とある魔術の禁書目録 #09 『吸血殺し(ディープブラッド)』 感想
とある魔術の禁書目録<インデックス>
とある魔術の禁書目録 第9話 『吸血殺し(ディープブラッド)』より感想です。
アウレオルス=イザード、ステイル=マグヌス、上条当麻。三人に共通する所はインデックスを救いたいと願った事・・・。アウレオルスも以前はステイルと同じようにインデックスの傍にいた人間だったというわけですか。ステイルは『パートナー』と表現していましたが・・・。
アウレオルスの目的は吸血鬼の無限の生命とそれに依る記憶を保つ術(すべ)を手に入れ、インデックスを『記憶』の呪縛から解き放とうというものだった。その為に吸血鬼を呼び寄せる『ディープブラッド』の能力を持つ姫神を囲い、今まで潜伏していたということですが、その後のステイルから語られる「インデックスはすでに救われている」って言葉でうろたえるアウレオルスは本当に哀れに思えてくる・・・。
今まで自分の全てを投げ打って道を外れてまで救おうとしてきた一切合財が全部否定されて、当麻にほんの数日で救われた上インデックスも取られちゃったら暴走もしちゃいますか。
自分の血の匂いで呼び寄せた吸血鬼を全て殺しつくしてしまう吸血殺し(ディープブラッド)の能力。自らの力を呪っていた姫神秋沙は、それを救いの道として必要としてくれたアウレオルスだからこそ、信用して今までついてきた。
そんな姫神を用済みとして殺そうするアウレオルスに、当麻の怒りが爆発する。
『いいぜ・・・てめえが何でも思い通りにできるってんなら・・・まずはそのふざけた幻想をぶち殺す!』
『幻想殺し(イマジンブレイカー)』VS『黄金練成(アルス=マグナ)』
・・・なんて仰々しく言うより当麻の賭けが勝ったという感じですか^^;
窒息、感電、圧殺、言葉にすることによって世界を思うように操るアウレオルス。
ではなぜその力でインデックスを救おうとしなかったのか、わざわざ吸血鬼を頼るなんて回りくどいことをしなければならなかったのか?
ステイルの助言で黄金練成(アルス=マグナ)の能力の真実に気付く当麻。
黄金練成(アルス=マグナ)は自分の言葉のとおりに世界を歪めるのではなく、自分のイメージを現実に干渉させる能力であるから、自分が不安に思った事すら現実にしてしまう。
アルス=マグナでインデックスを救えなかったのはアウレオルス自身がイメージ(想像)できなかったから。
針で首元を刺す行動もハイになって不安を打ち消して悪いイメージを打ち消すため。あの『必然』とか『当然』と言った結果が前に来るようなおかしな物言いも、自分の意思を確固とするため・・・というよりは、弱い自分の精神面をフォローしているようにも思えますが。
とんでもなく強力な能力だけど、アウレオルスには実際不向きな力だったのかも・・・。
右手を切り落とされても平然と近づく当麻とその未知の能力に錯乱に近い不安を覚え、自身の最悪の末路を『想像してしまった』ことにより、アウレオルスは“自滅”という最期を遂げる・・・。(死んだわけではないけど)
・・・あとステイルが“爆ぜる”なんてあんなグロイ描写が出せるなら前回端折ったアレやソレはアウレオルスの人間性を保護するためなのかと深読みしてしまう・・・。っていうかショッキング映像どころじゃない(;´Д`) 何でその後のステイルが無事元通りになったのかは説明が無いし・・・。最近細かいところは気にするな!って感じがします・・・。
総じて言えばアウレオルスはインデックスを助けるために行動していたわけで、決して悪人の類では無かったはずなのですが(姫神秋沙も彼の優しさに気付いていた)、ああなった原因はインデックスを救う道を求めた末・・・というよりも当麻の存在とその『巫山戯た右手』によるインデックスの解放が彼にとっては本当に馬鹿馬鹿しい程に理不尽に思えたからなのかな?とも思えるんですよね。
最終的に記憶も何もかも失ったアウレオルスは『可哀そう』という言葉が後を引きます。
当麻、ステイル、アウレオルス。三者三様にインデックスを救おうとした結果は当麻が上手く成功したというだけで、その気持ちは変わらなかったはずなのに、ね・・・。
姫神秋沙はこの回以降どんどん影が薄くなるんですか・・・。能登さんの仕込みもあってまだ希望は捨てがたいですが、次回はいよいよ御坂妹や一方通行やらが出てきて一層影が薄くなる不安な感じは拭えまえん・・・が、今週以上を期待している私です^^;
次回 とある魔術の禁書目録 第10話 『お姉様(みさかみこと)』
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とある魔術の禁書目録 第9話 『吸血殺し(ディープブラッド)』より感想です。
アウレオルス=イザード、ステイル=マグヌス、上条当麻。三人に共通する所はインデックスを救いたいと願った事・・・。アウレオルスも以前はステイルと同じようにインデックスの傍にいた人間だったというわけですか。ステイルは『パートナー』と表現していましたが・・・。
アウレオルスの目的は吸血鬼の無限の生命とそれに依る記憶を保つ術(すべ)を手に入れ、インデックスを『記憶』の呪縛から解き放とうというものだった。その為に吸血鬼を呼び寄せる『ディープブラッド』の能力を持つ姫神を囲い、今まで潜伏していたということですが、その後のステイルから語られる「インデックスはすでに救われている」って言葉でうろたえるアウレオルスは本当に哀れに思えてくる・・・。
今まで自分の全てを投げ打って道を外れてまで救おうとしてきた一切合財が全部否定されて、当麻にほんの数日で救われた上インデックスも取られちゃったら暴走もしちゃいますか。
自分の血の匂いで呼び寄せた吸血鬼を全て殺しつくしてしまう吸血殺し(ディープブラッド)の能力。自らの力を呪っていた姫神秋沙は、それを救いの道として必要としてくれたアウレオルスだからこそ、信用して今までついてきた。
そんな姫神を用済みとして殺そうするアウレオルスに、当麻の怒りが爆発する。
『いいぜ・・・てめえが何でも思い通りにできるってんなら・・・まずはそのふざけた幻想をぶち殺す!』
『幻想殺し(イマジンブレイカー)』VS『黄金練成(アルス=マグナ)』
・・・なんて仰々しく言うより当麻の賭けが勝ったという感じですか^^;
窒息、感電、圧殺、言葉にすることによって世界を思うように操るアウレオルス。
ではなぜその力でインデックスを救おうとしなかったのか、わざわざ吸血鬼を頼るなんて回りくどいことをしなければならなかったのか?
ステイルの助言で黄金練成(アルス=マグナ)の能力の真実に気付く当麻。
黄金練成(アルス=マグナ)は自分の言葉のとおりに世界を歪めるのではなく、自分のイメージを現実に干渉させる能力であるから、自分が不安に思った事すら現実にしてしまう。
アルス=マグナでインデックスを救えなかったのはアウレオルス自身がイメージ(想像)できなかったから。
針で首元を刺す行動もハイになって不安を打ち消して悪いイメージを打ち消すため。あの『必然』とか『当然』と言った結果が前に来るようなおかしな物言いも、自分の意思を確固とするため・・・というよりは、弱い自分の精神面をフォローしているようにも思えますが。
とんでもなく強力な能力だけど、アウレオルスには実際不向きな力だったのかも・・・。
右手を切り落とされても平然と近づく当麻とその未知の能力に錯乱に近い不安を覚え、自身の最悪の末路を『想像してしまった』ことにより、アウレオルスは“自滅”という最期を遂げる・・・。(死んだわけではないけど)
・・・あとステイルが“爆ぜる”なんてあんなグロイ描写が出せるなら前回端折ったアレやソレはアウレオルスの人間性を保護するためなのかと深読みしてしまう・・・。っていうかショッキング映像どころじゃない(;´Д`) 何でその後のステイルが無事元通りになったのかは説明が無いし・・・。最近細かいところは気にするな!って感じがします・・・。
総じて言えばアウレオルスはインデックスを助けるために行動していたわけで、決して悪人の類では無かったはずなのですが(姫神秋沙も彼の優しさに気付いていた)、ああなった原因はインデックスを救う道を求めた末・・・というよりも当麻の存在とその『巫山戯た右手』によるインデックスの解放が彼にとっては本当に馬鹿馬鹿しい程に理不尽に思えたからなのかな?とも思えるんですよね。
最終的に記憶も何もかも失ったアウレオルスは『可哀そう』という言葉が後を引きます。
当麻、ステイル、アウレオルス。三者三様にインデックスを救おうとした結果は当麻が上手く成功したというだけで、その気持ちは変わらなかったはずなのに、ね・・・。
姫神秋沙はこの回以降どんどん影が薄くなるんですか・・・。能登さんの仕込みもあってまだ希望は捨てがたいですが、次回はいよいよ御坂妹や一方通行やらが出てきて一層影が薄くなる不安な感じは拭えまえん・・・が、今週以上を期待している私です^^;
次回 とある魔術の禁書目録 第10話 『お姉様(みさかみこと)』
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この記事へのコメント
アウレオルスが針を刺すのはニンジャが眠り薬を盛られたときに太ももを苦内で刺すようなもんなんでしょうが、逆にそれだけしないと精神集中できない弱さを表してるわけですか。
ステイルが元に戻ったのは想像が途切れちゃったからだと思ってます。
だから、変なイメージで殺す事はできるけれども、死体は綺麗なまま(ショック死)なんてこともあるんじゃないでしょうか。
イメージが現実になると聞かされると「魔法騎士レイアース」を思い出すロートルです(笑)
ステイルが元に戻ったのは想像が途切れちゃったからだと思ってます。
だから、変なイメージで殺す事はできるけれども、死体は綺麗なまま(ショック死)なんてこともあるんじゃないでしょうか。
イメージが現実になると聞かされると「魔法騎士レイアース」を思い出すロートルです(笑)
>ヴィーさん
そうですね~何だか強きになって悪いイメージを払拭するっていう意味合いが強いような気がします。当麻に負けた敗因も弱きになっちゃったことが原因ですし^^;
ステイルが元通りになったのはどうでしょうね~アルス=マグナの効果は想像が途切れたからといって結果も元通りになるというものではないようですし、(原作ではかなり人を殺してるけど生き返ってはいない模様)自分のアルス=マグナが効力を失ったとイメージ→ステイルも生き返った・・・というような捉え方もできます・・・強引ですが(笑)
レイアース見てましたよ~懐かしいですね^^ 車の社名などに関連した名前がやけに多かったような・・・どうでもいいこと覚えてますw
そうですね~何だか強きになって悪いイメージを払拭するっていう意味合いが強いような気がします。当麻に負けた敗因も弱きになっちゃったことが原因ですし^^;
ステイルが元通りになったのはどうでしょうね~アルス=マグナの効果は想像が途切れたからといって結果も元通りになるというものではないようですし、(原作ではかなり人を殺してるけど生き返ってはいない模様)自分のアルス=マグナが効力を失ったとイメージ→ステイルも生き返った・・・というような捉え方もできます・・・強引ですが(笑)
レイアース見てましたよ~懐かしいですね^^ 車の社名などに関連した名前がやけに多かったような・・・どうでもいいこと覚えてますw
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攻撃中はいいけど一度受身になったら負け確ですね。
とりあえず、今日は忙しいので画像なしの文章少なめ(簡易)感想をしたいかと思います。
ディープブラッド編もいよいよ大詰め。
秋沙を手に掛けたアウレオルスに、当麻の怒りは爆発します。
とある魔術の禁書目録 第9話「吸血殺し」の感想です。
とある魔術の禁書目録 第9話キャプ感想です。
当麻怖いよ当麻(汗
ア”ァーーーーーーーーーーーーーー!!!!!
グロ・・・・・・・。この前、原作読んでる時「アニメではこの描写、規制入るだろう...
URL :
コメントありがとうございます! - Juliesky@管理人 - 2008年12月06日 01:50:58
う~んどうでしょう^^;
上条さんのコトだからここまでしつこくはやらないのではないでしょうか(笑)