テイルズ オブ ジ アビス 第12話 『水の都』 感想
テイルズ オブ ジ アビス
第12話 『水の都』より感想です。

ガイの過去が明らかに。
セントビナー崩落の危機を知らせるため、マルクト帝国の首都、グランコクマへ向かうルークたち。

マルクトとキムラスカの戦争で厳戒態勢にある事を考慮して、海路から陸路へ。
テオルの森を(一気にw)通過して首都グランコクマへ到着。早いですね^^; 皇帝への謁見の許可が下りるまで、外壁の外で待つ一行。
自分がアクゼリュスを崩壊させた事で戦争が起きる事態に真剣に悩むルーク。相変わらずネガティブになってるけれど、周りの事を意識して自分に出来る何かを探す心構え、やっぱり着実に前進しつつあるなぁと実感。落ち込むだけじゃ始まらないと励ますガイやティアの存在も大きいのでしょう。

そんな中、急襲するラルゴ、シンクたち六神将。ザオ遺跡でシンクから受けた“カースロット”のせいで操られ、ルークに襲いかかるガイ・・・。
イオンの話では、カースロットは導師にしか使えないダアト式譜術のひとつで、普通の治癒術ではその効果を消し去ることはできないという。シンクがなぜダアト式譜術を使えるのかを考えると、自ずとその正体も見えてきますね。そしてガイがカースロットで操られた時に思い出した過去のビジョンは、なぜガイがファブレ侯爵家に仕えていたかを、辛い現実をもってルークに知らしめることになります・・・。

カースロットは決して意のままに相手を操れる術ではない。カースロットの本当の効果は、かけられた相手の過去の記憶を揺り起こし、理性を麻痺させる術・・・。つまりガイは元々ルークに対して強い殺意を抱いていたということになる。
落ち込むルークに話しかけるティア。
『・・・あなた馬鹿?自分がほんの少しの悪意も受けることのない人間だと思っているの?ガイだって人間だもの。きっとあなたに仕えていて、カッとなることもあったと思うわ』
それでも、ガイはルークを迎えに来てくれた。それだけは紛れもない真実だから・・・。
ストレートに慰めをかけられるよりはティアのこういう気の掛け方の方がルークには合ってると思います^^ ティア本人は自覚がなかったみたいですが(笑) ルークの方から慰めてくれてるんだと気付いて、お互い分かり合うことができたのも、ルーク自身が察する心があればこそ。
こういう主人公とヒロインの関係も良いものです。
カースロットの解呪が終わり意識が戻ったガイから明かさる過去。

ガイラルディア・ガラン・ガルディオス。それがガイの本名。
ガイは元々マルクトの人間で、ティアと同じくホドの出身。そして、ガルディオス伯爵家の長男という身の生まれだった。ホド戦争でルーク(アッシュ)の父親、ファブレ侯爵が攻め入り、家族や親戚、家に仕えていた者たちまで殺された事から、ガイは復讐の機会を待って、ファブレ侯爵家に仕えていた。
そんなガイが過去に囚われずに生きようと思ったのは、以前語られた記憶を失くしたルークが言った何気ない一言が原因だったんですね。『昔の事ばかり見ていても前には進めない』。
そして、ガイがルークに付いて行って『確認したいこと』。アッシュの傍ではなくルークを選んだガイに、ファブレ侯爵家に対してわだかまりが無くなったといえば、そうではない。原作で語られた『宝剣ガルディオス』を巡るエピソードも、このガイのセリフから実現しそうな気がします。
原作と言えばフリングス少将もしっかり登場。セシル将軍とのイベントが実現するのか気になる・・・とういか実現するんでしょうね。この流れで行けばw

そしてやっと登場のピオニー陛下。ゲームで登場した時より若々しい感じもするけど、気さくなイメージはそのまま。山崎たくみさんの声による演技も当然ゲームより増えていて、なおその個性が強く感じます。
キムラスカとマルクトの両者間の緊張状態は深刻。既にいつ戦争が起きてもおかしくない状態。
アクゼリュス崩壊による王女ナタリア、第三王位継承者であるルークの死亡をマルクトの仕業として、遺憾の意を表すると共に制裁を加えるした、事実上の宣戦布告がなされていた。
マルクト側ではセントビナーの崩壊の予兆である地盤沈下の原因がキムラスカによるものとしてのおそれから、アクゼリュスのような事態を恐れ、人民救出のための軍隊を派遣できない状態・・・。
そんな中、ルークは自らセントビナーの救出に赴く事を申し出る。
アクゼリュスを崩壊させてしまった自分だからこそ、同じ状況下にあるセントビナーの人々を助けたい。『自分に出来ることをする』、『助けられる人は全部助ける』。
ピオニー陛下に対して全力を尽くすことをはっきり告げるルークには、キムラスカでの預言(スコア)を受けて旅立つ時とは真逆の印象を受けますね。
ピオニー陛下の招致で部屋に招きいれられるルークたち・・・。

やっぱり出てきた『ブウサギ』!w
見た目はブタとウサギが混合したような姿で、ティアいわくとってもカワイイそうですがうーん(笑)
ピオニー陛下の趣味でジェイドやネフリー、サフィール(ディストの本名)と人の名前が付けられてますw やっぱりディストは鼻垂れなのね・・・。
ガルディオスとしての爵位を戻すというピオニーの申し出を丁重に断るガイ。アニスはもったいない言ってますけどw そう言えばアニス以外のメンバーって皆名家の出身なんですよね(ティアもマルクトの貴族)。ジェイドのように養子になった人もいますが・・・。
アニスが玉の輿に憧れる理由も語られるんでしょうか。それぞれ事情があるにせよ、これだけ裕福な出身のメンバーに囲まれていてある意味損な役回りとも言えるかも^^;
セントビナーの救出活動を開始するルーク。

マクガヴァン元帥も登場しましたが、レプリカネビリムのエピソードまでは手は付けられないのかな・・・。さすがにそこまでは尺が足りない気もするし、ちょっと本編から外れてしまいますしね・・・。
ジェイドの過去に更に触れるイベントなだけに、惜しい気もします。
救助の最中、ついに起こり始めるセントビナーの崩落。
沈下する街に残る人々を助ける手立てのないルークたちに、頭上の空を飛ぶ飛行艇の影が・・・。
次回 テイルズ オブ ジ アビス 第13話 『開戦』

アルビオールが出てきましたがノエルもしっかり登場する様子。キムラスカとマルクトの戦争も始まり、急展開の次回。・・・ところでディストとカイザーディストRXは出てくるんですよね?
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第12話 『水の都』より感想です。

ガイの過去が明らかに。
セントビナー崩落の危機を知らせるため、マルクト帝国の首都、グランコクマへ向かうルークたち。

マルクトとキムラスカの戦争で厳戒態勢にある事を考慮して、海路から陸路へ。
テオルの森を(一気にw)通過して首都グランコクマへ到着。早いですね^^; 皇帝への謁見の許可が下りるまで、外壁の外で待つ一行。
自分がアクゼリュスを崩壊させた事で戦争が起きる事態に真剣に悩むルーク。相変わらずネガティブになってるけれど、周りの事を意識して自分に出来る何かを探す心構え、やっぱり着実に前進しつつあるなぁと実感。落ち込むだけじゃ始まらないと励ますガイやティアの存在も大きいのでしょう。

そんな中、急襲するラルゴ、シンクたち六神将。ザオ遺跡でシンクから受けた“カースロット”のせいで操られ、ルークに襲いかかるガイ・・・。
イオンの話では、カースロットは導師にしか使えないダアト式譜術のひとつで、普通の治癒術ではその効果を消し去ることはできないという。シンクがなぜダアト式譜術を使えるのかを考えると、自ずとその正体も見えてきますね。そしてガイがカースロットで操られた時に思い出した過去のビジョンは、なぜガイがファブレ侯爵家に仕えていたかを、辛い現実をもってルークに知らしめることになります・・・。

カースロットは決して意のままに相手を操れる術ではない。カースロットの本当の効果は、かけられた相手の過去の記憶を揺り起こし、理性を麻痺させる術・・・。つまりガイは元々ルークに対して強い殺意を抱いていたということになる。
落ち込むルークに話しかけるティア。
『・・・あなた馬鹿?自分がほんの少しの悪意も受けることのない人間だと思っているの?ガイだって人間だもの。きっとあなたに仕えていて、カッとなることもあったと思うわ』
それでも、ガイはルークを迎えに来てくれた。それだけは紛れもない真実だから・・・。
ストレートに慰めをかけられるよりはティアのこういう気の掛け方の方がルークには合ってると思います^^ ティア本人は自覚がなかったみたいですが(笑) ルークの方から慰めてくれてるんだと気付いて、お互い分かり合うことができたのも、ルーク自身が察する心があればこそ。
こういう主人公とヒロインの関係も良いものです。
カースロットの解呪が終わり意識が戻ったガイから明かさる過去。

ガイラルディア・ガラン・ガルディオス。それがガイの本名。
ガイは元々マルクトの人間で、ティアと同じくホドの出身。そして、ガルディオス伯爵家の長男という身の生まれだった。ホド戦争でルーク(アッシュ)の父親、ファブレ侯爵が攻め入り、家族や親戚、家に仕えていた者たちまで殺された事から、ガイは復讐の機会を待って、ファブレ侯爵家に仕えていた。
そんなガイが過去に囚われずに生きようと思ったのは、以前語られた記憶を失くしたルークが言った何気ない一言が原因だったんですね。『昔の事ばかり見ていても前には進めない』。
そして、ガイがルークに付いて行って『確認したいこと』。アッシュの傍ではなくルークを選んだガイに、ファブレ侯爵家に対してわだかまりが無くなったといえば、そうではない。原作で語られた『宝剣ガルディオス』を巡るエピソードも、このガイのセリフから実現しそうな気がします。
原作と言えばフリングス少将もしっかり登場。セシル将軍とのイベントが実現するのか気になる・・・とういか実現するんでしょうね。この流れで行けばw

そしてやっと登場のピオニー陛下。ゲームで登場した時より若々しい感じもするけど、気さくなイメージはそのまま。山崎たくみさんの声による演技も当然ゲームより増えていて、なおその個性が強く感じます。
キムラスカとマルクトの両者間の緊張状態は深刻。既にいつ戦争が起きてもおかしくない状態。
アクゼリュス崩壊による王女ナタリア、第三王位継承者であるルークの死亡をマルクトの仕業として、遺憾の意を表すると共に制裁を加えるした、事実上の宣戦布告がなされていた。
マルクト側ではセントビナーの崩壊の予兆である地盤沈下の原因がキムラスカによるものとしてのおそれから、アクゼリュスのような事態を恐れ、人民救出のための軍隊を派遣できない状態・・・。
そんな中、ルークは自らセントビナーの救出に赴く事を申し出る。
アクゼリュスを崩壊させてしまった自分だからこそ、同じ状況下にあるセントビナーの人々を助けたい。『自分に出来ることをする』、『助けられる人は全部助ける』。
ピオニー陛下に対して全力を尽くすことをはっきり告げるルークには、キムラスカでの預言(スコア)を受けて旅立つ時とは真逆の印象を受けますね。
ピオニー陛下の招致で部屋に招きいれられるルークたち・・・。

やっぱり出てきた『ブウサギ』!w
見た目はブタとウサギが混合したような姿で、ティアいわくとってもカワイイそうですがうーん(笑)
ピオニー陛下の趣味でジェイドやネフリー、サフィール(ディストの本名)と人の名前が付けられてますw やっぱりディストは鼻垂れなのね・・・。
ガルディオスとしての爵位を戻すというピオニーの申し出を丁重に断るガイ。アニスはもったいない言ってますけどw そう言えばアニス以外のメンバーって皆名家の出身なんですよね(ティアもマルクトの貴族)。ジェイドのように養子になった人もいますが・・・。
アニスが玉の輿に憧れる理由も語られるんでしょうか。それぞれ事情があるにせよ、これだけ裕福な出身のメンバーに囲まれていてある意味損な役回りとも言えるかも^^;
セントビナーの救出活動を開始するルーク。

マクガヴァン元帥も登場しましたが、レプリカネビリムのエピソードまでは手は付けられないのかな・・・。さすがにそこまでは尺が足りない気もするし、ちょっと本編から外れてしまいますしね・・・。
ジェイドの過去に更に触れるイベントなだけに、惜しい気もします。
救助の最中、ついに起こり始めるセントビナーの崩落。
沈下する街に残る人々を助ける手立てのないルークたちに、頭上の空を飛ぶ飛行艇の影が・・・。
次回 テイルズ オブ ジ アビス 第13話 『開戦』

アルビオールが出てきましたがノエルもしっかり登場する様子。キムラスカとマルクトの戦争も始まり、急展開の次回。・・・ところでディストとカイザーディストRXは出てくるんですよね?
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この記事へのコメント
アビス見始めましたww
見始めたら止まりませんでした\(^o^)/
いっつもイイトコで終わるのは何なんだ( ´_ゝ`)つづきが…
ナタリア様~~(蹴
見始めたら止まりませんでした\(^o^)/
いっつもイイトコで終わるのは何なんだ( ´_ゝ`)つづきが…
ナタリア様~~(蹴
シンクは導師ということですか。
この世界には導師が何人いるのかで正体がわかってくるかも。
ルークの過去の言葉は自分を保とうとする言い訳の言葉であって、決してカッコいいもんではないと思いますが言葉の受け取り方は人それぞれですもんね。
ルークももう少し思慮が深くなると名君になる素質があると思いますが、いかんせん教育を受けてないのが痛いです。
その辺は後日談として同人誌の領域かな?
非常に楽しみだし絵は綺麗だし、来年一月中旬予定の地デジ導入が楽しみになるアニメであります。
この世界には導師が何人いるのかで正体がわかってくるかも。
ルークの過去の言葉は自分を保とうとする言い訳の言葉であって、決してカッコいいもんではないと思いますが言葉の受け取り方は人それぞれですもんね。
ルークももう少し思慮が深くなると名君になる素質があると思いますが、いかんせん教育を受けてないのが痛いです。
その辺は後日談として同人誌の領域かな?
非常に楽しみだし絵は綺麗だし、来年一月中旬予定の地デジ導入が楽しみになるアニメであります。
>竹嶋泰華さん
お伝え頂きありがとうございます。ページが重くなって開かなかったということでしょうか・・・。何度もご足労いただいて申し訳ありません・・・。
また何かありましたらお知らせ頂ければ幸いです。
>そぺさん
ナタリア様派ですね。分かります(笑)ゲームの進行とは違って自分でシナリオ進行制御できませんからね~(´∀`*) 次回も楽しみですね♪
>ヴィーさん
ルークのようなレプリカの存在と、これから明かされる六神将たちがなぜ導師が必要としているのかを見ていると、真実が見えてくるかもしれません。
>ルークの過去の言葉は自分を保とうとする言い訳の言葉
弱音ばかりを言っているのは贖いきれない重圧への逃避であると、確かにそのようにも受け止められますね。ただ、ルークが自分が犯した過ちを認めて行動しようとしている事もまた事実。性格の急激な変化もそれを認識しているからこそかもしれません。
原作のゲームをプレイしていると、伝わりにくかったシーンがアニメで表情や感情がこもって伝わるので嬉しいです♪ ほとんど原作に沿ったシナリオですし・・・。次回以降も楽しみにしたいと思います^^
お伝え頂きありがとうございます。ページが重くなって開かなかったということでしょうか・・・。何度もご足労いただいて申し訳ありません・・・。
また何かありましたらお知らせ頂ければ幸いです。
>そぺさん
ナタリア様派ですね。分かります(笑)ゲームの進行とは違って自分でシナリオ進行制御できませんからね~(´∀`*) 次回も楽しみですね♪
>ヴィーさん
ルークのようなレプリカの存在と、これから明かされる六神将たちがなぜ導師が必要としているのかを見ていると、真実が見えてくるかもしれません。
>ルークの過去の言葉は自分を保とうとする言い訳の言葉
弱音ばかりを言っているのは贖いきれない重圧への逃避であると、確かにそのようにも受け止められますね。ただ、ルークが自分が犯した過ちを認めて行動しようとしている事もまた事実。性格の急激な変化もそれを認識しているからこそかもしれません。
原作のゲームをプレイしていると、伝わりにくかったシーンがアニメで表情や感情がこもって伝わるので嬉しいです♪ ほとんど原作に沿ったシナリオですし・・・。次回以降も楽しみにしたいと思います^^
>ルークの過去の言葉は自分を保とうとする言い訳の言葉
これはあくまで昔の話ですから。
ルークにどのような意図があれ、ガイはそこから自分を救う意味を見出したのが面白いなと。
そのときのことを思い出すと、今のルークは穴掘って埋まりたい気持ちになってるのではないかなと妄想します(笑)
これはあくまで昔の話ですから。
ルークにどのような意図があれ、ガイはそこから自分を救う意味を見出したのが面白いなと。
そのときのことを思い出すと、今のルークは穴掘って埋まりたい気持ちになってるのではないかなと妄想します(笑)
>ヴィーさん
何気ない言葉に影響を受けたりする事って結構ありますよね。ガイが真理を得たという言葉もルークにしてみれば大した意味は無かったものですし。今後はルークが自分の意思と言葉で人を助けられるようになる事を期待しています^^
何気ない言葉に影響を受けたりする事って結構ありますよね。ガイが真理を得たという言葉もルークにしてみれば大した意味は無かったものですし。今後はルークが自分の意思と言葉で人を助けられるようになる事を期待しています^^
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ピオニー陛下への謁見までには、それはそれは長い道のりが原作ではあったんですよ・・・?な12話
12話「水の都」 ガイとティアがいい奴過ぎて困るというか…ルークは恵まれ過ぎ(笑
URL :
- 竹嶋泰華 - 2008年12月14日 18:36:25