【ゲームNews】MAGES.が名作ADV『この世の果てで恋を唄う少女YU‐NO』をフルリメイク!公式サイトもプレオープン!
MAGES.のゲームブランド「5pb.」は、2014年12月28日から30日に東京ビックサイトで開催された「コミックマーケット87」にて、1996年に発売された美少女ゲーム『この世の果てで恋を唄う少女YU‐NO』をリメイクすることを発表しました。発売時期、プラットフォームは現時点で未定です。 発表と同時に公式サイトもプレオープンしており、ロゴ入りのイメージビジュアルが公開されています。
『この世の果てで恋を唄う少女YU‐NO』は、「ドラゴンナイト」シリーズや「同級生」シリーズなどの人気作品を生み出した「エルフ」が、PC-9801向けにリリースしたSFアドベンチャーゲームです。 企画・脚本・ゲームデザインを「EVE burst error」などの名作を手掛けた剣乃ゆきひろ氏(故・菅野ひろゆき氏)が担当し、物理や数学、哲学に宗教などの幅広い知識を元に作られた独特の世界観と、「A.D.M.S」(アダムス、オート分岐マッピング・システム)という画期的なシステムが高い評価を受けました。 1997年にはセガサターンに移植された他、OVA、コミック、小説などのメディアにも展開されています。
今回のリメイクでは、MAGES.の代表である志倉千代丸氏がエグゼクティブプロデューサーを務め、5pb.の浅田誠氏がプロデューサーを、「アルトネリコ」シリーズなどで知られる凪良氏がキャラクターデザインを担当。 なお、MAGES.は菅野ひろゆき氏の遺作である「ミステリートF 探偵たちのカーテンコール」も手掛けており、元ケイブのスタッフだった浅田氏曰く、『YU-NO』のリメイクは自身がMAGES.に入ってから動き出したプロジェクトで、同じ菅野氏の作品である「ミステリート」の完結編を自分が担当することになったので、せっかく菅野氏の作品の開発をするのなら、『YU-NO』もいっしょに進めたいという思いも強くなっていったとのこと。
リメイクにあたっては倫理的な面や時代背景のズレを修正する意味で変更しなければならない部分があるものの、9割5分以上シナリオに手は加えず、代表的な「A.D.M.S」も根本は変えずにプレイしやすいよう補完、簡略化する方向性で開発が進められているそうです。
一方で、グラフィックはキャラクターデザインから背景まで、すべてを描き直しており、当時プレイした方でも、かなり新鮮な感覚でプレイできるとのこと。音声はフルボイスで新しくキャスティングを行っている最中なのだとか。 『YU-NO』は既に完成しているタイトルなので大きくいじる必要が無く、開発も順調なのだそう。 題名もあえて変更せず原作そのままとしており、プロデューサーを務める浅田氏のコメントからも原作をリスペクトする姿勢が見受けられます。 ファンの望む形でのリメイクに期待できそうです。
発売時期は未定ですが、現在MAGES.から発表されている「ミステリートF 探偵たちのカーテンコール」「PSYCHO-PASS サイコパス 選択なき幸福」のリリースの後とのことで、2015年内の発売が目されています。 グラフィックや音声を一新し、フルリメイクされる『YU-NO』に今後も注目です。
参考:『この世の果てで恋を唄う少女YU-NO』“フルリメイク”の真相とは? 浅田誠プロデューサーを直撃! - ファミ通.com
(C)MAGES./5pb.
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