宇宙をかける少女 第12話 『虚ろなる巨像』 感想
宇宙をかける少女 第12話 『虚ろなる巨像』より感想です。

レオパルド、『あなた、最低です』

ミラー泥棒のコロニー、『ベンケイ』はやっぱり偽名で、本名は『ボナパルト』。ベンケイの頭脳体を見ても名前を聞くまでレオパルドが思い出さなかったのはお約束なのか、他人の顔が覚えられない性分なのか、それともボナパルトの存在自体が薄かったのか・・・。
ベンケイのパートナーの馬場つつじは、誰からも気にされない、ただ消されていく存在だとして妙に自己アピールしていましたが、今までほとんど出番が無かったのも、こういう役どころになる為のある意味伏線なのかな?
いきなり出てきて自分の存在の薄さを語られても、卑屈で自己顕示欲が強いくらいにしか見えないような・・・。サブキャラとしてメインキャラに食われがちな存在感を主張するっていう面では面白くもありますけど(^^; ナミのように、ネルヴァルが必要とする“日陰に追いやられた者”たちの一端ですね、つつじやベンケイは。生徒会からの二重スパイの線は無くなってしまったようで、少し残念です。

レオパルド対ボナパルト(ベンケイ)。コロニー対決は相変わらず迫力あって良いですね。宇宙空間なのに凄い機動性なのはもう突っ込めない(笑)
それにしても・・・レオパルドは口では完全にベンケイを言い負かしてるのに、状況は何一つ勝ってないというのが今回。あっさり身動きとれなくされた上に、レオパルドキャノンは反射されるは、そのエネルギーをネルヴァルの計画に利用されるは・・・。おまけに最後は自分だけ逃亡して一人勝ちって、レオパルドあんまりすぎやしませんか(汗 今回のネルヴァルの計画はミラーを奪っていたのとは関係なさそうですが、『リスナー計画』は他に用意されているようですね。

ベンケイによる『ネルヴァルエクスクルーシブコントロール』の発動は、秋葉たちの状況に次々と悪影響を・・・。
まずは高嶺のネルヴァリスト化。もともと月で捕まった時に洗脳か何かを施されていて、今回のネルヴァルの計画の発動によってネルヴァリストにされてしまったようですね。秋葉側の最大戦力が奪われるってかなりマズイのでは・・・。
高嶺の意識の中に浮かびあがったほのかと同じ外見のエクスQTたちは、ほのかの過去に関わる伏線でしょうか。 ネルヴァルの波動を受けて“紋章”を持つ長老たちやほのかが苦しみだしたのは、あの紋章が元々はネルヴァルのものだったことを意味している?長老の一人、賀統は『箱をくれー!』とか言ってるし・・・。レオパルド共々ネルヴァルの側から離反した、あるいは一度支配下にあってそこから逃れた人々が“紋章を持つ者”・・・というところでしょうか。

『アブソルートブレイクスルーコントロール』も奪われ、クサンチッペが連れ来たガントレットにより、以前のレオパルドと同じように冷気を吹き込まれるカークウッドコロニー。
生徒会とエミリオ・スールも当然のように巻き込まれているので、ネルヴァル派という線は完全に消えましたか・・・。最近どんどん勢力が小型化している生徒会ですが、今後どう活躍してくれるんでしょう・・・。つつじが脱走して、当てつけのように事態から遠ざけられているような気も。まだレベルフリーというキーワードが残っているので、エミリオ共々頑張ってほしいところ。

長老たちの居る浮舟を襲撃するアレイダ。アレイダの正体を神楽だと知ってしまった賀統は、“神楽の遺産”という新しいキーワードを残してリタイア?他の長老たちは一体どうしたんだろう・・・。
神楽はレオパルドの元パートナーだとして、秋葉との関係はやっぱり親子なのかな。半世紀も前の「ネルヴァル事変」から決戦時までの経緯、それまでのパートナーの有無が不透明で、年齢の整合性にいまいち欠けるんですが・・・。語られない秋葉の両親についてもそろそろ気になる。

『バカめ!レオパルドコロニーは万が一の事があっても、必ず僕だけは助かるシステムになっているのだ!』
地球に落ちるレオパルドを何とかしようと奮戦する秋葉、いつき、ほのかを尻目に一人脱出するレオパルド。
頭脳体だけでどうするのかと疑問なんですがこれ如何に・・・。レオパルドのパーツ集めにかけた秋葉たちの苦労はどうなるのとか、自己実現達成のための要素を簡単に放棄しても良いのかなどいろいろ問いたいところですが、ここにきて思い知らされるレオパルドの唯我独尊、利己主義な性格。今回負けっぱなしのくせに何でそんなに勝ち誇ってるの(笑)
秋葉の下に対ネルヴァル勢力が一丸となっているのに、全く空気を読めてないのはレオパルドらしくて勝手が過ぎる。とりあえず『あなた、最低です』の一言です(^^;

『真っ白・・・』
『静寂に満ちた清浄なる世界・・・これがネルヴァル様の世界です』
『綺麗・・・』
長老たちを襲撃していたアレイダはいつの間にかナミの所に。ナミはやっぱりネルヴァルのパートナーになるんでしょうか。馬場つつじがベンケイのパートナーとなり、今回再登場のクサンチッペのパートナーが誰なのか気になるところですが・・・。ナミが本格的に敵として登場するのはまだ先かな。
アレイダに襲撃を受けた長老やエル・スールの安否、高嶺の離反、レオパルドコロニーは結局地球に落ちたのか否か、眠りに落とされたカーウクッドコロニーはその後どうなったのかなど色々と気になる所で次回へ。ブーミンコンビは何があっても無事なんだろうけど(笑)
危険な状況にあっても危機感を感じさせないのは秋葉やレオパルドの明るい性格(?)があるせいか・・・それも『宇宙をかける少女』らしいところでしょうか。
ブレインコロニーの歴史、アレイダの正体が明かされ、ナミがネルヴァル側について・・・と順当にイベントをこなして中盤まで消化しましたが、まだまだ目が離せません。次回は水着回のようですし(笑)
今後の展開にも期待したいと思います。
次回 宇宙をかける少女 第13話 『棄てられた大地』

<関連サイト>
『宇宙(そら)をかける少女』オフィシャルサイト
サンライズ オフィシャルサイト
ランキング参加中です。

1クリックの応援をお願い致します。


私を登録して頂けますか? by BlogPeople

レオパルド、『あなた、最低です』

ミラー泥棒のコロニー、『ベンケイ』はやっぱり偽名で、本名は『ボナパルト』。ベンケイの頭脳体を見ても名前を聞くまでレオパルドが思い出さなかったのはお約束なのか、他人の顔が覚えられない性分なのか、それともボナパルトの存在自体が薄かったのか・・・。
ベンケイのパートナーの馬場つつじは、誰からも気にされない、ただ消されていく存在だとして妙に自己アピールしていましたが、今までほとんど出番が無かったのも、こういう役どころになる為のある意味伏線なのかな?
いきなり出てきて自分の存在の薄さを語られても、卑屈で自己顕示欲が強いくらいにしか見えないような・・・。サブキャラとしてメインキャラに食われがちな存在感を主張するっていう面では面白くもありますけど(^^; ナミのように、ネルヴァルが必要とする“日陰に追いやられた者”たちの一端ですね、つつじやベンケイは。生徒会からの二重スパイの線は無くなってしまったようで、少し残念です。

レオパルド対ボナパルト(ベンケイ)。コロニー対決は相変わらず迫力あって良いですね。宇宙空間なのに凄い機動性なのはもう突っ込めない(笑)
それにしても・・・レオパルドは口では完全にベンケイを言い負かしてるのに、状況は何一つ勝ってないというのが今回。あっさり身動きとれなくされた上に、レオパルドキャノンは反射されるは、そのエネルギーをネルヴァルの計画に利用されるは・・・。おまけに最後は自分だけ逃亡して一人勝ちって、レオパルドあんまりすぎやしませんか(汗 今回のネルヴァルの計画はミラーを奪っていたのとは関係なさそうですが、『リスナー計画』は他に用意されているようですね。

ベンケイによる『ネルヴァルエクスクルーシブコントロール』の発動は、秋葉たちの状況に次々と悪影響を・・・。
まずは高嶺のネルヴァリスト化。もともと月で捕まった時に洗脳か何かを施されていて、今回のネルヴァルの計画の発動によってネルヴァリストにされてしまったようですね。秋葉側の最大戦力が奪われるってかなりマズイのでは・・・。
高嶺の意識の中に浮かびあがったほのかと同じ外見のエクスQTたちは、ほのかの過去に関わる伏線でしょうか。 ネルヴァルの波動を受けて“紋章”を持つ長老たちやほのかが苦しみだしたのは、あの紋章が元々はネルヴァルのものだったことを意味している?長老の一人、賀統は『箱をくれー!』とか言ってるし・・・。レオパルド共々ネルヴァルの側から離反した、あるいは一度支配下にあってそこから逃れた人々が“紋章を持つ者”・・・というところでしょうか。

『アブソルートブレイクスルーコントロール』も奪われ、クサンチッペが連れ来たガントレットにより、以前のレオパルドと同じように冷気を吹き込まれるカークウッドコロニー。
生徒会とエミリオ・スールも当然のように巻き込まれているので、ネルヴァル派という線は完全に消えましたか・・・。最近どんどん勢力が小型化している生徒会ですが、今後どう活躍してくれるんでしょう・・・。つつじが脱走して、当てつけのように事態から遠ざけられているような気も。まだレベルフリーというキーワードが残っているので、エミリオ共々頑張ってほしいところ。

長老たちの居る浮舟を襲撃するアレイダ。アレイダの正体を神楽だと知ってしまった賀統は、“神楽の遺産”という新しいキーワードを残してリタイア?他の長老たちは一体どうしたんだろう・・・。
神楽はレオパルドの元パートナーだとして、秋葉との関係はやっぱり親子なのかな。半世紀も前の「ネルヴァル事変」から決戦時までの経緯、それまでのパートナーの有無が不透明で、年齢の整合性にいまいち欠けるんですが・・・。語られない秋葉の両親についてもそろそろ気になる。

『バカめ!レオパルドコロニーは万が一の事があっても、必ず僕だけは助かるシステムになっているのだ!』
地球に落ちるレオパルドを何とかしようと奮戦する秋葉、いつき、ほのかを尻目に一人脱出するレオパルド。
頭脳体だけでどうするのかと疑問なんですがこれ如何に・・・。レオパルドのパーツ集めにかけた秋葉たちの苦労はどうなるのとか、自己実現達成のための要素を簡単に放棄しても良いのかなどいろいろ問いたいところですが、ここにきて思い知らされるレオパルドの唯我独尊、利己主義な性格。今回負けっぱなしのくせに何でそんなに勝ち誇ってるの(笑)
秋葉の下に対ネルヴァル勢力が一丸となっているのに、全く空気を読めてないのはレオパルドらしくて勝手が過ぎる。とりあえず『あなた、最低です』の一言です(^^;

『真っ白・・・』
『静寂に満ちた清浄なる世界・・・これがネルヴァル様の世界です』
『綺麗・・・』
長老たちを襲撃していたアレイダはいつの間にかナミの所に。ナミはやっぱりネルヴァルのパートナーになるんでしょうか。馬場つつじがベンケイのパートナーとなり、今回再登場のクサンチッペのパートナーが誰なのか気になるところですが・・・。ナミが本格的に敵として登場するのはまだ先かな。
アレイダに襲撃を受けた長老やエル・スールの安否、高嶺の離反、レオパルドコロニーは結局地球に落ちたのか否か、眠りに落とされたカーウクッドコロニーはその後どうなったのかなど色々と気になる所で次回へ。ブーミンコンビは何があっても無事なんだろうけど(笑)
危険な状況にあっても危機感を感じさせないのは秋葉やレオパルドの明るい性格(?)があるせいか・・・それも『宇宙をかける少女』らしいところでしょうか。
ブレインコロニーの歴史、アレイダの正体が明かされ、ナミがネルヴァル側について・・・と順当にイベントをこなして中盤まで消化しましたが、まだまだ目が離せません。次回は水着回のようですし(笑)
今後の展開にも期待したいと思います。
次回 宇宙をかける少女 第13話 『棄てられた大地』

<関連サイト>
『宇宙(そら)をかける少女』オフィシャルサイト
サンライズ オフィシャルサイト
ランキング参加中です。

1クリックの応援をお願い致します。


私を登録して頂けますか? by BlogPeople
この記事へのコメント
>ヴィーさん
1クールの終わりは獅子堂財団の完敗・・・という結末でしたね。テラアブダクションはネルヴァルが引き起こしたものだと財団側は知っていたのでしょう。いつきも本格的に物語に絡んできました。
ネルヴァルとレオパルドの自己確立の在り方、その対立がストーリーの大筋なのかな~と。レオパルドに関しては今のところ問題大ありですが(笑) ルル山さんには今後も期待大です(笑)
1クールの終わりは獅子堂財団の完敗・・・という結末でしたね。テラアブダクションはネルヴァルが引き起こしたものだと財団側は知っていたのでしょう。いつきも本格的に物語に絡んできました。
ネルヴァルとレオパルドの自己確立の在り方、その対立がストーリーの大筋なのかな~と。レオパルドに関しては今のところ問題大ありですが(笑) ルル山さんには今後も期待大です(笑)
トラックバック
コロニー同士のド派手なアクション!!
事態は急展開に♪
高嶺姉さんまで…
宇宙をかける少女 第12話「虚ろなる虚像」の感想です。
高嶺さんまで…。
ナミに続いて高嶺姉さんまで!?
怒濤の展開に思考が追い付きません。
ベンケイとの対決。
ネルヴァル側の攻勢とオシャレな帽子!
「高嶺お前もか!!!」 高嶺もネルヴァリストに!レオパルドもネルヴァルに寵愛を受
レオパルドとベンケイの掛け合いが面白かったですね。いつきが秋葉のことを友だちと言っていたのもよかったです。
レオパルド最低すぐる^^^^^^^^
に参加しております。よければバナークリック宜しくお願いしますです・・・!
#12「虚ろなる巨像」 「獅子堂秋葉、あなたは世界にはびこる無神経な人々の代表で
URL :
- ヴィー - 2009年03月28日 17:34:51
いつきがアースオーフェンだ、なんて聞いたこともないタームを皆に通じるものとして平然と使うし(^^;
「地球の孤児」って意味はわかりますが、そうなるとテラアブダクションは公知されてないだけで獅子堂家では当たり前の事実として受け止められてたわけですね。
ともあれ、これは自立と依存のバランスみたいな単純な話にはなりそうで、それに関しては歓迎したいです。
レオパルドの身勝手さもある意味自立ですかねえ。
根拠のない自信に裏付けられたものだし、依存しまくっての自己実現ですけど(笑)
ますますルル山さんっぽくなってきました(笑)