鉄のラインバレル #07 サイアクな放課後 感想
鉄のラインバレル 第7話 サイアクな放課後

主人公より格好良い“悪役”

前回で絵美との距離も少しは縮まったかと思ったら、そんなことどうでもいいってくらい浩一が暴走していて何だかなぁ・・・という感じの冒頭(;´Д`)
道明寺にケンカで敵わないと知るやラインバレルを召喚して力をひけらかすなんてまるで成長してないし。これじゃ『だからあなたはダメなんです!』とか『あなた、最低です』って言われてもしょうがないよ・・・。森次曰く『人間の本性というものはそう簡単に変化するものではない』。今の浩一にはあまりにも残念なこの言葉との一致。
・・・逆に考えればまだまだ成長の余地はあると考えればいいんでしょうか?
理沙子は相変わらず蚊帳の外のおかれてるし・・・相変わらず報われないコだ・・・(´Д⊂ヽ

加藤機関のお二人は学校にでも乗り込んでくるのかくらいに想像してましたが、いきなり敵本拠地のJUDAにやってきて正々堂々と浩一に対面を要求してくるのには驚きw 名刺まで用意してあるし・・・ここは笑うところなのか(笑)
『想像せよ。それだけが来るべき時代を生き抜く唯一の手段なのだ』
浩一になぜ、敵である自分が目の前にいるかを問う加藤。
加藤機関のメンバーが『想像せよ』って言葉に傾倒しているのは第1話から強調されてきましたが、これがどう加藤たちの目的と繋がっているのか・・・。手土産に持ってきたカステラがカレー味だったり、とことん読めない人ですね。っていうかカステラをぎっしりアタッシュケースに入れるなよと。金塊に見えてしまったじゃないですか(*´Д`)

JUDAの面々とカステラをご一緒する加藤。ある意味シュールw
加藤のもたらした情報によれば、ラインバレルたちマキナは並行的な近似世界・・・つまり浩一たちの住む“世界”とは違う、“並行世界”からやってきたものだという。加藤の話では『高蓋然性世界』というそうですが。加藤はその“高蓋然性世界”から、浩一たちの世界を侵略するためにやってきた、と・・・。加藤の話を聞く限りでは、本当の意味で世界征服が目的なのか、ちょっと怪しむべき点もあるけれど、(本来の自分の力を持ってすれば世界征服などたやすいが、手順を踏まなくてはならない、など)当面の意味では世界征服のために行動していると取っていいのでしょう。
改めて思うのは、悪役としての加藤久嵩の格好よさ。
人相や声(笑)を抜きにしても、堂々とJUDAに乗り込んできて浩一を仲間に引き入れようとする行動、先の読めない仕種にミステリアスな雰囲気を感じると共にある意味親近感を感じてしまう。嘘をつけばもっと確実に浩一を引き込めたにも関わらず、あくまで正直に同じ世界の住人である絵美と自身の関係を語るなど、悪役の“顔”としてラインバレルの中の登場人物の中ではかなり好印象なキャラクターです。
ここには居ない城崎絵美のラインバレルとの関係、石神社長が加藤機関を裏切ってやってきたことを語るのは演出的にも面白いと感じましたが、石神社長の謎めいたキャラクターにも少しメスが入って、物語に深みが増してきたかな。浩一の加藤に対する答えは『矢島を殺したお前らなんかに!』で終結してしまいましたが、あれは浩一らしさが出ていてかえって良かったですね。
『正義の意味を知りたければ、加藤機関へ来い』
世界征服を目指す悪が言う正義の意味、単なる悪党としての矜持とはまた違うところに意味がありそうな気がします。

妄想大爆発な理沙子や良く分からないうちに浩一と仲良くなった?道明寺に振り回される絵美に同情を感じざるを得ない(笑) 浩一だけでも手一杯だろうにね・・・。
『早瀬軍団』設立で理沙子ら学校メンバーにも光が当たるようになればいいのですが・・・。
浩一も加藤たち敵との対面、絵美とラインバレルの関係、その他諸々の深い事情に、自分も関わっていると感知、認識したことで、これから成長していく、というイメージが湧いてきたかな・・・。そう考えると冒頭のあのシーンはまだまだ浩一が未熟だという一面を強調していたのか。それにしてはやり過ぎな面も感じましたが^^; 中々面白い回でした。
次回 鉄のラインバレル 第8話 戯れの鬼たち

次回予告の浩一は今回の話の感想を言っているんですか(;´Д`)
まだまだ続く浩一、『あなた、最低です!』
<関連サイト>
鉄のラインバレル 公式サイト


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主人公より格好良い“悪役”

前回で絵美との距離も少しは縮まったかと思ったら、そんなことどうでもいいってくらい浩一が暴走していて何だかなぁ・・・という感じの冒頭(;´Д`)
道明寺にケンカで敵わないと知るやラインバレルを召喚して力をひけらかすなんてまるで成長してないし。これじゃ『だからあなたはダメなんです!』とか『あなた、最低です』って言われてもしょうがないよ・・・。森次曰く『人間の本性というものはそう簡単に変化するものではない』。今の浩一にはあまりにも残念なこの言葉との一致。
・・・逆に考えればまだまだ成長の余地はあると考えればいいんでしょうか?
理沙子は相変わらず蚊帳の外のおかれてるし・・・相変わらず報われないコだ・・・(´Д⊂ヽ

加藤機関のお二人は学校にでも乗り込んでくるのかくらいに想像してましたが、いきなり敵本拠地のJUDAにやってきて正々堂々と浩一に対面を要求してくるのには驚きw 名刺まで用意してあるし・・・ここは笑うところなのか(笑)
『想像せよ。それだけが来るべき時代を生き抜く唯一の手段なのだ』
浩一になぜ、敵である自分が目の前にいるかを問う加藤。
加藤機関のメンバーが『想像せよ』って言葉に傾倒しているのは第1話から強調されてきましたが、これがどう加藤たちの目的と繋がっているのか・・・。手土産に持ってきたカステラがカレー味だったり、とことん読めない人ですね。っていうかカステラをぎっしりアタッシュケースに入れるなよと。金塊に見えてしまったじゃないですか(*´Д`)

JUDAの面々とカステラをご一緒する加藤。ある意味シュールw
加藤のもたらした情報によれば、ラインバレルたちマキナは並行的な近似世界・・・つまり浩一たちの住む“世界”とは違う、“並行世界”からやってきたものだという。加藤の話では『高蓋然性世界』というそうですが。加藤はその“高蓋然性世界”から、浩一たちの世界を侵略するためにやってきた、と・・・。加藤の話を聞く限りでは、本当の意味で世界征服が目的なのか、ちょっと怪しむべき点もあるけれど、(本来の自分の力を持ってすれば世界征服などたやすいが、手順を踏まなくてはならない、など)当面の意味では世界征服のために行動していると取っていいのでしょう。
改めて思うのは、悪役としての加藤久嵩の格好よさ。
人相や声(笑)を抜きにしても、堂々とJUDAに乗り込んできて浩一を仲間に引き入れようとする行動、先の読めない仕種にミステリアスな雰囲気を感じると共にある意味親近感を感じてしまう。嘘をつけばもっと確実に浩一を引き込めたにも関わらず、あくまで正直に同じ世界の住人である絵美と自身の関係を語るなど、悪役の“顔”としてラインバレルの中の登場人物の中ではかなり好印象なキャラクターです。
ここには居ない城崎絵美のラインバレルとの関係、石神社長が加藤機関を裏切ってやってきたことを語るのは演出的にも面白いと感じましたが、石神社長の謎めいたキャラクターにも少しメスが入って、物語に深みが増してきたかな。浩一の加藤に対する答えは『矢島を殺したお前らなんかに!』で終結してしまいましたが、あれは浩一らしさが出ていてかえって良かったですね。
『正義の意味を知りたければ、加藤機関へ来い』
世界征服を目指す悪が言う正義の意味、単なる悪党としての矜持とはまた違うところに意味がありそうな気がします。

妄想大爆発な理沙子や良く分からないうちに浩一と仲良くなった?道明寺に振り回される絵美に同情を感じざるを得ない(笑) 浩一だけでも手一杯だろうにね・・・。
『早瀬軍団』設立で理沙子ら学校メンバーにも光が当たるようになればいいのですが・・・。
浩一も加藤たち敵との対面、絵美とラインバレルの関係、その他諸々の深い事情に、自分も関わっていると感知、認識したことで、これから成長していく、というイメージが湧いてきたかな・・・。そう考えると冒頭のあのシーンはまだまだ浩一が未熟だという一面を強調していたのか。それにしてはやり過ぎな面も感じましたが^^; 中々面白い回でした。
次回 鉄のラインバレル 第8話 戯れの鬼たち

次回予告の浩一は今回の話の感想を言っているんですか(;´Д`)
まだまだ続く浩一、『あなた、最低です!』
<関連サイト>
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この記事へのコメント
>westernblackさん
浩一の性格も第1話からすればかなり変わってきましたね。当初はこんな主人公で大丈夫なの?なんて思ったものですが、今は不思議と見守りたい感がある不思議。気付いたらまだ中学生なんですね^^; すっかり忘れてました・・・。
浩一を成長させる要因として、また物語の全貌を伝える演出としても、敵であるはずの加藤を前面に押し出してきた今回のストーリーは面白かったです。目的は世界征服って勧善懲悪なのかと考えてしまうけれどそうでもなさそうな懐具合がまた魅力的なんですよね、加藤久嵩・・・。
画像の配置は劇中の雰囲気が伝わればいいな~と思って所々ストーリー中の順序とは違っていたり、場面ごとに強調させるところは大きくしたりしています^^ 加藤のカッコよさが伝わっていたら嬉しいです・・・(´∀`*)
いつもコメント感謝しております(^^) またよろしければお願い致しますね♪
浩一の性格も第1話からすればかなり変わってきましたね。当初はこんな主人公で大丈夫なの?なんて思ったものですが、今は不思議と見守りたい感がある不思議。気付いたらまだ中学生なんですね^^; すっかり忘れてました・・・。
浩一を成長させる要因として、また物語の全貌を伝える演出としても、敵であるはずの加藤を前面に押し出してきた今回のストーリーは面白かったです。目的は世界征服って勧善懲悪なのかと考えてしまうけれどそうでもなさそうな懐具合がまた魅力的なんですよね、加藤久嵩・・・。
画像の配置は劇中の雰囲気が伝わればいいな~と思って所々ストーリー中の順序とは違っていたり、場面ごとに強調させるところは大きくしたりしています^^ 加藤のカッコよさが伝わっていたら嬉しいです・・・(´∀`*)
いつもコメント感謝しております(^^) またよろしければお願い致しますね♪
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「『想像』せよ。それだけが、来るべき時代を生き抜く唯一の手段なのだ」
早瀬軍団結成!?
振り回される城崎、そりゃ目もでっかくなります。
最初に言っとく、たくさん書くのでメンドイ人は読み飛ばすように。でも全部読んでくれたら管理人がキスしてあげるぜ♡
敵からの誘い。
鉄のラインバレル 1 (1) (チャンピオンREDコミックス)(2005/06/20)清水 栄一商品詳細を見るいまどき軍団はないと思う(^-^;
加藤総帥が乗り込んで来たー!
「朝ぐらい、自分で起きてください。だから、あなたは駄目なんです。」by城崎絵美
URL :
毎度どうも - westernblack - 2008年11月21日 22:08:08
ガンダムは割りとまじめにコメントしていますが、この番組についてはネタ派で「コメディリリーフ」の浩一が健全な成長を生温かく見守りたいと思っています
一応原作は途中まで既読ですが、次回はおそらく過激なバトル回で、今回と次回をうまくつないでいると思いました。今回見て思ったのですが、この番組、浩一がかっこよくやれそうな場面ほどやらかしてくれそうな期待が持てます。その一方で今回見られたように普通の中学生のスピードできちんとまっすぐ成長している部分もあり、そのバランスが好感度高いですね
しかしいつもながら画像の配置がお見事です。「加藤の方がカッコいい」という趣旨がバッチリ伝わってきました(笑)
それでは失礼します