機動戦士ガンダム00 セカンドシーズン 第5話 「故国燃ゆ」 感想
機動戦士ガンダム00 セカンドシーズン
第5話 「故国燃ゆ」以下感想です。
━━━戦いを選ぶ者、争いに異を唱える者
アロウズの非情な軍事行動、戦争の汚い部分が全面に押し出されてましたね・・・。
“戦争と戦火を好む”あの人まで登場して更にその空気は濃厚に。

アロウズの動きに関与しているように思われるイノベイター。もちろん目的は別なんでしょうけれど、裏で今の世界情勢を操っているのは彼らとみて間違いなさそう。
新キャラクターのリヴァイブ・リヴァイバル。
イノベイターの構成員に共通して、中性的な容姿と声、(リボンズ除くw)『再生』に関連するその名前などは一貫している様子。リボンズ・アルマークにリジェネ・レジェッタ・・・。他のイノベイターたちもそれは共通しているんでしょうね。リヴァインにブリングと気になる名前も出てきました。『ガデッサ』とは、イノベイターの、或いはリヴァインの搭乗MSでしょうか。イノベイター達の専用MSの存在も気になりますね。
しかしやはり一番に気になるのはティエリアとリジェネの関係ですが・・・。
イノベイターが動かない以上、この二人の出会いはまだ先になりそう。
反連邦組織カタロンとソレスタルビーイングの邂逅。

カタロンの思想は今の連邦政府を打倒すること、ソレスタルビーイングの行動の理由はアロウズを叩くこと。要は政治的な思想がカタロンにはあってソレスタルビーイングにはそれがない・・・。
ソレスタルビーイングが今戦う理由は、過去に世界を武力介入によって正そうとした結果生まれてしまった『アロウズ』を倒すこと・・・簡単に言えば自分の撒いた種とその責任を刈り取ることなんですが・・・。
ファーストシーズンでは大きく『武力介入による世界再生』を名乗っていたのに対して、今回の目標は『カタロン』を倒すことに一点集中している。アロウズを倒しても今の連邦政府がある限り、第二、第三のアロウズが出てくるだろうと想像するにかたくありません。
大局を言ったらカタロンの方が正しい思想という気はしますね。4年前の結果を是正するだけなら、わざわざソレスタルビーイングを名乗る必要もないようにも思えます。カタロンとソレスタルビーイング、欠けあった思想と行動力が合わされば、と考えるクラウス・グラードの意見も理解できる気がしますね・・・。
『アロウズ』内部の動き

そろそろあの派手で目立つ異様な出で立ちにも慣れてきた?
ミスター・ブシドー。
今後は私の命令にも従ってもらうというマネキン大佐に対して、
『断固辞退する』
ある意味漢らしいね!(笑)
司令部から独自行動の免許を与えられてるとか、どんなコネが・・・?単純に実力を認められているのか、その風体で(笑) ワンマンアーミー、たった一人の軍隊だとうそぶくミスターですが、ファーストシーズンのグラ○ムさんに増して“我が道”を行く!って感じになっちゃってます^^;
やっぱり目的はガンダムとの再戦?そういうことであれば、ある意味欲望のままに動くサーシェスと変わらないわけですが。軍人としてのモラルとか、行動に関しては別として。
ちなみに仮面の下には傷跡が見えましたね。4年前に刹那との最終決戦で受けた傷かと思われますが・・・。仮面キャラの理由にもまだ秘密があるのかな。
ソーマ・ピーリスとセルゲイ・スミルノフ大佐。そしてセルゲイの息子、アンドレイ。
第1話冒頭でのソーマとセルゲイの『例の話』はやはり養子縁組の話だったんですね。
『あれは私を恨んでいる。私は軍人であっても人の親ではなかったということだ』
アンドレイの口から語られた『父は母を見殺しにした』という言葉。確執の原因はそこですか・・・。アンドレイがアロウズに入ったのも、そんな父親に対する当てつけ。ソーマがその話を聞いて養子の話を受けるシーンを見て、ソーマってホントに感情豊かになったなぁ・・・って思いました。初登場時と見比べると一目瞭然です。
後のアロウズの虐殺ともいえる軍事行動に嫌悪を示すところとか、それまでのソーマ・ピーリスだったらありえなかったかもしれません。
敬愛するセルゲイとその息子アンドレイとの関係に挟まれ、自分の戦う目的にまで葛藤するソーマ・ピーリス。彼女をマリー・パーファシーとして取り戻そうとするアレルヤの関係など、これだけでドラマが出来ている。やはり魅せる要因というのはここまで深く考えられた各キャラクターとの関係なのかも。
戦う者と戦わざる者

子供と戯れるマリナ。やっとあの囚人服ともサヨナラできましたね(^-^)
あの真白な服装がマリナさんには一番似合います・・・。彼女は“聖母”マリアのイメージなのかな。
戦いに身を置く刹那と、戦いに無関係な居場所にありながら巻き込まれる沙慈・クロスロード。

『あの子供たちも君たちの犠牲者だ。君たちが変えた世界の』
『ああ・・・そうだ』
『何も感じないのか!?』
『感じてはいるさ・・・俺は二度と、あの中には入ることはできない』
戦うことで犠牲者が増えるのに、それが分かっていてなぜ戦おうとするのか、沙慈には理解できない。
刹那は戦うことでしか、平和の道を見つけられない。その行為が更に戦火を呼ぶと分かっていても。
難しい・・・ですね。こういう互いの主張に論じることは。
沙慈の言うことは分かります。彼の言う意見はあくまで戦いに携わらない民間人、被害者としてのもっともな意見。しかし戦わなければ死んでしまう者もいるという現実もある。
自分たちが起こした武力介入により生まれた『アロウズ』という組織を倒さなければならない刹那たちと、巻き込まれ、被害を受けるただの民間人である沙慈。どこまでいっても平行線だった彼らの関係ですが、そんな沙慈が、戦火を産んだ張本人になってしまうというのは、今回の大きなターニングポイントになる出来事でした。
戦いの場に身を置いておきたくない。
そんな一念で保護されていたカタロンから一人抜け出す沙慈。

しかし、作戦行動中に出会ったセルゲイ大佐率いる連合軍に見つかってしまう。
沙慈と出会ったセルゲイは“正しい”軍人というイメージでしょうか。軍にいる以上、民間人を守るのが義務だとは他のアニメで聞いた台詞ですが^^; この時、沙慈から聞かされた情報が外で盗み聞きをしていた部下の耳に入り、それが元でアロウズにカタロンの基地の居場所を知られることに。
セルゲイ大佐がアロウズに報告したのかと思いましたが、違いましたね・・・。それがどういう結果になるかも分かっていたようですし。しかし防音とか、その辺り考えるとどうもね・・・。セルゲイの部下も手柄を取りたかったのか、アロウズ寄りの思想が多い軍隊のようで。
ルイス・ハレヴィの戦う理由。

前回では語られませんでしたが、やっぱりガンダムに対する憎しみが彼女を戦場に駆り立てた理由。それを助長させたのはリボンズの思惑か。いずれ語られるとは思いますが、戦いとは無縁だった彼女がどういう経緯でイノベイターと関わったのかも興味深いですね。サーシェスのことといい、いろんな方面で暗躍しているようですし。
カティ・マネキン、ソーマ・ピーリス共にアロウズの非人道的な作戦に疑念を抱く者、アーバ・リント、アーサー・グッドマンのようにアロウズの選民思想に動く者。召喚されたソーマとカティの意思は同調しているようですが・・・。軍人として命令を貫くのか、それとも軍から離れるような行動をとるのか。この二人の動向も、今後注目するべき点かも。・・・マネキン大佐と言えばコーラサワーはいつ出てくるのかな・・・。
ミスター・ブシドーのインパクトが大きすぎて忘れがちですけど^^; このまま出てこないとさすがに不安になる・・・(;´Д`)
カタロン基地のアロウズによる襲撃。非人道的な軍事行動
沙慈の証言がアロウズに漏れたことにより、カタロンの軍事基地は強襲を受けることに。
オートマトンを使った無差別、非道な行動に怒りを顕わにするロックオンとアレルヤ。
『これが・・・こいつが・・・人間のやる事か!!』

『無人兵器による虐殺行為・・・自ら引鉄を引こうとしないなんて!罪の意識すら持つ気がないのか!!』
怒りに吠えるロックオンは今まで軽薄な印象を与えてきただけあって、一期のロックオンの姿に少し被って見えたり。兄のニールと同じく、ライルの戦う理由も根源は同じなのでしょう。
無人兵器による惨殺の様を見ていることしかできないソーマ。
彼女はこのままアロウズに居続けることになるんでしょうか。戦うための存在、超兵であった自分に、兵器としてではなく人間として自分を必要としてくれているセルゲイの優しさに触れた彼女には、今回の作戦は痛ましいものに映ったはず。
ソーマの情緒の変化がこれからの行動に及ぼすもの、アレルヤのことも含めて気掛かりですね・・・。
自らの行動の結果、多くの人を死なせてしまった沙慈

沙慈に罪はあるのか、と言われれば、どうでしょうね・・・。いわれのない嫌疑にかけられている彼が今の状態を脱したい、戦いに巻き込まれるのはごめんだ!っていう気持ちは分かりますし、あくまであれは悪い偶然が重なった出来事。セルゲイ大佐にももう少し配慮があれば、こんなことにはならなかったかもしれません。結果論ですが。
ともかく、今回で彼の起こした行動が、カタロン基地襲撃、虐殺へと繋がったことは事実。
この現実に沙慈がそれまで保ってきた戦争に関わらないスタイルが変わっていくのかな・・・。
アザディスタン、燃ゆ。
マリナの、アザディスタンに送り届けてほしいという願いを聞き届ける刹那。

『なんなら、そのまま戻ってこなくていい』
ティエリアの言動に冗談が交じっていたか、或いは本気で言ったのかはここでは別として、ティエリアが変わったというのは事実ですね。アレルヤ奪還作戦でもマリナを助けろというような事を刹那に伝えてますし。刹那とアレルヤと違い、ティエリアは4年間、生き残ったソレスタルビーイングのメンバーと潜伏していたようですが、実際には何かあったんでしょうか・・・。それとも4年前の出来事こそが彼を変えた原因なのか。いずれにせよ、口調の端々に優しさが読み取れる気がします。
辿りついたアザディスタンを覆う赤い炎。
そこに在ったのは・・・
アリー・アル・サーシェス
ロックオンの命を奪い、沙慈の姉を殺害し、“戦争”のあるところを渡り歩く戦火の申し子。
『あれは・・・ガンダム・・・!しかも・・あの色は・・・まさか・・・!!』

『そうよ・・・そのまさかよ!』
いつの間にイノベイターとコンタクトを取ったんだろう・・・4年前の決戦の後イノベイターに拾われたか、あるいは戦争を求めて彷徨ううちにリボンズの目に止まったのか・・・。
“ある意味で”、人の枠を超えているっていうのは実力云々もあるかもしれないけど、何か別の、心の欲望に忠実なところとか・・・そんなことを感じるのは気のせいかな。ガンダム00のシリーズを通して『悪役』街道まっしぐらなサーシェスですが、専用ガンダムも携えてますます波乱を呼び起こしそうな予感。
再び宿敵と出会う刹那。ガンダムも無しに、一体どうするんでしょう・・・。
次回 機動戦士ガンダム00 セカンドシーズン 第6話 「傷痕」

罪の意識に苛む沙慈。国を失ったマリナ。自らの戦いに異議を持つ者。
収まるところをしらない戦火は、どこまで続くのか・・・。
次回も辛いお話になりそうです・・・。
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第5話 「故国燃ゆ」以下感想です。
━━━戦いを選ぶ者、争いに異を唱える者
戦いを、望む者━━━━
アロウズの非情な軍事行動、戦争の汚い部分が全面に押し出されてましたね・・・。
“戦争と戦火を好む”あの人まで登場して更にその空気は濃厚に。

アロウズの動きに関与しているように思われるイノベイター。もちろん目的は別なんでしょうけれど、裏で今の世界情勢を操っているのは彼らとみて間違いなさそう。
新キャラクターのリヴァイブ・リヴァイバル。
イノベイターの構成員に共通して、中性的な容姿と声、(リボンズ除くw)『再生』に関連するその名前などは一貫している様子。リボンズ・アルマークにリジェネ・レジェッタ・・・。他のイノベイターたちもそれは共通しているんでしょうね。リヴァインにブリングと気になる名前も出てきました。『ガデッサ』とは、イノベイターの、或いはリヴァインの搭乗MSでしょうか。イノベイター達の専用MSの存在も気になりますね。
しかしやはり一番に気になるのはティエリアとリジェネの関係ですが・・・。
イノベイターが動かない以上、この二人の出会いはまだ先になりそう。
反連邦組織カタロンとソレスタルビーイングの邂逅。

カタロンの思想は今の連邦政府を打倒すること、ソレスタルビーイングの行動の理由はアロウズを叩くこと。要は政治的な思想がカタロンにはあってソレスタルビーイングにはそれがない・・・。
ソレスタルビーイングが今戦う理由は、過去に世界を武力介入によって正そうとした結果生まれてしまった『アロウズ』を倒すこと・・・簡単に言えば自分の撒いた種とその責任を刈り取ることなんですが・・・。
ファーストシーズンでは大きく『武力介入による世界再生』を名乗っていたのに対して、今回の目標は『カタロン』を倒すことに一点集中している。アロウズを倒しても今の連邦政府がある限り、第二、第三のアロウズが出てくるだろうと想像するにかたくありません。
大局を言ったらカタロンの方が正しい思想という気はしますね。4年前の結果を是正するだけなら、わざわざソレスタルビーイングを名乗る必要もないようにも思えます。カタロンとソレスタルビーイング、欠けあった思想と行動力が合わされば、と考えるクラウス・グラードの意見も理解できる気がしますね・・・。
『アロウズ』内部の動き

そろそろあの派手で目立つ異様な出で立ちにも慣れてきた?
ミスター・ブシドー。
今後は私の命令にも従ってもらうというマネキン大佐に対して、
『断固辞退する』
ある意味漢らしいね!(笑)
司令部から独自行動の免許を与えられてるとか、どんなコネが・・・?単純に実力を認められているのか、その風体で(笑) ワンマンアーミー、たった一人の軍隊だとうそぶくミスターですが、ファーストシーズンのグラ○ムさんに増して“我が道”を行く!って感じになっちゃってます^^;
やっぱり目的はガンダムとの再戦?そういうことであれば、ある意味欲望のままに動くサーシェスと変わらないわけですが。軍人としてのモラルとか、行動に関しては別として。
ちなみに仮面の下には傷跡が見えましたね。4年前に刹那との最終決戦で受けた傷かと思われますが・・・。仮面キャラの理由にもまだ秘密があるのかな。
ソーマ・ピーリスとセルゲイ・スミルノフ大佐。そしてセルゲイの息子、アンドレイ。
第1話冒頭でのソーマとセルゲイの『例の話』はやはり養子縁組の話だったんですね。
『あれは私を恨んでいる。私は軍人であっても人の親ではなかったということだ』
アンドレイの口から語られた『父は母を見殺しにした』という言葉。確執の原因はそこですか・・・。アンドレイがアロウズに入ったのも、そんな父親に対する当てつけ。ソーマがその話を聞いて養子の話を受けるシーンを見て、ソーマってホントに感情豊かになったなぁ・・・って思いました。初登場時と見比べると一目瞭然です。
後のアロウズの虐殺ともいえる軍事行動に嫌悪を示すところとか、それまでのソーマ・ピーリスだったらありえなかったかもしれません。
敬愛するセルゲイとその息子アンドレイとの関係に挟まれ、自分の戦う目的にまで葛藤するソーマ・ピーリス。彼女をマリー・パーファシーとして取り戻そうとするアレルヤの関係など、これだけでドラマが出来ている。やはり魅せる要因というのはここまで深く考えられた各キャラクターとの関係なのかも。
戦う者と戦わざる者

子供と戯れるマリナ。やっとあの囚人服ともサヨナラできましたね(^-^)
あの真白な服装がマリナさんには一番似合います・・・。彼女は“聖母”マリアのイメージなのかな。
戦いに身を置く刹那と、戦いに無関係な居場所にありながら巻き込まれる沙慈・クロスロード。

『あの子供たちも君たちの犠牲者だ。君たちが変えた世界の』
『ああ・・・そうだ』
『何も感じないのか!?』
『感じてはいるさ・・・俺は二度と、あの中には入ることはできない』
戦うことで犠牲者が増えるのに、それが分かっていてなぜ戦おうとするのか、沙慈には理解できない。
刹那は戦うことでしか、平和の道を見つけられない。その行為が更に戦火を呼ぶと分かっていても。
難しい・・・ですね。こういう互いの主張に論じることは。
沙慈の言うことは分かります。彼の言う意見はあくまで戦いに携わらない民間人、被害者としてのもっともな意見。しかし戦わなければ死んでしまう者もいるという現実もある。
自分たちが起こした武力介入により生まれた『アロウズ』という組織を倒さなければならない刹那たちと、巻き込まれ、被害を受けるただの民間人である沙慈。どこまでいっても平行線だった彼らの関係ですが、そんな沙慈が、戦火を産んだ張本人になってしまうというのは、今回の大きなターニングポイントになる出来事でした。
戦いの場に身を置いておきたくない。
そんな一念で保護されていたカタロンから一人抜け出す沙慈。

しかし、作戦行動中に出会ったセルゲイ大佐率いる連合軍に見つかってしまう。
沙慈と出会ったセルゲイは“正しい”軍人というイメージでしょうか。軍にいる以上、民間人を守るのが義務だとは他のアニメで聞いた台詞ですが^^; この時、沙慈から聞かされた情報が外で盗み聞きをしていた部下の耳に入り、それが元でアロウズにカタロンの基地の居場所を知られることに。
セルゲイ大佐がアロウズに報告したのかと思いましたが、違いましたね・・・。それがどういう結果になるかも分かっていたようですし。しかし防音とか、その辺り考えるとどうもね・・・。セルゲイの部下も手柄を取りたかったのか、アロウズ寄りの思想が多い軍隊のようで。
ルイス・ハレヴィの戦う理由。

前回では語られませんでしたが、やっぱりガンダムに対する憎しみが彼女を戦場に駆り立てた理由。それを助長させたのはリボンズの思惑か。いずれ語られるとは思いますが、戦いとは無縁だった彼女がどういう経緯でイノベイターと関わったのかも興味深いですね。サーシェスのことといい、いろんな方面で暗躍しているようですし。
カティ・マネキン、ソーマ・ピーリス共にアロウズの非人道的な作戦に疑念を抱く者、アーバ・リント、アーサー・グッドマンのようにアロウズの選民思想に動く者。召喚されたソーマとカティの意思は同調しているようですが・・・。軍人として命令を貫くのか、それとも軍から離れるような行動をとるのか。この二人の動向も、今後注目するべき点かも。・・・マネキン大佐と言えばコーラサワーはいつ出てくるのかな・・・。
ミスター・ブシドーのインパクトが大きすぎて忘れがちですけど^^; このまま出てこないとさすがに不安になる・・・(;´Д`)
カタロン基地のアロウズによる襲撃。非人道的な軍事行動
沙慈の証言がアロウズに漏れたことにより、カタロンの軍事基地は強襲を受けることに。
オートマトンを使った無差別、非道な行動に怒りを顕わにするロックオンとアレルヤ。
『これが・・・こいつが・・・人間のやる事か!!』

『無人兵器による虐殺行為・・・自ら引鉄を引こうとしないなんて!罪の意識すら持つ気がないのか!!』
怒りに吠えるロックオンは今まで軽薄な印象を与えてきただけあって、一期のロックオンの姿に少し被って見えたり。兄のニールと同じく、ライルの戦う理由も根源は同じなのでしょう。
無人兵器による惨殺の様を見ていることしかできないソーマ。
彼女はこのままアロウズに居続けることになるんでしょうか。戦うための存在、超兵であった自分に、兵器としてではなく人間として自分を必要としてくれているセルゲイの優しさに触れた彼女には、今回の作戦は痛ましいものに映ったはず。
ソーマの情緒の変化がこれからの行動に及ぼすもの、アレルヤのことも含めて気掛かりですね・・・。
自らの行動の結果、多くの人を死なせてしまった沙慈

沙慈に罪はあるのか、と言われれば、どうでしょうね・・・。いわれのない嫌疑にかけられている彼が今の状態を脱したい、戦いに巻き込まれるのはごめんだ!っていう気持ちは分かりますし、あくまであれは悪い偶然が重なった出来事。セルゲイ大佐にももう少し配慮があれば、こんなことにはならなかったかもしれません。結果論ですが。
ともかく、今回で彼の起こした行動が、カタロン基地襲撃、虐殺へと繋がったことは事実。
この現実に沙慈がそれまで保ってきた戦争に関わらないスタイルが変わっていくのかな・・・。
アザディスタン、燃ゆ。
マリナの、アザディスタンに送り届けてほしいという願いを聞き届ける刹那。

『なんなら、そのまま戻ってこなくていい』
ティエリアの言動に冗談が交じっていたか、或いは本気で言ったのかはここでは別として、ティエリアが変わったというのは事実ですね。アレルヤ奪還作戦でもマリナを助けろというような事を刹那に伝えてますし。刹那とアレルヤと違い、ティエリアは4年間、生き残ったソレスタルビーイングのメンバーと潜伏していたようですが、実際には何かあったんでしょうか・・・。それとも4年前の出来事こそが彼を変えた原因なのか。いずれにせよ、口調の端々に優しさが読み取れる気がします。
辿りついたアザディスタンを覆う赤い炎。
そこに在ったのは・・・
アリー・アル・サーシェス
ロックオンの命を奪い、沙慈の姉を殺害し、“戦争”のあるところを渡り歩く戦火の申し子。
『あれは・・・ガンダム・・・!しかも・・あの色は・・・まさか・・・!!』

『そうよ・・・そのまさかよ!』
いつの間にイノベイターとコンタクトを取ったんだろう・・・4年前の決戦の後イノベイターに拾われたか、あるいは戦争を求めて彷徨ううちにリボンズの目に止まったのか・・・。
“ある意味で”、人の枠を超えているっていうのは実力云々もあるかもしれないけど、何か別の、心の欲望に忠実なところとか・・・そんなことを感じるのは気のせいかな。ガンダム00のシリーズを通して『悪役』街道まっしぐらなサーシェスですが、専用ガンダムも携えてますます波乱を呼び起こしそうな予感。
再び宿敵と出会う刹那。ガンダムも無しに、一体どうするんでしょう・・・。
次回 機動戦士ガンダム00 セカンドシーズン 第6話 「傷痕」

罪の意識に苛む沙慈。国を失ったマリナ。自らの戦いに異議を持つ者。
収まるところをしらない戦火は、どこまで続くのか・・・。
次回も辛いお話になりそうです・・・。
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この記事へのコメント
>megaroさん
初めまして^^
ズバリ、megaroさんのおっしゃった通り、ティアの言葉を参考にさせて頂きました・・・(´∀`*)
このような拙いブログですが、暖かいコメントを頂けるととっても励みになります^^ テイルズオブジアビスの記事、更新が遅めで申し訳ありません>< またいらっしゃってくれると嬉しいです・・・(*´∀`*)
こちらこそ、今後もよろしくお願い致します♪
初めまして^^
ズバリ、megaroさんのおっしゃった通り、ティアの言葉を参考にさせて頂きました・・・(´∀`*)
このような拙いブログですが、暖かいコメントを頂けるととっても励みになります^^ テイルズオブジアビスの記事、更新が遅めで申し訳ありません>< またいらっしゃってくれると嬉しいです・・・(*´∀`*)
こちらこそ、今後もよろしくお願い致します♪
お久しぶりです
先日は丁寧なご返信ありがとうございました
実は6話はこれから録画で見るのですが、その前に記事を拝見しての感想が新鮮なうちに…
今期の物語は、やはりありがちですが「真の敵は〝自分(の影)〟」ということでしょうか。重い感じですが、転び方次第では魅せてくれそうです
マリナ皇女は当初水島監督が「絶世の美女」として高河ゆんさんに原案をオーダーしたそうですが、今回「聖女」的な面が見え隠れしてやっとその設定が生きてきたのではないでしょうか
沙慈については多くのブログ様で「基地の場所を教えた」と解釈されていますが、証言と基地発見の間の過程の描写は曖昧ですし、そうでなくても描写されている部分からは、仰る通り「悪い偶然が重なった」ということではないでしょうか。ただ彼のやや過剰気味の責任感が自分をより深めるきっかけになれば、そこにいささかの救いが生まれるかもしれませんよね
サーシェスは「戦火の申し子」…。なるほど言いえて妙というやつかと思います。そういう意味では作中の根底にあるらしい(OPなどからの勝手な想像ですが)理念からすれば、彼もある意味で哀れな存在なのかもしれません。もっとも本人にそう言ったら「わかってねえなあ!」と一笑に付されるか、逆上して殺されそうですが…。
長くなってすみません(いつもか)
それでは失礼します
先日は丁寧なご返信ありがとうございました
実は6話はこれから録画で見るのですが、その前に記事を拝見しての感想が新鮮なうちに…
今期の物語は、やはりありがちですが「真の敵は〝自分(の影)〟」ということでしょうか。重い感じですが、転び方次第では魅せてくれそうです
マリナ皇女は当初水島監督が「絶世の美女」として高河ゆんさんに原案をオーダーしたそうですが、今回「聖女」的な面が見え隠れしてやっとその設定が生きてきたのではないでしょうか
沙慈については多くのブログ様で「基地の場所を教えた」と解釈されていますが、証言と基地発見の間の過程の描写は曖昧ですし、そうでなくても描写されている部分からは、仰る通り「悪い偶然が重なった」ということではないでしょうか。ただ彼のやや過剰気味の責任感が自分をより深めるきっかけになれば、そこにいささかの救いが生まれるかもしれませんよね
サーシェスは「戦火の申し子」…。なるほど言いえて妙というやつかと思います。そういう意味では作中の根底にあるらしい(OPなどからの勝手な想像ですが)理念からすれば、彼もある意味で哀れな存在なのかもしれません。もっとも本人にそう言ったら「わかってねえなあ!」と一笑に付されるか、逆上して殺されそうですが…。
長くなってすみません(いつもか)
それでは失礼します
>westernblackさん
こちらこそ、コメントありがとうございます^^
マリナ皇女は白い衣服と子供と戯れる仕種、争いを遠ざける意思と、確かに『聖女・聖母』的なイメージが感じられますよね。絶世の美女、というのもなるほど~と頷いてしまいます^^
しかし現実には戦争による一被害者であり、守るべき国までも奪われてしまったマリナ。現在戦争という暴力に抗う術を持たない彼女が、今作品でどう立ち回るのか。出番も多い今期では注目したいですね。
沙慈のカタロンの基地のことについては、セルゲイ大佐に“これまでに自分に起こった事”を沙慈の口から説明したことで、その中から基地の場所を特定できる何か(GN粒子散布装置など)を盗み聞きしていた軍人に聞かれてしまった事が原因かな、と思います。おっしゃるとおり、その辺りの描写は曖昧なのですが・・・。第6話では責任を感じるあまり、自ら戦場の場に携わる行動をとってしまう沙慈ですが、これがどういう展開を生むのか・・・。悲惨な結果にならない事を祈りたいですね。マリナとはまた違う立場でセカンドシーズンでのキーパーソンになりそうです。
サーシェスはイメージ的に『戦争好き』ということで戦火の申し子なんて表現を使ってしまいました^^; ある意味人間らしいとも言える彼の欲動めいた行動が、過去の因縁と共にまた刹那たちを巻き込んでいくのでしょうか。
いろいろと長くなってしまいました^^; またよろしければ、たくさんのご意見をお聞かせ下さい♪ ありがとうございました(^-^)
こちらこそ、コメントありがとうございます^^
マリナ皇女は白い衣服と子供と戯れる仕種、争いを遠ざける意思と、確かに『聖女・聖母』的なイメージが感じられますよね。絶世の美女、というのもなるほど~と頷いてしまいます^^
しかし現実には戦争による一被害者であり、守るべき国までも奪われてしまったマリナ。現在戦争という暴力に抗う術を持たない彼女が、今作品でどう立ち回るのか。出番も多い今期では注目したいですね。
沙慈のカタロンの基地のことについては、セルゲイ大佐に“これまでに自分に起こった事”を沙慈の口から説明したことで、その中から基地の場所を特定できる何か(GN粒子散布装置など)を盗み聞きしていた軍人に聞かれてしまった事が原因かな、と思います。おっしゃるとおり、その辺りの描写は曖昧なのですが・・・。第6話では責任を感じるあまり、自ら戦場の場に携わる行動をとってしまう沙慈ですが、これがどういう展開を生むのか・・・。悲惨な結果にならない事を祈りたいですね。マリナとはまた違う立場でセカンドシーズンでのキーパーソンになりそうです。
サーシェスはイメージ的に『戦争好き』ということで戦火の申し子なんて表現を使ってしまいました^^; ある意味人間らしいとも言える彼の欲動めいた行動が、過去の因縁と共にまた刹那たちを巻き込んでいくのでしょうか。
いろいろと長くなってしまいました^^; またよろしければ、たくさんのご意見をお聞かせ下さい♪ ありがとうございました(^-^)
トラックバック
新キャラが出たー!
髪がなびいてますw
そしてサーシェスも出た!
アロウズにいるんですね。
博士「バーニング・ハンマー!」
助手「小橋建太かお前はwww」
第5話「故国燃ゆ」
やはり、マリナ・イスマイールは子供達のアイドル。彼女の微笑で凍りついた心も解けるが大人には、効かないようだ。
今回の敵、アロウズは完全な悪ですな(´Д`)
機動戦士ガンダム00 ダブルオー セカンドシーズン 第05話 「故国燃ゆ」 はコチラです。
サーシェス来たー!
機動戦士ガンダム00 2nd Season 第5話感想です。
サーシェス復活
ガンダム00第5話の感想
今日は見ていてとても辛かった・・。
?
アレルヤ「撃っていいのは撃たれる覚悟のあるやつだけだ!」
ティエリア「惜しい!なんか違う!」
ワンマン・アーミー
機動戦士ガンダム00 2nd 第5話『故国燃ゆ』
あのタイトルからどんな惨劇を見せられるの
大佐の口車がうますぎる件
私はこうして昇進した!決して腕のおかげではない!(CV:石塚運昇
URL :
- megaro - 2008年11月02日 23:24:23
ガンダム00とテイルズオブジアビスを見ているので、Julieskyさんの感想がすごく参考になります。
軍にいる以上、民間人を守るのが義務だ
これはティアの言葉ですね♪
思わずニヤリとしてしまいました。(笑)
これからも毎日チェックさせていただきたいと思います。
よろしくお願いします。