【OVA】Keyによるノベルゲーム『planetarian』の15周年で外伝小説「雪圏球(スノーグローブ)」のOVA化プロジェクトが始動!

『planetarian』は、Keyがブランドの第4弾として発表したノベルゲーム。世界大戦後に廃墟となった「封印都市」にあるプラネタリウムで、30年間、いつか誰かが訪れる事を信じて一人待ち続けていた解説員のロボット「ほしのゆめみ」と、プラネタリウムに迷い込んだ1人の男性との奇妙ながらも心温まる交流を描いた作品です。Keyブランドとしては初のSFを題材にした作品であり、儚くも切ないシナリオや秀逸な音楽で人気を博しました。
同作はコンシューマーへの移植作や携帯ゲームにスマホアプリ、小説、ドラマCDなどにも展開。2016年にはアニメ化が発表され、本編のストーリーを全5話で描いたWEBアニメ版が制作・配信された他、本編発売時に発表された4本の外伝小説のうち、本編の後日談にあたる「星の人」を原作とする劇場アニメが同年に公開されています。
今回、OVA化が予定されている「雪圏球(スノーグローブ)」は、4本の外伝小説の一つに収録された本編の前日譚を描くエピソード。大戦が発生する以前、世界がまだ平和だった頃、プラネタリウムで働く「ほしのゆめみ」が、ある“約束”のために謎の行動をとりはじめる…というストーリーが展開します。
OVAの制作資金はクラウドファンディングで募る形式となっており、目標金額の3,000万円を達成した場合、約25分のOVAの制作が決定。支援が4,000万に到達すると、アニメの尺延長が決定します。さらに4,000万以上の場合、魅力的なストレッチゴールを検討しているそうです。支援できるコースは3,300円から用意されており、それぞれのコースに応じて特製グッズやBlu-ray限定パッケージなどのリターンを得ることができます。クラウドファンディングは15年前に発売された『planetarian ~ちいさなほしのゆめ~』の発売日と同日の11月29日(金)12時からスタートする予定です。
特設サイトでは制作スタッフも発表されています。アニメーション制作は、配信版と劇場版を手掛けたデイヴィッドプロダクションのスタッフが新たに立ち上げた気鋭のスタジオ「オクルトノボル」が担当。配信・劇場版の監督である津田尚克氏も期待を寄せる玉村仁氏が監督を務め、津田監督自身もスーパーバイザーとして今作に参加するとのこと。また、キャラクターデザインの竹知仁美氏、脚本のヤスカワショウゴ氏の他、劇場版を手掛けたスタッフが数多く参加しています。
ストーリー
世界中の人類が熱狂した宇宙開拓が終焉を迎えつつある時代。
花菱デパート、プラネタリウム館のコンパニオンロボット「ほしのゆめみ」は、
業務命令を無視して職場放棄を繰り返していた。
それはゆめみが10年前に行った、ある「約束」が原因で……。
世界がまだ平和だったころの、心温まる物語。
スタッフ情報
- 原作:「planetarian ~雪圏球~」(Key)
- 監督:玉村 仁
- シリーズ構成・脚本:ヤスカワショウゴ
- キャラクターデザイン・総作画監督:竹知仁美
- プロップデザイン:江間一隆
- 美術監督:渡辺幸浩
- 美術設定:村田貴弘
- 色彩設計:佐藤裕子
- 撮影監督:渡辺有正
- 3D監督:長澤洋二
- 編集:廣瀬清志
- 音響監督:山口貴之
- 音響効果:小山恭正
- 劇伴・楽曲制作:Key/VISUAL ARTS
- スーパーバイザー:津田尚克
- アニメーション制作:オクルトノボル
- 製作:15th planetarian project
ムービー
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