コードギアス 反逆のルルーシュR2 第19話 TURN 19 『裏切り』 感想
コードギアス 反逆のルルーシュR2 TURN 19 『裏切り』の感想です。

以下続きには本編のネタバレを含みますのでご注意下さい。
本編冒頭のルルーシュの反応は予想通り。

ナナリーを失ったのは確かにルルーシュにとって耐え難いことだと思いますが・・・。正直、こんなルルーシュはもう見たくないなぁ・・・というのが一番の印象でした。
ホントに、大事なものを失ってからやっと行動を起こすんですよね・・・。
まさに今までのしっぺ返しをくらったという今回。

フレイヤによる被害は想像以上に甚大・・・。前回ではそんな広い範囲ではない?と思ったりしましたが、死者だけで1000万人、二次被害による死傷者は2500万人と恐ろしい程の被害者を生み出してしまうことに。


救いだったのはミレイ会長、リヴァルが無事だったこと・・・。茫然自失といった状態のミレイが、リヴァルと再開して喜ぶ様子を見て何だかホッとしました^^ 不幸中の幸いでも嬉しいものは嬉しいんです。良かったね、リヴァル。


スザクは・・・ルルーシュの『生きろ』ギアスのせいとはいえ、やっぱり自分自身を許せない様子。
最後に壊れたように笑っていたのは、その責任に押し潰されたから・・・?
エンディングの黒い色調の服を着たイメージ・・・“白から反転した黒いスザク”に近づいている気がします。



ニーナはやっとここで自分の犯した大罪について認識したようです。“フレイヤを使ってゼロを殺す。”
それしか頭になかったのか・・・。伝統の顔芸も久々に見れましたが^^;
彼女については、正直同情の余地はありません。『結局分かっていなかったんです、私』って今更気づくってどうなんでしょう。その有効範囲も被害も開発者であるニーナなら分かっていたはずでは?
ある意味ゼロと同じことをした結果。その報いを受けるだけ。ロイドがニーナに対して伝えた『科学を捨てて心を守るか、心を壊して科学に殉じるか』という問いに対して、彼女はどんな答えを出すんでしょう。

斑鳩に訪れた特使はシュナイゼル。彼によってゼロの、ルルーシュの秘密が全てバラされてしまいました。

彼自身が敵地のど真ん中に赴いたことには驚きましたが、その証言内容の事細かさ(ギアス関連も含めて)、古参メンバーの玉城を会談に呼び込んで(ただし、扇の代理でしたが^^;)決定的証拠を見せつけ、ゼロの信頼を失墜させる手腕は見事としか言いようがありません・・・。
やっぱりルルーシュより一手、二手先を上回っている人物だなぁ・・・と実感。
彼によって、ルルーシュがブリタニアの第11皇子であることも、ギアスで外部の人間や黒の騎士団内部の人間までも操っていたことまで明るみに。

当然、そんな人物を信じられるわけはありませんよね。元々秘密主義の人間で、ルルーシュの人間性はほとんどの人間が知らない上、シュナイゼルによって事細かに調べ挙げられたギアスの証拠、コーネリアからの証言や、スザクとルルーシュの会話で録音された『ギアスでユフィに命令し、日本人を虐殺した』こと。朝比奈の残した『女子供を含めてゼロが殺すよう指示した』という虐殺命令の証言。

片瀬少将をゼロが利用して殺害したことはずっと引っ掛かっていましたが、これも藤堂たちに対しては決定的でしたね・・・。いつか藤堂にバレるんだろうか・・・と気になってましたが・・・。

更にヴィレッタによる扇への証言もあって、玉城たち古参メンバーからの信頼も失って・・・。
藤堂やディートハルトからも見捨てられることに。
ただ、ディートハルトに関して言えばギアスまでは耐えられた。ゼロの実績が歴史に残るならば、それでも別に構わない。彼はゼロという奇跡の人物の符号と、その歴史を自分の手で残すことに執着していましたから。

しかし状況がどうにもならない事を悟って、英雄として死ぬところまでをゼロの歴史としてカメラに収めることで妥協した・・・。以前出てきた団員メンバーのパラメータで、忠義の値があまり高くなかったのも、この性格に由来していたのかも。

扇は・・・実のところヴィレッタに依るところが大きいのではないかと^^; あれだけ頼っておいていきなり“ペテン師”扱いにはちょっと面食らいました。

でも、『信じていた仲間を裏切る代わりに、日本を返せ』と言うあたり、まだ扇らしいのかな・・・。
このままの流れだと、中華連邦側、シンクーたちの離反もありそうですね。神楽耶はどんなことがあってもゼロに付いて行くのでしょうけれど、実際には離れてどうしようもない状態・・・。
オレンジ(ジェレミア)は何があってもルルーシュにつく事は確実。唯一頼れる心強い味方ですね。
黒の騎士団を離れて、ロロと同じくルルーシュのために忠義を尽くすべく戦い続けるのでしょう。
ラクシャータはゼロに興味があっただけで、忠誠を誓っていたわけではないし・・・。これからのカレンの動きについていくような展開もありうるかも、ですが。

余談ですが、玉城、やっぱり内務掃拭賛助官の役職をもらって喜んでいたようですねw
その内容までは詳しく知らなかったようですが^^;

そうえいば、シュナイゼルはルルーシュを引き渡すように要求したのに、一斉射撃されてましたね。
これは『ゼロを引き渡す代わりに、日本を返す』という交渉が決裂したから・・・?

自分の置かれた状況に気づいて冷静になり、カレンを嘘をついて自分から遠ざけるところは潔いというか、やっとルルーシュらしい優しさを見せてくれたと思いました。いっつも冷静でいてくれれば、ね・・・今回はナナリーの件があって仕方がないとしても・・・。


カレンはルルーシュについて行く道を選ぶ気がします。
ロロについては・・・。私は、ロロを今でも許せないと思っています。シャーリーが死んだのは、ギアスのせいなんかじゃない。明らかにルルーシュを独り占めしたい、ロロの独占欲が引き起こした結果でしょう。


ただ、今回、ルルーシュを自分の命を賭けて救ったロロ。本当に、ルルーシュが好きだったということは伝わりました。騙されていたと知っても、利用されていたと分かっても、あの時だけは、自分は人間でいられた。だから、『兄』ルルーシュのために尽くせたんですよね。そのロロの心は汲んであげたいです。

もし天国に行けたなら、シャーリーにちゃんと謝って・・・。安らかに。ロロ・ランペルージ・・・。

皇帝はフレイヤによるトウキョウ租界崩壊も戦争の動きも全く関知しないという感じでしたね。
皇帝が固執する『ラグナレクの接続』と『今の世界を壊し、新たな世界を創造する』というのは、具体的にどんなものなんでしょう・・・?
神根島に赴いたのは、“アーカーシャの剣”をルルーシュに破壊されたから・・・?

それと、一緒に出てきた初登場のナイトオブトゥエルブ、モニカ・クルシェフスキーさん。
以外としっかりした口調でお嬢様なイメージが・・・(´∀`*)
これから活躍の機会があるといいなぁ・・・。
C.C.はどうなるのか・・・。カレンのとる行動は?
皇帝が神根島に訪れ、為そうとしている『ラグナレクの接続』とは・・・?
『我が父・・・シャルル・ジ・ブリタニアよ。俺の地獄への道行きに、お前も一緒に来てもらう・・・』
反逆のルルーシュR2 TURN20 『皇帝 失格』
世情に一切関わろうとせず、自らの目的のために行動する皇帝、シャルル・ジ・ブリタニア。
そんな皇帝に、シュナイゼルが反逆を企てる・・・!?
ジノが捕らえられ、槍を向けられていたのも気になります・・・。
※こちらはこの感想の後、気付いた点や疑問点の考察です。
コードギアス 反逆のルルーシュR2 TURN 19 『裏切り』を中心に、疑問点などを考察してみました。
ついやっちゃったんだよ!でも見てほしい気もあるよ!
最近お話が暗い 『コードギアス反逆のルルーシュR2』 を明るく楽しく改編してみました。
<関連サイト>
コードギアス 反逆のルルーシュR2 公式サイト


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以下続きには本編のネタバレを含みますのでご注意下さい。
本編冒頭のルルーシュの反応は予想通り。

ナナリーを失ったのは確かにルルーシュにとって耐え難いことだと思いますが・・・。正直、こんなルルーシュはもう見たくないなぁ・・・というのが一番の印象でした。
ホントに、大事なものを失ってからやっと行動を起こすんですよね・・・。
まさに今までのしっぺ返しをくらったという今回。

フレイヤによる被害は想像以上に甚大・・・。前回ではそんな広い範囲ではない?と思ったりしましたが、死者だけで1000万人、二次被害による死傷者は2500万人と恐ろしい程の被害者を生み出してしまうことに。


救いだったのはミレイ会長、リヴァルが無事だったこと・・・。茫然自失といった状態のミレイが、リヴァルと再開して喜ぶ様子を見て何だかホッとしました^^ 不幸中の幸いでも嬉しいものは嬉しいんです。良かったね、リヴァル。


スザクは・・・ルルーシュの『生きろ』ギアスのせいとはいえ、やっぱり自分自身を許せない様子。
最後に壊れたように笑っていたのは、その責任に押し潰されたから・・・?
エンディングの黒い色調の服を着たイメージ・・・“白から反転した黒いスザク”に近づいている気がします。



ニーナはやっとここで自分の犯した大罪について認識したようです。“フレイヤを使ってゼロを殺す。”
それしか頭になかったのか・・・。伝統の顔芸も久々に見れましたが^^;
彼女については、正直同情の余地はありません。『結局分かっていなかったんです、私』って今更気づくってどうなんでしょう。その有効範囲も被害も開発者であるニーナなら分かっていたはずでは?
ある意味ゼロと同じことをした結果。その報いを受けるだけ。ロイドがニーナに対して伝えた『科学を捨てて心を守るか、心を壊して科学に殉じるか』という問いに対して、彼女はどんな答えを出すんでしょう。

斑鳩に訪れた特使はシュナイゼル。彼によってゼロの、ルルーシュの秘密が全てバラされてしまいました。

彼自身が敵地のど真ん中に赴いたことには驚きましたが、その証言内容の事細かさ(ギアス関連も含めて)、古参メンバーの玉城を会談に呼び込んで(ただし、扇の代理でしたが^^;)決定的証拠を見せつけ、ゼロの信頼を失墜させる手腕は見事としか言いようがありません・・・。

やっぱりルルーシュより一手、二手先を上回っている人物だなぁ・・・と実感。
彼によって、ルルーシュがブリタニアの第11皇子であることも、ギアスで外部の人間や黒の騎士団内部の人間までも操っていたことまで明るみに。

当然、そんな人物を信じられるわけはありませんよね。元々秘密主義の人間で、ルルーシュの人間性はほとんどの人間が知らない上、シュナイゼルによって事細かに調べ挙げられたギアスの証拠、コーネリアからの証言や、スザクとルルーシュの会話で録音された『ギアスでユフィに命令し、日本人を虐殺した』こと。朝比奈の残した『女子供を含めてゼロが殺すよう指示した』という虐殺命令の証言。

片瀬少将をゼロが利用して殺害したことはずっと引っ掛かっていましたが、これも藤堂たちに対しては決定的でしたね・・・。いつか藤堂にバレるんだろうか・・・と気になってましたが・・・。

更にヴィレッタによる扇への証言もあって、玉城たち古参メンバーからの信頼も失って・・・。
藤堂やディートハルトからも見捨てられることに。
ただ、ディートハルトに関して言えばギアスまでは耐えられた。ゼロの実績が歴史に残るならば、それでも別に構わない。彼はゼロという奇跡の人物の符号と、その歴史を自分の手で残すことに執着していましたから。

しかし状況がどうにもならない事を悟って、英雄として死ぬところまでをゼロの歴史としてカメラに収めることで妥協した・・・。以前出てきた団員メンバーのパラメータで、忠義の値があまり高くなかったのも、この性格に由来していたのかも。

扇は・・・実のところヴィレッタに依るところが大きいのではないかと^^; あれだけ頼っておいていきなり“ペテン師”扱いにはちょっと面食らいました。

でも、『信じていた仲間を裏切る代わりに、日本を返せ』と言うあたり、まだ扇らしいのかな・・・。
このままの流れだと、中華連邦側、シンクーたちの離反もありそうですね。神楽耶はどんなことがあってもゼロに付いて行くのでしょうけれど、実際には離れてどうしようもない状態・・・。
オレンジ(ジェレミア)は何があってもルルーシュにつく事は確実。唯一頼れる心強い味方ですね。
黒の騎士団を離れて、ロロと同じくルルーシュのために忠義を尽くすべく戦い続けるのでしょう。
ラクシャータはゼロに興味があっただけで、忠誠を誓っていたわけではないし・・・。これからのカレンの動きについていくような展開もありうるかも、ですが。

余談ですが、玉城、やっぱり内務掃拭賛助官の役職をもらって喜んでいたようですねw
その内容までは詳しく知らなかったようですが^^;

そうえいば、シュナイゼルはルルーシュを引き渡すように要求したのに、一斉射撃されてましたね。
これは『ゼロを引き渡す代わりに、日本を返す』という交渉が決裂したから・・・?

自分の置かれた状況に気づいて冷静になり、カレンを嘘をついて自分から遠ざけるところは潔いというか、やっとルルーシュらしい優しさを見せてくれたと思いました。いっつも冷静でいてくれれば、ね・・・今回はナナリーの件があって仕方がないとしても・・・。


カレンはルルーシュについて行く道を選ぶ気がします。
ロロについては・・・。私は、ロロを今でも許せないと思っています。シャーリーが死んだのは、ギアスのせいなんかじゃない。明らかにルルーシュを独り占めしたい、ロロの独占欲が引き起こした結果でしょう。


ただ、今回、ルルーシュを自分の命を賭けて救ったロロ。本当に、ルルーシュが好きだったということは伝わりました。騙されていたと知っても、利用されていたと分かっても、あの時だけは、自分は人間でいられた。だから、『兄』ルルーシュのために尽くせたんですよね。そのロロの心は汲んであげたいです。

もし天国に行けたなら、シャーリーにちゃんと謝って・・・。安らかに。ロロ・ランペルージ・・・。

皇帝はフレイヤによるトウキョウ租界崩壊も戦争の動きも全く関知しないという感じでしたね。
皇帝が固執する『ラグナレクの接続』と『今の世界を壊し、新たな世界を創造する』というのは、具体的にどんなものなんでしょう・・・?
神根島に赴いたのは、“アーカーシャの剣”をルルーシュに破壊されたから・・・?

それと、一緒に出てきた初登場のナイトオブトゥエルブ、モニカ・クルシェフスキーさん。
以外としっかりした口調でお嬢様なイメージが・・・(´∀`*)
これから活躍の機会があるといいなぁ・・・。
C.C.はどうなるのか・・・。カレンのとる行動は?
皇帝が神根島に訪れ、為そうとしている『ラグナレクの接続』とは・・・?
『我が父・・・シャルル・ジ・ブリタニアよ。俺の地獄への道行きに、お前も一緒に来てもらう・・・』
『それが!!』
反逆のルルーシュR2 TURN20 『皇帝 失格』
世情に一切関わろうとせず、自らの目的のために行動する皇帝、シャルル・ジ・ブリタニア。
そんな皇帝に、シュナイゼルが反逆を企てる・・・!?
ジノが捕らえられ、槍を向けられていたのも気になります・・・。
※こちらはこの感想の後、気付いた点や疑問点の考察です。
コードギアス 反逆のルルーシュR2 TURN 19 『裏切り』を中心に、疑問点などを考察してみました。
ついやっちゃったんだよ!でも見てほしい気もあるよ!
最近お話が暗い 『コードギアス反逆のルルーシュR2』 を明るく楽しく改編してみました。
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ロロ「今までだって僕ら二人だけでやってきたじゃないか」
知ったことかぁーーー
そんなことぉ!!
TURN19? 裏切り
「裏切り」・・・第19話?
コードギアス反逆のルルーシュR2 TURN19「裏切り」の感想
裏切りがあっさりすぎて・・・
ロローーー!!! シュナイゼルによってゼロの正体がバレ、黒の騎士団はゼロに反旗を
今日もルルはすごい顔してるなぁ。。。
黒の騎士団の裏切りって話でした。
今回から感想復帰です。
ちょっと見ない内に、とんでも展開になってますねぇ~
19話は「裏切り」 ここしばらくずっと裏切りフラグを引っ張り続けてきた黒の騎士
博士「遂にハブられたルル」
助手「彼の明日はどっちだ?」
暴かれるペテン
なんというロロ株急上昇
ゼロの正体をバラしちゃいましたよ(^^;
あああ、ロロが(ρ_;)
19話「裏切り」
コードギアスR2 19話『裏切り』
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