宇宙をかける少女 第7話 『神々の闘い』 感想
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宇宙をかける少女 第7話 『神々の闘い』より感想です。
レオパルドとネルヴァルの対決から始まる怒涛の急展開。
■レオパルドと宿敵ネルヴァルとの再会
ネルヴァルの骨を思わせるボディーは、レオパルドの裏切りが原因らしいけど、意思を持つコロニー同士同じ目的で建造されたとかそんな関係?
最初からプログラムされたのか、何らかの理由があって『人類の敵』となったネルヴァルに、レオパルドが離反して今の状況に至ったのかなんて考えると、人間に作られた意思ある無機物の反乱とかよくある構図を想像してしまいますが・・・そんな単純な話でもなさそう。
今回の見所の一つ、ネルヴァルのジャーマンスープレックス(?)で月へ脳天直下のレオパルド。
『神々の闘い』とは、意思を持ったコロニーたちの壮大な取っ組み合いのケンカだったんだよ!と言わんばかりに豪快なレオパルドとネルヴァルの格闘シーン(笑)
銀河万丈さんの威厳ある声にギレン総帥は何となくイメージしましたが、“コロニー落し”を直にやってくるとは思いませんでした(笑)ジオン万歳。
『ふんわりでかちーんがこーんなんだぁ。ぴかぴかとびゅーん?うーん・・・』
字幕で初めて分かる桜のレオパルド氷漬け現象のご説明。上記を訳すと・・・
『ネルヴァルは、局所宇宙の多世界解釈に基づく水素と酸素分子の偏在に対するシェーンブルグ補正により、氷の時間的安定同位体の存在確立を確定。これは同時にベドノルツ効果による位相の転移現象を引き起こし、その結果として時間的安全同位体は理論上、無限大の強度を持つんだぁ』
こんな感じに^^; 意訳するととんでもなく硬い氷って所でしょうか。秋葉や風音がこの不思議言語を理解できるのかは姉妹の繋がりを感じさせますが、高嶺も同じように言ってる意味を理解できるのかな?そうだとすると、桜の言葉が分からないナミの特別性を意識してしまうんですが・・・獅子堂家の事情も今後明かされていくんでしょうね。
今回の展開を見てると桜の頭脳がネルヴァル打倒の鍵になるのではとか予想してしまいます。
■風音は獅子堂財団の長老たちと面会へ
獅子堂財団の風音への統帥権の委譲は、政治的に風音の望む所なのかと思っていたら、純粋に人類の敵であるネルヴァルと戦うためという意思の元に落ち着いてしまった?
第1話のブラックな財団総帥ってイメージから、秋葉やナミへの思いやりの描写を重ねて、今回の獅子堂財団総帥として人類の敵と戦う役割を果たそうとする姿へと繋がるとは思いませんでした。思わせぶりだった政治家な姿勢が、実は今回の真実への隠れ蓑だったとか?
もっとも学園側の動きもあるから、これからどうなるのかは予想つかないですが・・・。
巨大なネルヴァルという敵に立ち向かうための権力の行使として鍵となるのが、長老の一人の女性から渡されたナビ人で、具体的にはカークウッドコロニーを触媒にして超法規的に世界機構に介入し、自在に有効手段を得る、それが“アブソリュートブレイクスルーコントロール”ということみたいですね。
獅子堂財団のバックアップの元に、秋葉たちがネルヴァルと戦うって流れを予想させますが、今まで自由にパーツ集めをしていた秋葉の動きが抑制されるような懸念も。風音たちの“大人の事情”と、どう折り合いをつけるのかに注目かな。
■高嶺VSアレイダ
前回のやられ様が嘘のような高嶺さんの映える戦いぶりは良かったですね(^^)
QTアームズの戦闘よりも肉弾戦闘の方が映えるような気もしますこの人に限っては。QTアームズに乗らずに、巨大化させたタキオンソードで渡り合うアレイダもさすがの戦いっぷりですが。
ネルヴァルの巨大な氷塊を真っ二つにしたり、マスタークラスの超絶ぶりを見せつける高嶺さんには次回以降も期待できそう。アレイダの敵役も決定かな?
でも秋葉と再開した時の『ネルヴァルを倒すことができるのは、レオパルドのソウルシャウツだけよ!』
ってセリフには不覚にも笑ってしまいました^^; ソウルシャウツって固有名詞なのかと(笑) レオパルドキャノンよりもノリが良くはあるけど・・・。
■レオパルド復活でスッキリ大放出。新たな展開へ。
日陰に居過ぎて引きこもってた結果がパワー不足だよ!(笑)
レオパルドコロニーのソーラーパネルってちゃんとエネルギー供給の役割も果たしてたんですね。
引きこもった上の体力不足を演出してるようで、やっぱり人間臭いなぁレオパルド・・・。
肝心な時に役に立たないのはお約束だけど、氷漬けにされたゴールデンオーブが縮こまってって表現はいい加減下ネタを自重して下さいと言いたい(笑)
桜の発案した太陽光エネルギー照射作戦は、コロニーと相まってソーラレイを彷彿とさせますが、これも狙ってるのかな・・・ギレン閣下といい(ーー;)
桜のインスピレーションが発動した時に反応したいつきやほのかの様子は、強い脳波を感じ取ったって事なのかな?QTの定義って、今いちはっきりしない感じを受けますが、超能力的なものも含めて『宇宙をかける少女』で広い範囲に応用されていそう。
太陽光を浴びてすっかり温まって復活したレオパルド。秋葉たちも解凍されてるけど・・・急速解凍で大丈夫なのかとか突っ込んじゃいけない(笑)
『轟け!!僕のサブゥゥウレッション!!!』
レオパルドキャノン発射の演出と音楽は毎回良いのだけど、真白に燃え尽きた内部の状況はどうにかならないの・・・秋葉が毎回焦げてるのも可哀そうな^^;
ネルヴァルを吹き飛ばしたと思ったら、今度はその従者を思わせるクサンチッペが出現。声は田中理恵さんですか・・・ホント無駄に豪華なコロニーたち(笑) 結局坊やとバカにされてネルヴァルもろとも逃げられて、ご立腹なレオパルド。とんでもない勢いでプンプン回転してたけど中の秋葉は大丈夫なの・・・?
■秋葉はレオパルドと共にネルヴァルと戦う運命だった?
桜が持ってきたゴールデンオーブ・ウォーマーでもう冷え込んで縮こまってもいつでもレオパルドキャノンをぶっ放せるっていうコトですね!分かります(笑)
さて、再会を果たした姉達から明かされる獅子堂財団の真実の姿と、秋葉の“運命”の説明ですが・・・。
『ネルヴァルを倒す為に、巨大な権力を与えられた超法規権力機関。それが私たち獅子堂評議会。 そして、貴女はレオパルドと共に、ネルヴァルと戦う運命なの』
獅子堂財団の目的は今回のお話で理解できますが、秋葉に月での状況を任せた風音の行動は、最初からレオパルドと秋葉が運命で繋がっていると知っていたからということですか。でも運命なんて口ではっきり告げられてしまうとは・・・。
今まで何も知らないまま動いてきた秋葉が、やるべき事を見つける流れで、人類の敵と戦う事になるっていう展開は、ありきたりで正当ルートなんだけど、この流れに乗っていくのかな?そんな大それた事をいきなり言われても理解できないっていう秋葉には当然納得です^^; 秋葉の身の振り方はこれで決定付けられるんでしょうか。
■その他気になる勢力や伏線など
事後に月にやってきて今更状況説明するエミリオ・スールはヘタレな印象を受けるけど、生徒会の連中と繋がりがあるという事は、学園側勢力のひとつ、或いは第三勢力なのかとも思わせるんですが・・・これまでの状況を見ても獅子堂財団や秋葉の仲間には成りえない気がします。学園理事長のエル・スールがどこまで関知しているのかが気になるところ。
いつも秋葉の夢の中に出てくる女性は“神楽”っていうんですね。あのナビ人が神楽の遺したものだとしたら、やはり前獅子堂財団の当主だったという事かな。秋葉がレオパルドに選ばれた理由は、運命的なものだけじゃなくて、獅子堂財団とも関係がありそうな気配。
ほのかは“イグジステンズ”と呼ばれる一族(?)の生き残りで、その仇がネルヴァルらしいって所からやっとレオパルドとの繋がりが感じられたけど、いつきの過去と関係のある箱人間も気になる・・・。ほのかもあの箱を被った人間たちの事を知っていたし、いつきとほのかもどこかで繋がってるんでしょうか。
散りばめられた伏線の上に立った登場人物たちが、ネルヴァルという敵の存在を得て、秋葉がそれと戦う運命っていう方向性の中でまとまってきた感じ。中々に波乱な展開ですが、これからのストーリーも面白くなりそうな気がしてきました。
次回 宇宙をかける少女 第8話 『暗闇へのいざない』
最後はダイバスターと鑑定団ネタで締め。次回予告で声優ネタをやるとは・・・(;´Д`)
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この記事へのコメント
>ヴィーさん
ミンタオの『何を言ってるんだろう?』は見たままの説明をしたら傍目からはおかしな事を言ってると自分で気付いたからですね。ネルヴァルのあの体が月基地の資材で構成されているからか、月基地の辺りから出現したからかどうか分かりませんが・・・。
桜の説明は深く考えずに硬い氷で納得(笑)実在する理論も語られてたようですけれど、とにかく意味らしい事は伝わったかと^^;
レオパルドの下ネタはいい加減にしなさいと(悪い意味でw)
秋葉がそれに気付かないという意味でもハラハラです(笑)
ミンタオの『何を言ってるんだろう?』は見たままの説明をしたら傍目からはおかしな事を言ってると自分で気付いたからですね。ネルヴァルのあの体が月基地の資材で構成されているからか、月基地の辺りから出現したからかどうか分かりませんが・・・。
桜の説明は深く考えずに硬い氷で納得(笑)実在する理論も語られてたようですけれど、とにかく意味らしい事は伝わったかと^^;
レオパルドの下ネタはいい加減にしなさいと(悪い意味でw)
秋葉がそれに気付かないという意味でもハラハラです(笑)
Julieskyさん、はじめまして!
『うたかたの日々』のSIGERUといいます。TB送らせていただきました。
>貴女はレオパルドと共に、ネルヴァルと戦う運命なの
まさに「はいーーー!?」しかないって感じですよね、秋葉的にはww
エミリオ・スールは、私も注目しています。
何たって石田彰サンだし。ナギだしカヲルくんだし。
どう怪しく動いてくれるのか、今後の鬱展開(決めつけてますが♪)の中で、とても楽しみです。
あと、要らないコ扱いされてるナミが気になります。
サンライズ仕様により、黒化してネルヴァル側に取り込まれるんじゃないかと。
今後、眼が離せませんね。
『うたかたの日々』のSIGERUといいます。TB送らせていただきました。
>貴女はレオパルドと共に、ネルヴァルと戦う運命なの
まさに「はいーーー!?」しかないって感じですよね、秋葉的にはww
エミリオ・スールは、私も注目しています。
何たって石田彰サンだし。ナギだしカヲルくんだし。
どう怪しく動いてくれるのか、今後の鬱展開(決めつけてますが♪)の中で、とても楽しみです。
あと、要らないコ扱いされてるナミが気になります。
サンライズ仕様により、黒化してネルヴァル側に取り込まれるんじゃないかと。
今後、眼が離せませんね。
>SIGERUさん
初めまして♪ TBありがとうございます(^^)
秋葉には獅子堂財団の事情なんてこれっぽっちも知らないのに、いきなり『世界の命運はあなたが握ってる』みたいな事を言われたらビックリですよね^^; エミリオ・スールは生徒会に繋がっているようですし、裏で動いているのか気になりますね~。本当声優陣は豪華ですね♪
ナミは・・・やっぱり裏切りフラグが立ってるような感じでしょうか;; 過去のトラウマも関係あるようで、気になるキャラクターです・・・。
初めまして♪ TBありがとうございます(^^)
秋葉には獅子堂財団の事情なんてこれっぽっちも知らないのに、いきなり『世界の命運はあなたが握ってる』みたいな事を言われたらビックリですよね^^; エミリオ・スールは生徒会に繋がっているようですし、裏で動いているのか気になりますね~。本当声優陣は豪華ですね♪
ナミは・・・やっぱり裏切りフラグが立ってるような感じでしょうか;; 過去のトラウマも関係あるようで、気になるキャラクターです・・・。
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アレイダに捕らわれた高嶺姉さんの運命やいかに!?
…と思ったら心配ご無用、姉さん強すぎです(笑
宇宙をかける少女 第7話 「神々の闘い」
風音たち獅子堂評議会はやはりすべてを知っていたようです。
全ては獅子堂の手の平の上……ってか。
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皇帝ルルーシュVS聖帝サウザー
「コロニー落し!!!」 こんな「禁断の秘技」使ってOKなの???それよりコロニー
第七話「神々の戦い」 ネルヴぁルTUEEEEEEEEEEE レオパルドはネルヴァ
コロニー同士の戦いは凄いですね。
あの…どうなってるの?
さあ、盛り上がりすぎてカオスになって参りました!
宇宙をかける少女 第7話「神々の闘い」の感想です。
宇宙をかける少女#7「神々の闘い」 来ましたねスペースウォーズ!迫力ある描写は、
URL :
- ヴィー - 2009年02月20日 19:35:26
だからミンタオも説明するうちに「自分は何を言ってるんだろう?」になるんだろうし。
桜の説明は、本来宇宙空間では偏在しない水(だから凍ることにミンタオたちが驚いた)を多元宇宙から酸素と水素の形でかき集め氷を形成、その際の転移に使われるエネルギー消費から、こちらの世界の氷は莫大な量の熱を奪われることになり、多少温めたぐらいではビクともしない。
ということなんじゃないかと「今」考えました(笑)
宇宙空間に水素が偏在すればそれは引力を発生して周りの水素を引き寄せ、長時間(億年単位)かけて星団を形成するので、マクロな視点では安定できません。
ということを宇宙創生の話で聞いたので、そっからコジつけるとこんな感じです。
コロニー落としや鑑定団もええかげんにせえよ(褒め言葉)ですが、レオパルドの「轟け!僕のSUPPRESION」はなんですか(笑)
ゴールデンオーブといい、絶対に狙ってますよね。
そんなに溜まってんのかい、と。