【PS3】『ファイナルファンタジーXIII』担当声優、バトルシステム、クリエイターインタビューなど
『ファイナルファンタジーXIII』の主要キャラクター4人の声優、バトルシステム、クリエイターインタビューの情報のまとめです。
『ファイナルファンタジーXIII』の体験版が同梱される『ファイナルファンタジーVII アドベントチルドレン コンプリート(「ファイナルファンタジーXIII」体験版同梱)』は4月16日に発売されます。
『ファイナルファンタジーXIII』各キャラクター担当声優
ライトニング(CV:坂本真綾)
スノウ(CV:小野大輔)
ヴァニラ(CV:福井裕佳梨)
サッズ(CV:江原正士氏)
『ファイナルファンタジーXIII』バトルシステム
■戦いの始まりは『シンボルエンカウント』
『FFXIII』はシンボルエンカウントのシステムを採用。マップ上の敵(シンボル)に触れると画面が切り替わり、バトル開始。
■『タイムゲージ』を軸としたバトル

バトルは、基本的にリアルタイムで進行する。時間の経過とともにタイムゲージ(スクリーンショットの左下、3つに区切られている一番長いゲージ)が溜まっていき、必要な量まで溜まるとコマンドを実行可能。なお、これまでのシリーズの『アクティブタイムバトル』(ATB)と異なり、タイムゲージが最大まで溜まっていなくても、必要量が溜まっていればコマンドを実行できる。
■コマンドには『コスト』が存在する

全てのコマンドには、そのコマンドに応じたコストが設定されている。コマンドの実行時には、コストに応じた量のタイムゲージが消費されるという仕組み。タイムゲージの最大はコスト3に相当するので、最大まで溜まった状態なら、コスト1のコマンドは3つまで実行できる。コスト3のコマンドなら、その一つの行動でタイムゲージは空になる。

コマンドを実行せずにストックした場合、そのコマンドはタイムゲージの上部に表示される。タイムゲージを最大まで溜めた後、ストックした複数のコマンドを、一気にまとめて実行することも可能(事前に入力されたコマンドが連続攻撃となって一気に発動する)。また、最大まで溜めたあとコスト1のコマンドをふたつだけ実行し、タイムゲージを温存する事もできる。

バトル画面内にはMPを示す表示が見られないので、魔法もMPではなく、すべてがコストで管理される可能性あり。例えば単体魔法のファイアはコスト1だが、全体魔法のファイアはコスト3となっており、強力な魔法ほどより多くのコストが必要となり、連発できない仕組みになっている。
■『チェイン』をつないで『ブレイク』へ


敵を連続で攻撃すると、画面右上に表示されたチェイン数とゲージが上昇していき、それと共に敵へのダメージ量も増加していく。なお、魔法や技ごとにゲージの伸び率が異なる。
さらに、ある程度連続でダメージを与えることで敵が赤く点滅し、“ブレイク”状態に突入する。ブレイク状態の敵には、より大きなダメージを与えられるようになる。なお、ゲージ下にある“BONUS”についての詳細は不明。ブレイクを狙う際に重要な数値になる模様。
■ブレイクした敵は『うちあげ』で追撃が可能

ブレイク状態になった敵は、“うちあげ”コマンドで空中に浮かせることができる。浮かせた敵にはより大きなダメージを与えられるので、魔法などのコマンドとうまく組み合わて使えば効果も倍増。
“うちあげ”からの連続攻撃は、ダメージアップが見込めるだけではなく、見た目にも華麗で爽快感バツグン。『FFXIII』の醍醐味となる攻撃システムになるかも。ただし、大型モンスターなど、“うちあげ”が効かない敵も存在するとのこと。
■HPとタイムゲージは一覧表示

画面右下にはパーティーメンバー全員のHPとタイムゲージが表示されている。トレイラーで見られたライトニングとスノウの連携攻撃のように、本作ではタイムゲージを確認しつつ、仲間とタイミングを合わせて行動することが重要になってくる場面もあるかも?
■リザルト画面

バトル終了時にはリザルト画面が表示され、その戦闘における評価を教えてくれる。評価は5段階で、星の数で表現される模様。画面右下には“TP BONUS”の表示があることから、バトルで高評価を得るほど、より多くの“TP”を入手できるシステムと推測できるが、“TP”の詳細はまだ不明。過去の『FF』シリーズでは、アビリティ修得に関連して“AP”や“LP”などが存在した。『FFXIII』の“TP”もそういった数値なのかもしれない。
『ファイナルファンタジーXIII』クリエイターインタビュー
■世界観について
・聖府の軍人は人々を弾圧しているわけではなく、コクーンに出没している野良モンスターを退治するなど、コクーンの警察のような活動をしている組織。
・ファルシとは目に見えないものではなく、物質として存在している。本編では様々な形のファルシが登場する。
・本作では大きく分けて「パルスのモンスター」「コクーン内の野良モンスター」「聖府の軍用モンスター」の3種類が存在。全てデザインも変わっている。
■キャラクターについて
・ライトニング
性格は厳格な上、容赦がない。パーティメンバーすら殴ることも。ただ、心の中には強い優しさも秘めている。
坂本真綾さんに声を当ててもらうことで、クールなイメージだけでなく、女性ならではの可憐な部分も引き出せた。モデリングに関しては、剣士という設定なので、あまり華奢ではなく、かといって筋肉質にし過ぎないバランス取りに苦労した。
・スノウ
最初は体育会系で怒鳴り散らす「不良番長」のような性格だったが、そこからヤンチャな部分を残しつつ、兄貴分的なキャラに進化させた。小野大輔さんの声もはまっている。ちなみに頭はニットキャップを被っているのではなく、布を頭に巻いている。バンダナよりも「デューラグ」の形状に近い。
・サッズ
ラフイメージではトレンチコートを着たロン毛の白人だった。そこからスキンヘッドの黒人になり、キャラクターのイメージに合わせて最終的にアフロヘアーに。
性格は基本的には陽気だが、物語が進むと重い何かを背負っていることが判明する。そういった両面を演じられるベテラン声優として、江原正士さんに声をお願いした。収録した音声はアドリブも満載。体験版にもアドリブが収録されている。
・ヴァニラ
今回の物語は、「語り部」であるヴァニラのナレーションを挟む形で進行する。活発で元気な女の子と、語り部としての両方を演じられる福井裕佳梨さんに声優をお願いした。衣服は実際に存在する部族の衣装をモチーフに、ラテン風に仕上げている。腰に下げた武器はゲーム中で面白い使い方をする。
■ノラメンバーたちのコンセプト
・マーキー
内向的で引っ込み思案という設定。家に閉じこもりがちだったのをスノウが引っ張りだしてノラに加えた経緯がある。そのおかげで、スノウのことをとにかくリスペクトしており、スノウを近づきたい気持ちが衣装にも現れている。(腕章、手袋、スノウに比べて小柄な身体のラインを隠すために厚着をしているなど)
・レブロ
実年齢より大人びた口調や性格をしていて、しっかり者の姉御肌。戦場に不釣り合いな服装は、日常生活からいきなり戦場に運ばれた流れから。レブロはアジアのビーチリゾートを舞う蝶をイメージしている。細身ではなく、ムチムチした健康系なプロモーションを意識したコンセプトに。
・ガドー
大柄なスノウより背は低いが、身体はマッチョというイメージ。スノウの幼馴染でよく一緒にいるので、一目見て違いがハッキリするように気を付けてデザインされている。モヒカンヘアはガドーのデザインコンセプトである炎を象徴したもの。服装についてはNBAを意識していて、バスケットシューズやハーフパンツなどをエスニック風にアレンジしている。
■バトルについて
・バトルはシームレスではないが、切り替えのスピードは早く、シームレスバトルと同じ感覚で遊べるように仕上げている。バトル終了後の切り替えも非常にスムーズになっており、読み込みという面ではストレスなく遊べる。
・コマンドを入力して美しく連続攻撃を決めるというイメージを、システムとして表現したものが今回の戦闘システム。
・チェインカウンターの伸び率は技や魔法ごとに異なる。魔法はチェイン数を稼ぎやすい。
・バトルリザルトではチェインやブレイクを駆使して戦うと高評価に。
・モンスターは重さが設定されており、巨大な敵は打ち上げにくい。
・戦略性を意識した新しいシステムが製品版には入る予定。
・全滅してもバトル直前に戻れるリトライを用意している。
・仲間への指示は臨機応変に対応できるものを検討中。
・操作キャラの変更については、新しい感覚のシステムが導入される。
■グラフィック・視点について
・CGムービーのクオリティでリアルタイム部分も作り込んでいる。
・肌や毛の質感、衣服の生地感など、手触りまで伝わるような質感を表現できた。
・移動中は自由にカメラを動かすことができる。
・魔法の臨場感にもこだわっており、ファイア系魔法なら着火点から発生した煙が残ったり、ブリザド系魔法なら氷が散らばったあとにその破片が周囲に残っていたりする。
■システムなど
・コマンド選択に関しては体験版からのブラッシュアップに加え、ショートカット的な機能などを織り交ぜてより快適になるよう検討中。
・単にレベルが上がるのではなく、『FFX』のスフィア盤や『FFXII』のライセンスボードなど、システム的なものを用意する予定。
・今までにないほどメニュー画面が作り込まれている。
■体験版について
・PS3の性能を引き出せたのは、体験版の段階で50%程度。しかし製品版では100%近い段階まで能力を引き出せるはず。
・体験版のバトルは新ATBの基本的な要素のみで、5割程度の要素しか入っていない。ストーリーも触りの部分のみだが、この先どうなるのかという片鱗を見ることができる。
・体験版のバトルはやさしめのバランスだが、製品版では少々難易度が高め。今までよりゲームオーバーになりやすいかもしれない。
・体験版での注目の演出として、リアルタイムな状況変化がある。(後ろで大きな音がして振り返ると飛行機が墜落している、サッズが指差した方向でリアルタイムな戦闘シーンが目撃できるなど)
・体験版には勝利時のファンファーレはないが、製品版には「FFXIII」用にアレンジされたものが用意されている。
・体験版の見どころはズバリ、バトル部分。とにかく爽快感を重視しているので楽しんでほしい。ストーリー的な見どころはライトニングたちの登場シーン。スタート時から派手なアクションを見ることができる。
<情報元>
ファミ通.COM
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<関連サイト>
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この記事へのコメント
>RIKUさん
初出から随分時間が経ちますものね(^^; 大作RPGにはつきものと言えば、それまでになっちゃいますが・・・。確かにターン制のRPGの方がまったりしてる部分もあるけれど、ATBも臨場感があって良いかな。ドラクエとFF、どちらも楽しみです(^^)
初出から随分時間が経ちますものね(^^; 大作RPGにはつきものと言えば、それまでになっちゃいますが・・・。確かにターン制のRPGの方がまったりしてる部分もあるけれど、ATBも臨場感があって良いかな。ドラクエとFF、どちらも楽しみです(^^)
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URL :
- RIKU - 2009年04月01日 02:16:01
ATBより、ドラクエ見たいなほうが、個人的にはすきなんだw