【PS4】SCEが新型ゲーム機『PlayStation 4』を正式発表!スペックの他、新コントローラ「DUAL SHOCK 4」や専用カメラ「PlayStation 4 Eye」の情報、PS4の今後の展望なども明らかに
SCEは、現地時間の2013年2月20日(日本時間では2月21日)にニューヨークで開催した「PlayStation Meeting 2013」にて、同社の次世代機となる新型ゲームハード『PlayStation 4』(以下「PS4」)を発表しました。
『PS4』のアーキテクチャはPCに近いものとなっており、CPUにはx86ベースの8コアが使われている他、ENHANCED PC GPU、8GBのメインメモリ(帯域幅170GB/s)、大容量の外部記憶装置(HDD)などを搭載。物理エンジンHAVOKを使用したデモでは100万オブジェクトによる剛体シミュレーション映像が表示され、これまでのゲーム機とは桁違いの演算能力を持つことが明らかに。前述のハードウェアの採用により、PCからのゲームの移植も非常にスムーズに行えるようになっているとのこと。
追記:『PS4』の発売時期は2013年の年末を予定!
外部入力機器について
ゲームハードと同時に、新たなコントローラー「DUAL SHOCK(デュアルショック)4」も発表に。このコントローラーには、高感度6軸検出システムを搭載する他、本体前面には自然かつ直感的な操作が可能なタッチパッドを採用。本体の上側には、様々な色を表現できる3色のLEDを配置したライトバーが搭載されています。これにより、複数のプレイヤーで遊ぶ際にライトバーの色とゲーム内のキャラクターの色を連動させ、自身の操作するキャラクターが簡単に識別できるようになります。また、キャラクターの体力や受けたダメージに合わせてライトバーの色が変化するなど、ゲーム情報を直感的に識別することも可能になるそうです。
加えて、「DUAL SHOCK 4」にはスピーカーおよびステレオヘッドホン、マイク端子を新たに搭載。オンラインゲームをプレイする際にはPS4本体に同梱されるモノラルヘッドセットと組み合わせることで、ゲームの効果音は手元のコントローラーから出力し、一緒にプレイしている仲間との会話はヘッドセットを通じて行うといった、より没入感のある楽しみ方も可能になります。
PS4の外部入力装置としては、コントローラーの他に、専用カメラ「PlayStation 4 Eye」が発表。こちらには対角視野角85度の広角レンズを持った二つの高感度カメラを搭載しており、空間の奥行きまで正確に検出することが可能。これにより、プレイヤーの映像のみを背景から切り取る、あるいはPlayStation 4 Eyeの前でプレイしている2人のプレイヤーの前後関係を把握することなど可能になり、ゲームの楽しみ方がさらに拡がります。
また、4つのマイクを搭載したことで、音源の方向を検出することが可能に。ユーザーの顔の画像をあらかじめPS4本体に登録して顔認識ログインすることや、ユーザーの体の動きや音声などで直感的にゲームを楽しめるとのこと。DUAL SHOCK 4のライトバーと連動して、カメラの前にいる複数のプレイヤーの位置を検知・判別し、ゲーム内のキャラクターをカメラの前にいるプレイヤーと同じ順番に配置する、あるいは特定のプレイヤーに向かってゲーム内のキャラクターが話しかけるといった、今までにないゲームの楽しみ方が可能となります。ちなみにPlayStation 4 EyeはPlayStation Moveモーションコントローラにも対応しているそうです。
リモートプレイとソーシャル機能の強化
また、『PS4』はリモートプレイとソーシャル連携も強化。「DUAL SHOCK 4」に装備された“SHAREボタン”と呼ばれるボタンを押すと、ゲームプレイの映像を動画としてアップロードすることが可能。映像はリアルタイムにエンコードされ、ソーシャルに共有することができます。ゲームプレイは、常時録画されており、ユーザーは自慢のプレイや感動の瞬間を逃すことなく、簡単なボタン操作ですぐに友人とシェアすることができるそうです。もちろん、動画をアップロードした後は引き続きゲームを続行できます。 新たなPlayStation Networkでは、FacebookやUstreamとの連携により、ソーシャルネットワークゲーミングがさらに意味を持つものに。現在のゲームプレイをボタン一つで友達に配信したり、途中で攻略に詰まった時には上手な友達にコントローラを渡すといったことが、ネットワークを通じて行えるようになるのだとか。他のプレイヤーが何を遊んでいるのかを、プレイ動画込みで共有できるそうです。
この他にも、PS4を介して、ネットワーク下にある端末(スマートフォン、タブレット、WEBなど)にアクセス可能。タブレットやスマートフォンをセカンドスクリーンに使用し、ゲームの攻略に役立てたり、PS4で遊んでいる友達のゲームプレイを離れた場所から鑑賞することも可能です。
またPS Vitaとの連携もあり、PS4のゲームをPS Vitaのリモートプレイで動作させられるように。PS VitaからWi-Fi経由でPS4にアクセスし、PS Vitaのディスプレイ上でデュアルアナログスティックを使った直感的な 操作によりゲームを好きな場所で楽しむことができます。 さらに今後は初代PS、PS2、PS3、PS mobileのゲームをユビキタスな形でどのデバイスでも使えるようにしていくとのこと。
詳しい内容やスペックは、下記のプレスリリースをご参照下さい。(pdfファイル)
⇒http://www.scei.co.jp/corporate/release/pdf/130221a.pdf
⇒http://www.scei.co.jp/corporate/release/pdf/130221b.pdf
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