WHITE ALBUM(ホワイトアルバム) 第5話 『邪魔をするのが、近しい人間だけとは限らない。知らない人ほど、手厳しい』感想
WHITE ALBUM(ホワイトアルバム)
第5話 『邪魔をするのが、近しい人間だけとは限らない。知らない人ほど、手厳しい』より感想です。

翻弄、流され、引き離されて。

『まだ寝てます。何もしてませんよ・・・指一本触れてない』 (唇を 除く)
寝てしまっていた由綺。でもどこかしら冬弥は安心したような雰囲気。
字幕の心の声は何よりも正直に聞こえてよろしいかと^^;
由綺のマネージャー篠塚弥生の冬弥への接触は今回のタイトルの正にそれで、的を射ているように思えました。

理奈がスキャンダルのタネにされた過去を引き合いに出して、理奈ほど強くない由綺がもし同じ目にあったら・・・とか、言ってること自体は正しいように聞こえるけど、遠回しに冬弥に由綺との関係を切るように迫ってるのは明白。その後の行動が直接的過ぎて、正直あそこまでされたら尋常じゃないものを感じたんじゃないかな、冬弥も。

『どちらに参りましょう』
いきなりデートに誘い出して・・・いや誘うというよりあれは無言の恫喝のようにも思えましたけど^^;
まさに有無を言わさないが当てはまるヒトですね。冬弥がグラッとくるのもまぁ分からないでもないですが・・・

熱のない 人形の唇、だ
あの強かなやり口に翻弄されていく様子がありありと想像できてしまう。もしかしてこれがきっかけで他の女性との関係も深くなったりするんでしょうか・・・。

由綺からの電話を冬弥が取らなかったのは、後ろめたさや、由綺への申し訳なさがこもった気持ちからだろうけど、あの後から意を決して電話してきた由綺にとっては避けられているようにも思えてしまうわけで・・・。一度引き寄せたと思ったらどんどん離れていく二人の関係。今回は冬弥と由綺、一度も声を交わす事はありませんでした。

はるかとのノートでの会話。紙を媒介した言葉のやり取りって、口に出して喋るよりも相手に伝わりやすいものだけど、最後の冗談に返事を返さなかったはるかの気持ちには気付いてるのかな、冬弥は・・・。こういった声に出さない演出も『WHITE ALBUM』らしくて良いかと。

美咲さんのお願いの時間までルーズな冬弥はいい加減どうにかしなさいと・・・。
演劇部では一人孤立するような立場に美咲さんはいるようで、拠り所を冬弥に求めているような気配。
美咲さんに想いを寄せる彰には誰の好意がどこに向いているのか分っているから、冬弥の気遣いが『余計なお世話』に思えて鬱陶しくなるのも当然ですか・・・。頑張っても報われないキャラクターなのかなぁ。あとエコーズの隠し扉・・・これ掃除用具入れの時点で気付いた人っているんでしょうか(;´Д`) 冬弥が驚いた理由も、英二があんな所から出てきた理由もやっと分かりました。ホント、何て店だ(笑)
由綺からの伝言を預けにきたはるかは本当に“良い人”に扱われちゃってるなぁ・・・。
冬弥にも由綺にも、悪気はないんだろうけど可哀そうに思えてくる。それにしても『01004』→『まってます』って普通に解読できなかった私はどうしたら・・・。この時代に流行ってたりしたかな?

弥生の誘惑を振り切って由綺の許に向かおうとする冬弥に、美咲からの電話。
『私もう、どうしたらいいか・・・助けて、藤井くん・・・』
(どうしたらいいか わかんないのは 俺です)
最後だけは冬弥に同感してしまいました^^;由綺とのことで精一杯なのに状況が許さないっていうのがね・・・。本当に由綺と冬弥の現在は前途多難すぎる。
しかし冬弥のだらしない所から発生する『すれ違い』が女性関係悪化の一因になってるのは見ていて歯痒いものがありますね。前回もそうだったけど、約束の時間くらいは守ろうよ・・・。
あとは周囲が冬弥をほっとかないような状態になりつつあること。積極的に由綺と引き離しにくる弥生さんや、冬弥を頼る美咲さん・・・毅然に物事を断れないのもある意味罪ですか。
『あの場合は仕方ない』は本人じゃなければ叶わないわけで、これからはそういうはっきりした態度を求められる場面が増えそうだけど、冬弥が状況に流されないでいられるのかどうかは・・・やっぱり怪しいなぁ・・・。
次回 WHITE ALBUM(ホワイトアルバム) 第6話 『悩みを忘れるいい方法。他人のトラブルに首を突っ込んでみるってのは、どう?』

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第5話 『邪魔をするのが、近しい人間だけとは限らない。知らない人ほど、手厳しい』より感想です。

翻弄、流され、引き離されて。

『まだ寝てます。何もしてませんよ・・・指一本触れてない』 (唇を 除く)
寝てしまっていた由綺。でもどこかしら冬弥は安心したような雰囲気。
字幕の心の声は何よりも正直に聞こえてよろしいかと^^;
由綺のマネージャー篠塚弥生の冬弥への接触は今回のタイトルの正にそれで、的を射ているように思えました。

理奈がスキャンダルのタネにされた過去を引き合いに出して、理奈ほど強くない由綺がもし同じ目にあったら・・・とか、言ってること自体は正しいように聞こえるけど、遠回しに冬弥に由綺との関係を切るように迫ってるのは明白。その後の行動が直接的過ぎて、正直あそこまでされたら尋常じゃないものを感じたんじゃないかな、冬弥も。

『どちらに参りましょう』
いきなりデートに誘い出して・・・いや誘うというよりあれは無言の恫喝のようにも思えましたけど^^;
まさに有無を言わさないが当てはまるヒトですね。冬弥がグラッとくるのもまぁ分からないでもないですが・・・

熱のない 人形の唇、だ
あの強かなやり口に翻弄されていく様子がありありと想像できてしまう。もしかしてこれがきっかけで他の女性との関係も深くなったりするんでしょうか・・・。

由綺からの電話を冬弥が取らなかったのは、後ろめたさや、由綺への申し訳なさがこもった気持ちからだろうけど、あの後から意を決して電話してきた由綺にとっては避けられているようにも思えてしまうわけで・・・。一度引き寄せたと思ったらどんどん離れていく二人の関係。今回は冬弥と由綺、一度も声を交わす事はありませんでした。

はるかとのノートでの会話。紙を媒介した言葉のやり取りって、口に出して喋るよりも相手に伝わりやすいものだけど、最後の冗談に返事を返さなかったはるかの気持ちには気付いてるのかな、冬弥は・・・。こういった声に出さない演出も『WHITE ALBUM』らしくて良いかと。

美咲さんのお願いの時間までルーズな冬弥はいい加減どうにかしなさいと・・・。
演劇部では一人孤立するような立場に美咲さんはいるようで、拠り所を冬弥に求めているような気配。
美咲さんに想いを寄せる彰には誰の好意がどこに向いているのか分っているから、冬弥の気遣いが『余計なお世話』に思えて鬱陶しくなるのも当然ですか・・・。頑張っても報われないキャラクターなのかなぁ。あとエコーズの隠し扉・・・これ掃除用具入れの時点で気付いた人っているんでしょうか(;´Д`) 冬弥が驚いた理由も、英二があんな所から出てきた理由もやっと分かりました。ホント、何て店だ(笑)
由綺からの伝言を預けにきたはるかは本当に“良い人”に扱われちゃってるなぁ・・・。
冬弥にも由綺にも、悪気はないんだろうけど可哀そうに思えてくる。それにしても『01004』→『まってます』って普通に解読できなかった私はどうしたら・・・。この時代に流行ってたりしたかな?

弥生の誘惑を振り切って由綺の許に向かおうとする冬弥に、美咲からの電話。
『私もう、どうしたらいいか・・・助けて、藤井くん・・・』
(どうしたらいいか わかんないのは 俺です)
最後だけは冬弥に同感してしまいました^^;由綺とのことで精一杯なのに状況が許さないっていうのがね・・・。本当に由綺と冬弥の現在は前途多難すぎる。
しかし冬弥のだらしない所から発生する『すれ違い』が女性関係悪化の一因になってるのは見ていて歯痒いものがありますね。前回もそうだったけど、約束の時間くらいは守ろうよ・・・。
あとは周囲が冬弥をほっとかないような状態になりつつあること。積極的に由綺と引き離しにくる弥生さんや、冬弥を頼る美咲さん・・・毅然に物事を断れないのもある意味罪ですか。
『あの場合は仕方ない』は本人じゃなければ叶わないわけで、これからはそういうはっきりした態度を求められる場面が増えそうだけど、冬弥が状況に流されないでいられるのかどうかは・・・やっぱり怪しいなぁ・・・。
次回 WHITE ALBUM(ホワイトアルバム) 第6話 『悩みを忘れるいい方法。他人のトラブルに首を突っ込んでみるってのは、どう?』

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この記事へのコメント
>ヴィーさん
最後のポケベル番号は宛字みたいなものでしょうか。それと、ディスプレイ付きのポケベルって当時はあったのかなんて指摘もちらほら^^; 他に映画などにも年代を感じさせる演出は良かったですね。
黒ネコの代わりにネズミ・・・確かにネズミってイヤかも(笑)
最後のポケベル番号は宛字みたいなものでしょうか。それと、ディスプレイ付きのポケベルって当時はあったのかなんて指摘もちらほら^^; 他に映画などにも年代を感じさせる演出は良かったですね。
黒ネコの代わりにネズミ・・・確かにネズミってイヤかも(笑)
「01004」は「マル・テン・マル・シ」で「待ってます」なんだと思いますが、当時はテレビでクイズになるほどだったから、殆どの人にとっては意味不明でしょう。
確かにディスプレイ付が出るのはこの後で「ポケベルが鳴らなくて」が1993年ですから、少しフライングですね(笑)
父が新し物好きで、ただ鳴るだけのポケベルも持ってたし、かかってきたのを受けても料金が加算されるというアナログ携帯電話(トランシーバーみたいな大きさでした)持ってたのを覚えてます。
出たばかりの一行8文字しか表示されないワープロとか(笑)
5年ほどしてお下がりで貰ってカセットテープのレーベル作ったもんです。
確かにディスプレイ付が出るのはこの後で「ポケベルが鳴らなくて」が1993年ですから、少しフライングですね(笑)
父が新し物好きで、ただ鳴るだけのポケベルも持ってたし、かかってきたのを受けても料金が加算されるというアナログ携帯電話(トランシーバーみたいな大きさでした)持ってたのを覚えてます。
出たばかりの一行8文字しか表示されないワープロとか(笑)
5年ほどしてお下がりで貰ってカセットテープのレーベル作ったもんです。
>ヴィーさん
ポケベルって父が腰に付けていたようなものに覚えがあるのですが・・・それ以外はあまり触ったことが無いです^^; ワープロもあったにはあったのですが、すんごく使いづらかったような(;´Д`) そんなに歳をとったわけでもないですが、今は便利な時代ですね(笑)
ポケベルって父が腰に付けていたようなものに覚えがあるのですが・・・それ以外はあまり触ったことが無いです^^; ワープロもあったにはあったのですが、すんごく使いづらかったような(;´Д`) そんなに歳をとったわけでもないですが、今は便利な時代ですね(笑)
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WHITE ALBUM 第五頁 『邪魔をするのが、近しい人間だけとは限らない。知らない人ほど、手厳しい』
WHITE ALBUM 第五頁「邪魔をするのが、近しい人間だけとは限らない。知らない人ほど、手厳しい」の感想です。
弥生さんが本格的に行動を開始。
弥生がついに動き出す・・・
「お寂しいでしょ?由綺さんがいなくなったら・・・」
ついに、弥生さんが動き出したw
今回は弥生さん・美咲さんメインの話です。
WHITE ALBUM#5「邪魔をするのが、近しい人間だけとは限らない。知らない
マネージャーさん参戦で泥沼化必至!?
熱の無い、人形の唇、だ。
森川由綺の部屋で寝る冬弥。何!起きた冬弥をマネージャーが冬弥を送っていますよ。マスコミ対策ですか。
僕は彼女だけを強く抱きしめることは出来なかった。
URL :
- ヴィー - 2009年02月06日 00:13:21
最後のはポケベルですが、私はポケベルは使わずに携帯から始まり、当時からずっとソフトバンクモバイル(つまりは東海デジタルホン)で、スカイメールというショートメール機能を使っていたので、上の数字部分はすぐ読めたんですが、「待ってます」みたいな暗号系はわかりませんでした。
当時「ここはグリーンウッド」の那州雪絵がポケベル暗号使った短編書いてます。
冬弥が弥生と車に乗っていて「神経質になる必要、あるのかな」と言ったときにすれ違ったトラックに恐怖を感じたので一時停止してみると、黒い猫の代わりに不気味な黒いドブネズミみたいなマークでした。
あんまり変なものは入れないで欲しい(^^;
乗ってる電車は鉄オタさんにとって非常に懐かしいものだったようです。
見に行った映画は「ハイランダー」ですか。
洋画は詳しくないのでずっと続編が作られている映画とは知りませんでした。