【アニメ】『Dies irae(ディエス・イレ)』のクラウドファンディングによるアニメ化プロジェクトが1億越えを達成!

『Dies irae』は、現代の学園を舞台に、時間と空間を超えた闇の超人たちとの戦いを描く学園伝記モノのバトルADVゲーム。 2007年から2009年に亘って商品化した原作PC版は累計本数5万本を超えるヒットとなり、2009年に発売された「Dies irae ~Acta est Fabula~」は「萌えゲーアワード2010」BGM部門金賞、シナリオ部門銀賞を受賞。 2012年には、新規要素を追加したコンシューマ版「Dies irae ~Amantes amentes~」がPSPで発売された他、後に同要素を内包したPC版もリリースされています。
今回のアニメ化プロジェクトは、light設立15周年記念事業の一環であると同時に、ファンが真にアニメ化を望むのかを確かめ、その期待を裏切らないクオリティで制作するべく実施されたもの。 5月9日の募集開始から僅か1日で目標額の3,000万を達成し、4日後の13日に全ての入金が確認されたことでアニメ化が正式決定しました。 これは集金期間で日本史上最速という快挙であり、最終集計は1億11万1,928円、最終支援者数も5,433人と、日本のクラウドファンディング史上、最高金額・最高人数を記録するという歴史に残るプロジェクトとなりました。 アニメ化を期待するファンとユーザーの関心が、とてつもなく大きいことが窺えます。 放送時期や詳細の発表はまだ先になるかと思われますが、今後の続報に期待しましょう。
なお、『Dies irae』のアニメ化プロジェクトに付随して、原作ゲームのAndroid版のリリースが決定している他、新作ドラマCDの制作も発表されています。さらに、Android版がリリースされた後、PS Vita版の開発も予定しているとのこと。 これら他メディアでの新しい動きも、アニメ化の詳報とあわせてチェックしていきたいですね。
ちなみに…
アニメの脚本については、原作ゲームでシナリオライターを務めた正田崇氏がシリーズ構成まで担当し、lightの設立メンバーの中心人物である服部道知氏が入ってしっかりと原作・監修を行う予定なので、“原作クラッシャー”にはならないそうです。
また、アニメの内容を心配しているファンに向けて正田氏は、「2007年版みたいなことは起こりえない」とコメント。物書きにとって一番苦しいのは分量が膨大(2~3MB)なことで、アニメは2クールでも300KB程度なため、内容を絞るのは苦労するものの、書ききれなくて遅れることはないとのこと。キャストについても、引退していたり、病気などで出演できない状況でない限り、原作から出演声優を変えるつもりはない、とのことです。
※2007年版『Dies irae』について詳しくは「怒りの日事件」を参照のこと。
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