咲 -Saki- 第18話 『繋がり』 感想
咲-Saki- 第18話 『繋がり』より感想です。

主人公の本領発揮!

『咲 -Saki- 第18話』。池田の回想シーンから始まり、どんどん調子づいて勢いを増していく展開は『池田のターン!』って感じでしたけど、予想通り後半しっかりオチがついて何だか安心。これが池田クオリティ・・・いや愛すべきキャラだと思います(笑)
福路キャプテンとの回想では二人が似た者同士って繋がりが見られましたが、キャプテンが他人から疎まれていたのは羨望や嫉妬の対象だったからで、やる気や勢いが空回りしてしまう池田とはウザさの根本が違うんだろうな?なんて想像(^^; でも池田はそんな自分を自覚していたから、優しい福路キャプテンの力になってあげたいと考えたのでしょう。いい娘なんですよね。調子に乗りやすいのが欠点ですが(笑)
そんな心温まるエピソードを思い出して本来の図々しさを発揮する池田。突然『ニャアアアア!!』とか奇声を上げて周りをポカーンとさせたり『誰か牌いじった?』とかのたまったり衣を挑発してみたり、これ警告受けないのかと心配するぐらいのハイテンションっぷり。
『リーチせずにはいられないな!』なんて言っちゃう姿は前回終始涙目だった人と同一人物とは思えませんw 『そろそろ混ぜろよ』とかどの口がきくのかと・・・まあこれも池田の魅力(?)なんでしょうね(^^;

現状を冷静に把握している加治木さんも、モモの想いに応えるように静かに闘志を燃やしていました。何気に衣に直撃させてたり。場の支配が咲のおかげで緩んだってこともあるんでしょうけれど、仕事ぶりがスマートで池田と違う好感が持てます(笑)
『拉ぎ折ったはずの心が、何かに繋ぎとめられている・・・!』
池田にも加治木にも負けられない理由がある。衣の支配を退けて決勝に立つ大将の意地を見せる2校ですが、その流れを生み出したのは間違いなく咲の振り込みが発端でしょう。そしてその咲自身が、本来の調子を取り戻しつつある・・・。その方法が裸足になるっていうのはちょっと意外でしたけれど。

和がぬいぐるみを抱いて打ったように、咲は裸足になることで、合宿の時の自分や、過去に家族と楽しく打っていた麻雀のイメージを思い出し、自分を最高の状態を引き出すことができると・・・。何だか余計な事まで思いだしていたみたいですが(笑)
『この割れ目が擦れてキモチイイじょ?』・・・ってこの台詞だけ聞くと卑猥な事この上ないですね(;´∀`) 京太郎とのやり取りといい今回は優希のナイ色気を存分に絞りだしてましたGJ! 実況の藤田プロの例えはある意味分かりやすいようなそうでないような。『快眠状態!』には笑ってしまうw 審判も『脱いでいいですか?』って咲の言葉に動揺するし・・・いやこっちは当然の反応かな(^^;
早い話が他の競技種目の選手もよくやる形から入る“自己暗示”ってところなんでしょうけど、的確な突っ込みのないこの一連の流れはシュールで面白かったですw

そしてここから始まる主人公のターン。BGMがもう戦慄を感じさせるんですが・・・(汗
ゴミ手で池田と加治木の大事な親番を飛ばして、それが意図するわけでもなんでもなく“ウォーミングアップ”だっていうんだからどこのラスボスですか貴方はと問いたい(笑) 池田の棚ぼたから出た強気まで容赦なく毟りとっていく咲にもう周りの心境なんて意味を成しません。
衣の手牌察知能力を上回る咲の三連続槓。上がり手は三槓子からの嶺上開花・・・。主人公がここまでバケモノじみているのも見ていて面白い(笑) 池田なんて目が死んじゃって冒頭の勢いはどこへやら・・・。
真の強者は時に無慈悲。時に無邪気に他者を蹴落とすという我の道を突き進む咲の打ち手に脱帽です・・・。

前回、藤田プロが言っていた『麻雀に打たされている』という衣の打ち手は、能力に依存し過ぎている一面によるものだったようですね。咲に対抗するためには、能力に頼り切らずに自分の麻雀を打たなければならないという事かな。何だか衣に挑戦していた立場だった咲と立場が逆転してますね・・・それがまた面白いんですけれど。
そして咲が決勝に勝利する目的として、“家族”というキーワードを衣に伝えてしまった事が気になります。両親を失っている衣に対して、この言葉は図らずしも精神的なダメージを与えてしまったのか、それとも脅威の再燃となるのか・・・。予期しない展開に衣の心境も揺らいでいる分、今後に大きく影響しそうです。
いよいよ大将戦も大詰め。本来の自分を取り戻した咲と、このままでは終わらないであろう衣との対決。次回の展開にも期待したいと思います。
次回 咲 -Saki- 第19話 『友達』

<関連サイト>
咲 -Saki- アニメスペシャルサイト
ランキング参加中です。

1クリックの応援をお願い致します。


私を登録して頂けますか? by BlogPeople

主人公の本領発揮!

『咲 -Saki- 第18話』。池田の回想シーンから始まり、どんどん
福路キャプテンとの回想では二人が似た者同士って繋がりが見られましたが、キャプテンが他人から疎まれていたのは羨望や嫉妬の対象だったからで、やる気や勢いが空回りしてしまう池田とはウザさの根本が違うんだろうな?なんて想像(^^; でも池田はそんな自分を自覚していたから、優しい福路キャプテンの力になってあげたいと考えたのでしょう。いい娘なんですよね。調子に乗りやすいのが欠点ですが(笑)
そんな心温まるエピソードを思い出して本来の図々しさを発揮する池田。突然『ニャアアアア!!』とか奇声を上げて周りをポカーンとさせたり『誰か牌いじった?』とかのたまったり衣を挑発してみたり、これ警告受けないのかと心配するぐらいのハイテンションっぷり。
『リーチせずにはいられないな!』なんて言っちゃう姿は前回終始涙目だった人と同一人物とは思えませんw 『そろそろ混ぜろよ』とかどの口がきくのかと・・・まあこれも池田の魅力(?)なんでしょうね(^^;

現状を冷静に把握している加治木さんも、モモの想いに応えるように静かに闘志を燃やしていました。何気に衣に直撃させてたり。場の支配が咲のおかげで緩んだってこともあるんでしょうけれど、仕事ぶりがスマートで池田と違う好感が持てます(笑)
『拉ぎ折ったはずの心が、何かに繋ぎとめられている・・・!』
池田にも加治木にも負けられない理由がある。衣の支配を退けて決勝に立つ大将の意地を見せる2校ですが、その流れを生み出したのは間違いなく咲の振り込みが発端でしょう。そしてその咲自身が、本来の調子を取り戻しつつある・・・。その方法が裸足になるっていうのはちょっと意外でしたけれど。

和がぬいぐるみを抱いて打ったように、咲は裸足になることで、合宿の時の自分や、過去に家族と楽しく打っていた麻雀のイメージを思い出し、自分を最高の状態を引き出すことができると・・・。何だか余計な事まで思いだしていたみたいですが(笑)
『この割れ目が擦れてキモチイイじょ?』・・・ってこの台詞だけ聞くと卑猥な事この上ないですね(;´∀`) 京太郎とのやり取りといい今回は優希のナイ色気を存分に絞りだしてましたGJ! 実況の藤田プロの例えはある意味分かりやすいようなそうでないような。『快眠状態!』には笑ってしまうw 審判も『脱いでいいですか?』って咲の言葉に動揺するし・・・いやこっちは当然の反応かな(^^;
早い話が他の競技種目の選手もよくやる形から入る“自己暗示”ってところなんでしょうけど、的確な突っ込みのないこの一連の流れはシュールで面白かったですw

そしてここから始まる主人公のターン。BGMがもう戦慄を感じさせるんですが・・・(汗
ゴミ手で池田と加治木の大事な親番を飛ばして、それが意図するわけでもなんでもなく“ウォーミングアップ”だっていうんだからどこのラスボスですか貴方はと問いたい(笑) 池田の棚ぼたから出た強気まで容赦なく毟りとっていく咲にもう周りの心境なんて意味を成しません。
衣の手牌察知能力を上回る咲の三連続槓。上がり手は三槓子からの嶺上開花・・・。主人公がここまでバケモノじみているのも見ていて面白い(笑) 池田なんて目が死んじゃって冒頭の勢いはどこへやら・・・。
真の強者は時に無慈悲。時に無邪気に他者を蹴落とすという我の道を突き進む咲の打ち手に脱帽です・・・。

前回、藤田プロが言っていた『麻雀に打たされている』という衣の打ち手は、能力に依存し過ぎている一面によるものだったようですね。咲に対抗するためには、能力に頼り切らずに自分の麻雀を打たなければならないという事かな。何だか衣に挑戦していた立場だった咲と立場が逆転してますね・・・それがまた面白いんですけれど。
そして咲が決勝に勝利する目的として、“家族”というキーワードを衣に伝えてしまった事が気になります。両親を失っている衣に対して、この言葉は図らずしも精神的なダメージを与えてしまったのか、それとも脅威の再燃となるのか・・・。予期しない展開に衣の心境も揺らいでいる分、今後に大きく影響しそうです。
いよいよ大将戦も大詰め。本来の自分を取り戻した咲と、このままでは終わらないであろう衣との対決。次回の展開にも期待したいと思います。
次回 咲 -Saki- 第19話 『友達』

<関連サイト>
咲 -Saki- アニメスペシャルサイト
ランキング参加中です。

1クリックの応援をお願い致します。


私を登録して頂けますか? by BlogPeople
Tag ⇒ | 咲 | -Saki- | 第18話『繋がり』感想
この記事へのコメント
ラスボスとは実に言い得て妙ですね。これがすなわち1話の「プラマイゼロ」に隠された彼女の真の「魔力」なのでしょう。ほんと、どこのバトルファンタジーマンガですか、これは(笑)
「無慈悲」になるとこれほど強かったのか、咲、という感じでした。そして、かつて優希に「勝たせてあげた」彼女がここまで勝利に貪欲になれるようになったのはやはり仲間との関係の積み重ねがあればこそ。シリーズ構成がとてもよくできていますね
こうなると判官びいき(?)で、かえって衣の逆襲にも期待したいところです。やはりいつも通り、予告映像のうち、採録されているカットが鍵になるでしょうか
それでは失礼します
「無慈悲」になるとこれほど強かったのか、咲、という感じでした。そして、かつて優希に「勝たせてあげた」彼女がここまで勝利に貪欲になれるようになったのはやはり仲間との関係の積み重ねがあればこそ。シリーズ構成がとてもよくできていますね
こうなると判官びいき(?)で、かえって衣の逆襲にも期待したいところです。やはりいつも通り、予告映像のうち、採録されているカットが鍵になるでしょうか
それでは失礼します
>ヴィーさん
何てタイムリー・・・このコメント返信のついさきほどアニメ化の決定したる「ムダヅモ無き改革」(笑) えっと、内容を見る限りテレビアニメ化はかなり無理っぽいですね(^^; でもヘタリアの例もあるし・・・う~んやっぱりOVAでしょうか。
それは置いておいて、大将戦もいよいよ佳境に入ってきました。個人的には咲の復活が王道的で嬉しかったです(^^) 強い主人公ってやっぱり憧れます・・・。後は池田。どこか踊らされてる気がしないでもないですが見ていて飽きないキャラでした(笑)ただ今回を見るとこれ以上の活躍は無さそうですね。加治木も残念だけど、やはり最後は咲と衣の一騎打ちで締めにかかるのでしょう。原作とほぼ並んでいるという事ですが、決着をどうつけるのかが気になります。
>westernblackさん
麻雀バトルファンタジー・・・というと別の漫画を想像してしまいますけれど、演出や咲たちのトンデモっぷりを考えると“ファンタジー”の表現はピッタリイメージに合う気がします(^^; キャラクターに感情移入できる作品作りが成されているのも良いところですよね。これだけ登場人物がいるのに、あぶれているキャラが少ないこと・・・。主人公側じゃない方を応援したくなる時も多いです(笑) 咲の存在がどんどん驚異的になってきた分、今度は押され気味の衣の挽回に期待したいですね。次回も楽しみです(^^)
何てタイムリー・・・このコメント返信のついさきほどアニメ化の決定したる「ムダヅモ無き改革」(笑) えっと、内容を見る限りテレビアニメ化はかなり無理っぽいですね(^^; でもヘタリアの例もあるし・・・う~んやっぱりOVAでしょうか。
それは置いておいて、大将戦もいよいよ佳境に入ってきました。個人的には咲の復活が王道的で嬉しかったです(^^) 強い主人公ってやっぱり憧れます・・・。後は池田。どこか踊らされてる気がしないでもないですが見ていて飽きないキャラでした(笑)ただ今回を見るとこれ以上の活躍は無さそうですね。加治木も残念だけど、やはり最後は咲と衣の一騎打ちで締めにかかるのでしょう。原作とほぼ並んでいるという事ですが、決着をどうつけるのかが気になります。
>westernblackさん
麻雀バトルファンタジー・・・というと別の漫画を想像してしまいますけれど、演出や咲たちのトンデモっぷりを考えると“ファンタジー”の表現はピッタリイメージに合う気がします(^^; キャラクターに感情移入できる作品作りが成されているのも良いところですよね。これだけ登場人物がいるのに、あぶれているキャラが少ないこと・・・。主人公側じゃない方を応援したくなる時も多いです(笑) 咲の存在がどんどん驚異的になってきた分、今度は押され気味の衣の挽回に期待したいですね。次回も楽しみです(^^)
トラックバック
池田も格好良かったけども個人的には咲が一番良いです(^^)
折れない絆。
「繋がり」…それは百合!!
今更何言ってんだww
そろそろはっきりさせようか
誰が本当の主人公なのかを……
支配からの脱出―
【菜の反撃はこれからと思ったら、普通に咲のターンでした。衣があまり目立たないので透華のアホ毛もしおれ気味。
どうでもいい話。咲にゴスロリは似合わないくぁwせdrftgyふじこlp
「なんだこれは――やつの手は幽かで…しかも張ってすらいなかったはず――。それが一
天地怒号の龍の目覚め!
咲-saki-ボーカルアルバム THE 夢のヒットスクエア キャラソン対局編 by G-Tools
池田がとてもウザかったです
第18話『繋がり』咲-Saki- 2 初回限定版 [DVD]今回も、大将戦です。
ネコミミ立てて回想にふけり、奇声を発し覚醒した女子高生の姿が、そこにはあった。
というか池田だった。
うざさならカナさんも負けない。
そして、カナさんは自分がずうずうしかったことを思い出す。
URL :
- ヴィー - 2009年08月05日 01:40:28
「割れ目~」は原作のほうはエロいんですが、アニメではグラドルのDVD程度にマイルド化されてる印象があります。
咲の安和了りで風越も鶴賀も一瞬で親を飛ばされたので、完全に清澄と龍門渕の一騎打ちの様相になってきました。
これらが活躍する機会はあるのかな?
原作単行本ではオーラス入るところまでなので、完全に追いついてる気がしなくもないですが、ヤングガンガンの方も買いたくなりました(笑)
今回、原作に無かった責任払いの解説が入ったのは、決着をそれでつけるのかな?という気がしなくもないですが、責任払い誘発で勝つなんてプロどころか勝負師の世界じゃなかろうかと思ったり(^^;
ちなみに、別の意味で熱い麻雀漫画(と言えるのか疑問)である「ムダヅモ無き改革」の2巻が近日出るようです。