【Wii U/3DS】スカイADV『ロデア・ザ・スカイソルジャー』2015年春発売!Wii U版初回生産分にWii版「天空の機士ロデア」が同梱!
角川ゲームスは、Wii Uとニンテンドー3DS向けに、新作アクションゲーム『ロデア・ザ・スカイソルジャー(RODEA THE SKY SOLDIER)』をリリースすると発表しました。 発売時期は2015年春で、価格はWii U版が7,200円、ニンテンドー3DS版が5,800円(共に税別)。
本作は、当初Wii&3DS向けアクションとして開発が進められていた『天空の機士ロデア』の正式タイトルです。 同作は2009年末に角川ゲームスとプロペの共同プロジェクトとして発足し、2011年にWiiと3DSでリリースされることが発表されていました。 「ソニック」や「NiGHTS(ナイツ)」を手掛けたプロペの中裕司氏が制作指揮を務めるフライングアクションゲームとして話題となりましたが、長らく続報が途絶え、久方振りに進捗状況が明かされたのは2013年7月。 開発は継続中であり、予定通りWiiと3DSで発売することが告知されましたが、その後は再び開発の状況に関する発表がないままとなっていました。
しかし今回、『ロデア・ザ・スカイソルジャー』とタイトルを改め、プラットフォームをWii Uと3DSに変更し2015年春にリリースされることが発表。 プラットフォームの特性に合わせたゲームデザインのリニューアルを経てパワーアップした“スカイ・アドベンチャー”となって、遂にユーザーの前にその姿を現します。
Wii U版の初回生産分にはWii版『天空の機士ロデア』が同梱!
Wii Uというプラットフォームによって、よりスケールアップした作品となって発売されることに期待する一方、『天空の機士ロデア』の発表当初から注目していた方の中には、リモコン操作による具体的な操作方法まで紹介されていたWii版がお蔵入りとなることに、寂寥を感じる方も多いのではないでしょうか。
そんなユーザーの心を推し量ってか、Wii U版『ロデア・ザ・スカイソルジャー』の初回生産分に、『天空の機士ロデア』のWii版が特典として同梱されることが決定。 実はこのWii版は2011年6月の時点で既に完成しており、納品も終えていつでも発売できる状態だったのですが、3DS版の開発難航が影響したのかこの時点では未発売となっていたのです。 このような経緯もあって幻となりかけたWii版が、特典として同梱されることになった背景には、紆余曲折の中でも開発陣が抱いていた「すべての任天堂ユーザーに、このゲームを届けたい」という思いがあったとのこと。このWii版には『天空の機士ロデア』から険しい道のりを乗り越えてきた開発者の万感の想いが込められているといっても良いでしょう。
『ロデア・ザ・スカイソルジャー』は「探索」「収集」「成長」といったRPG的なやり込み要素などが用意されるのに対して、Wii版の『天空の機士ロデア』は純粋なアクションゲームとなっています。 Wiiリモコンによる直感的な操作でロデアの疾走感や一体感を楽しめるので、空を飛び回るフライング・アクションをより堪能したい方はこちらに熱中するのも良いかもしれません。
『ロデア・ザ・スカイソルジャー』のゲーム概要
11月25日に開催されたメディア向け発表会「KADOKAWA GAMES × FROM SOFTWARE MEDIA BRIEFING 2014 AUTUMN」から『ロデア・ザ・スカイソルジャー』に関する発表内容を以下にまとめました。
●『天空の機士ロデア』だった当初はWiiリモコンを使った新しい操作方法を表現するプロジェクトだった。しかし実際にWiiリモコンでポインティングし、空を飛び回る楽しさを実現したものの、その斬新さが仇となって一度はお蔵入りになりかけた。
●『ロデア・ザ・スカイソルジャー』のコンセプトは“懐かしさの中に新しさを秘めたアクションゲーム”。記憶を失った主人公の人型ロボット「ロデア」が、天空の大地「ガルーダ」を舞台に、360度に広がる空の世界を縦横無尽に飛び回るという内容になっている。
●ポイントは「隅々まで自由に飛びまわれる空を舞台としたアクション」「ゲームを進めることでロデアが失われた記憶を取り戻し全体像が見えてくるストーリー」「ゲーム史上最大のスケールで描かれるボスバトル」の3点。
●ボスとの戦いは「東京タワーと戦うようなスケール感」と表現されるほど。「もし本作より大きいボスをご存知の方はご連絡ください」とはディレクターを務める長谷川仁氏の言。
●舞台となる「ガルーダ」は、美しい自然に囲まれ、大海原のように広がる空に浮かんだ浮島群で構成された大地。ゲームのプレイ中は多彩な風景を楽しめる。
●冒険の最中は、ヒロインの「イオン」がロデアの後ろを飛空船でついてきている…という設定で、ゲーム中はロデアに掛け声をかけたり、様々なリアクションでプレイをサポートしてくれる。
●RPGとまではいかないが、世界を「探索」したり、レアアイテムを「収集」したり、ロデアをカスタマイズする「成長」要素などが用意される。
●Wii U版は成長などの要素が加えられ、やり込むことでより多くの人がエンディングにたどり着ける設計になっている。対して特典のWii版は純粋なアクションゲームになっている。
●Wii U版と3DS版はどちらも2画面を使ったプレイが可能。Wii U版は1画面でもプレイできる。また、共に入力体系が似ていることから、画面サイズや携帯性の有無といった点を除けば、ほぼ同じゲーム体験を得られる。
●Wii U、3DS版、そしてWii版の3機種いずれもストーリーとキャラクター、空を舞台としたゲーム内容は共通している。つまり同じ世界で2つの遊びを体験できる仕上がりになっている。
●3DS版は立体視に対応。Newニンテンドー3DSでプレイすれば、動きの速いアクションシーンも立体視で楽しめる。
●世界観とストーリーの構築には「テイルズ オブ」シリーズの宮島巧氏、シナリオはアニメ版「妖怪ウォッチ」のシリーズ構成を手掛ける加藤陽一氏を起用。アクションはもちろんストーリーにもこだわり、まるで映画のように楽しめる。
ストーリー・イントロダクション
- ■永き眠りから覚めた伝説の魔人「ロデア」
空に浮かぶ、自然に彩られた天空の大地“ガルーダ”。
そこに住む好奇心旺盛な少女「イオン」は、古代の遺跡からガルーダの伝説で“魔人”と呼ばれる機械仕掛けの兵を発見する。「ロデア」と名乗るそのロボットはメモリー(記憶)が曖昧で、右腕が完全に破壊されていた……。
時を同じくして、地上の機械帝国ナーガが1000年の時を超えて復活、ガルーダに眠る「グラビティストーン」を狙って機械軍団を侵攻させた。戸惑い怯えるガルーダの人々のため、ロデアとイオンが機械軍団に立ち向かう!
ロデアの失われし記憶に残る「過去の激戦」や「イオンに面差しの似た少女」とは?
強大な機械帝国との正体とは? 全ての真実は激戦の彼方で明らかとなるだろう。- ■360度に広がる空の世界を自由自在に冒険
『ロデア・ザ・スカイソルジャー』は、360度に広がる空の世界を冒険できるスカイ・アドベンチャーゲーム。主人公ロデアが備えし“空を駆け飛行する”能力を駆使し、自由自在に大空を駆け抜ける。
フィールドに様々な形で点在するエネルギーの結晶“グラビティストーン”等の飛行エネルギーを入手しながら、襲い来る機械帝国の機械兵へ闘いを挑む。
chayさんとの主題歌タイアップが決定!
『ロデア・ザ・スカイソルジャー』の主題歌は、シンガーソングライターのchay(チャイ)さんによるタイアップソング「Forever」(ワーナーミュージック・ジャパン)に決定しました。
「Forever」は、ゲームの物語のテーマが「永遠の絆(きずな)」ということで、chayさんが本作をイメージしながら、ゲーム中で明かされるロデアの“千年の眠り”のエピソードと、自身の実体験に基づいて書き下ろしたという新曲。 主人公とヒロインとの永遠の絆を歌い上げた、ミディアムテンポのバラードとなっています。 以下のファースト・トレーラーでその楽曲の一部を聴くことができますので、ぜひご覧下さい。
- タイトル
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ロデア・ザ・スカイソルジャー
- 対応機種
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Wii U/ニンテンドー3DS
- 発売日
-
2015年春発売予定
- 価格
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- Wii U版:7,200円(税別)
- ニンテンドー3DS版:5,800円(税別)
- ジャンル
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スカイ・アドベンチャー
- プレイ人数
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1人
- メーカー
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発売元:角川ゲームス/開発:角川ゲームス、プロペ
- CERO年齢区分
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審査予定
- 特典内容
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Wii U版の初回生産分はWii版『天空の機士ロデア』を同梱した「スペシャルパッケージ」となります。特典は数量限定です。
- スタッフ
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- プロデューサー:安田善巳
- エグゼクティブディレクター:中裕司
- ディレクター:長谷川仁
- 世界観・ストーリー構築:実弥島巧
- シナリオ:加藤陽一
- 主題歌:chay
(C)2015 KADOKAWA GAMES / PROPE
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