機動戦士ガンダム00 セカンドシーズン 第7話 「再会と離別と」 感想
機動戦士ガンダム00 セカンドシーズン

第7話 「再会と離別と」 以下感想です。
■刹那とミスター・ブシドーの戦い。

トランザムを使って窮地を切り抜けたのはいいけれど、オーバーヒートして00(ダブルオー)ガンダムは戦闘不能に。トランザムを使わざるを得ない状況に追い込まれた刹那の戦闘ぶりは、サーシェスとの再会やマリナの言葉を気にして本調子でなかったため?そうでなければ単にミスターブシドーが強いからってことになるけれど、それにしても本当に何をしたいのか、ミスター=ブシドー。
『なんと・・・機体が万全ではないとは・・・ならば斬る価値も無し!』
その名のとおり武士道精神に則って正々堂々とガンダムを倒すことが目的?軍規を逸脱した傍若無人っぷりに仲間ですら『勝手すぎる』と言うのは当然に思えますね^^;
結局沙慈が引鉄を引けなかったのは戦闘に関わることを躊躇ったためか・・・。
何はともあれ、知らずにルイスを撃たなくて済んだし、アンドレイもルイスを庇って死ぬ・・・なんてことがなくて良かった。前回のラストって結構フラグ立ってそうで危なかった気がしましたし。
ともかく、課題の残る戦闘であったなぁ・・・。
■再会と離別
まさかこんな形でソーマとの別れが来ようとは・・・
前回の予告で誰かの死亡を予想してしまった私としては嬉しい展開でした。
アレルヤは機体を盾にしてまでマリー=ソーマを離さないとその信念は固く。二人そろって樹海の中へ。
ソーマが襲い来る中、必死でマリーの名を呼びかけ続けたアレルヤの声が届いたのか、ソーマの中で眠っていたマリーが目覚める。
マリーと共に明かされるアレルヤの過去・・・。
施設から逃げたアレルヤたち超人機関の被験体たちに、行く宛ての無い逃亡の末起こった事は、漂流による食糧と酸素の不足から起こる仲間どうしの殺し合い・・・。ハレルヤによる一方的な虐殺だったかは不明ですが、ともかく『彼』によって一緒に逃げた仲間は全員殺されるという凄惨な過去が明らかに。
その極限状態の中で“ハレルヤ”という人格が目覚めたと思ったらそうではなく、マリーの話では逃亡以前からアレルヤの中にもう一人の人格は存在していたとのこと。
ハレルヤが過去起こした事件は明らかになりましたが、ハレルヤは本当に死んでしまったのでしょうか・・・。MS戦での戦闘能力の低下はハレルヤが復活する伏線だと思うのですが、一期最終話で見せたアレルヤとのコンビネーションをもう一度見せてほしいですね。

『神よ、感謝いたします。アレルヤ(祝福あれ)』
マリーはアレルヤのもう一人の人格を殺した罪を、アレルヤは超人機関の仲間達を殺したことを互いの罪と認め、分かち合い、共に再び出会えたことを喜ぶ。“アレルヤ”の名前はこの時のためにあったのかな・・・。
二人を見つけたセルゲイ=スミルノフ大佐の行動。

自らの死を以てマリーに幸福を約束させようとするアレルヤの挺身に応えたセルゲイ大佐の銃口は、天に向かって放たれる。
ソーマ=ピーリスの父親として、軍人としての在り方を教えた上官として、ソーマに別れを告げるセルゲイ大佐の行動にはグッとくるものがあります・・・。本当にこの人がソーマの上官で良かった。
『・・・そう言えば、礼を言っていなかったな。5年前、低軌道ステーションの事故、救助活動に参加してくれたこと、感謝する』
軍人として誇り高い人物であると同時に、ソーマを思いやるその行動にセルゲイ大佐がソーマの父親的存在であったことを再認識させられますね・・・。
『私の中のソーマ=ピーリスがこう言っています。貴方の娘に、なりたかったと』
娘の幸せを願う父親としての顔を見せ、ソーマから離れていくセルゲイ=スミルノフ。

ソーマ=ピーリスとの別れ、マリー=パーファシーとの再会。
願わくば、これから彼らが戦いの場で出会うことのないよう祈りたいものです・・・。
そして、二人の今後に幸大からんことを。“アレルヤ”・・・。
■第7話雑感
今回のお話が“無血”で終わったのはやはりセルゲイ大佐の功績が大きいかと・・・。
今まで戦争の現実という辛い部分を見せつけられてきただけに、最悪の展開も予想していましたが、ハッピー・エンドで終わったマリーとアレルヤの再会にはスタッフに感謝の意を示したいくらいです。
最近の暗い話の中にあって明るい未来を想像させるシーンはあまり見られないと思っていたものですから^^; ハレルヤには復活を期待してますが、ソーマ・・・ではなくマリーとアレルヤにはこのまま幸せになってほしいですね。

『君でも、笑うんだ』
『嬉しいことがあれば、誰だって笑うさ』
刹那と沙慈の会話で見せた刹那の微笑みにも安心を感じるなぁ・・・。こんな台詞を刹那から聞けるとは思わなかった・・・ティエリアよりも貴重かもしれませんね^^ 刹那の笑顔は。
しかし、全体の流れから見れば状況は悪化していることも事実。
アザディスタンはサーシェスの襲撃の後、政府の暫定政権が乗り込んできて事実上の消滅・・・いいことばかりではありません。マリナは本当に不幸なままで可哀そうですね・・・。アザディスタン消滅と連邦政府の中東への介入もイノベイターが仕組んだことなのでしょうか。
ルイスのガンダムへの恨みは確実なものになっていくし、沙慈の今後の身の振り方も気になります・・・。戦争は当然のごとく続いているんですよね。

そして最後に顔を合わせることになったティエリア=アーデとイノベイターのリジェネ=レジェッタ。
同じDNAと塩基配列パターンを持つという二人の関係。この邂逅が何をもたらすのか・・・次回も必見です。
次回 機動戦士ガンダム00 セカンドシーズン 第8話 無垢なる歪み

リジェネのティエリアとの接触の目的。イノベイターの行動は本当にイオリアの意思なのか━━━
リジェネとティエリアにそっくりの長髪の女性にも注目ですね・・・。
※言及リンク
http://freedomdays.blog.so-net.ne.jp/2008-11-16-2
http://blog.livedoor.jp/koubow20053/archives/51144148.html
<関連サイト>
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第7話 「再会と離別と」 以下感想です。
■刹那とミスター・ブシドーの戦い。

トランザムを使って窮地を切り抜けたのはいいけれど、オーバーヒートして00(ダブルオー)ガンダムは戦闘不能に。トランザムを使わざるを得ない状況に追い込まれた刹那の戦闘ぶりは、サーシェスとの再会やマリナの言葉を気にして本調子でなかったため?そうでなければ単にミスターブシドーが強いからってことになるけれど、それにしても本当に何をしたいのか、ミスター=ブシドー。
『なんと・・・機体が万全ではないとは・・・ならば斬る価値も無し!』
その名のとおり武士道精神に則って正々堂々とガンダムを倒すことが目的?軍規を逸脱した傍若無人っぷりに仲間ですら『勝手すぎる』と言うのは当然に思えますね^^;
結局沙慈が引鉄を引けなかったのは戦闘に関わることを躊躇ったためか・・・。
何はともあれ、知らずにルイスを撃たなくて済んだし、アンドレイもルイスを庇って死ぬ・・・なんてことがなくて良かった。前回のラストって結構フラグ立ってそうで危なかった気がしましたし。
ともかく、課題の残る戦闘であったなぁ・・・。
■再会と離別
まさかこんな形でソーマとの別れが来ようとは・・・
前回の予告で誰かの死亡を予想してしまった私としては嬉しい展開でした。
アレルヤは機体を盾にしてまでマリー=ソーマを離さないとその信念は固く。二人そろって樹海の中へ。
ソーマが襲い来る中、必死でマリーの名を呼びかけ続けたアレルヤの声が届いたのか、ソーマの中で眠っていたマリーが目覚める。
マリーと共に明かされるアレルヤの過去・・・。
施設から逃げたアレルヤたち超人機関の被験体たちに、行く宛ての無い逃亡の末起こった事は、漂流による食糧と酸素の不足から起こる仲間どうしの殺し合い・・・。ハレルヤによる一方的な虐殺だったかは不明ですが、ともかく『彼』によって一緒に逃げた仲間は全員殺されるという凄惨な過去が明らかに。
その極限状態の中で“ハレルヤ”という人格が目覚めたと思ったらそうではなく、マリーの話では逃亡以前からアレルヤの中にもう一人の人格は存在していたとのこと。
ハレルヤが過去起こした事件は明らかになりましたが、ハレルヤは本当に死んでしまったのでしょうか・・・。MS戦での戦闘能力の低下はハレルヤが復活する伏線だと思うのですが、一期最終話で見せたアレルヤとのコンビネーションをもう一度見せてほしいですね。

『神よ、感謝いたします。アレルヤ(祝福あれ)』
マリーはアレルヤのもう一人の人格を殺した罪を、アレルヤは超人機関の仲間達を殺したことを互いの罪と認め、分かち合い、共に再び出会えたことを喜ぶ。“アレルヤ”の名前はこの時のためにあったのかな・・・。
二人を見つけたセルゲイ=スミルノフ大佐の行動。

自らの死を以てマリーに幸福を約束させようとするアレルヤの挺身に応えたセルゲイ大佐の銃口は、天に向かって放たれる。
ソーマ=ピーリスの父親として、軍人としての在り方を教えた上官として、ソーマに別れを告げるセルゲイ大佐の行動にはグッとくるものがあります・・・。本当にこの人がソーマの上官で良かった。
『・・・そう言えば、礼を言っていなかったな。5年前、低軌道ステーションの事故、救助活動に参加してくれたこと、感謝する』
軍人として誇り高い人物であると同時に、ソーマを思いやるその行動にセルゲイ大佐がソーマの父親的存在であったことを再認識させられますね・・・。
『私の中のソーマ=ピーリスがこう言っています。貴方の娘に、なりたかったと』
娘の幸せを願う父親としての顔を見せ、ソーマから離れていくセルゲイ=スミルノフ。

ソーマ=ピーリスとの別れ、マリー=パーファシーとの再会。
願わくば、これから彼らが戦いの場で出会うことのないよう祈りたいものです・・・。
そして、二人の今後に幸大からんことを。“アレルヤ”・・・。
■第7話雑感
今回のお話が“無血”で終わったのはやはりセルゲイ大佐の功績が大きいかと・・・。
今まで戦争の現実という辛い部分を見せつけられてきただけに、最悪の展開も予想していましたが、ハッピー・エンドで終わったマリーとアレルヤの再会にはスタッフに感謝の意を示したいくらいです。
最近の暗い話の中にあって明るい未来を想像させるシーンはあまり見られないと思っていたものですから^^; ハレルヤには復活を期待してますが、ソーマ・・・ではなくマリーとアレルヤにはこのまま幸せになってほしいですね。

『君でも、笑うんだ』
『嬉しいことがあれば、誰だって笑うさ』
刹那と沙慈の会話で見せた刹那の微笑みにも安心を感じるなぁ・・・。こんな台詞を刹那から聞けるとは思わなかった・・・ティエリアよりも貴重かもしれませんね^^ 刹那の笑顔は。
しかし、全体の流れから見れば状況は悪化していることも事実。
アザディスタンはサーシェスの襲撃の後、政府の暫定政権が乗り込んできて事実上の消滅・・・いいことばかりではありません。マリナは本当に不幸なままで可哀そうですね・・・。アザディスタン消滅と連邦政府の中東への介入もイノベイターが仕組んだことなのでしょうか。
ルイスのガンダムへの恨みは確実なものになっていくし、沙慈の今後の身の振り方も気になります・・・。戦争は当然のごとく続いているんですよね。

そして最後に顔を合わせることになったティエリア=アーデとイノベイターのリジェネ=レジェッタ。
同じDNAと塩基配列パターンを持つという二人の関係。この邂逅が何をもたらすのか・・・次回も必見です。
次回 機動戦士ガンダム00 セカンドシーズン 第8話 無垢なる歪み

リジェネのティエリアとの接触の目的。イノベイターの行動は本当にイオリアの意思なのか━━━
リジェネとティエリアにそっくりの長髪の女性にも注目ですね・・・。
※言及リンク
http://freedomdays.blog.so-net.ne.jp/2008-11-16-2
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この記事へのコメント
>westernblackさん
こんばんは~(^^)
ホント・・・前回あれだけフラグを立たせておいて(ルイス、アンドレイ、ソーマ、スミルノフ大佐)誰一人失うことなく更にはハッピーエンドで終結。意外でしたが、それ以上に心が温まるお話でしたね^^
刹那の微笑みもGoodでした・・・彼の笑うシーンなんてほとんどなかっただけに、嬉しかったです。
ソーマはマリーの中で生き続けているのでしょうね。セルゲイ大佐が去り際に『ピーリス』・・・と言うシーンに娘を送り出す父親の哀愁を感じたり(´;ω;`)
マリナに関しては・・・描写こそ少なかったものの、他と比べられない程不幸な状況に陥っているんですよね。今回の話で埋もれがちですが・・・。 今話の反動で暗いストーリーが増える、なんて事にならないよう願うばかりです(;><)
こんばんは~(^^)
ホント・・・前回あれだけフラグを立たせておいて(ルイス、アンドレイ、ソーマ、スミルノフ大佐)誰一人失うことなく更にはハッピーエンドで終結。意外でしたが、それ以上に心が温まるお話でしたね^^
刹那の微笑みもGoodでした・・・彼の笑うシーンなんてほとんどなかっただけに、嬉しかったです。
ソーマはマリーの中で生き続けているのでしょうね。セルゲイ大佐が去り際に『ピーリス』・・・と言うシーンに娘を送り出す父親の哀愁を感じたり(´;ω;`)
マリナに関しては・・・描写こそ少なかったものの、他と比べられない程不幸な状況に陥っているんですよね。今回の話で埋もれがちですが・・・。 今話の反動で暗いストーリーが増える、なんて事にならないよう願うばかりです(;><)
やっと今日見ました♪
最後まで誰か死んじゃうんじゃないかとヒヤヒヤしてたのが杞憂で良かったです(笑)
こういう暖かいシーンがたくさんあるとうれしいですね
最後まで誰か死んじゃうんじゃないかとヒヤヒヤしてたのが杞憂で良かったです(笑)
こういう暖かいシーンがたくさんあるとうれしいですね
>megaroさん
私も同じ気持ちです~^^
前回のラストといい、次回予告といい・・・不安にさせすぎ!って印象でしたものね~^^;
『戦争』を題材にしていることで、暗い部分を見せつけられる事が多いのですが、今回のようなお話を設けることも大事なんだなぁ・・・なんて実感しました。マリーとアレルヤ、最後まで幸せでいてほしいです・・・。
私も同じ気持ちです~^^
前回のラストといい、次回予告といい・・・不安にさせすぎ!って印象でしたものね~^^;
『戦争』を題材にしていることで、暗い部分を見せつけられる事が多いのですが、今回のようなお話を設けることも大事なんだなぁ・・・なんて実感しました。マリーとアレルヤ、最後まで幸せでいてほしいです・・・。
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「嬉しい事があれば誰だって笑うさ」(刹那)
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それとミレイナGJ!
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これがリアルの株式市場の話ならどんなにい
ガンダム00 第07話 「再会と離別と」
恋と友情と惑星の運命が交差しない超銀河ラブストーリー
ほぼ丸々、アレルヤ、ソーマ、セルゲイの話。
URL :
いや、心に残るよい回でした - westernblack - 2008年11月17日 11:09:25
でもご指摘のように心温まるとてもよい回でした
ガンダムシリーズ全体でもこういうのは珍しい気がします。「ガンダム=暗い」というのが定番のトーンなので…
「現実は厳しい」と示すのも必要だけれど、キャラクターを追い詰めるばかりが能じゃないということでしょう。多少年食った目からすると、主力であろう中高生の視聴者にも「未来に目を開く」ということを感じてほしいと余計なことを思ったり…
「君でも笑うって、沙慈クン、刹那を何だと思ってたのさ」というブログ様が結構ありますが、私たちもよく知らないままに「テロリストは皆心底感情の欠落した殺人マシーン」と思い込んでいる部分があるので(まあ、実際にそれに近い人もいると聞きますが)、知らずに決めつけてかかることではないのかもなんてことも思い起こされました。まあ、それと現実のテロリストの善悪は全然別のことですけども
でもソーマ、何だかんだ言って意識の裏に後退しただけで全然生きてるっぽいですよね。むしろ意外と元気?マリーの口を通じてお父さんにちゃんと嫁に出るごあいさつをしたりして。その彼女の動向にも注目という気がします
アザディスタン王家組だけが不幸に…
それでは失礼しました