【話題】次世代の『PSP2(仮)』には携帯電話回線(3G)を搭載!ゲーム機の機能を追加した新型端末『PSPフォン(仮)』開発も着手へ
SCEが年内に投入を予定しているという新型の次世代PSP、『PSP2(仮)』に、NTTドコモの携帯電話回線(3G)が搭載されるという情報が日本経済新聞のニュース記事に掲載されています。
携帯電話回線(3G)のゲーム機への導入は、『PSP2』が世界初。この仕様により、ネットを経由したゲーム・映画などのソフトダウンロードや、遠隔地の友人との対戦といった楽しみ方が、ドコモのサービス対象地域内ならどこにいても可能になるとのこと。なお、従来の無線LAN機能は次世代PSPでももちろん搭載。ただし、電話回線を使用した通話機能は実装されない模様。
さらに、次世代PSPの高精細な画像を、高速で表示するための新たな半導体も開発。従来より大型の有機EL(エレクトロ・ルミネッセンス)の画面を搭載し、画面に触れて操作するタッチパネルの機能も実装される予定です。なお、価格は現行モデルの16,800円より高くなる見通しとのこと。
この他、『PSP2』とは別に、ゲーム機の機能を追加した新型端末『PSPフォン(仮)』の開発も進めらているとの情報も。こちらは携帯電話に十字型のコントローラーを装備して、複雑な操作が必要なゲームなどをプレイしやすくするというハード的な特徴に加えて、グーグルのOS「アンドロイド」を搭載し、映像やスケジュール管理といったゲーム以外のソフトも使用できるようにしているそうです。
現在の最新機種「PSP go」はソフトをダウンロード配信する形態が採られましたが、今後SCEはゲーム機を配信中心で使う端末と位置付け、携帯との融合を一気に進め、ソフトの販売で継続して収益を稼げる事業モデルの確立を目指すとのこと。ゲームソフトの販売形態がこれからどうなっていくのか、次世代PSPのリリースと共に注目が集まりそうですね。
<関連サイト>
■ソニー・コンピュータエンタテインメント 公式サイト


この記事へのコメント
トラックバック
URL :