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「真・女神転生」シリーズなどを手掛けるアトラスより、新作PS3＆Xbox360用ソフト『キャサリン』が今冬に発売されることが明らかになりました。

本作は、アトラスのHD機初参入タイトルとして制作されるアクション・アドベンチャーゲーム。開発は、プロデューサー・ゲームディレクターを橋野桂氏、キャラクターデザインは副島成記氏、サウンドコンポーザーは目黒将司氏と、同社の人気RPG「ペルソナ」シリーズを手掛けたスタッフが担当しています。

発表されたイメージビジュアルからは、大人向けのアダルトで怪しげな雰囲気を感じさせますが、ホラーテイストの作品になっているということにも注目。神話や伝承にちなんだオカルト的な要素が盛り込まれた「ペルソナ」を作り上げたスタッフが、どんな世界観を構築するのか、ゲーム内容がとっても気になりますね。また、登場人物のキャストは、ヴィンセント役を山寺宏一さん、キャサリン役は沢城みゆきさんが演じられることが明らかになっています。今後の情報にも期待です。

※ゲーム情報・開発者メッセージを追記しました。

■ゲーム概要

主人公は32歳の冴えないサラリーマン、ヴィンセント。仕事にも恋愛にも野心を持たない“草食系”の彼が、ある日を境に日中は謎の美女キャサリンに振り回され、夜は“悪夢”の中で命を懸けることになる。ヴィンセントの運命を左右するのは、プレイヤーの選択と決断次第。

悪夢の中でヴィンセントが訪れるのは、巨大な階段が果てしなく続く世界。階段を上り切らなければ生きて目覚めることはできない。この悪夢の世界が本作のアクションパートとなる。アクションパート中にもさまざまなイベントが起こり、物語が展開していく。

■キャラクター

●ヴィンセント（CV：山寺宏一）
32歳の独身サラリーマン。自立した生活と結婚の合間にある、いわゆる“第2のモラトリアム”に甘えた状態。しかし、超好みの容姿を持つ謎の美女キャサリンとの出会いにより、人生の歯車が大きく狂い始める……。

●キャサリン（CV：沢城みゆき）
22歳。少女のようにチャーミングな顔立ちに均整のとれたプロモーション。誰もが振り返るような垢抜けた雰囲気をまとう、謎の美女。

■開発陣からのメッセージ

●プロデューサー・ゲームディレクター：橋野桂
・アトラスのHD機参入第1弾は完全オリジナルの新作。初めてのHD機で本物のRPGに突撃する前に、「チームで新しいことも一発やっておくか」と勢いで始めた結果、けっこうなモノに仕上がってしまった。
・いつもと違ってかなりのオトナ向け。
・「お前ら、一体どこに向かう気だ」という声も聞こえてきそうだがこれはガチ。
・プレイの奥深さややり込みにもこだわっている。

●キャラクターデザイン：副島成記
・“少年少女が戦うやつ”も並行して進んでいるせいもあり、こちらは別の方向にとんがった作品にしたいと思っている。
・色恋沙汰の物語の中の表情付けは特に頑張っていて、マンガ的な絵ならではの大胆な演技と演出に要注目。
・恋愛の先にある不安と恐怖を赤裸々に描いた本作はあまり例がないので、我々ならではの作品になってると思う。
・ドキッとする大人向けのシーンもあるが、実際のプレイでは別の意味でそれ以上に刺激的。

●サウンドコンポーザー：目黒将司
・曲のキーワードは“クラシック”、“大人向け”、“エロ”で、いつものRPGでないこともあり、かなり新しいことに挑戦した内容となっている。
・これでしばらくの間はインタビューで次回作は？と聞かれることもなくなると思うが、来年辺りには「今はRPGのほうを橋野と・・・」と答えることになる……のかな？最後に一言、5.1ch！

キャサリン (2011/02/17) PlayStation 3 商品詳細を見る

キャサリン (2011/02/17) Xbox 360 商品詳細を見る

キャサリン

【対応ハード】PS3
【発売日】2010年冬発売予定
【価格】未定
【ジャンル】アクションアドベンチャー
【プレイ人数】未定
【メーカー】アトラス
【CERO年齢区分】審査予定
【開発スタッフ】プロデューサー・ゲームディレクター：橋野桂／キャラクターデザイン：副島成記／サウンドコンポーザー：目黒将司

Entry ⇒ 2010.08.18 ｜ Category ⇒ [ニュース]ゲーム関連 ｜ Comments (0) ｜ Trackbacks (0)