化物語 第九話 『なでこスネイク 其ノ壹』 感想
化物語 第九話 『なでこスネイク 其ノ壹』より感想です。

“蛇”に巻きつかれた少女。
ブルマーだとか緊縛だとか、今回の冒頭字幕は(エロス的な意味で)気になる単語がチラチラ見えたなと思ったら、後半Cパートでその禁断の組み合わせはとんでもない破壊力をもって顕現し残念作画もここぞとばかりに大復活、まさかの外人4コマでテンションも大盛り上がりな、化物語 第9話『なでこスネイク 其ノ壹』・・・何を言ってるのか自分でもよくわかりませんがとにかく後半に集中して目が行ってしまうのは仕方がない(笑)

まあ今回は本筋に入る前の導入編が主ですよね。前回で怪異を解決した阿良々木さんは駿河と山で仲良くデート・・・ではなくて、忍野に仕事を頼まれ山頂にある神社にお使いに来たのでした。恋敵だったはずの暦に駿河が懐いているのは、ひたぎとの関係にけじめがついたからというのもあるんだろうけど、深く考えるまでもなく駿河自身が暦を気に入ってるって事でいいんでしょうね。最近の阿良々木さんは主人公特有の軟派臭さがぷんぷんするなあとか思ってたらこれが結構伏線っぽかったり。
にしてもひたぎさん公認とは驚いた。他の女の子と仲良く一緒に出歩くなんて絶対許さないだろうとか思っていたものだからてっきり・・・。これも駿河とひたぎの仲あっての事ですかね。しかし暦が何かしたら山か海のどちらか嫌いな方で存在を抹消してあげると釘を刺すあたりやっぱり抜け目はないようで(笑)

辿りついた神社は使われてないどころか潰れてると言った方がいい状態。山頂に着いた途端に駿河の体調が崩れたのは、その後に見つけた“蛇”の儀式めいた惨殺死体が絡んでいるんだろうか。道中の階段で出会った女の子が、旧知である“千石 撫子”であった事を、すれ違った時点で暦は気付かなかったわけですが、
『もし僕が、もっと早く彼女に気付いていればこの物語はあんな結末にはならなかったのかもしれない』なんて冒頭の独白から察すると、また重いテーマを引き摺りそうな予感がします・・・。

『阿良々木君って、弱くて薄いのよね』
今回の日常パートは羽川さん担当。書店での暦と羽川さんの会話内容は、何というか、教え諭すという表現が相変わらずピッタリくる。ひたぎと付き合っているのに後輩の駿河と仲良くしすぎるのはどうかとか、ひたぎの心中をもっと察して行動するべきとか、女性心を解するに至らぬ阿良々木さんをしっかりしつけているというか何というか(^^; 突然キスのポーズをとって暦を困惑させるのは羽川さんの大人の余裕と受け取って良いものかな・・・。過去の経緯が不明瞭なだけにこの二人の関係はとっても興味深く映るんですよね。現在進行形なのかそれとも既に決着がついているのか・・・羽川さん自身が暦をどう思っているのかが。
帰り際に羽川さんが頭痛を引き起こしたのは撫子が現れたからなのかな? 駿河も神社で体調を悪くしていたし・・・今回の怪異のせいなのか、それとも今後の伏線なのかどっちだろう。

書店で撫子が探していたのは蛇に関する呪いの本。先日、神社への道中ですれ違った事と、その後見つけた蛇の儀式めいた死体・・・これに繋がる真実はたった一つ。現場の状況を考えて、駿河を伴って再び神社へ行き、着きとめた先にあったのは、今まさに蛇を殺そうとしている撫子の姿でした・・・。
撫子は暦の妹と友達で、家に遊びに来ていた頃に暦と面識があったらしい。・・・なんだか真宵とは違ってこう、直接的に暦が好きなフラグが立ってますなあ・・・妹属性に困らない作品とは思ってましたが真なるべきは撫子である事を今回確信致しました(笑)
いきなり家に連れ込んだと思ったら駿河もくっついてきたのでちょっぴり安心というか残念というか・・・微エロトークで場が和むのは嬉しいけどね!『男の子の部屋に入るのは初めてだ!・・・さて、それではエロ本でも探すか』って目をキラキラさせて有害図書を探索する女子高生が他にいるだろうか(笑)どうでも良いけどこの辺りのいろんな漫画家の画風って作者から許可とったりしてるんでしょうかね。相変わらず演出が幅広い(^^;

さて本題にして今回の視聴率は間違いなくここに集中していると思って間違いない撫子の裸ブルマーシーン・・・って本題はそこじゃなくて、撫子の体に変異を及ぼしてる怪異の正体についてなんですが、そんなものどこかに吹き飛ぶくらいのインパクトな絵面のは言うまでもない(笑) とりあえず外人4コマをオマージュした駿河のガッツポーズやらたまたま持っていたブルマを貸したとかアンタいつもそんなモン持ち歩いてるんですかとか突っ込みどころ満載なんですが、とにかくいろんな意味でとにかく危険極まりないな・・・!(意味不明)
『いやだよ・・・助けてよ暦お兄ちゃん!』
はっきりしたのは蛇の怪異が撫子を苦しめているという事なんですが・・・撫子が神社で行っていた蛇殺しは一見すると逆効果というか、事態を解決する方向とは相反してるように思えるんですが、今回の怪異にはどんな事実が隠されているんでしょうか。気になる次回『なでこスネイク』完結編、其ノ貳へ続きます・・・。
次回 化物語 第十話 『なでこスネイク 其ノ貳』

第9話エンドカードのイラスト提供は今日マチ子先生。温かみのあるタッチがステキです(^^)
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“蛇”に巻きつかれた少女。
ブルマーだとか緊縛だとか、今回の冒頭字幕は(エロス的な意味で)気になる単語がチラチラ見えたなと思ったら、後半Cパートでその禁断の組み合わせはとんでもない破壊力をもって顕現し残念作画もここぞとばかりに大復活、まさかの外人4コマでテンションも大盛り上がりな、化物語 第9話『なでこスネイク 其ノ壹』・・・何を言ってるのか自分でもよくわかりませんがとにかく後半に集中して目が行ってしまうのは仕方がない(笑)

まあ今回は本筋に入る前の導入編が主ですよね。前回で怪異を解決した阿良々木さんは駿河と山で仲良くデート・・・ではなくて、忍野に仕事を頼まれ山頂にある神社にお使いに来たのでした。恋敵だったはずの暦に駿河が懐いているのは、ひたぎとの関係にけじめがついたからというのもあるんだろうけど、深く考えるまでもなく駿河自身が暦を気に入ってるって事でいいんでしょうね。最近の阿良々木さんは主人公特有の軟派臭さがぷんぷんするなあとか思ってたらこれが結構伏線っぽかったり。
にしてもひたぎさん公認とは驚いた。他の女の子と仲良く一緒に出歩くなんて絶対許さないだろうとか思っていたものだからてっきり・・・。これも駿河とひたぎの仲あっての事ですかね。しかし暦が何かしたら山か海のどちらか嫌いな方で存在を抹消してあげると釘を刺すあたりやっぱり抜け目はないようで(笑)

辿りついた神社は使われてないどころか潰れてると言った方がいい状態。山頂に着いた途端に駿河の体調が崩れたのは、その後に見つけた“蛇”の儀式めいた惨殺死体が絡んでいるんだろうか。道中の階段で出会った女の子が、旧知である“千石 撫子”であった事を、すれ違った時点で暦は気付かなかったわけですが、
『もし僕が、もっと早く彼女に気付いていればこの物語はあんな結末にはならなかったのかもしれない』なんて冒頭の独白から察すると、また重いテーマを引き摺りそうな予感がします・・・。

『阿良々木君って、弱くて薄いのよね』
今回の日常パートは羽川さん担当。書店での暦と羽川さんの会話内容は、何というか、教え諭すという表現が相変わらずピッタリくる。ひたぎと付き合っているのに後輩の駿河と仲良くしすぎるのはどうかとか、ひたぎの心中をもっと察して行動するべきとか、女性心を解するに至らぬ阿良々木さんをしっかりしつけているというか何というか(^^; 突然キスのポーズをとって暦を困惑させるのは羽川さんの大人の余裕と受け取って良いものかな・・・。過去の経緯が不明瞭なだけにこの二人の関係はとっても興味深く映るんですよね。現在進行形なのかそれとも既に決着がついているのか・・・羽川さん自身が暦をどう思っているのかが。
帰り際に羽川さんが頭痛を引き起こしたのは撫子が現れたからなのかな? 駿河も神社で体調を悪くしていたし・・・今回の怪異のせいなのか、それとも今後の伏線なのかどっちだろう。

書店で撫子が探していたのは蛇に関する呪いの本。先日、神社への道中ですれ違った事と、その後見つけた蛇の儀式めいた死体・・・これに繋がる真実はたった一つ。現場の状況を考えて、駿河を伴って再び神社へ行き、着きとめた先にあったのは、今まさに蛇を殺そうとしている撫子の姿でした・・・。
撫子は暦の妹と友達で、家に遊びに来ていた頃に暦と面識があったらしい。・・・なんだか真宵とは違ってこう、直接的に暦が好きなフラグが立ってますなあ・・・妹属性に困らない作品とは思ってましたが真なるべきは撫子である事を今回確信致しました(笑)
いきなり家に連れ込んだと思ったら駿河もくっついてきたのでちょっぴり安心というか残念というか・・・微エロトークで場が和むのは嬉しいけどね!『男の子の部屋に入るのは初めてだ!・・・さて、それではエロ本でも探すか』って目をキラキラさせて有害図書を探索する女子高生が他にいるだろうか(笑)どうでも良いけどこの辺りのいろんな漫画家の画風って作者から許可とったりしてるんでしょうかね。相変わらず演出が幅広い(^^;

さて本題にして今回の視聴率は間違いなくここに集中していると思って間違いない撫子の裸ブルマーシーン・・・って本題はそこじゃなくて、撫子の体に変異を及ぼしてる怪異の正体についてなんですが、そんなものどこかに吹き飛ぶくらいのインパクトな絵面のは言うまでもない(笑) とりあえず外人4コマをオマージュした駿河のガッツポーズやらたまたま持っていたブルマを貸したとかアンタいつもそんなモン持ち歩いてるんですかとか突っ込みどころ満載なんですが、とにかくいろんな意味でとにかく危険極まりないな・・・!(意味不明)
『いやだよ・・・助けてよ暦お兄ちゃん!』
はっきりしたのは蛇の怪異が撫子を苦しめているという事なんですが・・・撫子が神社で行っていた蛇殺しは一見すると逆効果というか、事態を解決する方向とは相反してるように思えるんですが、今回の怪異にはどんな事実が隠されているんでしょうか。気になる次回『なでこスネイク』完結編、其ノ貳へ続きます・・・。
次回 化物語 第十話 『なでこスネイク 其ノ貳』

第9話エンドカードのイラスト提供は今日マチ子先生。温かみのあるタッチがステキです(^^)
(C)西尾維新/講談社・アニプレックス・シャフト
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この記事へのコメント
>ヴィーさん
前日譚でどんな関係にあったのか、もし特別な関係であったなら今もその延長線にあるのかどうなのかが気になりますね。羽川さん。ひたぎと付き合っている時点で形は決着しているのですが、はてさて・・・。
暦はだんだんハーレム体質を身につけてきましたが比例して命のピンチも増してきてますね(笑) 苦労性なのは間違いないかと(^^;
撫子はもう反則としか言い様がないですね~シャフトもノリが良かったですし(後半)。次回はストーリー面でも注目です・・・。
前日譚でどんな関係にあったのか、もし特別な関係であったなら今もその延長線にあるのかどうなのかが気になりますね。羽川さん。ひたぎと付き合っている時点で形は決着しているのですが、はてさて・・・。
暦はだんだんハーレム体質を身につけてきましたが比例して命のピンチも増してきてますね(笑) 苦労性なのは間違いないかと(^^;
撫子はもう反則としか言い様がないですね~シャフトもノリが良かったですし(後半)。次回はストーリー面でも注目です・・・。
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いやらしい気持ちになんか…ね
化物語 第9話「なでこスネイク 其ノ壹」の感想です。
蛇の呪い。
お兄ちゃんはもう大人だから・・・撫子の裸をみて
いやらしい気持ちになったりはしないんだよね・・・?
はい
→いいえ
衝撃の展開!!
「もういいです・・・・・・こっちを向いて下さい」
何という超展開!!!
・・・これは、アリなのか?ww
ハーレムな暦―
視聴者的には当然こうなってくるわけですが
ブルマを常備するのは淑女の嗜みだ
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#09 なでこスネイク 其ノ壹
なでこー
脱ぐとか卑怯ですよ。評価を上げざるを得ないじゃないですかw
第9話「なでこスネイク 其ノ壹」
オリジナルドラマCD 佰物語 (講談社BOX) by G-Tools
アグネスへの挑戦回だと受け取ろう!!
容赦ネェ。
URL :
- ヴィー - 2009年09月09日 20:52:34
ひたぎが駿河を阿良々木にくっつけるのは試しているんだと思いますが、側にいたらいたで全力の愛をぶつけられ、いなければ誘惑の試しを受けるってのはご愁傷様としか(笑)
撫子はイロイロと反則です。
これはもう、ダビングDVDのレーベル面の最後(3枚目)は撫子で決定です。
駿河と羽川さんは泣いてくれ(笑)