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「FORTUNE ARTERIAL」や「夜明け前より瑠璃色な」などで知られる美少女ゲームソフトメーカー・オーガストが2011年に発売したPC向け恋愛アドベンチャーゲーム『穢翼（あいよく）のユースティア』が、2014年にPS Vitaへ移植されることが明らかになりました。

『穢翼のユースティア』は、浮遊都市「ノーヴァス・アイテル」の“牢獄”に住む主人公・カイムが、背中に羽が生える謎の病気・羽化病にかかった少女・ユースティアと出会うことにより始まる、過酷な運命の中に美しく生きる人々を描いた物語。明るい学園モノで人気を博していたそれまでのオーガストのイメージから打って変わって、退廃的なイメージやシリアスかつハードなストーリーを盛り込んだ異色作であり、ダークな世界観の中でこそ光る切なくも感動的な演出、プレイヤーを惹きつけるシナリオが話題となりました。原画はべっかんこう氏、シナリオは榊原拓氏とブランドの作品でお馴染みのタッグが担当しています。

PS Vita版はレーティングの関係による表現規制のためか、クローディアたちから娼婦の設定がなくなる模様。また、タッチスクリーンに対応する予定です。