですね。
御使堕し(エンゼルフォール)を発動させた犯人は上条刀夜に違いなかったんだけど、実は当麻の不幸体質を改善するために集めていた“おみやげ”によって偶然発動されてしまったというオチ。具体的には3千ものおみやげの相乗効果によって当麻の実家が神殿化していて、それが御使堕し(エンゼルフォール)を発動させてしまったんだそうですが・・・そんな偶然に大魔術が発動されていいものなの・・・(;´Д`)
結局はどこまでも上条刀夜っていう人間は普通のおじさんで、当麻の父親っていうことにも変わりはなく。
当麻のためにかじった知識で魔術を発動させた・・・って思わせぶりな展開そのまま使っても良かったような気もしますが、それじゃ罪人扱いになってしまうか・・・。それとも当麻がいろいろ巻き込まれるように、父親の刀夜も偶然性の高い事件に遭いやすい体質だとか?それならもっと波乱万丈な人生送ってる人になるだろうしなぁ・・・うーん(ーー;)
もう一人の容疑者だったミーシャ・クロイツェフの正体は、御使堕し(エンゼルフォール)で墜ちてきた天使そのもので、自分がもとの位置に戻るために犯人を探していたということですか。・・・ということは中身が変わっているはずだから本当のミーシャ(サーシャ?)もどこかにいるってことなのかな。
『これから先は人の戦ではない』っていう割に普通の戦闘してる神裂さん。ぺらぺらと口上を述べながら戦うのはいいけれど、聖人って呼ばれるなりの戦いは見られなかったような。大層な相手の割に単調な攻撃ばかりだったし・・・正直今回の戦闘はいまいち・・・という感じですね。
『まだ当麻を傷つけるというのなら、私は当麻を許さない!なぜだか分かるか?私は、上条当麻の父親だからだ!』
こういう熱い所は当麻に似ているなあ・・・息子を守る父親としての格好いい場面でした。
土御門は土御門で、刀夜を殺して御使堕し(エンゼルフォール)を治めるような黒い一面も持ってるのか!と思わせておいて、自分の犠牲を当麻に止められないために動きを抑えただけだったと。
それにしても・・・相手は本業だから仕方ないとして、直接戦闘の手錬れには全く歯が立たない神裂戦以来のボコボコ当麻がまたここに。相性の問題って難しい・・・(;´Д`)
だからこそ仲間がいるって展開になるんでしょうけど。
自分の身体がボロボロになることも構わずに、魔術を行使して御使堕し(エンゼルフォール)を止める土御門。憎まれ役を買って出て、全身血を噴いてまで頑張ったのに・・・
『また、借りを作ってしまいましたね。上条当麻』
本来感謝されるべきは土御門だと思うのですが(;´Д`) 損な役回りだったよね、ほんと・・・。
あれだけ出血してたのにピンピンしてる土御門は学園都市のカリキュラムで身についた『肉体再生』の能力のおかげで無事だったわけですか・・・。あれだけ死亡フラグ立てておいて何て不死身っぷり(;´Д`)
あと外見が青髪ピアスに入れ替わってたインデックスはその時の記憶はそのままで、当麻から首を絞められたり砂に埋められたりされた記憶は残ってたのね(笑)
今回一番得したのはサービス回を堪能して神裂に感謝されて記憶を失っていても親子愛を確認できた当麻のような気もするんですがどうでしょう。土御門はもっと評価されるべきだと思います^^;
次回 とある魔術の禁書目録 第18話 『偽者(レプリカ)』
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Tag ⇒ | アニメ | とある魔術の禁書目録
Entry ⇒ 2009.01.29 | Category ⇒ [アニメ]とある魔術の禁書目録 | Comments (11) | Trackbacks (8)
とある魔術の禁書目録 第16話 『父親(かみじょうとうや)』 感想
第16話 『父親(かみじょうとうや)』より感想です。
御使堕し(エンゼルフォール)の犯人は・・・
・・・周りにはステイルの姿で見えてるらしいけど、あの図体で恥ずかしがってる男を想像するとさすがにアレですね。いや、正常に見えてる方で良かったですねホントに(笑)
必要悪の教会(ネセサリウス)から学園都市へスパイとして侵入していた土御門。
当麻に正体を明かしたのは、今が非常事態であること、既に同じネセサリウスの仲間であるステイルや神裂と知り合っていたからと予想。本来の魔術師としての力を捨ててまで学園都市に潜り込んでいる所、何か他の目的がありそうな気も。語尾に『ニャー』をつけるキャラクターはそのままだけど、青髪ピアスと一緒にいる“面白い人”から一気に雰囲気が変わったなぁ・・・。
神裂火織は天草式という組織の女教皇(プリエステス)、世界に数えるほどしかいない聖人・・・と現時点では聞いてる方も何が何やらという感じ?その生まれのせいで周りの幸運を奪ってしまうから、自分が幸運でいることは周囲が不幸になってしまうということ・・・らしい。当麻とは違う意味で不幸な人といったところかな。 でも土御門、当麻がインデックスを救った恩人云々とお風呂を覗かれて怒ることは別問題なんじゃないの・・・(;´Д`)
後半はミステリーでサスペンスな推理劇。御使堕し(エンゼルフォール)を発動させた犯人は、当麻の右手に触らなかったり実態がよく分かっていないはずの御使堕し(エンゼルフォール)についてなぜか詳しい事を知っているミーシャが濃厚かと思ったら、実は登場時から姿が変わっていなかった当麻の父、上条刀夜でしたという二重展開。
当麻の父親の姿はこれまで出てきたどの人物でもないからてっきり本人そのままの姿だと思ったら、当麻たちからすれば『見たことのないおじさん』って認識だったんですね。よく考えれば皆姿が入れ替わってるんだからそりゃそうだ・・・。
最初の容疑者だった当麻を殺そうとしたように、刀夜が犯人だったことを知ったミーシャが彼を殺害しようとする可能性は高い・・・。ミーシャから刀夜を守るために走る当麻。記憶がなくても何が起ころうとも、あの人が自分の父親であることに変わりはない――。やっぱり記憶が無くても根本は“上条当麻”そのものなんだなぁと再び実感。良い主人公です。
なぜ刀夜が御使堕し(エンゼルフォール)なんてものを発動させたのか、犯人を問答無用で殺そうとするミーシャの方にもよく分からない部分がたくさんあるんですが・・・。多分現時点で全てを理解してるのは土御門くらいでしょうし、とりあえず真相は次回に持ち越し。
少ない出番を設定を活かしてしっかりキープしてる姫神さん。うん、トラックの運ちゃんになってでも出てきてくれてよかった(´;ω;`) あと小萌先生がどんな“役”になってるのかも気になるね・・・。
次回 とある魔術の禁書目録 第17話 『大天使(かみのちから)』
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Entry ⇒ 2009.01.23 | Category ⇒ [アニメ]とある魔術の禁書目録 | Comments (8) | Trackbacks (4)
とある魔術の禁書目録 第15話 『御使堕し(エンゼルフォール)』 感想
第15話 『御使堕し(エンゼルフォール)』より感想です。
あいつがあの娘であの娘があいつ・・・って
・・・なんて風に安易な期待をしたらいけませんよ的な第15話。いや、サービス回には違いないんだけど(笑)
このままじゃ当麻の立場が悪くなるから、ほとぼりが冷めるまで学園都市を離れろっていうのは誰の指図なのか気になるところですが・・・。今までの魔術関係の事件じゃなくて、アクセラレータとの戦いが原因なのかな? 無能力者のレベル0が最強のレベル6を倒しちゃったからそれは問題なんだろうけど。
避難先の海に一緒についてきておおはしゃぎのインデックスとは裏腹に、当麻自身が落ち着かないのは、当麻の両親と出会うことになっているから。父親と母親の記憶すら失ってしまった当麻にとっては、どんな顔をして両親と対面すればいいか分からない、と・・・。何だか重苦しいものを意識して迎えた翌朝。
全員キャラクター大崩壊。
当麻のいとこの乙姫が美琴になって、母親の詩菜がインデックスになっていて、旅館の女将が御坂妹にすり替わって、主人がステイルになっていて・・・。
そしてインデックスが青髪ピアスになってたり(#^ω^)
美琴の妹キャラやインデックスのド破廉恥な水着姿はサービスサービス♪しているからまぁいいとして・・・
青髪インデックスはアリエナイ・・・_| ̄|○ il||li 全地球が怒って当然だよ!
で、この異常な光景がドッキリではなくて明らかな“異常”だと察知した当麻の前に現れる“ミーシャ・クロイツェフ”と再び登場の神裂火織、そしてなぜか一緒に居る土御門元春。
どうやら何者かが行った『御使堕し(エンゼルフォール)』という魔術が世界規模にまで影響を及ぼして、そのせいで世界中の人に外見の入れ替わりが起こってしまったらしい・・・。
その『御使堕し(エンゼルフォール)』を起こした容疑者が上条当麻その人。『幻想殺し(イマジンブレイカー)』のおかげで当麻には影響が出ていないから、そのせいで疑われたということですね。で、幻想殺しの事を知っていたりそもそも神裂と一緒にいる土御門は何者?と思ったら、なんとステイルや神裂火織と同じネセサリウスの一員ということが判明。青髪とバカやってる面白い人じゃなかったのね・・・。
この歪んでしまった世界で影響を受けないのは『御使堕し(エンゼルフォール)』を起こした術者か、ごく少数の魔術の影響から難を逃れた者たち・・・。だとしたら、一番最初に出会った当麻の父親、上条刀夜の姿が変わっていなかったことにはどんな関係があるのか。
サービス回と見せかけて実はシリアスに物語が進行してたんですね^^;
当麻の両親のことや、土御門が“裏の世界”の人間だったこと、『御使堕し(エンゼルフォール)』の犯人など複雑にイベントが入り組んだ新章開始。やっぱり鍵になるのは当麻の父親?
次回 とある魔術の禁書目録 第16話 『上条刀夜』
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Entry ⇒ 2009.01.16 | Category ⇒ [アニメ]とある魔術の禁書目録 | Comments (8) | Trackbacks (9)