WHITE ALBUM(ホワイトアルバム) 第7話 『イメージはどんどん構築しなきゃ。ただでさえ、端から崩れてくものなんだから』感想
WHITE ALBUM(ホワイトアルバム)
第7話 『イメージはどんどん構築しなきゃ。ただでさえ、端から崩れてくものなんだから』

振り回されて、流されて・・・。
状況に振り回される冬弥の日常。今回は災難かっていうくらいに“幸福の女神”さま方に振り回されてました(^^; それはもう可哀そうに思えるくらいに。

冬弥のこともあって、混迷気味でうまく歌えない由綺に“何か”を伝える理奈。
その言葉は冬弥への寂しさも吹き飛ばす程の内容だったようですね。英二との会話から、おそらくはアイドルとして由綺とのコラボレーションを持ちかけたように思わせますが・・・。
理奈は由綺の友人であり、良き先輩。冬弥の代わりに支えとなっていると同時に、今は由綺と冬弥の架け橋的な役割を担っているようです。今のところ弥生さんとは正反対の立場ですね。それにしても英二の笑い声が後を引く(笑) 「ほほほ」はないでしょうに・・・。

一方、演劇部の衣装作りに協力する冬弥は、美咲さんを実家に泊めての共同作業。自分の家にあるミシンを使うのと効率のため・・・と理由は分かるけれど、思い切った事をしますね。これが後々由綺や周りの女性関係に影響を及ぼすだろうとはすぐに予想がつくかと思いますが(^^;
冬弥の父親との確執は、受験前に一方的に冬弥が家から追い出された描写しか無いようですが、やはり亡くなった母親に関わるものが原因でしょうか。父親が仏壇を前に手を合わせるシーンと、冬弥たちが使う仏間から妻の遺影を持ち去るところからも、それとなく意識してしまうのですが・・・。

冬弥の今回の災難のひとつ、観月マナの家庭教師。由綺とのデート以来、二度目の顔合わせとなりますが、マナを見た冬弥が本人ではなく妹だろうと思い込んだのは、マナが想像より歳が低く見えたせいでしょうか^^;
由綺と付き合っていることは信じない上に冷やかされれるわ、そのくせ勉強はそつなくこなすわでまさに「生意気」という形容詞がぴったりな女の子(笑) 冬弥はマナの前ではいいカッコできなそう・・・(^^; 両親とは折り合いが悪そうなマナですが、そこから冬弥と繋がっていくものがあるのかもしれませんね。

美咲さんと喫茶店「エコーズ」にいる所に現れる理奈。美咲には理奈との関係を、理奈には美咲との関係を誤解されて、いよいよ“女神”という八方美人の弊害が出てきたような。
彰は美咲さんと冬弥が泊まり込みで作業をしていることを知っているようですが、ここまで消極的なのが逆に気になります。「段階」がそこまで進んでいないからまだ平気なのかな・・・。
理奈は勝手知ったるかのようにエコーズの隠し扉から地下室へ。もう何があっても驚かない(笑)
由綺のために冬弥をもう一度マネージャーとして雇い入れようとする理奈。英二がそれは無理だという理由に、冬弥に対して『君は由綺の本当の気持ちを知らない』と言ったことが引っ掛かります。由綺の歌を通して冬弥が彼女に与えている影響を知っているから? 弥生さんが二人の交際に割って入っていることも知っているようですし、英二は物語を上から眺める第三者の立場のようにも思えてきました。逆に介入するとしたらやはり由綺との関係に・・・という事になるのでしょうけど、そんなことになったらまたややこしくなりそう・・・。

由綺への露骨な嫌がらせは昭和のアイドルの風潮を感じさせるようで、それでもめげない所に由綺の強くあろうという気持ちを窺わせます。だからこそ理奈や弥生が守ってあげようという気持ちになるんですね。
今回感じられた変化は美咲さんやマナ、理奈が関わってきたことによる女性関係の変化だけでなく、
河島はるかの心境が表に出てきたことも印象的でした。猫のように気まぐれな性格なのかと思っていましたが、冬弥の部屋の前で、縋るように名前を呼んで咽び泣くはるかの姿を見ると、本来のはるかは思ったよりもずっと繊細だったのではないかと。

冬弥に対する依存は、表立って出なかっただけで、本当はもっと昔から冬弥を頼っていたのかも。周囲の状況に流されて、はるかとはまともに顔を合わせていなかったのも原因かもしれませんね。有体に言えば堰を切ったというか・・・。
はるか自身にも過去に何かあった様子。美咲さんといい、訳ありの女性から頼られる上、由綺とはすれ違いが続き、再び近づいた理奈に加え、由綺に近づこうとすると影のようについてまわる弥生さんの影。 理奈の歌を聞いた冬弥自身の心にも変化が起こるのかは分かりませんが、周囲の状況もどんどん変わってきている現在。由綺との前途は多難と言わざるを得ません・・・。
次回 WHITE ALBUM(ホワイトアルバム) 第8話 『時間がない時ほど、多くの事ができる。やってしまう。もちろん、恋だって』

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第7話 『イメージはどんどん構築しなきゃ。ただでさえ、端から崩れてくものなんだから』

振り回されて、流されて・・・。
状況に振り回される冬弥の日常。今回は災難かっていうくらいに“幸福の女神”さま方に振り回されてました(^^; それはもう可哀そうに思えるくらいに。

冬弥のこともあって、混迷気味でうまく歌えない由綺に“何か”を伝える理奈。
その言葉は冬弥への寂しさも吹き飛ばす程の内容だったようですね。英二との会話から、おそらくはアイドルとして由綺とのコラボレーションを持ちかけたように思わせますが・・・。
理奈は由綺の友人であり、良き先輩。冬弥の代わりに支えとなっていると同時に、今は由綺と冬弥の架け橋的な役割を担っているようです。今のところ弥生さんとは正反対の立場ですね。それにしても英二の笑い声が後を引く(笑) 「ほほほ」はないでしょうに・・・。

一方、演劇部の衣装作りに協力する冬弥は、美咲さんを実家に泊めての共同作業。自分の家にあるミシンを使うのと効率のため・・・と理由は分かるけれど、思い切った事をしますね。これが後々由綺や周りの女性関係に影響を及ぼすだろうとはすぐに予想がつくかと思いますが(^^;
冬弥の父親との確執は、受験前に一方的に冬弥が家から追い出された描写しか無いようですが、やはり亡くなった母親に関わるものが原因でしょうか。父親が仏壇を前に手を合わせるシーンと、冬弥たちが使う仏間から妻の遺影を持ち去るところからも、それとなく意識してしまうのですが・・・。

冬弥の今回の災難のひとつ、観月マナの家庭教師。由綺とのデート以来、二度目の顔合わせとなりますが、マナを見た冬弥が本人ではなく妹だろうと思い込んだのは、マナが想像より歳が低く見えたせいでしょうか^^;
由綺と付き合っていることは信じない上に冷やかされれるわ、そのくせ勉強はそつなくこなすわでまさに「生意気」という形容詞がぴったりな女の子(笑) 冬弥はマナの前ではいいカッコできなそう・・・(^^; 両親とは折り合いが悪そうなマナですが、そこから冬弥と繋がっていくものがあるのかもしれませんね。

美咲さんと喫茶店「エコーズ」にいる所に現れる理奈。美咲には理奈との関係を、理奈には美咲との関係を誤解されて、いよいよ“女神”という八方美人の弊害が出てきたような。
彰は美咲さんと冬弥が泊まり込みで作業をしていることを知っているようですが、ここまで消極的なのが逆に気になります。「段階」がそこまで進んでいないからまだ平気なのかな・・・。
理奈は勝手知ったるかのようにエコーズの隠し扉から地下室へ。もう何があっても驚かない(笑)
由綺のために冬弥をもう一度マネージャーとして雇い入れようとする理奈。英二がそれは無理だという理由に、冬弥に対して『君は由綺の本当の気持ちを知らない』と言ったことが引っ掛かります。由綺の歌を通して冬弥が彼女に与えている影響を知っているから? 弥生さんが二人の交際に割って入っていることも知っているようですし、英二は物語を上から眺める第三者の立場のようにも思えてきました。逆に介入するとしたらやはり由綺との関係に・・・という事になるのでしょうけど、そんなことになったらまたややこしくなりそう・・・。

由綺への露骨な嫌がらせは昭和のアイドルの風潮を感じさせるようで、それでもめげない所に由綺の強くあろうという気持ちを窺わせます。だからこそ理奈や弥生が守ってあげようという気持ちになるんですね。
今回感じられた変化は美咲さんやマナ、理奈が関わってきたことによる女性関係の変化だけでなく、
河島はるかの心境が表に出てきたことも印象的でした。猫のように気まぐれな性格なのかと思っていましたが、冬弥の部屋の前で、縋るように名前を呼んで咽び泣くはるかの姿を見ると、本来のはるかは思ったよりもずっと繊細だったのではないかと。

冬弥に対する依存は、表立って出なかっただけで、本当はもっと昔から冬弥を頼っていたのかも。周囲の状況に流されて、はるかとはまともに顔を合わせていなかったのも原因かもしれませんね。有体に言えば堰を切ったというか・・・。
はるか自身にも過去に何かあった様子。美咲さんといい、訳ありの女性から頼られる上、由綺とはすれ違いが続き、再び近づいた理奈に加え、由綺に近づこうとすると影のようについてまわる弥生さんの影。 理奈の歌を聞いた冬弥自身の心にも変化が起こるのかは分かりませんが、周囲の状況もどんどん変わってきている現在。由綺との前途は多難と言わざるを得ません・・・。
次回 WHITE ALBUM(ホワイトアルバム) 第8話 『時間がない時ほど、多くの事ができる。やってしまう。もちろん、恋だって』

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この記事へのコメント
>ヴィーさん
今のところ、冬弥の周囲の女性には当たり障りのない形で接してるように見えますが(美咲さんを家に上げたのは例外)、泥沼化していくのはこれからでしょうか・・・。はるかも爆弾抱えてるようですし、ヒロインの方からの依存がどんどん強くなってるような気が。キャストコメントにあった“最低の主人公”ぶりがまだ発揮されてないようにも思えます^^; これからに期待?(笑)
はるかのアレって涙じゃなくて涎でしたか。細かい演出だなーと思いつつそんな嫌がらせが・・・?(笑) 1クールで終わるのか不安にも思いましたけれど、メインは由綺と理奈にあてるとして、他の女性関係はどうなるのか・・・気になるところです。
今のところ、冬弥の周囲の女性には当たり障りのない形で接してるように見えますが(美咲さんを家に上げたのは例外)、泥沼化していくのはこれからでしょうか・・・。はるかも爆弾抱えてるようですし、ヒロインの方からの依存がどんどん強くなってるような気が。キャストコメントにあった“最低の主人公”ぶりがまだ発揮されてないようにも思えます^^; これからに期待?(笑)
はるかのアレって涙じゃなくて涎でしたか。細かい演出だなーと思いつつそんな嫌がらせが・・・?(笑) 1クールで終わるのか不安にも思いましたけれど、メインは由綺と理奈にあてるとして、他の女性関係はどうなるのか・・・気になるところです。
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話がさらに複雑に♪
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(アニメ感想) WHITE ALBUM 第7話 「イメージはどんどん構築しなきゃ。ただでさえ、端から崩れてくものなんだから」
WHITE ALBUM VOL.1 [Blu-ray]クチコミを見る レコーディングをようやく成功させた由綺。いよいよ、新曲デビューとなるが・・・。
家庭教師のバイト開始。
しかしこの子も一筋縄では行かないようで…。
WHITE ALBUM 無料動画。アニメ・WHITE ALBUMはこちらから無料でご覧いただけます。
今回からはマナの家庭教師も開始です。
URL :
- ヴィー - 2009年02月20日 19:20:08
感想とか見る限りでは中高生には届いてないようですが(笑)
はるかは驚きましたが、なんで2フレームだけ涎垂らしてるんだろう?
製作への嫌がらせなのか?とそちらにもドロドロしたものがあるんじゃなかろうかとか考えてしまいます(笑)
PC彩色の現在、色指定の間違いはともかく、塗り失敗とかあんまり無いだろうし。