【漫画】フジリュー版『銀河英雄伝説』がヤングジャンプで連載決定!

『銀河英雄伝説』は、1982年に第1巻が刊行されて以来、30年以上に渡りファンに愛され続けている大ベストセラーSF小説。 人類が宇宙に進出し、その勢力を銀河系にまで拡大させた遥か先の未来を舞台に、「銀河帝国」と「自由惑星同盟」という銀河を二分する勢力の闘争を、銀河帝国側の主人公「ラインハルト・フォン・ローエングラム」と、自由惑星同盟側の主人公「ヤン・ウェンリー」の各勢力の中心人物である二人を軸に、史劇体裁で描いたスペースオペラです。 シリーズ累計発行部数は現在までに1,500万部を突破しており、これまでにTVアニメや映画、OVA、漫画、ゲーム、舞台など様々なメディアミックス展開が行われてきました。 2017年には同作を題材にした新作アニメがProduction I.Gによって制作される予定です。
藤崎先生が新たに手掛ける漫画版「銀英伝」は、10月8日発売の「週刊ヤングジャンプ」45号より連載開始予定。 田中芳樹事務所代表の作家秘書・ 安達裕章氏によれば、これまで「銀英伝」のコミックに携わった道原先生が「卒業」するにあたり、少年漫画の「銀英伝」についてポシビリティを語られた事が嚆矢となり、集英社へコンタクトを取ったのだそう。それから紆余曲折を経て、もともと「銀英伝」の大ファンだった藤崎先生が引き受けてくれることになったのだそうです。
この新コミカライズでは、田中先生の原作をもとに、藤崎先生の独自の視点から物語が紡がれるとのこと。 藤崎先生と言えば、中国の神怪小説「封神演義」に少年漫画向けのアレンジを加えて独特の世界観を築き上げ、小野不由美先生のホラー小説「屍鬼」のコミカライズでも原作とは一味も二味も違う個性を発揮し、この漫画版をもとにしたTVアニメ化が発表されたことでも話題となりました。 “フジリュー”版「銀英伝」ではどんなタッチでストーリーが繰り広げるのか、今後も注目が集まりそうです。
藤崎竜が田中芳樹の「銀河英雄伝説」を独自の視点でマンガ化、YJで連載 http://t.co/KdCayyEjrU pic.twitter.com/Krx89M8uJ2
— コミックナタリー (@comic_natalie) 2015, 9月 28
とりあえずプレスリリースも出たようなので、こちらからも発表しておきます。10月8日発売の週刊「ヤングジャンプ」誌上より、藤崎竜さんによる「銀河英雄伝説」のコミックが連載開始です。どうぞよろしくお願いいたします! http://t.co/xTMIS7pc8x
— 安達裕章 (@adachi_hiro) 2015, 9月 28
ずっと「銀河英雄伝説」のコミックを描いて下さっていた道原さんが「卒業」するにあたり、「今度は少年マンガの「銀英伝」とかも良いよね」と仰ったのを聞きまして、集英社にコンタクトを取りました。紆余曲折ありましたが、もともと「銀英伝」の大ファンだった藤崎竜さんが引き受けて下さいました。
— 安達裕章 (@adachi_hiro) 2015, 9月 28
最初、「ヤングジャンプで連載するよ」と聞いたときは、果たして読者層にマッチするのかなと思ったのですが、その後「藤崎さんのお力を借りて、いままで「銀英伝」を知らなかった方たちにも作品を知って頂けるのでは」と思い直しました。ネームを拝見して、その思いは更に強くなってます。凄いです。
— 安達裕章 (@adachi_hiro) 2015, 9月 28
藤崎竜さんが、どんな具合に「銀河英雄伝説」を料理してくださるか。田中さんも私も楽しみにしています。なんせ週刊連載ですからね。けっこうスピード感のあるコミックになるのではないでしょうか。藤崎竜さんには、くれぐれも体調には気をつけて頂きたいと思っています。
— 安達裕章 (@adachi_hiro) 2015, 9月 28
(C) 田中芳樹・藤崎竜/集英社
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