TYPE-MOON 新作3本が発表！【カタコト日記～日々の徒然～】

TYPE-MOON 新作3本が発表！

TYPE-MOONから以前告知のあった『魔法使いの夜』の他2本、合計3作品が新作として発表との事。
（ソース元：2ちゃんねるTYPE-MOONスレッド 265　
http://qiufen.bbspink.com/test/read.cgi/hgame/1208530793/）

『魔法使いの夜』　　2009年初頭発売予定　全年齢対象
シナリオ：奈須きのこ　原画：こやまひろかず

『Girls'Work』　　発売時期未定　全年齢対象
シナリオ：星空めてお、茗荷屋甚六

『月姫』　　発売時期未定　レーティング未定
シナリオ：奈須きのこ　原画：武内崇

以下雑感

　月姫のリメイクはついにきたか！という感じですね＾＾　同人サークル時代の伝説的なヒット作でTYPE-MOONの原点のような作品なので何らかの形でくるとは思っていましたが、今回正式にリメイク決定という事で嬉しい限りです＾＾　

　リメイク内容が気になるところですが、同人サークル時代に発売された月姫ファンディスクの『歌月十夜』の内容が反映されるのかは個人的に気になる所ですね。最もこちらは『月姫』のその後のお話という事で、アルクェイドの使い魔、レンを中心とした独自のストーリー展開だったので、これ一本を月姫と共に収めるというのは正直難しいかなぁ・・・と思うところ。
　『月姫』のサイドストーリーや各キャラクターの裏話など、これ一つでもかなりボリュームがあったと思いますが、何らかの形で反映させてほしいです。

　リメイクに当たっておそらく実装されるであろう新ルート。古参のファンならいわずもがな、弓塚さつき事『さっちんルート』は追加されるでしょう！とあえて断言ｗ　ファンディスクで実装されなくてがっかりさせた分今回のリメイクで追加を期待しましょうｗ

　気の早い話ですが、今回のリメイク決定で『月姫続編』が今後発売されるのではないかと予想。
『Character material』（キャラクターマテリアル。月姫の登場人物、関連人物などの設定資料集）では『the dark six』という仮題で既に『月姫2』のプロローグらしきショートストーリーが発表、キャラクター設定なども公開されているので、奈須きのこさんの脳内ではすでに『月姫2』の構想なんかはできあがっているんでしょうね。今回のリメイクで今後の月姫の展開がどう動くのか、一ファンとして期待したいと思います。

『魔法使いの夜』に関して。TYPE-MOONエース、TECH GIAN 2008年6月号でストーリー、登場人物などの情報が公開。

ストーリー

―坂の上のお屋敷には、二人の魔女が住んでいる。
昭和と言う年号がひっそりとその役目を終えようとしていた時代。
“魔女が住む”と呼ばれる古びた洋館には魔術を習い始めたばかりの蒼崎青子と、
彼女に魔術を教授している若き魔術師久遠寺有珠が暮らしていた。
だが、運命の糸に導かれるように少年・静希草一郎が同居人として転がり込む事になり、
ここから不思議な共同生活が始まる…。

　こちらは『月姫』、『空の境界』を手がけた奈須きのこ氏の伝奇作品の原点となった小説を元にビジュアライズ化。既存の小説を元に組み立てているのでシナリオはほぼ出来上がっている模様。
原画は奈須きのこ氏の伝奇小説『DDD』でイラストを担当したこやまひろかず氏が担当。

『月姫』や『MELTY BLOOD』で登場した蒼崎青子が主人公という事で、彼女の原点でもある作品ともいえるでしょうか。3大作品で一番早く触れる機会のある作品だけに、続報が気になりますね。発売は早ければ2009年初頭との事。

『Girls'Work』に関して

こちらは完全新作！という事ですが、シナリオは『腐り姫』、『Forest』などの独創的な作風で有名な星空めてお氏と茗荷屋甚六氏が担当。

　ライアーソフトなどアダルトゲームメーカーの作品、活躍が多かった分、今回レーティング対象が全年齢というのは少し驚きですね＾＾；

　また、物語の『中心』となる街のデザインは暖色系のほのぼのとした雰囲気のイラストで有名な帝国少年氏を起用。その他背景はゆうろ氏を始めとする多数のアーティストが手掛ける模様です。

ストーリー

“新宿”と呼ばれる大都会では、すべてのモノが白昼夢というフィルター越しに生活を営んでおり、
誰もがそれに気付かぬまま奇跡と日常の狭間を行き来している。
そんな“まち”に宿る“こころ”を引き寄せたモノ、花の都・パリを夢見て、
そしてそれを呼び寄せた“まち”を中心に綴られる物語。

帝国少年氏の描く街と、星空めてお氏の独創的なイメージがどうマッチングしていくのか。続報に期待したいと思います。

　発表された新作3本で新たに始動を始めたTYPE-MOON。クリエイターインタビューでの今年の目標は「初心に帰る」という発言をしていますが、今回発表された魔法使いの夜、そして月姫のリメイクがそれを表わしているのでしょうか。

　また、ビジュアルノベルを手掛けつつ新たな事に挑戦したい・・・という事でいつかRPGを作りたいという事も仄めかしていますし、今回の3作品に加え、今後の作品展開にも注目していきたいですね。