とある魔術の禁書目録 #05 十二時(リミット)
とある魔術の禁書目録<インデックス>
とある魔術の禁書目録 第5話 十二時(リミット)より感想です。
『“ヒーロー気取り”じゃねぇ・・・』
当初のインデックスへのステイルの態度とか神裂火織がインデックスを傷つけたこととか、ちょっと引っ掛かる部分もありますが。自分たちはインデックスの記憶を消してしまう“悪者”なんだから、偽善ぶって仕方なく、というよりは徹底的に嫌われてしまえ、と。そういうことなんでしょうね。
━━━記憶を消すことで、命が助かるなら
━━━記憶を消さずに、彼女の笑顔を守る方法を
当麻の目から見たら、ステイルたちのやろうとしていることは諦観にしか見えない。記憶を消さずに、命を救う方法だって必ずあるはず。“魔術”にその方法がなければ、“科学”に頼れば・・・。
あの笑顔を失くさないために。当麻のインデックスを助けるための奮闘が始まる。期限は12時。残された時間はあと僅か。
『残り時間は本当に僅かですが・・・最後に、素敵な悪あがきを』
当麻がステイルと神裂に怒ったのは、その諦観した態度と何もしないで彼女の記憶を消そうっていうことが理不尽に感じたせい。でも、それしかインデックスを助ける方法がないから、記憶を消すことで命が助かるなら・・・実際はステイル達だって涙を流して、その決断を下していたんですね・・・。
“最善を尽くすこと”が“最良の結果を生む”とは限らない。
今回の当麻のインデックスを救おうとする行動が、この言葉に当てはまっている気がしました・・・。
『もう少し待ってくれ!俺が、必ず誰もが笑って、誰もが幸福な結末を捜し出してみせるから・・・!』
『・・・言いたいことはそれだけか?見ろ!!君はこの子の前で同じ台詞が言えるのか?
ずっと耐え続けてきた人間に、激痛で目を開けることもできない病人に、「試したいことがあるから待ってろ」なんて言えるのか?顔も名前も分からない医者共この子の体を好き勝手いじらせ薬漬けにすることを善しとするだなんて、そんなものは人間の考えじゃない。
答えろ!!君はまだ人間か?それとも人間を捨てたバケモノなのか?』
当麻の行動はインデックスの事を考えない“独り善がり”だというステイルの痛烈な言葉。
助けたいのはステイルたちも同じ。記憶を消すことが罪であっても、それでも命が助かるなら・・・。
今まで幾度となく経験したであろうインデックスが自分たちを忘れる寂しさ、苦しみ、罪の意識、苦しむインデックスをこんな方法でしか助けられない不甲斐なさ。
それらを十分に噛み締めてきたステイルだからこそ、当麻の無責任な言葉は許せなかったのかも。
『なんで・・・なんで俺にはたった一人苦しんでる女の子を助けることもできねぇのかな・・・』
どうしても助けたい、あの笑顔を失わせないために。そんな願いさえ叶えられない自分の無力さを感じて涙を流す当麻。今までもそうだったけれど、熱血漢ってだけじゃなくて、本当に他人のために全てを賭けられる人間なんだろうなぁ・・・。あの熱い台詞はその心根ってことで納得。
『ごめん・・・俺強くなるから。もう二度と負けねぇから。お前をこんな風に扱う連中、全部残らず、一つ残らずぶっとばせるぐらい強くなるから。・・・待ってろよ。今度は、今度は絶対、完璧に助けだしてみせるから・・・』
もう・・・このシーンだけで号泣ですよ・゚・(つД`)・゚・
当麻の辛くて悔しくて、それでもインデックスを安心させようとする思いが滲み出る言葉。
インデックスが初めて頼った男の子との約束。
もういっぱいいっぱいです・・・。
で、こんな感動的で絶望的な場面でふと冴えわたる主人公の脳ミソ(;´Д`)
インデックスの脳の85%を使って10万3000冊もの膨大な知識量を保存しているのに、残りの15%がたった1年しか記憶できないってのはおかしくないか?それ以前にいったいどうやって85%だの15%だのって数字を導き出した?
インデックスの記憶の“ルール”に関する疑問。まずは最初に気づこうよとかは言わないお約束。
小萌先生の話では、完全記憶能力は確かにどんなゴミ記憶でも記憶しちゃうけど、それで脳がパンクしちゃうようなことはありえない。人間の脳の構造を考えれば当然っていえば当然・・・ですね^^;
魔術やら何やらの話が前提にあって、「記憶を消さないと死んじゃうんだよ」なんて聞かされてたから灯台下暗しって感じですが・・・
え?早い話が最初から小萌ちゃんに相談しとけばよかったと。(そういえば銭湯に入ってたんだっけw)
・・・あれだけ悩んで苦しんで慌てふためいた当麻の苦労は一体・・・(´Д`)
インデックスの記憶を一周年周期で消さなければ死んでしまうという細工を、教会が施した理由。
10万3000冊の魔道書を持つインデックスが絶対に裏切ることのないように、ステイルや神裂たちがインデックスのために従わなければならないように、教会が仕組んだ裏切りを防ぐための楔だったというわけですか・・・。
その細工も幻想殺しで壊そうと試みる当麻・・・。魔術的なものが施されているっていう理屈ならそれも分かるし問題はないけど、問題なのは・・・どこを見てどこを触ろうとしているかっていうことですよ!
何赤くなってるの・・・(;^ω^)
当麻の右手から先が直に触れないと効力が消えない?とか、当麻が居るだけで魔術に影響が出るおそれがあるとか、幻想殺しの範囲等はまだ曖昧な感じ・・・かな?
教会の仕掛けた“首輪”に侵入してきた当麻に対する防衛機能として、『自動筆記』(ヨハネのペン)が起動。いつもの無感情モードと様子が違っておっかない感じになってますが・・・。
当麻の『幻想殺し』に対抗する魔術を10万3000冊の魔道書から組み合わせて『聖ジョージの聖域』なる魔術を構成させるインデックス。でもちょっとまって・・・
そもそもインデックスって魔術を練れないんじゃなかったの?
『聖ジョージの聖域』がどんなものか現時点ではまだよく分かりませんが・・・。
とにかく急展開の『インデックス』編、次回へ続きます。
【おまけ】
今回一番の立役者、おいしいところは全部持っていく感が強い小萌先生のごゆるりとしたリラックスシーン。
・・・この人の声とお姿を見ているとほんとに実年齢が疑わしく思えてきます(*´Д`)一体何歳なんですか・・・。
次回 とある魔術の禁書目録 第6話 幻想殺し(イマジンブレイカー)
ラスボス(?)化したインデックスの『聖ジョージの聖域』と当麻の『幻想殺し』の対決?
オープニングの逆さ吊りの人も出てくるようで・・・次回も注目です。
<関連サイト>
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とある魔術の禁書目録 第5話 十二時(リミット)より感想です。
『“ヒーロー気取り”じゃねぇ・・・』
『ヒーローに、なるんだ!!』
【前回までのあらすじ・・・のようなもの】
イギリス清教『必要悪の教会』(ネセサリウス)からやってきたステイル・マグヌスと神裂火織は、かつてはインデックスの同僚で、同じネセサリウスの仲間。完全記憶能力と10万3000冊の魔道書を脳に詰め込まれた弊害で、インデックスの記憶は1年に1度リセットしなければ、生死に関わってしまう。
そのため、インデックスを保護し、記憶をリセットするために、二人はやってきた・・・。
当初のインデックスへのステイルの態度とか神裂火織がインデックスを傷つけたこととか、ちょっと引っ掛かる部分もありますが。自分たちはインデックスの記憶を消してしまう“悪者”なんだから、偽善ぶって仕方なく、というよりは徹底的に嫌われてしまえ、と。そういうことなんでしょうね。
━━━記憶を消すことで、命が助かるなら
━━━記憶を消さずに、彼女の笑顔を守る方法を
当麻の目から見たら、ステイルたちのやろうとしていることは諦観にしか見えない。記憶を消さずに、命を救う方法だって必ずあるはず。“魔術”にその方法がなければ、“科学”に頼れば・・・。
あの笑顔を失くさないために。当麻のインデックスを助けるための奮闘が始まる。期限は12時。残された時間はあと僅か。
『残り時間は本当に僅かですが・・・最後に、素敵な悪あがきを』
当麻がステイルと神裂に怒ったのは、その諦観した態度と何もしないで彼女の記憶を消そうっていうことが理不尽に感じたせい。でも、それしかインデックスを助ける方法がないから、記憶を消すことで命が助かるなら・・・実際はステイル達だって涙を流して、その決断を下していたんですね・・・。
“最善を尽くすこと”が“最良の結果を生む”とは限らない。
今回の当麻のインデックスを救おうとする行動が、この言葉に当てはまっている気がしました・・・。
『もう少し待ってくれ!俺が、必ず誰もが笑って、誰もが幸福な結末を捜し出してみせるから・・・!』
『・・・言いたいことはそれだけか?見ろ!!君はこの子の前で同じ台詞が言えるのか?
ずっと耐え続けてきた人間に、激痛で目を開けることもできない病人に、「試したいことがあるから待ってろ」なんて言えるのか?顔も名前も分からない医者共この子の体を好き勝手いじらせ薬漬けにすることを善しとするだなんて、そんなものは人間の考えじゃない。
答えろ!!君はまだ人間か?それとも人間を捨てたバケモノなのか?』
当麻の行動はインデックスの事を考えない“独り善がり”だというステイルの痛烈な言葉。
助けたいのはステイルたちも同じ。記憶を消すことが罪であっても、それでも命が助かるなら・・・。
今まで幾度となく経験したであろうインデックスが自分たちを忘れる寂しさ、苦しみ、罪の意識、苦しむインデックスをこんな方法でしか助けられない不甲斐なさ。
それらを十分に噛み締めてきたステイルだからこそ、当麻の無責任な言葉は許せなかったのかも。
『なんで・・・なんで俺にはたった一人苦しんでる女の子を助けることもできねぇのかな・・・』
どうしても助けたい、あの笑顔を失わせないために。そんな願いさえ叶えられない自分の無力さを感じて涙を流す当麻。今までもそうだったけれど、熱血漢ってだけじゃなくて、本当に他人のために全てを賭けられる人間なんだろうなぁ・・・。あの熱い台詞はその心根ってことで納得。
『ごめん・・・俺強くなるから。もう二度と負けねぇから。お前をこんな風に扱う連中、全部残らず、一つ残らずぶっとばせるぐらい強くなるから。・・・待ってろよ。今度は、今度は絶対、完璧に助けだしてみせるから・・・』
『・・・わかった。待ってる・・・』
もう・・・このシーンだけで号泣ですよ・゚・(つД`)・゚・
当麻の辛くて悔しくて、それでもインデックスを安心させようとする思いが滲み出る言葉。
インデックスが初めて頼った男の子との約束。
もういっぱいいっぱいです・・・。
で、こんな感動的で絶望的な場面でふと冴えわたる主人公の脳ミソ(;´Д`)
インデックスの脳の85%を使って10万3000冊もの膨大な知識量を保存しているのに、残りの15%がたった1年しか記憶できないってのはおかしくないか?それ以前にいったいどうやって85%だの15%だのって数字を導き出した?
インデックスの記憶の“ルール”に関する疑問。まずは最初に気づこうよとかは言わないお約束。
小萌先生の話では、完全記憶能力は確かにどんなゴミ記憶でも記憶しちゃうけど、それで脳がパンクしちゃうようなことはありえない。人間の脳の構造を考えれば当然っていえば当然・・・ですね^^;
魔術やら何やらの話が前提にあって、「記憶を消さないと死んじゃうんだよ」なんて聞かされてたから灯台下暗しって感じですが・・・
え?早い話が最初から小萌ちゃんに相談しとけばよかったと。(そういえば銭湯に入ってたんだっけw)
・・・あれだけ悩んで苦しんで慌てふためいた当麻の苦労は一体・・・(´Д`)
インデックスの記憶を一周年周期で消さなければ死んでしまうという細工を、教会が施した理由。
10万3000冊の魔道書を持つインデックスが絶対に裏切ることのないように、ステイルや神裂たちがインデックスのために従わなければならないように、教会が仕組んだ裏切りを防ぐための楔だったというわけですか・・・。
その細工も幻想殺しで壊そうと試みる当麻・・・。魔術的なものが施されているっていう理屈ならそれも分かるし問題はないけど、問題なのは・・・どこを見てどこを触ろうとしているかっていうことですよ!
何赤くなってるの・・・(;^ω^)
当麻の右手から先が直に触れないと効力が消えない?とか、当麻が居るだけで魔術に影響が出るおそれがあるとか、幻想殺しの範囲等はまだ曖昧な感じ・・・かな?
教会の仕掛けた“首輪”に侵入してきた当麻に対する防衛機能として、『自動筆記』(ヨハネのペン)が起動。いつもの無感情モードと様子が違っておっかない感じになってますが・・・。
当麻の『幻想殺し』に対抗する魔術を10万3000冊の魔道書から組み合わせて『聖ジョージの聖域』なる魔術を構成させるインデックス。でもちょっとまって・・・
そもそもインデックスって魔術を練れないんじゃなかったの?
『聖ジョージの聖域』がどんなものか現時点ではまだよく分かりませんが・・・。
とにかく急展開の『インデックス』編、次回へ続きます。
【おまけ】
今回一番の立役者、おいしいところは全部持っていく感が強い小萌先生のごゆるりとしたリラックスシーン。
・・・この人の声とお姿を見ているとほんとに実年齢が疑わしく思えてきます(*´Д`)一体何歳なんですか・・・。
次回 とある魔術の禁書目録 第6話 幻想殺し(イマジンブレイカー)
ラスボス(?)化したインデックスの『聖ジョージの聖域』と当麻の『幻想殺し』の対決?
オープニングの逆さ吊りの人も出てくるようで・・・次回も注目です。
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Tag ⇒ | *アニメ | とある魔術の禁書目録
この記事へのコメント
>p2pobさん
小萌先生何だかんだで毎回登場してますね^^; しかも目立たないけど重要な役回りで頑張ってらっしゃる天下無敵の合法ロリ(;´Д`)
今回の当麻は確かに・・・その・・・ちょっとアレでしたね(/ω\) アニメでの描写があんな風になるとは・・・^^;
次回はあの怖いインデックスを『幻想殺し』で何とかするのかな?次も期待ですね~♪
小萌先生何だかんだで毎回登場してますね^^; しかも目立たないけど重要な役回りで頑張ってらっしゃる天下無敵の合法ロリ(;´Д`)
今回の当麻は確かに・・・その・・・ちょっとアレでしたね(/ω\) アニメでの描写があんな風になるとは・・・^^;
次回はあの怖いインデックスを『幻想殺し』で何とかするのかな?次も期待ですね~♪
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第5話「十二時(リミット)」
やっと見つけた、インデックスを苦しめる諸悪の根源
ちょ、予想通りの展開(笑)
相変わらず説明ばかりでストーリーが全然進まないことに不満な とある魔術の禁書目録 第5話 感想
とある魔術の禁書目録 第5話「十二時(リミット)」の感想です。
とある魔術の禁書目録 第5話感想です。
迫り来るリミット……
インデックスの記憶の消されるのは午前0時。
果たして、当麻はインデックスを救う事が出来るのでしょうか?
当麻とインデックスの元にやって来たステイルと神裂は、当麻に12時までに別れを告げ
URL :
- p2pob - 2008年11月03日 20:21:25
そして5話後半にしてやっと深夜アニメっぽい描写が!
意識の無い女の子の身体に視線を這わせるあたりマニアックすぎますw
先週、今週の前半は「また説明か…」的な流れだったのに最後でもってかれました。
ラスボス化しちゃったインデックスにどう落とし前をつけるのか…
来週に期待なのです。