涼宮ハルヒの憂鬱 第8話 『笹の葉ラプソディ』 感想
涼宮ハルヒの憂鬱 第8話 『笹の葉ラプソディ』

予告どおり(?)第8話は新エピソード『笹の葉ラプソディ』が放送されました♪

今まで再放送を見続けてきたわけではないので、『涼宮ハルヒの憂鬱』を見ること自体に懐かしさを覚えてしまうわけですが・・・傍若無人なハルヒや相変わらず受動的なキョン、癒し系の朝比奈さんにさわやか笑顔の古泉、そして無口無表情キャラの長門・・・キョンの独白めいたセリフも何もかも、新鮮なんだけどなぜかノスタルジックな気持ちにさせてくる不思議な感覚に陥りました。ああ、これが『涼宮ハルヒの憂鬱』なんだなあ・・・。

『笹の葉ラプソディ』で行動を起こすのはキョンと朝比奈さんですが、団員を助ける長門、行動の結果として存在するハルヒ、事象の説明役の古泉・・・といういつものSOS団の構造は分かりやすくて、新シリーズの第1弾としては相応しいエピソードなのかも。前期シリーズでは見られなかった、朝比奈みくるが一般人とは異なる事をはっきり認識させるお話でもありますね。何てったって“タイムトラベル”ですし・・・。

朝比奈さんと一緒に3年前に時間遡行するキョン。そこで出会う大人版朝比奈さんと、中学生時代のハルヒ。
この時にキョンがハルヒに伝えた言葉が現在のSOS団結成の遠因・・・いや要因?として流れていくのは、予定調和を感じつつも、キョン自身がそれまでの状況やハルヒの存在を求めているのに他ならないんだと思わせます。またキョンがハルヒと話しているうちに、自分が話していること自体が未来の涼宮ハルヒを形作る事になると気付く節がまたニクイ。キョンという人間を身近に感じさせる演出ですね。

大人版の朝比奈さんがTPDD(時間移動に必要な装置)を持って行ってしまったのは、二人を長門に関わらせるために必要な事だったんだろうけれど、ここからの一連の流れにも『涼宮ハルヒの憂鬱』のSFらしい事象の絶対性を感じますね・・・。ここでTPDDを奪わなかったら長門に会えないまま現代に戻って、結果、キョンと朝比奈ミクルは同時系列上に二人以上が存在、干渉し合ってしまう事になるんですが・・・考えたらキリのない方に飛んでしまいそう(^^;

未来にジャンプできなければ“経過”で済ませばいいと、キョン、朝比奈さんを一室に寝かしつけ、その部屋の時間を止めてしまう長門の荒技には驚きました。それにしてもキョンが初めて長門の部屋に入った時に、隣の部屋で自分と朝比奈さんが寝てるとは思わなかっただろうなあ・・・こういうSFめいた因果が素敵すぎる。
キョンにとっては一瞬の3年間ですが、長門はどんな気持ちでその時まで待って部屋を開いたのかと思うと・・・自分が待機モードで過ごした3年間とは違う、感慨深いものがあったんじゃないかな。無表情で口数が少ない分、目で訴えかける長門に今更ながら魅力を感じます(´∀`*)

3年を経過して戻ってきた現代。結局何のための時間遡行だったのかは朝比奈さん自身も知らなかったわけだけど、未来人のシナリオというよりは、正しい時間の流れに合わせるための必然の事態であって、過去への移動でタイムパラドックスが起きないために長門との巡り合わせが必要だったのかな?なんて在り来たりに考えてしまいます。時間軸の概念なんかは想像尽きる事ないですが、SF的な要素も含めてとにかく純粋に『涼宮ハルヒの憂鬱』のテイストを楽しめたというのが今回一番の感想です(^^)

エンディングテーマも一新されていましたが、これからはこの新曲『止マレ!』一本でいくのかな?後は気になるオープニングにも次回以降注目ですね♪ 時系列の放送予定だと次の新作エピソードは第12話の『エンドレスエイト』・・・最速放送は6月18日からでしょうか。期待して待ちたいと思います。
ちなみに8月28日(金)からDVD発売&レンタルが開始。涼宮ハルヒ(平野綾)、長門有希(茅原実里)、朝比奈みくる(後藤邑子)の歌うエンディングテーマ『止マレ!』はランティスより8月26日に発売されるそうです。
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<関連サイト>
SOS Dan web site
涼宮ハルヒの憂鬱・京アニサイト
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予告どおり(?)第8話は新エピソード『笹の葉ラプソディ』が放送されました♪

今まで再放送を見続けてきたわけではないので、『涼宮ハルヒの憂鬱』を見ること自体に懐かしさを覚えてしまうわけですが・・・傍若無人なハルヒや相変わらず受動的なキョン、癒し系の朝比奈さんにさわやか笑顔の古泉、そして無口無表情キャラの長門・・・キョンの独白めいたセリフも何もかも、新鮮なんだけどなぜかノスタルジックな気持ちにさせてくる不思議な感覚に陥りました。ああ、これが『涼宮ハルヒの憂鬱』なんだなあ・・・。

『笹の葉ラプソディ』で行動を起こすのはキョンと朝比奈さんですが、団員を助ける長門、行動の結果として存在するハルヒ、事象の説明役の古泉・・・といういつものSOS団の構造は分かりやすくて、新シリーズの第1弾としては相応しいエピソードなのかも。前期シリーズでは見られなかった、朝比奈みくるが一般人とは異なる事をはっきり認識させるお話でもありますね。何てったって“タイムトラベル”ですし・・・。

朝比奈さんと一緒に3年前に時間遡行するキョン。そこで出会う大人版朝比奈さんと、中学生時代のハルヒ。
この時にキョンがハルヒに伝えた言葉が現在のSOS団結成の遠因・・・いや要因?として流れていくのは、予定調和を感じつつも、キョン自身がそれまでの状況やハルヒの存在を求めているのに他ならないんだと思わせます。またキョンがハルヒと話しているうちに、自分が話していること自体が未来の涼宮ハルヒを形作る事になると気付く節がまたニクイ。キョンという人間を身近に感じさせる演出ですね。

大人版の朝比奈さんがTPDD(時間移動に必要な装置)を持って行ってしまったのは、二人を長門に関わらせるために必要な事だったんだろうけれど、ここからの一連の流れにも『涼宮ハルヒの憂鬱』のSFらしい事象の絶対性を感じますね・・・。ここでTPDDを奪わなかったら長門に会えないまま現代に戻って、結果、キョンと朝比奈ミクルは同時系列上に二人以上が存在、干渉し合ってしまう事になるんですが・・・考えたらキリのない方に飛んでしまいそう(^^;

未来にジャンプできなければ“経過”で済ませばいいと、キョン、朝比奈さんを一室に寝かしつけ、その部屋の時間を止めてしまう長門の荒技には驚きました。それにしてもキョンが初めて長門の部屋に入った時に、隣の部屋で自分と朝比奈さんが寝てるとは思わなかっただろうなあ・・・こういうSFめいた因果が素敵すぎる。
キョンにとっては一瞬の3年間ですが、長門はどんな気持ちでその時まで待って部屋を開いたのかと思うと・・・自分が待機モードで過ごした3年間とは違う、感慨深いものがあったんじゃないかな。無表情で口数が少ない分、目で訴えかける長門に今更ながら魅力を感じます(´∀`*)

3年を経過して戻ってきた現代。結局何のための時間遡行だったのかは朝比奈さん自身も知らなかったわけだけど、未来人のシナリオというよりは、正しい時間の流れに合わせるための必然の事態であって、過去への移動でタイムパラドックスが起きないために長門との巡り合わせが必要だったのかな?なんて在り来たりに考えてしまいます。時間軸の概念なんかは想像尽きる事ないですが、SF的な要素も含めてとにかく純粋に『涼宮ハルヒの憂鬱』のテイストを楽しめたというのが今回一番の感想です(^^)

エンディングテーマも一新されていましたが、これからはこの新曲『止マレ!』一本でいくのかな?後は気になるオープニングにも次回以降注目ですね♪ 時系列の放送予定だと次の新作エピソードは第12話の『エンドレスエイト』・・・最速放送は6月18日からでしょうか。期待して待ちたいと思います。
ちなみに8月28日(金)からDVD発売&レンタルが開始。涼宮ハルヒ(平野綾)、長門有希(茅原実里)、朝比奈みくる(後藤邑子)の歌うエンディングテーマ『止マレ!』はランティスより8月26日に発売されるそうです。
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この記事へのコメント
>ヴィーさん
全28話の予定で、「涼宮ハルヒの動揺」まで収録される・・・と2ch界隈では予想されているみたいです。
この流れで『驚愕』の刊行までこぎつければ・・・と思われている方も多数いらっしゃるんでしょうね(^^; サプライズ好きな京アニですがここまで来たら今までのアレコレはニクイ演出だったのかな~と・・・とにかく今回の放送は嬉しかったです(^^)
全28話の予定で、「涼宮ハルヒの動揺」まで収録される・・・と2ch界隈では予想されているみたいです。
この流れで『驚愕』の刊行までこぎつければ・・・と思われている方も多数いらっしゃるんでしょうね(^^; サプライズ好きな京アニですがここまで来たら今までのアレコレはニクイ演出だったのかな~と・・・とにかく今回の放送は嬉しかったです(^^)
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長い沈黙からの解放―
理不尽団長様、再臨!
どこまでも自由な 私を見てよね。
「短冊はベガ宛とアルタイル宛の二種類!で、25年後と16年後に叶えてほしい願い事
URL :
- ヴィー - 2009年05月28日 01:32:22
原作はほぼ発刊時に買って(一ヶ月で第三版になってました)数年寝かせた(笑)のですが、当時は同時デビューだった電撃文庫のシリーズ呼んでました。
アニメ放送時は深夜アニメの存在を知らなかったので、再放送は素直に楽しめてます。
今までの放送から比べても京アニのスキルが向上してるように思えますが、原作が止まってしまってる今、どこまで話を進めるんでしょうね。
皆が見たいと願って止まないだろう「消失」は絶対するんでしょうけど。
額縁放送なのが不満ではありますがね。
母も気に入ってて録画したものを送ってますが、ワイドじゃないテレビだと上下に黒帯が入りさらに額縁だから、画面が相当小さいようです。