【映画】オカルトアクション漫画『HELLSING』がハリウッドで実写映画化!脚本を「ジョン・ウィック」シリーズのデレク・コルスタッド氏が担当

『HELLSING』は、大英帝国と英国国教会を護るために組織された王立国教騎士団、通称「ヘルシング機関」に所属する吸血鬼・アーカードと、彼の主人であるヘルシング家の女性当主・インテグラ、そしてアーカードの眷族となった女吸血鬼・セラスの3人を中心に繰り広げられるバトルアクション。
原作コミックは1998年から2009年にかけて「ヤングキングアワーズ」(少年画報社)で連載され、コミックス全10巻が刊行。アニメはGONZO制作によるオリジナルストーリーのTVシリーズが2001年に放送された後、原作に準拠したOVAシリーズが2006年から2012年にかけてリリースされています。
最強の吸血鬼であるダークヒーロー・アーカードが魅せるバトルシーンや、血と闘争に満ちた破壊描写、狂気を持て余すストーリー、個性の際立つ登場人物達の独特の台詞回しなどが読者の心を掴み、連載当時はもちろん、原作準拠のOVAシリーズでも多くのファンを獲得した『HELLSING』。
今なお高い人気を誇る同作の実写映画化にあたっては、脚本・プロデューサーとして、キアヌ・リーブスさん主演のアクション映画「ジョン・ウィック」シリーズなどで知られるデレク・コルスタッド氏が就任。プロデューサーに、「マキシマム・ブロウ」「デビル・ストレンジャー」のマイク・キャラハン氏、「アップグレード」「ハニーボーイ」のブライアン・カバナー=ジョーンズ氏、「ピーターラビット」シリーズのジェイソン・ラスト氏、「ラ・ラ・ランド」などのフレッド・バーガー氏らが参加し、製作総指揮を「ゴースト・イン・ザ・シェル」の藤村哲哉氏が、製作をAmazon Studiosが務めるとのこと。
脚本・プロデューサーを務めるデレク・コルスタッド氏は、「兄から数年前に『HELLSING』の漫画やアニメを紹介されて以来、夢中になっている」と明かし、「制作に携わるマイク・キャラハン氏と彼のチームが、ブライアン・カバナー=ジョーンズ氏やAmazonと提携する権利を得たことは、夢のようだ」とコメントしています。
またマイク・キャラハン氏は、「私は常に吸血鬼というジャンルが好きで、特にクリエイターが独自の解釈をかけている場合は特に好きだった」と語り、「平野耕太氏がドラキュラとヘルシングの内容を再構築した本作は、これまでに見たことのないようなアクションとホラーの爽快で奇抜な融合を実現している。Automatikのブライアン・カバナー=ジョーンズ氏やフレッド・バーガー氏とパートナーを組み、Amazonが『HELLSING』の狂気とウィットに富んだストーリーをスクリーン上で実現するために協力してくれることを大変嬉しく思っている」とコメントしています。
公開時期等はまだ未定ですが、登場キャラクターを演じるキャスト、日本国内での展開なども含めて、今後の続報が楽しみです。
※情報元:‘John Wick’ Writer Adapting Script For Manga Comic ‘Hellsing’ – Deadline(海外サイト)
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