
ZUN氏が運営する同人サークル「上海アリス幻樂団」の最新作『東方天空璋 ~ Hidden Star in Four Seasons.』が発表されました。
PC向け弾幕系シューティングゲーム「東方Project」の第16弾となる『東方天空璋(とうほうてんくうしょう)』。
公式ブログにはタイトル画面といくつかのスクリーンショットが掲載されており、主人公が「博麗霊夢」、「霧雨魔理沙」、「日焼けしたチルノ」(!?)、「射命丸文」の4人である事が明かされています。
タイトルロゴには桜の花びらや太陽、紅葉の葉に氷の結晶と、「春夏秋冬」をイメージさせるシンボルマークが配されているのが印象的。東方Projectの作品は原作・創作に関わらず、四季と関連付けて語られるキャラクターやストーリーも多いですし、今回どんな展開が待ち受けているのか興味を惹かれます。
氷の妖精であるはずのチルノが日焼けしているという点はいろんな意味で引っかかりますが、「東方非想天則」「妖精大戦争 ~ 東方三月精」に続いてのプレイヤーキャラクターとしての出演、さらに今回は整数ナンバリングタイトルにおける初の主人公としての参戦ということで、チルノファンからも大きな注目が集まっているようです。
具体的なストーリーやシステムの詳細はまだ明かされていませんが、ZUN氏によれば「現在絶賛開発中なので、画面は変更になる可能性が高いですが、STGである事は変わらないと思います。」「今回は初心に返って、シンプルに気持ちが良くてそこそこの簡単な感じになるかと思います。ひねりのない、いわゆるちょっと昔の普通のSTGですが、逆に今は貴重かも知れないですね!」とのこと。
今後の予定として、ゴールデンウィークの最終日となる5月7日(日)に行われる「博麗神社例大祭」に上海アリス幻樂団が出展し、『東方天空璋』の体験版を頒布(間に合ったら)するそうです。完成版は8月11日(金)から13日(日)に開催される「コミックマーケット92」で発売予定となっています。
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手書きアニメ制作者の心強い味方になりそうな『AnimeEffects』をご紹介。
『AnimeEffects』は秀福氏がGitHub(分散型バージョン管理システム「Git」を用いたソフトウェア開発プロジェクトのためのソースコード管理サービス)で開発し、GPLv3ライセンスの元に配布する無料ツールです。
このツールで作成できる「キーフレームアニメーション」とは、適当な間隔でポーズを付けて、その間のフレームを機械的に補間するアニメーションの事(紹介動画の説明より)。普通アニメーション制作というと、静止画を1コマ2コマと作成して、連続で再生する事で動かしていくというイメージですが、『AnimeEffects』はタイムライン上で実際の動作を確認しつつ、直感的な操作で動きを付けていく事ができます。
キャラクターの関節を動かす時などに重宝するボーンツールや、画像のポリゴンを頂点単位で自由に変形できる自由変形キーなど、一般的なFlashアニメの制作ツールなどに導入されている要素を備えている他、出力形式を連番画像やGIFアニメ動画などから選択可能。
また、jpg、png、gifなどの基本的な画像ファイルはもちろん、「Adobe Photoshop」をはじめとして、「Easy Paint Tool SAI」や「Clip Studio Paint」などでも対応されているPSDファイルをレイヤー構造ごと読み込む事ができるので、これらを使用して作ったプロジェクトから移行させやすいという利点もあります。
さらに『AnimeEffects』は、Windowsだけでなく、Macに対応しているのも嬉しいところ。そして何より、この優れたツールが無償で配布されているというから驚きです。ユーザーに対しての開発者の好意が感じられますね。これを機会に、2Dアニメの制作に一歩踏み込んでみるのも良いかもしれません。
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TVアニメの放送終了後に、続編の制作決定や新プロジェクトが準備中とアナウンスされた『けものフレンズ』ですが、その新展開の一部が、4月24日に発売される「けものフレンズBD付オフィシャルガイドブック」第2巻の帯で告知されている事が明らかになりました。
今回判明した新企画の情報でまず目を引かれるのが、『けものフレンズ』のミュージカル(舞台)化です。
4月14日に放送された「ミュージックステーション」では、アニメのOP主題歌「ようこそジャパリパークへ」を歌う声優ユニット「どうぶつビスケッツ×PPP」が各キャラクターに扮して出演した事で話題となりましたが、ミュージカルでは“フレンズ”ことアニマルガール達の姿がどう再現されるのでしょうか。
また、具体的な内容は不明ながら、帯にはゲームと映像の新プロジェクトも進行中と明記されています。
“ゲーム”はスマホ向けのアプリなのか、コンシューマー機に向けた新作なのか、“映像”とはアニメの続編を指しているのか、それとは別の新企画なのか…などなど想像が膨らみますが、今後の続報にも引き続き注目していきたいと思います。
TVアニメ『けものフレンズ』は、2017年1月から3月にかけて放送。様々な動物の擬人化キャラクターであるアニマルガール「フレンズ」を主題とした、「けものフレンズプロジェクト」を原作とするメディアミックス展開の一環として制作されました。
主体となって始まったスマホゲームが2016年12月にサービスを終了した事もあり、放送当初こそあまり目立たなかったものの、「サーバル」をはじめ可愛らしい女の子の姿で登場するフレンズ達や、独特の優しい世界観にハマる視聴者が続出。一見ほのぼのとした世界観の裏設定を考察するファンも現れるなど、回を追うごとに注目度が高まり、作中にフレンズ達が発した「すごーい!」「たーのしー!」などの台詞は「フレンズ語」と呼ばれ、汎用性のあるネット用語として扱われ反響を呼びました。アニメの最終回放送後に続編の制作決定がアナウンスされており、今後のプロジェクトの動向にも注目が集まっています。
以下は『けものフレンズ』の関連情報です。
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★「けものフレンズBD付オフィシャルガイドブック」1巻・2巻ともに追加の重版が決定!
TVアニメの各話を2話ずつ収録し、スタッフインタビューやイラストギャラリーなども収めた「けものフレンズBD付オフィシャルガイドブック」。
既に累計12万部を突破するなどその人気ぶりに品切れが続いていましたが、今回1巻・2巻とも重版が決定。
ネットでの予約受付も再開されています。
★「けものフレンズ」トーク券販売で不手際 ユナイテッド・シネマが謝罪
4月29日に開催予定の「けもフレ」トークショー「フレンズの会」のチケットが21日に発売されたのですが、
不手際があり、購入できなかった人や転売が続出。苦情が相次いだ事でユナイテッド・シネマが謝罪文を公開しています。
現在「フレンズの会」の追加公演を検討中とのことです。
★【「けものフレンズSHOP」IN SHINJUKU SPECIAL】 4/21(金)~4/23(日)のご入場方法について更新
新宿マルイアネックスで期間限定にて開催中の“「けものフレンズSHOP」IN SHINJUKU SPECIAL”。
4月21日から23日の入場方法についての案内が更新されています。参加予定の方は足を運ぶ前にご確認下さい。
★「『けものフレンズ』コラボレーション企画! ~とうぶフレンズに会いに行くのだ!~」いよいよスタート!
埼玉県の動物園「東武動物公園」とアニメ「けものフレンズ」とのコラボイベントが4月22日(土)より開催されます。
各動物の展示場周辺にアニマルガールのパネルが掲出される他、アライグマ役の小野早稀さんによる園内アナウンスや、
アニメの中で動物の解説をした飼育係(おにいさん、おねえさん)による特別動物ガイドを実施。
オリジナル缶バッチ(全6種)も販売される予定です。
★よぉこそぉ↑アルパカさん56時間生中継@サンシャイン水族館【今月のいきもの】
5月2日にニコ生にて、アルパカさんの様子を56時間観察生中継。
ゲストに「けものフレンズ」声優陣を迎えたサンシャイン水族館紹介ツアーもお届けするとのこと。
★「けもフレパレード by ONIGIRI Project in ヨコハマカワイイパレード」応募受付中!
5月3日に行われる最大級のパレード「ザ よこはまパレード(開港記念みなと祭 国際仮装行列)」にて
アニメ「けものフレンズ」のコスプレ姿でパレードへ参加したい方の応募を受付中です。
参加は無料でフレンズであれば誰でも応募できるとのこと。締め切りは4月30日まで。
(C)けものフレンズプロジェクト/KFPA
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